2010年03月21日(日) .... ネットで民放ラジオが聞ける…ハズなんだけど…(^^;。
● 先日、あちこちのニュースでも流れていたのですが、民放ラジオをネット上でリアルタイム配信する「radiko.jp IPサイマルラジオ」というのが始まりました。URLは、http://radiko.jp/ で、会員登録などは必要なく、無料でネットに繋がっているPCならば聞くことができます。
● 現在はまだ実用化試験配信ってことですが、関東と関西の色々なラジオ局が参加しています。関東では、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVEが参加しており、関西では、朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKAが参加しているとのこと。
● これで、関東では流れないことが多い阪神タイガースの野球中継も聞けるし、相場関連だとラジオNIKKEIが聞けるので、なんか凄く便利そう…と考えたのですが…。ところが、何か妙にワケの分からん規制というか制限が掛かっているようで、全国で一律に聞けるってワケではないようです。
● なんでも、関東の放送局が聞けるのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県だけで、関西の放送局が聞けるのは、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県だけとのこと。そして、「その他の地域は聴くことができません」ですって。「そんなん、意味無いやん!」というのが正直な感想。ホンマ…。
● そもそも、地元の放送局は地元で普通にラジオで聞けるんだし、なんでわざわざネットに繋いで聞く必要があるのかってこと。さらに、ラジオNIKKEIなんて短波放送やから、元々、全国区のハズ。なんで関東だけやねん?ってことになってしまいます。地域拡大についてQ&Aを覗いてみると、「試験配信中は東京、大阪以外のサービスの予定はありませんが、今後、他地域への拡大については検討していく予定です」とのこと。
● まぁ、色々な放送関係の権利などが絡んでいるための制限とは想像しますが、ユーザーの側に立った設計でないと、受け入れられないってのが分からないんですかね?せっかくコストを掛けて始めるんだから、PC上でラジオが聞けるという便利さだけではなく、地元局ではない放送局(つまり普通のラジオでは聞けない局)が聞ける、というメリットを提示しないと、なかなか成功しないように感じてしまいました。何かピンボケなんですよね、やってることが…。
都会にある我が家のマンションは、ラジオがまともに入りません。
radiko.jpでようやくまともなラジオが聴けるようになりました。
都会の電波暗礁区域はけっこう多いので、私のような人にとってはかなりうれしいサービスですね。
最近はTVもつまらないですし。

だからサイマル放送を始めるための「口実」なんですよ。
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