2010年03月06日(土) .... 前週末時点の25日騰落レシオは95.05%。割安でも割高でもない状態に。
● 先週末の相場は、先物主導で大幅高。その前日あたりに売り込んだ向きのショートカバー感がプンプンしていたものの、理由は何でアレ、かなり強い印象をもたらす引け味だったのは事実。そこで、一歩下がって眺めるテクニカル指標として私がかなり信頼している騰落レシオを見て現状把握。
● 前週末時点での25日騰落レシオは95.05%。直近では、2月19日に70.35%まで下落していたので、約半月で売られ過ぎ感のある水準から中立水準まで戻したことになります。
● その前のサイクルを見ると、1月6日に127.64%まで上昇したところから、2月19日の70.35%まで下落。約1ヵ月半ってところでした。もちろん、このリズムが繰り返されるかどうかは全く不明なんですが、一応、その辺のリズム感を持って相場が推移すると考えれば、4月初旬あたりに掛けての堅調相場というシナリオを描くことも可能になってきます。もっとも、リズム感だけで相場を張るワケには行かないでしょうから、この辺のリズムを頭に入れたうえで、他の要素を考えて投資判断をするってことになるんでしょうけどネ。
● 相場全体感とすると、どうしても方向感が掴みにくい展開が続いています。金曜日の相場でも、指数はそれなりに大きく上昇したものの、売買代金ベースで見れば、盛り上がったとは言い難い状況。CTAなどによる先物大量売買が市場全体を揺り動かす状況が続いているんでしょうが、これは文句を言っても仕方がないこと。「それも相場」です。
● 騰落レシオの状況から"だけ"で考えると、多少の上値はありそうな雰囲気ながら、大したことは望みにくいといった印象。敢えて言えば、『谷浅ければ、山低し』って感じですかね…(^^;。いずれにしろ、無理をする局面ではなさそうです。
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