2010年01月28日(木) .... ようやく反発、25日騰落レシオは本日大引時点で97.91%。
● 今日はさすがに相場も反発。もっとも、上に伸びなかった印象が強かったのですが、これは仕方ないところでしょうか。そもそも、それほどまでに活気のある相場を期待する方が、現時点では間違っている、って考えることにしています…(^^;。
● ってことで、今日の上昇を受けて、騰落レシオがどうなっているかをを再確認しておきましょう。グラフが25日騰落レシオとTOPIXの推移を描いたものです。今日大引け時点での25日騰落レシオは97.91%。正直、「うぅ~~ん、ちょっと足らんかな?」って感じは避けられませんネ(^^;。相場としては下落が続いていたこともあって、ある程度の調整があったのは分かるのですが、少なくとも騰落レシオから見ると、本格的調整というにはかなり遠いことが分かります。ちなみに、足元で25日騰落レシオが一番下落したのは、昨日時点の94.58%でした。まぁ、中期的上昇相場に変化がないとすると、一息の局面で買うというのは正しいんでしょうけど…。
● 今後の推移を考えると、この先、5日間連続でチャラ相場(値上がり銘柄数750/値下がり銘柄数750)が続いたとしても、5日後の25日騰落レシオは93.97%。つまり、現状とほとんど変化はありません。上がりも下がりもしない、ってことです。もう少し騰落レシオが下落する展開を考えると、同様に5日間連続で「上昇500銘柄/下落1000銘柄」の相場展開が続いたとして、5日後の25日騰落レシオは82.46%。1月18日は「上昇496銘柄/下落1060銘柄」で日経平均は-127.02円だったのですが、イメージとしたら、これが5日間継続したとしてもこの程度、ってこと。
● もう少し悲惨な「上昇250銘柄/下落1250銘柄」相場展開が5日連続したとして、5日後の25日騰落レシオは72.25%。直近では1月22日に「上昇229銘柄/下落1357銘柄」で日経平均は-277.86円だったので、あれを思い出すと分かるのですが、これが5日間も続くとなるとかなり悲惨でしょうね(^^;。でも、それぐらいにならないと、少なくとも騰落レシオという観点からは、割安感を感じるような状態にはならない、ってことです。
● 計算上、落ちていく25日前の数字が12月の上昇相場局面だったので、この先しばらくは、相場上昇が続いても騰落レシオが極端に跳ね上がることもないんで、相場の過熱感という観点からは、しばらくは心配する必要もなさそうです。決算発表も本格化しているし、相場は色々な外部要因に振られながら、テクニカル的には今ひとつ方向感が定まらない状態が続くことを示唆しているようにも思えます。「何をやりたいのか」と「何をやりたくないのか」って点において、自分の考え方をきちんと持っておかないと…(^^;。
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