このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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NT Ratio ● ここ数週間のあまりにも情けない相場展開にうんざりしている方々も多いと推察します(^^;。円高がどうのこうの、政治がどうのこうのと、色々な方向から"分析"と呼ばれる後付けの理屈付けはされるものの、「じゃあ、何がどうなったらえぇねん?」が全く見えてきません。これが相場の雰囲気を一番重たくさせている印象です。まぁ、理屈付けも必要なことでしょうけど、それだけでは先が見えないし、食っても行けません(^^;。ということで、連休ですし、今日は単純だけど基本的で、だから重要なテクニカル指標の確認。

● 右側はNT倍率の推移。週末前に銀行株がチョコッと買い戻しで上昇したり、ファーストリテイリング(9983)が押したりしたのはあったものの、NT倍率のトレンドには大きな変化は見られません。10月に9983/9984コンビ(ファーリテとソフトバンク)が、かなり日経平均を引っ張り、一方で銀行株などが両足に重りをつけたような格好になってTOPIXを押さえてしまったことで、NT倍率はヒョンと上昇したのです。しかし、グラフで見る限りは、直近の色々な調整で逆に中長期的なトレンドラインから上方乖離してしまった分が落ち着いた印象もあり、全体として、NT倍率のかなり力強い上昇トレンドには変化がありません。NT倍率のトレンド転換が、「いつ」と「何がきっかけで」発生するかが大きなカギになる状態には変化がありません。

騰落レシオ こちらは25日騰落レシオ(東証1部)とTOPIXの値動きをグラフにしたものです。上記グラフとX軸を揃えてないので(^^;、ちょっと見難いかもしれませんが、騰落レシオの絶対的なレベル感としては、「そろそろ、えぇところ」まで来ています。

● ただ、騰落レシオのクセとして、相場がズルズルと下落したり、継続的に上昇したりすると、底・天井の「ポイント」が見付けにくくなることが良くあるんです。今年1月~3月の下落局面でもそうでした。騰落レシオは、数字的には、1月後半、遅くても2月上旬までには「えぇところ」まで下落していたんです。でも相場は、その後もズルズルと下落し続けて、結局、反発に入ったのは3月SQ近辺で底打ちしてから。もし1月後半とか2月上旬に、「えぇところ」だけで買いに行っていたら、約1ヶ月は悶々とした日々を過ごしたことになるんです。もちろん、最終的には儲けることが出来たかもしれないんですが、こういった時は、往々にして、良くてチャラ切り。その後、GWに掛けて大きく上昇した相場の流れに乗れなかったであろうことは、容易に想像できてしまいます。

● "Having Said...."「そろそろ、えぇところ」の水準に来ている点を意識しながらも、タイミングを間違えれば儲からない厄介な位置に居ることを、テクニカル面からは、きちんと認識しておく必要があると考えています。ダッシュ出来るような準備も必要でしょうけど、人より一歩先に出ることが、必ずしも良いとは限らないかもしれないので、その辺が難しいですね…(^^;。

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