このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 835.44 (-15.05, -1.77%)    日経平均 : 8328.41 (-194.17, -2.28%)    円ドル : 96.65  

● 寄付き段階から軟調なのは多くが予想していたでしょうし、その通りの展開。ザラ場は上下動があったものの、方向感は乏しく商いも低調。物色は内需ディフェンシブ系が中心で、「参加したくない」という雰囲気が濃厚な1日。色々な懸念材料は山積みの一方、下値ではそれなりに買いが入ってくる状況で、どちらにも動きづらい地合いで、結局は、上も下も行ききらない状態のまま大引け。東証1部の売買代金は前日比1326億円減の1兆4922億円にとどまり、これは9月1日に1兆4243億円を記録して以来、約2ヵ月半ぶりの低水準でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 出来高や外国人のフローが少なくなっている点は、ある意味では、暴力的に値段関係なしに叩き売る向きが一巡してきた印象につながります。ただ、これで全てが終わったとは、誰も考えていないでしょうし、その不透明感が根強いこともあって、積極的な買い手が現れてきません。当面は、経済情勢にしても企業業績にしても、かなりネガティブなニュースフローが続くのは簡単に想像できるし、あちこちで「人員削減」の嵐が吹いている昨今、気持ちとしてもそれどころではない、というのが正直なところだと思います。まだ時間が必要なのは間違いなさそうですけど、その一方で、チャンスを狙う気持ちは失いたくないところですけどね。

● 記録。東証1部出来高は前日比7519万株減の19億5094万株で、売買代金で見るほど低迷ではなかったものの、やっぱり薄商い。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比162.84円安の8359.74円(9時20分確定)。東証1部値上がりは745銘柄、値下がりは846銘柄で、指数ほどは酷くなかった印象。これは中小型株がまぁまぁだったことが影響しています。日経平均の日中値幅は138.17円(前場138.17円、後場100.00円)と久しぶりの小動き。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、これで9日連続の売り越し(2170万株売り/1480万株買い)でした。もっとも、フローはかなり少なかった印象だったのですが…。

● さて、既にあちこちで指摘されているように、テクニカル的に、TOPIXも日経平均も「逆三尊」を強く意識する展開が数日続いています。その注目レベルが、TOPIXで835pt近辺、日経平均で8200円弱。ここを割り込んでしまうと、10月27日水準(TOPIXで740pt、日経平均で7200円弱あたり)がモロに見えてくることになります。ただ、はっきりとネックラインを割れてくるまでは、その手前で買戻しや押し目買いが入るのは当然のことで、今日もザラ場ではその印象がかなり強い1日でした。上値としては、20日移動平均線や25日移動平均線を意識する声も多く、買戻し以上に上値を買う動きもありませんでした。

● 日経平均の日足を付けておきます(出典:ケンミレ株式情報)。

● 外部環境として、ファンダメンタルズ面の要素に不透明感が強いだけに、中長期の参加者が増加し辛い状況です。さらに、ヘッジファンドなどの外国人投資家の参加が減少してしまっていることで、市場参加者の視点も偏りがちになってしまい、「迷える子羊」軍団が特に理由もなく右往左往しているというか…(^^;。そんな中で足元の市場参加者を平均すると、どうしても目先指向が多くなるし、テクニカル指向が強くなってしまいます。そのため、余計にテクニカルを意識する見方が結果的に「効く」状態(^^;。まぁ、もう少し何か外部環境なりに方向性が出るまでは、こんな感じが続くのかも知れません。

● 一方、S&P500やNYダウの日足は、ちょっとテクニカル的にヤバイ雰囲気が隠し切れなくなってきた印象(-_-;)。S&P500では10月末の安値で845ptあたりが下値だったものの、おとついは「ヒゲ」でその水準を一瞬割り込んでいます。最後にドカンと上昇したので終値ベースでは維持しているものの、昨晩の下落でかなり際どい水準まで下げています。NYダウも8175ドルあたりが安値水準だったものの、おとつい同様に「ヒゲ」で瞬間風速割り込み、終値ではセーフ。ところが、昨日の下落でギリギリの水準まで来ています。ここをはっきりと割り込んでしまうと、もう日足ベースではメドがありません(^^;。ITバブル崩壊後の安値で、S&P500で800pt弱、NYダウでは7500ドルの水準を何度かアタックして跳ね返しているので、この辺がメド。ここを割れると…です。

● 同様にS&P500株価指数の日足を付けておきます(出典:ケンミレ株式情報)。ちょっとチャートが見難いかもしれませんが、そんな時は、お手元の色々なチャートソフトでご参照下さい。

● そうそう、AC/DCとかThe Whoの話、意外感があるほど反応を頂きました(^^;。自分だけじゃあないと嬉しくなっちゃいました(^o^)。

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