このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 910.70 (+43.58, +5.03%)    日経平均 : 9114.60 (+537.62, +6.27%)    円ドル : 98.90  

● CME日経平均先物は前週末比630円高の9080円。一見するとかなり派手に見えるものの、要するに金曜日最後の15分間ほどでズッこけた分を戻したのにプラスアルファ150円ほどってこと(^^;。後場中盤までは、先週木曜日終値(TOPIX = 899.37pt、日経平均 = 9029.76円)や金曜日のザラ場高値(TOPIX = 904.85pt、日経平均 = 9012.31円)近辺まで来ると止まってしまう、という流れが継続。午後2時前に先物主導でグィンと買いが入ってようやくこの水準を上抜け。そこからドンドン上にって感じではなかったものの、それなりに大幅高で終了。ただ、新たな方向性が見えるほどの勢いは感じられないままの1日でした。ある程度結果は見えているというものの、米大統領選挙というビッグイベントを控えて、米国株がどう反応するかを待ちたい、というムードも多分にあったし…。

● 3連休中に特にこれといった悪材料が無かったことで、相場全体の心理も、多少は明るい方向に向かいつつある印象。特にパナソニック(6752)が三洋電機(6764)を買収する方向と報じられ、三洋電機のストップ高はともかく、パナソニックも大幅高と「歓迎ムード」があったことも、相場全体を押し上げる要因になったイメージ。9月、10月に歴史的な出来事がドカン、ドカンと発生して、株価は「極端」を強烈に織り込む格好になっただけに、その「極端」が少し薄れるだけでも、自然に株価が戻ったというのが今日の相場。ただ、東証1部出来高は前週末比5億2393万株も減少して22億5843万株にとどまり、売買代金も同3921億円減の1兆9031億円だった点から分かるように、売り物薄のなかを値が跳ねた感も否定できず。まぁ、それでも値段関係なしに下値を叩いてくる向きが減っただけでも、「ピーク過ぎたんとちゃうか?」感に繋がるし、それなりにホッと一息って感じにはなったと思います。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 残りの記録。東証1部値上がりは1365銘柄、値下がりは278銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比409.53円高の8986.51円(15時00分確定、三洋電機とソフトバンクがS高)。初っ端からかなり飛ばして行ったものの、後場中盤まではSQ水準でのもみあいに終始し、上にも下にも抜けない状況でした。日経平均の日中値幅は442.52円(前場308.86円、後場199.91円)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り越し(3900万株売り/2890万株買い)でした。

● 今日から11月。そういえば、与謝野馨経済財政担当相が 『リーマン破綻の影響、与謝野氏「ハチが刺した程度」』 と発言したのは9月17日のこと。そこから約1ヵ月半が経過し、「ハチが刺した程度」どころか、相場は複雑骨折の大怪我を負ってしまいました。今月中旬は年末から逆算して45日になるし、今月末は同30日。ヘッジファンドから出た暴力的で土石流的な解約売りは峠を越えたとは考えているものの、あれだけ大きな地震が発生しただけに、余震はあって当然。ただ、余震は本震を上回ることは無い、というのが自然界の経験則で、それが相場にも適用できることを願っています(^^;。

● 現状では、大地震による被害の後片付けをしながら、次の展開を目指すことになるでしょうが、傷が癒えるにはどうしても時間が必要。でも、これは次のステップへの準備段階でもあるのです。今日、Bloombergで話をした某HFのFM氏も、「年内は次の展開を考えることに時間を使う」と言っていましたが、彼のような生き残り派はマシなほう。でも、HFを運用している連中はそんなにヤワではないので、また儲けてやろうとの戦う心さえ失わなければ、チャンスはあると考えています。当面は、景気が悪いだの、企業業績が悪いだのと、ニュースフローはかなりネガティブになりそうですが、「不景気の株高」がどこで来るのか、ある意味で楽しみ。まぁ、そう考えていないとやってられませんしネ(^^;。

● 業務連絡。株券電子化に伴って、今年年末に売買停止になる銘柄が出てくるのですが、段々とその時期が迫ってきて、具体的な銘柄名も出始めています。今日の東証所報にもいくつか追加掲載されており、FM諸氏としても、一応、頭に入れておいた方が良いかなと…。ちょっとややこしいのは、全銘柄が売買停止になるのではなく、「株券電子化に伴う端株整理のための株式分割及び単元株制度採用に伴う期間売買停止」というのが、長い売買停止を要する銘柄となります。具体的には、12月24日(木)を権利付最終売買日として、翌12月25日(木)から売買停止。来年1月5日(月)の大発会に売買再開となるので、カレンダーで1週間半ほど売買停止になります。

● ここまでのところ、大きな銘柄では、日本製紙(3893)、電通(4324)、りそなHD(8308)、三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)、JR東日本(9020)、NTT(9432)などがそれに該当しています。詳細は東証HPの 「株券電子化関連情報」 をどうぞ。しかし、外国人投資家に周知するのが厄介になりそうです(^^;。まぁ、クリスマスから新年に掛けての時期なので、あまり居ないってのはあるかも知らんけど…。

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