このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 867.12 (-32.25, -3.59%)    日経平均 : 8576.98 (-452.78, -5.01%)    円ドル : 97.95  

● 昨日までの3日連続急上昇の反動もあって、朝から軟調なスタート。ただ、ドカンと売り込むような感じではなく、連休控えて、米大統領選を控えて、日銀アナウンスメントを控えて、ひとまず利食いできるものは外しておこう、という空気がいっぱい。12時30分にみずほFG(8411)から業績下方修正が発表されたものの、それを「好感」して(^^;、相場はグイッと戻し。ただ、それも板薄のなせるワザって感じで、プラス圏をバンバンと買いに行くほどでもなく、何となく模様眺め気分が強まるなかで、午後2時前後の日銀待ちの状態に。

● 13時58分に情報端末上に流れたヘッドラインは、「日銀、政策金利を0.30%に引き下げ」、「4賛成、4反対で議長決定」のヘッドライン。ヘッドラインが流れた2分後ぐらいから、為替が急速に円高方向に進み(反応がなぜか鈍かった)、これで株式市場は、スコーンと下落。ただ、為替がすぐに元の水準近くまで戻したことで、株式市場も比較的すぐに株式市場は落ち着きを取り戻してチャンチャン。もともと「利下げ」は実体経済への効果云々ではなく、アナウンスメント効果期待だったものの、それが今一つの効果だったのは否めない状況。業績発表シーズンが終わって下方修正が出尽くしてしまえば状況は変わるのでしょうが、今の株式市場にとって、一番恐いのは円高。日銀利下げが、その歯止め効果としては中途半端だったことで、まぁ、何とも煮え切らないイベントになってしまいました。

● その後は基本的に週末ムード。ここ数日は最後の1時間にズンズン上昇するのが恒例になっていたのですが、今日は完璧に逆に出てしまった格好。最後の10分間ほどは、現物市場での換金売りや、このところ続いていた「公的資金"の買い」に期待して買っていた向きの投げ売りに加え、先物にはヘッジ売りがかなり出たようで、断続的な裁定解消売りを引っ掛けてスコーン。心配材料が山積みのうえ、月末・月初に荒れる状態が続いているだけに、この辺の不安定感は止むを得なかった感じでした。ただ、安値引けするほど売られるとは考えていませんでしたが…。大引け直前にズッこけるのは、ある意味でNY市場に似てきた印象ですが、もちろん、あまり好ましい状態ではないです(-_-;)。

● 今日は日経平均先物(12月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。出来高が一緒に掲載されているので、午後2時のところや、大引け間際に商いが膨らんでいる様子がご覧頂けると思います。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億5351万株減の27億8236万株、ただ売買代金はほぼ前日と同水準で、逆に同117億円増の2兆2952億円でした。東証1部値上がりは750銘柄、値下がりは892銘柄で、時間的な都合もあって最後は大型株中心に売られたことが見て取れます。新興市場はプラスでしたしね。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比217.05円安の8812.71円(15時00分確定)。ニコン(7731)とソフトバンク(9984)が最後まで寄付かなかったものの、多くは9時半までに寄付いていました。日経平均の日中値幅は435.33円(前場285.92円、後場435.33円)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、2日連続の買い越し(4280万株売り/4340万株買い)でした。

● これで10月が終わったのですが、色々な意味で歴史的な1ヶ月でした。TOPIXは9月末 1087.41pt→10月末 867.12ptで -20.26%。日経平均は9月末 11259.86円→10月末 8576.98円で -23.83%。日経平均採用銘柄で、この期間中に上昇したのは、たったの6銘柄。上昇率順に上から行くと、東京電力、関西電力、信越化学、JAL、中部電力、積水ハウス。ちなみに下落率上位3銘柄はパイオニア、日立建機、太陽誘電で、いずれも半値以下になっています(T_T)。ユニバースをTOPIX500銘柄まで広げると、カブドットコム証券(8703)が栄光の値上がり率トップ(+27.31%)。下落率最悪はエルピーダ(6665)で-73.63%でした。はぁ~(^^;。なお、いずれもBloomberg ProfessionalのMRRを使って計算しています。

● 一歩下がって眺めてみると、サブプライム爆弾が爆発したのが昨年8月と考えると、これでようやく1年とちょっとが経過。「小回り三月、大回り三年」という相場格言を考えると、まだ半分以上残っていることになります(^^;。さらに足元の相場でズッコケが始まったのを、リーマン・ブラザーズ破綻と考えると、それも半分程度の経過率。相場格言が万能だって言うのではないにしても、これだけ相場が大きく動いてしまえば、人の心理が変わるのには時間が必要なのは真実です。この時間の枠のなかで、現在、何をどうすべきかを静かに考える時だとは分かっているものの、ただ、その答えはなかなか出てきません(^^;。

● 何はともあれ3連休。某市場筋氏によると、3連休明けは「荒れる」との経験則があるそうですが、まぁ、「心配してもしゃあない」ってことで、秋を楽しむことにしましょう(^o^)。そろそろ関東近辺も紅葉が迫ってきたのかな?良い週末・連休を!

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