このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 956.30 (+115.44, +13.73%)    日経平均 : 9447.57 (+1171.14, +14.15%)    円ドル : 102.45  

● 月曜日の米国株式市場が爆騰。NYダウは+11.08%(+936.42ドル)、S&P500は+11.58%(+104.13pt)。CME日経平均先物も9000円ちょうどで、ほぼ大証比1000円高。昨晩の米国株式市場も凄かったし、その後、東京がオープンする前にWSJ紙が「米銀上位9行に公的資金注入の方針」と報じるなど、ある意味では、マーケットが暴落して「催促」していた政策が出てきたことで、市場もそれを素直に好感。ただ、実務的に効いたのは「銀行間取引保証」でしょうか。これで、資金繰り関連のかなりの不安感を解消する効果があったと考えています。もっとも、日本市場が好感したというよりも、米国市場が反応したのに反応した、と言う方がより適切かもしれませんけど…(^^;。

● 時間順に行きましょう。初っ端から、TOPIX先物/日経平均先物は上昇局面でのサーキットブレーカー発動。もっとも、先日の暴落局面でのサーキットブレーカー発動と同じで、現物がほとんど寄付かないことで、先物だけが走るにも限界があり、サーキットブレーカーで時間稼ぎして現物が追い付いてくるのを待つ状態でした。9時半でも寄付いていない銘柄があまりにも多く、表示されている指数値は額面通り受け取れない状況。5分毎に現物の気配が上がるたびに指数が階段状に上昇する状態でした。午前10時の段階で、日経平均採用225銘柄のうち、まだ29銘柄が寄付いていませんでした。もっとも、ストップ高買い気配になってしまえば、指数値の計算はそれなりにできたのですが…。

● ただ、TOPIXにして100pt高程度、日経平均にして1000円高程度を超えてくると、さすがに上昇の勢いは大人しくなった感があったものの、最後まで上昇基調で、結局、TOPIXも日経平均も歴代最高の上昇率を記録して終了。今日も歴史的な1日だったので、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 最近、本当に「歴代」とか「史上」とかを良く使います(^^;。日経平均の歴代上昇記録は日経平均プロフィル内のこちらからどうぞ。東証の記録はHPには掲載されていないようなので、東証に直接電話して聞いてみました。TOPIXのこれまでの上昇率記録は日経平均と同じ1990年10月2日で、このときTOPIXは+9.54%だったとのこと。もっとも、上昇記録の多くは「暴落後」ってのが定石なので、それなりの注意は必要ですけど…(^^;。何はともあれ、今日の終値水準は先週前半のあたりまで戻ったことになります。TOPIXは10月9日がプラスだったものの、日経平均は7日続落だったので、これで8日ぶりの反発ってことになります。

● 感心しているだけではなくて考えてみると、何だかんだ言っても、結局のところ、今晩の米国株市場に依存している状態に変化はありません。なんせ、売買の6割を外国人投資家が握っており、日本だけが独立して動ける状態にはないからです。換金売りの嵐が終わったのかどうかも、実際のところは良く分かりません。外資系証券寄付前売買動向などを見るとその予感はあるにしても、確信を持てるだけの根拠はありません。もっとも、往々にして確信なんてのは無いままで見切り発車するのが株式市場の得意パターンだし、"結論"が出るまで待てるのは、実際のポジションを持っていない評論家ぐらいのもの。ストップ高が多くて商いできなかった(東証1部のストップ高は770銘柄もあったらしい)という特殊事情はあるにしても、今日の出来高や売買代金が今一つ伸びなかったことは、今日の急騰はともかくとして、明日以降は別の話ってのを感じさせる状態でした(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前週末比8億9141万株減少の23億8300万株、売買代金は同7144億円減の1兆9210億円。金曜日がミニSQだったことを割り引いても、先週はざっくり25億株/2兆5000億円程度はあったので、今日は少なめでした。東証1部値上がりは1678銘柄、値下がりは25銘柄と、こちらも歴史的な数字。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比1076.06円高の9352.49円(15時00分確定)と、寄付きからぶっ飛ばしたことが分かる一方、そこからの上値は100円程度しかなかったことも分かります。日経平均の日中値幅は1047.68円(前場1007.51円、後場123.79円)だったのですが、これはかなりミスリーディング。SQ値を基準にした方が印象に合致します。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な買い越し(2570万株売り/5700万株買い)でした。市場筋によると、差引で3130万株の買い越しは、2007年9月27日以来(この日も3130万株買い越し)とのこと。

● 雑談。「こんな時に"新聞休刊日"とは、何を考えとんねん!」なんて考えていたら、今朝、日経の「特別号外」が新聞受けに入っていました(^^;。4ページのペラペラでしたが、広告が無かった分だけ、それなりに活字の"量"はあった感じ。さすがに、この時期にノホホンと休むのは、さすがに日経も「マズイ」と考えたんでしょう(^^;。都内は日経専売店があるものの、地方では他紙販売店に宅配を委託している都合上、日経だけの都合では動けないってのはあるみたいです。ただ同様(多分劣後)の境遇にあるスポーツ新聞は、休刊日でも駅売りはちゃんとあるのです。日経もその程度は十分以上に可能だと思うんですがねぇ~。

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