このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1127.87 (-20.02, -1.74%)    日経平均 : 11743.61 (-149.55, -1.26%)    円ドル : 106.25  

● 前場は堅調に推移したものの、前場中盤以降はジリ貧。TOPIXは前引け間際にマイナス転落し、日経平均も後場寄付きでマイナス。昼休み立会外取引が売り越しだったのか、今日はソコソコの昼休みギャップが発生し、後場はもうプラスに転じる勢いはありませんでした。元々、それほど強い相場になるとは予想していなかったものの、先行き不透明感からくる買い手控えムードの強さは嫌になるぐらい。香港もメチャ安だったし、これを書いている時点で欧州も大幅安。疑心暗鬼というか、まだ一荒れありそうと考えている向きばかりみたいです。

● 今日はTOPIXの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、特に大きな材料がないと思われるのに大幅安する銘柄があったり、一方で、意味不明に堅調な銘柄があったり…(^^;。海運の下落はある程度理解できるとしても、それにつられてと言うか、そもそも海運株が下落するのは資源系がアカンからとの理由付けで、商社、鉄鋼、非鉄がパラシュートが破れてしまったかのような下落状態。自動車も「こんなにボロボロに売る材料あるんかいな?」って感じがするほどの売られ方でした。その一方で、小売り(除く百貨店)が妙に堅調だったり、紙・パも堅調。でも、医薬品などはマチマチと、一概にディフェンシブなどと理屈付けするのは無理で、全体としては、分かったような分からんような1日でした。

● ファクター面から見ても、今日の相場は分かり辛いというか理解が難しい状況。バリューはアカン(特にフロー系)、リバーサルも効かない、グロースは元々期待していないって感じで、要するに何をやっても駄目。思わず「アルファの符号をマイナスにしたら儲かるかも?!?」なんて悪魔の囁きが聞こえてきそうです(^^;。

● 今や市場のテーマは「リスク・リダクション」。「現金ほど強い(安心)モノはない」という雰囲気がずっと続いています。ファンディングレートがこれほど高くなってしまうと、ロング・ショートなどを抱えて四苦八苦しているよりも、さっさと現金化して高い金利で貸した方がマシ、ってことになってしまい、ファンドの解約・現金化、つまりアンワインドがあちこちで進行していることを感じざるを得ません。ファクターが何も効かないという展開も、アンワインドが進行していてポジションを新たに作る向きがほとんど居ない、と考えれば筋が通るのです。こういうのを「陰の極」と呼びたいところですが、本当にここが「極」なのか、単に「極」に向かう過程なのか、もう八合目なのか、まだ二合目なのか、確信が持てない苦しさが今のマーケットを重苦しくしてしまっています。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億1363万株減の17億1009万株、売買代金は同1356億円減の1兆8824億円と薄商い。東証1部値上がりは530銘柄、値下がりは1100銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前週末比17.38円安の11875.78円(9時16分確定)と、寄付き段階で既にある程度の売りがあったことを感じさせます。その後、指数はジリジリと上昇したものの、TOPIXは9時51分にザラ場高値(+11.72pt、+1.02%)を付け、日経平均は9時44分に(+169.51円、+1.43%)まであって、その後はジリ貧。朝方高かった分だけ日経平均の日中値幅は大きく、一日通しで341.62円(前場179.42円、後場161.31円)ありました。なお、後場SQ値(11890.91円)は前引値に対して56.74円も下放れる「昼休みギャップ」が発生しました。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きかなりの売り越し(3190万株売り/2200万株買い)でした。

● 雑談。ポール・ニューマンが亡くなったとのこと。私が一番最初に真剣に見たポール・ニューマンの映画は"The Sting (1973)"だったのですが、これはテレビの深夜枠での放送。あまりにも引き込まれてしまって、全部を真剣に見てしまい、寝坊して翌日の授業に遅れそうになったのを良く覚えています(^^;。その後、"The Verdict (1982)"、"The Color of Money (1986、邦題:ハスラー2)"、"Nobody's Fool (1994)"などは、リアルタイムで映画館で観たクチでした。印象に残っているのは、やっぱり"The Sting"と"The Color of Money"でしょうか。単に「Blue Eyes」で男前の俳優というだけではなく、あのような感じで年を取れたら…と思わせるところが記憶に残っています。どちらもDVDを持っているので、秋の夜長に観たいものです。

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