このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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--- 日経平均定期銘柄入替え発表! ---

● 大引け後、午後4時半に日経から日経平均定期銘柄入替えが正式に発表されました。結論は、『大平洋金属(5541)と日立建機(6305)を新規採用、熊谷組(1861)と東亞合成(4045)を削除』です。正式なリリースは、 「日経平均銘柄定期見直し、大平金と日立建機を採用」 に出ていますので、ご確認を。

● まず選定については、基本的には事前予想の範囲内に収まっており、ほぼサプライズはなし。特に削除側は、ほぼ皆が予想していたところに落ち着いた格好。一方、新規採用側も大体は予想の範囲内。大平洋金属は当初から本命視されていたので、順当なチョイス。その次に、数字上は長谷工(1808)が来ていたものの、これは「有識者」の段階で弾かれる可能性が大きいと予想していました。SBI HD(8473)は毎回候補に挙がるものの選定漏ればかり。今回も無理だろうと考えていた方々が多かったと思います。エルピーダ(6665)が日立建機と同じぐらいの候補度だったものの、赤字企業は避けられる傾向があるようで、今回は選出漏れでした。

● 今回、ちょっと興味深いのは「みなし額面」が全て50円と発表されていること。削除/採用銘柄の今日の終値を抜き出すと、以下の通りになります。

コード銘柄名終値(9/8)合計株価
採用銘柄
5541大平洋金属6542979
6305日立建機2325
削除銘柄
1861熊谷組55455
4045東亞合成400

● 全銘柄ともに「みなし額面」が50円なので、キャッシュフローを考えると、新規採用側の株価合計は2979円。削除側は455円と、かなりの差があります。日経はあの「伝説の30銘柄入替え」以来、キャッシュフローを神経質なほど中立化するようなリバランスを実施してきたのですが、今回はその"方針"をがらりと変えたかのような格好。もっとも、キャッシュフロー中立化が行き詰ってきたというのが本当のところだと思いますが、スカパーJSAT(9412)のみなし額面を5万円にして、スカパーJSATは日経平均への影響度はゼロに限りなく近い存在にしたり、それこそ涙ぐましい努力(少なくとも市場関係者から見れば)をしていたのです(^^;。まさか、日立建機の「みなし額面」が間違ってました、なんて明日発表されるなんてことはないでしょうねぇ~(^^;。

● 今回は、あの「伝説の30銘柄入替え」と違って、たった2銘柄というのはありますが、一応、これだけのキャッシュフローの差は無視できません。ご注意を。「えっ、何がどうなる?」ですか?それはちょっと考えれば簡単に分かりますので、各自でよろしく!FMの気持ちになって、アレを売ればコレを買えると金額を計算すると、何がどうなるかすぐに判ると思います。

● 最後に蛇足(^^;。「大平洋金属」は「太平洋金属」ではありませんので、お間違えなきように…(^^;。

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