2008年07月28日(月) .... 小幅反発、方向感に乏しく東証1部の売買代金は今年最低
TOPIX : 1300.79 (+2.51, +0.19%) | 日経平均 : 13353.78 (+19.02, +0.14%) | 円ドル : 107.80 |
● 前週末の米国株堅調や円安気味を好感して上昇して始まったものの、上値は多くが予想していたように限定的。外は猛暑が続いているものの、株式市場にはヒンヤリとした冷めた空気が流れています(-_-;)。前場は上値が重たいなりにプラスを維持していたものの、後場寄付き後にズルズルと下落し、後場中盤に指数はマイナス転落。ただパニック的な空気はほとんど感じられず、どちらかと言えば「やっぱりあかんか…」的な諦めムード。そこから大きく売られることはなく、方向感は乏しいまま先週末の終値水準近辺での大引け。
● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● 今日の東証1部出来高は前週末比2億0323万株も減って15億6766万株、売買代金は同3641億円減の1兆7133億円とかなり閑散。手元の記録では、出来高では4月14日に15億0777万株を記録して以来の低水準。売買代金はもっとすごくて、あっさりと今年最低を記録。昨年末大納会(半日立会)の1兆0829億円以来の低水準で、全日立会としてはその前日、昨年12月27日に記録した1兆5192億円以来の低水準でした。単に夏休み時期ってことだけではありません、もちろんのこと…。
● 個別では、アドバンテスト(6857)やファナック(6954)があちこちから格下げ爆弾を食らって軟調に推移。さらに、「そんなの分かってたハズやろ」のホンダ(7267)やガイシ(5333)、日野自動車(7205)などが大幅安になるのを見ると、どうも意気上がりません。一方、妙に高かったのはテレコム関連や商社だったりと、何となく見えてるようで見えてこない相場の先行きに、参加者が減っているのをモロに感じる1日でもありました。市場関係者としては、出てくるのは溜息ばかりです。はぁ~(^^;。
● 残りの記録。東証1部値上がりは738銘柄、値下がりは847銘柄と値下がり銘柄数の方が多い状態。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比64.10円高の13398.86円(9時19分確定)と堅調。もっとも、日経平均の日中値幅は141.62円と小さく、前場が74.71円、後場が73.50円と小動きでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(1910万株売り/1570万株買い)でした。
● 少しは希望を含んだ話をしたいのですが、ネタが切れてきた…(^^;。
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