このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1754.64 (+26.48, +1.53%)    日経平均 : 17333.31 (+273.65, +1.60%)    円ドル : 118.60  

● 今日から4月。桜を見ても4月を感じるのですが、妙にスーツが似合わない人々が集団で歩き回っているのも、4月を感じさせる風景です(^^;。

● 相場。寄付前に日銀短観の発表。大企業製造業・業況判断DIは+20で、Bloomberg事前予想の+23よりは若干弱め。内容分析そのものは、エコノミスト諸氏に任せるとして、今日の株式市場は、事前予想を下回った程度では、意に介さずって感じでした(^^;。円安・ドル高を幸いにテクノロジーに行く向きあり、「どっちにしろ、景気回復は景気回復やろ」と銀行株に行く向きあり、「設備投資はギンギンやねんから」と機械に行く向きあり。さらに、「設備投資増えるんやったら、融資も増えるやろ」と銀行株(再度)。

● ゼロ金利解除について、エコノミストの間でも見方が分かれているようですが、今日の株式市場的解釈だと、「先延ばしになるんやったら、それはそれでジャブジャブ・バブルでえぇわ」で、「前倒しやったら銀行の収益改善」と(^^;。とどめには、「上がる相場には、ベータを高めて付いて行かんと・・・」となると、当然のように銀行、証券、保険株。まぁ、何と言いますか(^^;、ちょっと悪乗り気味だけど、何でも良い方に解釈できるのは、相場心理としては悪いことではありません(^^;。初っ端、短観で売りから入った向きは、今日はあっさりと殺されてしまったことでしょう。そして、その踏みが、前場前半の上昇を加速して、全体として大幅上昇を作り上げてしまったイメージすらありました。

● 「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き買い越し(2780万株売り/4240万株買い)だったし、市場筋の間では、それ以外にも、海外からのバスケット買いの観測が飛び交う状況。さらに、新年度入りで特金などで株式運用を開始(再開)する会社も増加しているようで、上がりだすと、どうしても「乗り遅れ危機感」みたいなものが出てくる様子。実際は、そんなこと無いのですけどね(^^;。

● 昼休み立会外バスケット取引も買い越し観測で、後場に入っても緩やかな右肩上がりで高値更新。午後2時前には、日経平均先物で大口買いが入り一段高。一度、心理状態がこういった方向に向いてしまえば、こりゃあ、今日に関しては、もう下がりません(^^;。ある程度の利食い売りは当然でしょうけど、それが上値を押さえることがあっても、下値を叩く状況には、なかなかなりません。また、ライブドアみたいなのが出てくれば別ですけど・・・。

● そうやこうやで、TOPIXは一時的にしろ、ITバブル頂点近辺の2000年2月7日に付けたザラ場高値の1757.95を更新(今日の高値は1758.90ポイント)。大引け間際にバスケット売りが出たこともあって、記録はとりあえずお預け。それでも、終値ベースでも2000年2月7日終値の1754.78ポイント以来の高値。一方で、日経平均はこれで7連騰となり、2000年7月11日に17504.36で引けて以来の高値で終了。東証1部出来高は前週末比4億4383万株も増加して21億4383万株、売買代金は同6626億円増の3兆0790億円と、2月28日以来約1ヶ月ぶりの3兆円乗せ(SQ除く)。何かと先行きが明るく見える期初でした(本当にそうなるかは、知りませんけど・・・(^^;)。

● 日経平均の日中足を付けておきましょう(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● なお、TOPIXがこの高値を抜けてくると、その次は1991年末頃まで遡ることになります。乱暴なのは承知の上で書くと、日経平均でこの時期の水準は22300~400円近辺。指数の連続性には、何かと疑問や議論があるでしょうから、そのまま当てはめるのは筋が通らないのですが、「上を向いて歩こう」って感じですかね(^^;。当時の私は、某国内証券でトレーダー的な金融法人営業(今で言うセールストレーダー+固定手数料時代の営業)をやっていました(^^;。ひたすら下がり続ける相場で多種多様の問題や矛盾が噴出するなかで、若手FM諸氏(当時はFMが直接発注していた)ともがいていた、ある意味では、懐かしい時期です(^^;。

● そうそう、大引け後にTOPIX浮動株関連の発表が色々と出ています。指数ヲタク筋の間ではかなり話題になっていた「調整係数」についても、合計で85銘柄が「調整係数」外しと、かなりの銘柄について変更があります。また、定期見直しが19銘柄あります。ただ、まだ詳細は深く調査していないのですが、色々な理由から、今月末に売り買いが来る銘柄は限定的になりそうです。この辺の詳細は、もう少し調べてからにします。リリースは、東証HPの http://www.tse.or.jp/topix/float/rate/index.html からどうぞ。

● 雑談1。週末の読売新聞に、「取引時間の短縮、月内にも解除へ=東証社長」の記事(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060402i412.htm)。「ライブドア株が上場廃止となる14日ごろの解除を念頭に置いていると見られる」とのこと。現在は、先物と現物の取引時間のずれがあるだけで、"魔の30分間"などと余計なことを言われるし、実際に取引やっていても、大証銘柄があるかどうかはかなり注意する必要があります。まして、最良執行義務への監視が厳しくなっている折、この手の単純ミス発生のリスクはかなりあるので、異常な状態が終わるのは「一応」歓迎。東証の短縮措置は1月19日にスタート。もし4月15日頃に解除になるのだとしても、3ヶ月も異常措置が続いたことになります。

● 雑談2。今朝の日経ヘッドライン。一瞬、東京電力が「光通信(9435)」を買収・統合するのかと思った・・・(^^;。キャンセルのことを「マル」と言ったり、110円のことを、「ひゃくとおえん」と言うのもそうだけど、銘柄名が一番最初に意識されてしまって、それ以外が飛んじゃうんですよね。不治の病、"証券病"だ・・・(^^;。

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