2008年06月27日(金) .... 外部環境悪化で大幅続落、これで日経平均は7日続落
| TOPIX : 1320.68 (-24.11, -1.79%) | 日経平均 : 13544.36 (-277.96, -2.01%) | 円ドル : 106.95 |
● 米国株が大幅安で、CME日経平均先物も大証比275円安(イブニング比で195円安)。昨日の大引後にGSが米シティを格下げした話は市場筋の間を飛び交っていたので、昨夕のイブニング取引に影響を与えて軟調だったことは想像できます。ただ、それに加えてGMとなると…。53年ぶりの安値ですか、GMは…(^^;。加えて原油がブッ飛び、円高気味となると、もう「しゃ〜ない」状態。当然のように東京も大幅安でスタート。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比347.04円安の13475.28円(9時17分確定)と、初っ端からかなりの売りが出たことが分かります。
● その後の相場は二部構成。後場中盤までは、SQ値確定の時間帯が一番安く、さらに少しだけながら「幻のSQ値」状態を維持。寄付きでドカンと売りが出たものの、少なくとも後場中盤までは、売りのフォロースルーは、それほど強く感じなかったのです。ところが、事態が変化したのは午後1時45分頃。後場寄付後の高値を取れないまま下げに転じた相場は、坂道を転げ落ちるように下げ拡大。日経平均の「幻のSQ値」はブッ飛んでしまい、本当にアレヨアレヨの下落でした。
● 最後の15分程度は、短期筋の買戻しでしょうか、スルスルと良く戻しました(^^;。想像力を豊かにして勝手に空想すると、まるで午後2時45分までの縛りでVWAP型のかなりの売りが出ていたような雰囲気。それに提灯売りしていた連中が、振り返ると売り方は「終了!」状態。買戻しに走ると売り板スカスカで、今度はアレヨアレヨの戻しだったのかな…なんて想像してしまいました(^^;。
● ただ、それでも午後1時45分頃からの売り圧力は、そこまでの相場では感じられなかった売りのフォロースルーがドカッと出た印象。週末を控えていることで、何かと警戒感が高まったのでしょうけど、それにしても「野村の投信買いはどこ行った?」(週明けになるとの観測が有力)との恨み節が聞こえてくる相場展開でした。はぁ〜(溜息)。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● 記録。日経平均はこれで7日続落。昨日「おまじない」として書いたように、昨年11月2日〜13日に8日続落して以来の記録。東証1部出来高は前日比1億4839万株増の19億6578万株、売買代金は同2506億円増の2兆2760億円。前日よりは増加したものの、まだまだ基本は見送り姿勢というか参加者が少ない状態が継続。東証1部値上がりは328銘柄、値下がりは1329銘柄。日経平均の日中値幅は152.21円(前場123.78円、後場123.42円)で、前日比で指数が大きく動いた割には、ザラ場の値動きは小さかった印象。なお、後場SQ値は前引値に対して54.17円高と、昼休みギャップが発生していました。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、6日連続の売り越し(2180万株売り/1890万株買い)でした。フローはかなり減っているのですが、売り越しは変わらずです(^^;。
● 大引後に開示された先物の手口についても少し。日経平均先物では、CSが買い手口不明の4854枚売りと、暴れておりました(^^;。他にMSが1978枚売り越しだった一方、野村が1984枚買い、ニューエッジが1292枚買いなど。TOPIX先物では、CSが1374枚売り、UBSが1205枚売りの一方、ドイツが2518枚買い、LBが1197枚買いなど。こちらはそれほど大きなのはありませんでした。
● 記録として、TOPIXと日経平均のザラ場高安も書いておきましょう。ザラ場高値はTOPIXも日経平均も9時01分。この時点では、多くの銘柄は気配値で指数が計算される状況だったと推察されるので、実際はもっと下が本当の意味での「寄付値」です。ザラ場安値はTOPIXが前日比33.44pt安の1311.35pt(-2.49%、9時16分)、日経平均は同368.97円安の13453.35円(-2.67%、14時44分)とやや相場付きに違いがありました。
● 話題変更。ヘッジファンド・クルークで 『ゴールドマンの旗艦ヘッジファンド「グローバル・アルファ」リターンがプラスに転じる』 との記事。元々はダウ・ジョーンズで流れていた記事のようですが、やっぱり日本語の方が読み易いというか…(^^;。で、表題通り、かのGSグローバル・アルファの年初来リターンがプラスに転じたとのこと。「年初来」というのが何とも言えないところ(^^;ですけど、何はともあれ、1〜3月にクオンツ系ファンドがしんどかったのが、4〜5月で一気に取り返した様子が分かります。
● これは他のファンドでも似たり寄ったりのようで、日本株のロング/ショート系の投信でも似たような傾向が見て取れます(もちろん、ファンドによって差は結構あるけど…)。ヤフーファイナンスで「日本株マーケット・ニュートラル」で検索すると、その手の投信がズラッと出てきます。6月は多くのところで、チョビマイナス程度の雰囲気ですが、問題は7月以降。上記のGSグローバル・アルファが昨年8月の「バリュー崩落」相場の大きな引き金を引いたのは記憶に新しいところ。まぁ、1年で二度同じことは起こらないとは考えているものの、どうしても気になるのは仕方ありません(^^;。それでも儲けてナンボの世界。FM諸氏の皆さん、頑張りましょう!
● 来週から7月。その前に週末です。今週は平日に結構天気が良かった印象があるのですが、週末はどうも梅雨空みたいです。何はともあれ、良い週末を!
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