このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

--年--月--日(--) .... スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Myカテゴリ一 : スポンサー広告 | Page Top↑ ブログパーツ
 TOPIX : 1401.69 (+30.12, +2.20%)    日経平均 : 14354.37 (+380.64, +2.72%)    円ドル : 108.35  

● 今日はトレーダーの飲み会があって、更新が遅くなりました(^^;。では、行きます。

● 先週末の米国株やCME日経平均先物水準から、それなりに高いのは予想していたでしょうけど、それ以上に高かった印象。ただ、実際に上げたのは、昼休み中のSGX日経平均先物で、それが大証の日経平均先物の後場寄付に影響を与えてピョコン。この昼休みギャップが非常に大きく、後場SQ値は前引値に対して110.37円も高かったのです。その後15分間程度で上昇は一段落し、後場の多くの時間帯は巡航飛行状態。ダレなかったのは、それなりに買いが入っていたと前向きに理解しておきます(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。一目瞭然ですが、後場寄付きで階段のように上に跳ねています。

● きれいに理屈を付けるには「米国株高+円安」でしょうけど、値上がり銘柄のランキングを見ると、TOPIXにしろ日経平均にしろ、かなり先物主導(裁定買い)の色合いが濃い1日だったことも分かります。それでも上げは上げですけどネ。下がりそうになると戻すし、行けると思えば止まるし…。さらに、出来高/売買代金は今一つで、方向感が掴みづらい相場展開が続きます。

● 東証1部出来高は前週末比12億2001万株減の18億8898万株と20億株割れ。売買代金は同1兆8923億円減の2兆1482億円とかろうじて2兆円台を維持。金曜日がビッグSQだったので、前週末比の数字は大きくブレるのですが、SQ前日の木曜日が22億1946万株/2兆4563億円だったことを考えると、それよりもかなり商いが薄かったことが分かります。個別には、裁定取引の影響を強く受けたような銘柄以外では、日本電気硝子(5214)が大幅安(-6.18%)。マッコーリが二段階格下げしたからとのこと(^^;。それ以外では、どうしても出てくるのが地震関連銘柄。特に低位建設株は高い銘柄が目立ちました。東北ミサワホーム(1907)なんて+15.69%でっせ。ホンマ…。

● 残りの記録。東証1部値上がりは1314銘柄、値下がりは318銘柄と「ほぼ全面高」。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比184.96円高の14158.69円(9時15分確定)。日経平均の日中値幅は265.59円(前場101.84円、後場83.59円)と、前後場のザラ場はかなり小動き。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1910万株売り/2000万株買い)でした。なお、日経平均先物では、ニューエッジが4204枚買い越し、CSが3574枚買い越し、LBが3283枚買い越しと暴れておりました(^^;。

● 話題変更。今日から東証でミニTOPIX先物、Core30先物、REIT指数先物などの取引が開始。初日ということもあって、盛況というにはアレだったものの、まぁまぁってところ。かつては新商品が出ると「ご祝儀商い」なんて風習があったものですが、そういう時代はかなり昔に通り過ぎてしまいました(^^;。今は下手なことをすれば、仮装売買とかって言われちゃいますし…(^^;。それはともかく、新しい商品が増えることは歓迎するものの、閑古鳥が鳴いている商品は適度なところで撤退する勇気も必要な時代だとは思います。ファンドにリバランスが必要なように、取引所の上場商品(含上場銘柄)も一つのポートフォリオ。マーケットに合わせて変化するのが当然ってことです。

● 複数のFM諸氏ともお話ししたのですが、まだ新しい株価指数先物については当然のように様子見。流動性が伴わないと手出ししない、という至極当然の行動だと思います。ただ、「本来ならば、取引し難い商品こそが必要なのに、取引し易い銘柄を集めたCore30先物などは、どう使うのだろう?」という声がありました。これも至極当然の話で、運用側からすれば、TOPIX Smallなどのように、銘柄数が多く流動性に乏しくコストばかり掛かって手を出し辛い部分にこそ、簡単に出入りできる商品が欲しいところ。一方、流動性を供給する証券会社側からすれば、TOPIX Small先物などがあったとしても、裁定取引などが非常にやり辛いだろうから、マーケットメークが困難で流動性を確保するのが難しくなります。取引の面倒さは、機関投資家だけでなく、証券会社の自己取引部門でも同じですから…。

● 上記の議論(TOPIX Smallなど)は、先物でなくてETFでも経済効果としては似たり寄ったりに見えるのですが、ETFはそれ自体に運用・信託報酬が含まれているので、年金ファンドなどに組み入れれば、理論的には報酬のダブル支払いになってしまい、使いづらい面があります。REITにも同じ事情があって、なかなか難しい面があるんです。もちろん、流動性の不足分を支払っていると考えて、それ以上にメリットがあれば問題ないはずなんですけど…(^^;。いずれにしろ、まだミスマッチがあるのは違いないようなので、痒いところに手が届くかどうかで、市場の使い勝手は決まってくるのです。口で言う以上に難しいのですけどネ。

● 最後にもう一度、話題変更。今日は四季報発売日。既に先週からデータがどんどん流れてきていたので、昔ほどのエキサイトはありません。ただCD-ROMがあると、何かと検索が出来て面白いのも事実。「何が出来るか」の例として、会社記事情報で「最高益」を含む言葉がある東証・大証1部銘柄を抜き出してみました。(軽いPDFファイルです)。検索結果は、全部で32銘柄ありました。ただし、これを買ったとしても儲かるとは限らないところが、相場の面白いところ(^^;。出典は東洋経済の会社四季報CD-ROM(2008年3集、夏号)です。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する (管理者承認後に公開されます。広告や投資推奨などは不可です。よろしく!)
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://torashishiza.blog55.fc2.com/tb.php/653-42620c80
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。