2008年03月27日(木) .... 続落、薄商いのなか輸出・金融系が軟調
| TOPIX : 1226.44 (-11.11, -0.90%) | 日経平均 : 12604.58 (-102.05, -0.80%) | 円ドル : 99.00 |
● 盛り上がりに欠ける相場が続いている地合いのなかで、米国株軟調の影響を受けたら盛り上がるはずもなく、そのまま終わってしまった印象の1日。特に円高と言うほどではなかったものの、心理的に対ドル100円割れとなると、どうしても輸出系銘柄(電機・自動車など)は買い手控えになるのは避けられず、さらに金融系が軟調推移となると、指数も上がりようがなかった格好。ただ、売り圧力は感じたし、後場寄付でヒヤッとする局面はあったものの、ドカッと崩れる雰囲気はなく、後場はマイナスながら右肩上がりの展開で大引け。
● 今朝のSQ値を計算すると、前日比111.61円安の12595.02円(9時15分確定)と妥当な水準で、結局、終値もこの水準に収斂。TOPIXはザラ場で20.01pt安(-1.62%、12時31分)まであり、日経平均は230.75円安(-1.82%、12時31分)まであったので、後場はそこからかなり戻したことが分かります。日経平均値幅は145.68円(前場140.58円、後場139.49円)と比較的狭かったのですが、前場と後場の値幅がほぼ同じ。日中足は「V」字型でした(^o^)。ただ、TOPIXも日経平均も20日移動平均線に見事に頭を押さえられた格好になっており、これを突破できるかどうか、なんですけど…。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● 今日も相場全体はかなり薄商いで、東証1部出来高は前日比9807万株増とは言え16億7336万株、売買代金は同1400億円増の1兆9216億円と閑散。ただでさえ先行き不透明感が強いなか、期末ということもあって、売り買いを手控える雰囲気が濃厚。一見すると静かなマーケットに見えても、背景ではiTraxxが妙に上昇したり、信用収縮懸念はまだまだ収まったとは言えない状況。金融系銘柄が売られた背景にも、この辺の空気を感じ取ることが出来ます。さらに、GW前には業績下方修正が出始めるのは皆が予想しているでしょうから、相場はその前に動き始めるはず。ただ、現時点はもう少し時間があるので、薄商いだったとしても、エアポケット的に悪いことを忘れて楽しめる展開かと期待したのですが、どうもそうは問屋が卸してくれないようで…(^^;。
● 今日はCore30が66bpも負けて一人負け状態。Large70は10bps勝ち、Mid400は57bp勝ち、Smallは76bp勝ちと、大型株を避ける動き(小型株を買うというよりも)が出ていた印象。ファクター分析からみても、ここ数日マシだったリバーサルがズッこけて、バリューも今一つ。グロース系も駄目で、また先行きが見え難い相場展開になりそうで憂鬱。スカーッと動く相場が懐かしいというか、しばらくお目に掛かっていない感じがします(^^;。
● 一方、今日は「先物に振り回された」との相場コメントが多かったようですが、大引後に開示された手口を見る限りでは、大きく買い越したり売り越した証券はなく、要するに、現物市場で主体的な動きが乏しいので、先物に振り回されたように見えた、というイメージでしょうか(スケープゴートか)。主だった手口を抜き出しておくと、日経平均先物で最大はJPMの1082枚買い越し、CSの1127枚売り越しでした。普段だったらスルーする程度のロットです(^^;。TOPIX先物はもう少し大きくて、みずほが2289枚買い(売りは20位以下で見えず)、ドイツが1736枚買い越し、UBSが1305枚買い越し。BNPPが2356枚売り越し、GSが1184枚売り越しでした。みずほ以外は、売り買い両方の手口が見えている証券限定での差引枚数です。
● 残りの記録。東証1部値上がりは684銘柄、値下がりは934銘柄とほぼ指数通りの印象。なお、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き買い越し(2760万株売り/2970万株買い)。この数字を見ていても分かるし、東証や財務省から発表される数字を見ても、今月中旬までの売りの勢いが収まってきている「ように」見えます。4月に入ってから変化するかどうかが注目です。
● 話題変更。FT紙に 「Goldman reclaims most of $2bn in rescue funds」 との記事。翻訳記事としては 「米ゴールドマン、救済した傘下ヘッジファンドから18億ドル回収―FT」 (Bloomberg)などが出ていました。FTの記事によると、「By the time of Goldman’s redemption, its profit stood at 6 per cent in the onshore version of GEO and 3.7 per cent in the offshore, according to one person familiar with its results.」ということなので、ファンディングコストなどを考慮すると、それほどの儲けも損もしていない水準で解約した感じでしょうか。それにしても、株式(特に日本株)クオンツ系ファンドへの逆風が強くなっている象徴の記事。これだけ人気が無くなると、逆も考えたくなるところですけど、それどころじゃあない方々が多いのでしょう…(-_-;)。
● そう言えば、ロイターに 「米ヘッジファンドの破たん、第1四半期に39億ドル規模=調査」 なんて記事もありました…。はぁ〜〜(溜息)。
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