2008年03月25日(火) .... TOPIXは5日続伸、薄商いながらも意外な強さを発揮
| TOPIX : 1242.98 (+18.83, +1.54%) | 日経平均 : 12745.22 (+265.13, +2.12%) | 円ドル : 100.20 |
● やや意外感のある上昇でした。これでTOPIXは5日続伸。堅調な相場は多くが予想していたでしょうけど、指数でここまでの上昇はあまり期待していなかったでしょう。昨日よりは商いは増加したものの、まだまだ薄商いは薄商い。それでも、意外な強さを発揮したことは前向きに捉えておきたいところ。明日は配当落ち。日経平均にして、ざっくり100円強(TOPIXで11.5ptほど)の配当落ちが予想されていますが、それを「埋める」ことが出来るかどうかは、相場の強さを推し量る上で参考になるかもしれません。「埋める」ことが出来れば、少なくとも心理的にはポジティブ。また、今日はバリューは今一つだったものの、リバーサルがそれなりに好調。明日以降もこの動きが継続できるかどうかで、相場の潮目になるかが見えてくるような気がします。
● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● 今日は日経平均が対TOPIXで58bpもアウトパフォーム。日経平均の寄与度ランキングを見ると、上からソフトバンク、TDK、ファナック、キヤノン、ホンダ、アドバンテスト、エレクトロン、ファーリテ、武田、京セラと見事に日経平均値嵩株がずらり。
● 一方で、マイナス寄与度上位2銘柄は三井住友海上、伊勢丹と、これを見るだけでも、日経平均銘柄入替の影響があった雰囲気がプンプン。新規採用されるユニー(8270)は大引け間際に瞬間マイナスになったと思ったら、大商いのなかをグィィィ〜〜ンと上昇して終了。多くのトレーダーは「ヒヤリ」としたあと、「ホッと一息」って感じだったでしょうか(^^;。三井住友海上(8752)については、厳密なルール通りだと売る必要があり最後にスコン。伊勢丹(8238)や三越(2779)は実際の売りニーズがあったためもあり、最後の1分でドスン。大引後にいずれもギャランティー関連でしょうが、かなりの立会外取引が入っていました。
● 今回は久しぶりに「順」方向の反応が出ました。つまり、ユニーが買われて、三井住友海上や伊勢丹が売られた格好は、まさに理論通り。大引後にトレーダーの間でもこの件が話題になっていたのですが、結局のところ、先回りする連中の多くがヘッジファンドだったわけで、彼らは「そんなことやっている場合ではない」ってことかもしれません(^^;。なので意外に先回りが少なく、そのため「順」方向の反応になった可能性があります。もっとも、今回は「順」の方になったけど、これを見て「じゃあ、俺も…」が増えてくると、また逆方向に動くようになるかもしれません。狐と狸の化かしあいみたいなものですから…(^^;。
● 後々の記録のためにも、代表銘柄としてユニー(8270)と伊勢丹(8238)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● 記録。東証1部出来高は前日比2億9762万株増の19億0530万株、売買代金は同4152億円増の2兆1980億円。昨日のかなり悲惨な数字よりもさすがに回復したのですが、それでもお世辞にも活況とは言えない水準が続きます。東証1部値上がりは1319銘柄、値下がりは324銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前日比204.24円高の12684.33円(9時10分確定)と、初っ端から結構買いが入った様子が分かります。ただし、前場はこのSQ値は「幻」で、後場になって上回ったのです。日経平均値幅は218.47円(前場101.00円、後場171.54円)と、主に後場に動きがあったことが分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き買い越し(1410万株売り/1700万株買い)でした。
● 大引後に開示された先物の手口では、ちょっと大きなのがいくつか。抜粋すると、日経平均先物でGSが5300枚買い(売りは非開示)。売り手口の第20位は1507枚だったので、GSが売りを出していてもこれ以下。つまり最低でも3800枚ほどは買い越したことになります。売り手はUBSで差引4761枚売り。他、ドイツが1700枚買い越し、SGが1656枚売り越し(いずれも差引枚数)がありました。TOPIX先物では、BNPPが差引5398枚売り越しと圧倒的。買い手はばらけていて、野村が1693枚買い、大和SMBCが1633枚買い、GSが1049枚買い、JPMが1016枚買いなど(いずれも売り買い両方手口が判明している分で差引枚数)。今日は日経平均銘柄入替えに絡む指数関連の商いもかなりあったのでしょうね。
● 話題変更。日経平均やTOPIXの日足チャートが、「アイランド・リバーサル」を形成しているかのように見えることが話題。ちょっとギャップが明確でない点はあるのですが、「そう言われれば…」って感じもします(^^;。実はもう少しはっきり見えるのは、現物指数よりもTOPIX先物。日経平均先物はイブニングが入る分だけ、ギャップがないので分かり難いですが、TOPIX先物はその点、ある意味でピュアです(^^;。もちろん、チャートを盲信するのは正しい道筋とは思えないけど、ここでアイランド・リバーサルとなると、「底打ちシグナル」って事になり期待感が盛り上がります(^^;。楽観的証券マンとしては、そう考えたいところですけどね…(^^;。なお、「アイランド・リバーサルとは何ぞや?」については、Google検索で一番上に出てくるし見易い図が付いているこちら(三貴商事のHP内)をどうぞ。
● 今日はチャートばっかりで見難くて恐縮ですが、日経平均の日足(60日間)を付けておきます(出典:Infoseek Money)。なお、本日の日足は含まれて居ません。
● 雑談。昨日、今日と、お客さんに電話していて分かったのですが、国内金融機関の方々は、今週はお休みを取っていらっしゃる方々が多いようで…(^^;。期末に差し掛かってきて有給休暇消化の雰囲気(^^;。ここまで引っ張るのも何かとは思うけど、最近は上司の評価にも関係するケースが多いし、そうでもしないと消化できないのが現実。まぁ、今の相場だったら一喜一憂しないで、少し距離を置いた方が良いのかもしれませんし、新年度にリフレッシュして新たに株式投資にまい進して頂ければと(^^;。何か雰囲気を変えるようなイベントが欲しいところです。相場が急上昇することが、一番の薬だってのは分かっているのですが、誰がどうやって「猫の首に鈴を付けるか」が問題です(^^;。
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