このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

--年--月--日(--) .... スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Myカテゴリ一 : スポンサー広告 | Page Top↑ ブログパーツ
 TOPIX : 1255.13 (+19.96, +1.62%)    日経平均 : 12861.13 (+202.85, +1.60%)    円ドル : 102.95  

● 欧米中央銀行の資金供給拡大策を受けて米国株が急上昇。東京もそれを受けて「大幅続伸」でスタートしたものの、終わってみれば、ただの「続伸」になってしまいました。今朝のSQ値を計算すると、前日比478.55円高の13136.83円(9時25分確定)。ザラ場の日経平均高値は前日比412.94円高(+3.26%)の13071.22円(9時16分)で、見事に「幻のSQ値」状態。昨日は下方向に「幻のSQ値」だったのですが、今日はモロに上方向の「幻のSQ値」。その後、SQ値を上回るフォロースルーの買いが入らなかった点を見ても、上値の重たさというか、買戻し以上の買いが入り難い状況を感じざるを得ない状態。「NYダウが400ドル超も上昇して、こっちはたったの200円高かいな…」というボヤキが避けられない1日でした(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 「寄り天」以外では、出来高面でもかなりがっかりの1日。東証1部出来高は前日比3億2946万株も減少して20億4145万株、売買代金は同1323億円減の2兆4189億円。売買代金は株数ほどは減らなかった感じですが、昨日比で14%ほど減少しています。昨日は朝安から切り返して雰囲気が良かったのですが、それを継続できないところに今の市場の弱さがあるというか、盛り上がらない感じを受けます。

● 相場に「たら・れば」は禁物ですが、もし今回の「国際協調(除日銀)」というイベントにもっと力強く反応できていれば、相場心理は大きく変わった可能性があったのです。でも、これだけ冷めた反応になってしまうと、イベント効果も薄れるのは止むを得ません。もっとも、他のアジア市場などもそんなにバカ高くなかった点を考えれば、世界的に昨晩のイベントを認識しつつも、「これで混乱が解決するのではない」との見方が強いってことと理解すべきなんでしょう。

● 残りの記録。東証1部値上がりは1226銘柄、値下がりは415銘柄。日経平均の日中値幅は271.80円(前場232.16円、後場153.02円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、久しぶりに買い越し(2490万株売り/3100万株買い)。ただし、市場筋のささやきによると、金額ベースでは売り越しだった模様。

● そうそう、昨日の日経平均銘柄入替え発表を受けて、悲喜交々の反応が出ました。それほどヤマダ電機(9831)を買い漁っていないかなとは考えていたものの、それでも今日は-3.50%と大幅安。ローソン(2651)も-4.67%と大幅安。一方、めでたく日経平均採用銘柄になるユニー(8270)は、ストップ高買い気配のまま比例配分(+13.09%)。902,000株の商いが成立してしたものの、約900万株の買いが残りました。日経平均に連動するファンドがどの程度あるかについては、市場筋の間でも、2兆円程度から5兆円程度まで想定レンジがかなり大きいです。ただ、どのケースにしても買い需要は数日分はある計算になるので、とりあえずザラ場で寄り付くまでは「お祭り」です。でも、どの程度、日持ちするかどうかは分かりません(^^;。入替えの日程などの詳細は、日経プロフィールのリリースをご参照ください。

● 話題変更。2日前に書いたヘッジファンドが苦しんでいる「貸し剥がし」についての記事が、あちらこちらでポツポツと出始めています。 「ヘッジファンド:追加担保差し入れ要求にあえぐ-米国債担保ローンでも」 (Bloomberg)や 「銀行がヘッジファンドに求める証拠金、大幅上昇―レバレッジは1/10に低下」 (ヘッジファンドクルーク)など。ヘッジファンドの世界では、レバレッジを掛けて儲けを拡大させてナンボ、という面もあるだけに、調子が悪くなったところでハシゴを外されると、一気に建物自体が崩れてしまってイメージ。レバレッジを縮小することは、マーケットから見ればファンドに解約が出たのと同じ。解約のように30日とか45日などの事前通告期間がなくて、突然、「金返せ!」と言われる分だけ、急いでポジションを解消する必要がある場合も多いでしょうから、解約よりもマーケットに与えるインパクトは大きくなることが多いのです。さらに、ヘッジファンドに色々な手数料収入を依存する証券会社の委託ビジネスにとっても、当然のようにバッドニュース。外は春めいてきても、証券業界の一角(敢えてヤセ我慢!)では、寒風が吹き抜けています(-_-)。

● 最後に、今日、大和総研から出ていた興味深いレポートを読む機会がありました。何でも「対ドルで1円円高になると、日経平均が273円下落」との相関関係があるとのこと。2007年以降の相場についての傾向らしいのですが、勝手に意訳して想像力を逞しくすると、現在のざっくり103円で13000円を基準とすると、2007年高値水準の18300円あたりまで行くには、約19円強ほど円安の122円近辺が必要となります(^^;。かの39815円までってことになると、98円も円安になる必要がある計算になり、そうなれば円ドルは201円?!? もちろん、レポートの趣旨から大きく逸脱して書いているんで、為念(^^; (^^;

コメント
この記事へのコメント
日経平均最高値
38915円だったように記憶しています
1989年の大納会ですね
懐かしい・・・
2008/03/12(水) 20:38 | URL | MM #/jkWgdsY[ 編集]
コメントを投稿する (管理者承認後に公開されます。広告や投資推奨などは不可です。よろしく!)
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://torashishiza.blog55.fc2.com/tb.php/585-7d3649c3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。