このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1328.73 (+35.70, +2.76%)    日経平均 : 13478.86 (+390.95, +2.99%)    円ドル : 106.70  

● 米国株高やCME日経平均先物(大証比で300円弱高)を見ると、300円程度高く始まるのは誰もが想像していたでしょう。今朝のSQ値は前日比309.08円高の13396.99円(9時35分確定)と全くその通り。前引けから後場寄付に掛けて、「これはアカンかな?」と伸び悩む局面があり、そこから切り返したのはご立派。結局、TOPIXも日経平均も高値圏での引けでした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 前日比で2%や3%超の上下動はそうそう毎日見れるものではないハズですが、ここ最近は見慣れてきたというか…(^^;。まだまだローラーコースター状態(英語では Roller coaster ride と言うのですが、日本語的にはジェットコースターでしょうか?)は続きそうです。シートベルトは着用のままで。月末が近付いているのにこの調子だと、どこで「輪切り」にするかでかなりバリュエーションに違いが出てしまいそうで、悩ましいところです(^^;。

● 今日は、米国株高以上に「何が」というのは無かった印象ですが、昨日と違ったところはファナック(6954)や住商情報システム(9719)などのj株価が好決算に素直に反応したのと、昼休みの日本郵船(9101)の上方修正にも、株価が素直に反応したこと。昨日は、悪いもの探しの様相で心理的に「あかん…」だったのが、今日は「良いもんは買う」になったことで、心理的には随分と改善した印象がありました。もっとも、NECトーキン(6759)が前場終了後に業績下方修正を発表して、後場は一度もザラ場で寄り付かずにストップ安比例配分(前日比80円安、-25.81%)。弱みを見せた銘柄を徹底的に叩く動きは、まだまだ見られたのは事実ですが、今日は少なくとも良い銘柄を買う動きがあっただけ、違った感じだったのです。参考に日本郵船とNECトーキンの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

日本郵船(9101)日中足
NECトーキン(6759)日中足

● とは言うものの、何かが根本的に変わったかと聞かれると、「うぅ~~ん」って感じ(^^;。今日の終値は昨日SQ値(13451.07円)に戻っただけ。何かが変わったと言うには、まだ全くもって「証拠不十分」です。もちろん、相場は証拠が集まるまでは待ってくれないので、その前に動き出すのが普通。ただ、先行きが見えないのは誰もが同じなので、細かい材料に相場心理が動かされ、それに伴って行動そのものも右往左往になるのも止む無しってところでしょうか(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1180万株減の21億4717万株、売買代金は同837億円減の2兆5232億円と、ほぼ昨日と同水準。決して閑散ではないものの、指数の値動きの割りには…との印象が残ります。東証1部値上がりは1508銘柄、値下がりは181銘柄。日経平均の日中値幅は282.15円(前場193.70円、後場282.15円)と、ここ最近にしては比較的小動きの方でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(1980万株売り/2390万株買い)。この2~3日ほど、急速にフローが減少しています。つまり、あまり「付いて来ていない」って感じでした。

● 一歩下がって眺めてみると、FOMCが1月30日(米国時間)なので、結果は日本時間では1月31日早朝に判明します。その次のFOMCは約1ヵ月半飛んで3月18日予定。その間に「緊急」が入るかどうか、色々な状況にあわせて外野が騒がしくなりそうです。3月末から45日を逆算すると2月中旬。このあたりでは、また「ヘッジファンドの解約に伴う売り」の話が、相場次第ではネタになるかもしれません。今は日本でも四半期業績発表シーズンの真っ最中ですが、3月末の配当を見据えた動きもソロソロって感じです。ファクターとしても着実に効いている感じがあります。そして、3月ビッグSQは日付の関係で3月14日(金)と遅め。その頃には、政治も騒がしくなっているかもしれません。この辺まで見据えて、どこでどう行動するか、イメージトレーニングをしておきたいところです(^^;。

● 話題変更。本日大引後、東証から色々な制度面の案件が公表されています。指数絡みだけではないのですが、「商品ETF(現物商品投資型)の上場制度の整備」と「呼値の単位の一部見直し」は一応、ご覧になっておいた方がよろしいかと。詳細は、いずれも東証のパブリックコメントのページ(http://www.tse.or.jp/rules/comment/index.html)からどうぞ。

● 雑談。いつも参考にしているぐっちーさんのブログに恐ろしい話がアップされていました(^^;。タイトルは 「外資系で働くということ」。東京市場の地盤沈下は業界の雇用環境にも影響を与えているのは、常日頃から感じること。それをストレートに表現してあります。だから恐ろしいっす(^^;。証券界は、少なくとも雇用に関しては外資系と国内系の差が希薄になりつつある業界なので、国内系の方々も、もちろん他人事ではありません。就活中の学生の皆さんも、外資系特有の「リスク」を知るにはもってこいのコラムだと思います。知った上で自己責任です。それでも、自分が証券マンを辞められないのは、やっぱりそれなりの魅力もあるからなんですけどネ。上記をクリックして読むかどうかはあなた次第です(^^;。

● 最後にもう一つ。例のEDINET偽大量保有報告事件に関連して、今日の夕刊フジに記事が一つ: 「話半分以下…株買い占め虚偽男を直撃、仰天発言次々」。正直言って、担当記者も記事を書くのに苦労したのだろうな、と感じてしまいました。記事を読む限りでは「正常」ではないですから…。あまり論評するとアレなので、各自でお読みになって感じていただければと…。

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