このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1219.95 (-73.79, -5.70%)    日経平均 : 12573.05 (-752.89, -5.65%)    円ドル : 106.10  

● 米国株は祝日でもGLOBEXは稼動。そのGLOBEXでの日経平均先物がなんと12650円で戻ってきてしまい、これで「キャン(T_T)」。昨夕の日経平均先物イブニング・セッションで13000円割れまで突っ込んでいたので、ある程度、心の準備があったとしても、12000円台の半ばとは唖然。寄付前のトレーダーの会話は、「サーキット・ブレーカーってなんぼだっけ?」となるなか、Excel上の日経平均速算はSQ時よりもひどい状況でスタート。日経平均先物は12700円(前日比610円安)で寄付き、今朝のSQ値を計算すると前日比514.43円安の12811.51円(9時26分確定)。この水準が実質的な寄付きだったと考えると、ザラ場でもここから大きく戻すことが出来ないままでした。

● 前引けに掛けて、PKO期待(?)なのかスルスルと戻る局面があったものの、それでもせいぜい12950円近辺まで。安値から250円程度の戻しはあったものの、雰囲気が好転するほどではなし。後場に入って午後1時半頃には、あっさりと前場の安値を割り込む展開。他のアジア市場が軒並み大幅安で、朝はそれなりにプラスだったGLOBEXの米株関連先物が一気に大幅安になったことが影響したのでしょうけど、もう見ているだけ、って方々も多かったと察します。TOPIXは完全に安値引け、日経平均もほぼ安値での引けとなってしまいました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 日経平均の下落率は-5.65%で、日経平均プロフィルによると、今日の下げは 日経平均下落率ランキング で第15位。あの昨年8月17日が-5.42%だったので、今日の下落はあれよりもキツかったことになります。

● 個別にどうのこうのと書くのもちょっと空しいので、その辺は一般的な相場解説記事をご覧頂くとして、少し違った視点から少し。ここまで来ると、もう開き直るしかないのですが、そう考えると魅力も少しずつ見えて来るような感じを受けます(含むヤセ我慢(^^;)。言い尽くされた話かもしれませんが、トヨタの配当利回りは既に2.7%台。減配リスクやキャピタルロスのリスクはもちろんあるでしょうけど、ソロソロという感触はさすがに持ちます。12月募集の個人向け国債(5年)のクーポンは年率0.94%(税引後は0.752%)だったし、格付けだけで言えばトヨタはAAAで、日本国債のAAを上回るのですから(^^;。

● さらに、12500円近辺にかなりあると考えられるノックインにしても、ある程度はノックしてしまって「掃除」出来ただろうし、もっと開き直ってしまえば、償還時に発行時以上に上昇していれば皆がハッピーになれるのです(^^;。もっとも、ここまで痛んでしまった相場を立て直すには、皆がほとほと売り飽きるか、とんでもないサプライズが発生するかどうかが必要。米FOMCを臨時開催して0.75%の利下げがあったとしても、サプライズかどうかは微妙になりつつあります。某ヘッジファンドの運用担当者氏は、「小泉元首相が再登場するしかないね。それだけで外国人は日本株を買うと思うよ」と冗談気味に言っていましたが、それが冗談ではないほどのサプライズが必要なんでしょうネ。それは何かって?私が現時点で考え付くことなら、もう既に相場に織り込まれていますって!

● 一方、昔から暴落相場の時に妙に堅調な銘柄は、その後、活躍する傾向があると言われています。私が実際に確認したのではないですが(いつもお世話になっている某ベテラン市場筋氏が送ってくれた)、1987年のブラックマンデーの時も、1990年代初頭のバブル崩壊の時も、「9.11」の時も…。それで行くと、今日は東証1部値上がりはたったの31銘柄、値下がりは1682銘柄に達する全面安だったなか、エルピーダ、ホシデンなどが数少ないプラス銘柄。日経平均採用銘柄では、IHIが変わらずだった以外、224銘柄が値下がりでした。値上がりだけではなく、前日比マイナスでも「陽線」だった銘柄にまで広げると、日揮、東レ、ブリヂストン、ミツミ電機、ファナック、任天堂、ファーリテなど。IHIもそうでした。日経平均採用銘柄の88%が「陰線」だったことを考えると、ヤセ我慢も込めて少しだけ意識しておこうかなと…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比6億1101万株も増加して27億8912万株、売買代金は同5059億円増の3兆0543億円とさすがに盛り上がりました。売り圧力が強かったのは事実でしょうが、買い指値が入ってないと商いは出来ません。買い指値で待ち構えるような買いだったとしても、それなりに売り買いがぶつかり合ったことが分かります。日経平均の日中値幅は552.55円(前場450.66円、後場268.92円)とかなりの規模。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り越し(2940万株株売り/2170万株買い)でした。

● そうそう、今日は日興コーディアル(8603)の最終売買日でした。売らなければいけなかった機関投資家からすると、暴落のなかで淡々と売却作業を進めた方が多かったようです。既にある程度ウェイトを落としていた方々も多かったでしょうし、何よりも今日はザラ場引けにならず「終値」があって良かったです(^^;。簡単に数字をまとめておくと、寄付きは1391円(9:26)、高値が1426円(10:46)、安値が1358円(14:59)、終値が1364円(15:00)。前日比で157円安、-10.32%でした。VWAPは1383.0330円だったので、業者側から見れば「一応、成功」って感じでしょうか(^^;。出来高は当然のように膨らみ27,418,000株。大引けのワンティックで6,325,500株も出来ていました。また、大引後に立会外/市場外で大量のブロックが入っていました(上記出来高には含まれていません)。日興CGの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

日興コーディアル(8603)日中足

● 東京が引けた後の話。初っ端はアジア各国市場がボロボロで欧州もボロボロ。日経平均先物のイブニング・セッションは12130円まで突っ込み(通常取引は12510円引け)、どよ~ん状態。ところが、そこから欧州市場が寄付大幅安後に急速に戻っているのを好感したのか、今度は一気に12580円まで戻し、その後は再びだれるなどかなり荒い値動き。GLOBEXのS&P500先物やNASDAQ100先物は千鳥足状態だし、今晩の米国株式、さらに明日の東京の動きが正念場中の正念場になりそうです。今晩はしっかり寝て、明日リフレッシュして気持ちを新たに戦いましょう!

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