このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1293.74 (-47.76, -3.56%)    日経平均 : 13325.94 (-535.35, -3.86%)    円ドル : 106.70  

● 今朝は一面の雪景色を期待していたのに…(^^;。

● 相場。先週金曜日後場の戻りはかなり期待を抱かせるものだっただけに、金曜日の米国株式市場の下落は大きな失望感がありあり。東京でも前場で金曜後場の戻り分をあっさりと吐き出す格好。日経平均先物の金曜日前引値は13410円だったのですが、奇しくも今日の前場終値は13410円と同値。前場安値は13390円(10:58)だったのですが、要は、前場で綺麗に金曜日後場の上昇分が剥げ落ちた格好。後場寄付直後に日経平均先物に断続的な大口買い爆弾が入って、裁定買いを引っ掛けてヒュルっと戻す局面があり、少しは期待を抱かせたものの、一巡すると再び下値模索。日経平均先物の金曜日安値は13360円だったのですが、そこを守りきれずに引けてしまいました。今晩の米国株市場はお休みなんだから、そんなに慌てることは無かったのに…。

● 後日見直すでしょうから、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。Yahoo! Financeで2日分の日中足を連続して取ることが出来ないのですが、1月18日(金)の分と並べて見ると、金曜日後場の上昇が今日の前場であっさり飛んでしまったのが良く分かります。

● 凍傷じゃなくて(^^;、東証33業種は全て下落。程度に差があったものの、それなりにプラス銘柄があったのは消費者金融ぐらい(でも"その他金融"全体はオリックスの下落が響いてマイナス)。比較的下落が小さめだったのは陸運、食料品、電力・ガスなどのディフェンシブ系。非鉄、卸売、海運、機械などの「半年前は主力セクター」はボロボロ。実際のポートの損益以上に心理的に響く下落だった様子が想像できます。銀行はもちろんボロボロだったのは言うまでもなく、要するにβ値の高い銘柄を毛嫌いする相場が継続。消費者金融株はβ値がマイナスだったりするので、今日のプラスもその意味からは何となく分かると言えば分かる感じ。不思議だったのは、みずほ証券の格上げはあったにしろ、エルピーダが大幅高だったこと。アドバンテスト、東京エレクトロン、NECエレクなどは軒並み大幅安だったんですけどねぇ~。

● テクニカル的に見れば、相場下落に伴って、チャートを遡って長期を見ざるを得なくなり、より長期的な「半値押し」を意識せざるを得なくなってしまいました。つまり、2003年春の安値から2007年高値までの上昇局面の半値押しってことです(以下表参照)。日経平均はまだ少し距離があるものの(でもこのボラティリティーだと1日分程度かな?)、TOPIXはもうその水準です。多少のズレは容認するとしても、これだけ長期のトレンドで考えなくてはいけないってこと自体が、長期上昇トレンドが崩れかかっていることを同時に示唆していることになります。いずれにしろ、テクニカル的には正念場に差し掛かっていることは確かです。

指数 2003年安値2007年高値半値押し
TOPIX 770.62pt (3月11日)1816.97pt (2月26日)1293.80pt
日経平均 7607.88円 (4月28日)18261.98円 (7月9日)12934.93円
計算は「虎年の獅子座」。全て終値ベース

● もう一つ気付いたのは、今日も指数のザラ場安値は、TOPIXも日経平均も14時43分で大引前約15分手前でした。一瞬戻りかけた後に大引けで再び売られたのであまり目立たない結果になったものの、大引け前15分で売り圧力がピークとなるのが今日も出ていました。以前、ちらっと書いたのですが、コンプライアンス面から自主的な規制を掛けている証券会社が多いと推察されるなか、この15分というのを見ると、どうしても自己ヘッジの動きを感じてしまいます。その辺を考慮すると、ノックインなどのデリバティブ関連商品絡みのヘッジ売り(ヘッジ外しの売り)が出ていた可能性が考えられます。もっとも、そもそもこれが出てくるのも、日経平均やTOPIXが大幅安になったから。つまり、先物の売りは大元の原因ではなくて、あくまでも「火に油」の「油」だったってことです。「火」が何だったのかはご承知の通り。しかし、この閉塞感はたまりませんね…、ホンマ(-_-;)。

● 記録に行きましょう。東証1部出来高は前週末比5億4849万株も減って21億7811万株、売買代金は同6414億円減の2兆5484億円。ここ数日はかなり活況だったものの、今日はガタンと出来高、売買代金ともに減少。高く売ろうとするよりも、「とにかく売る」との圧力が強かったことと、買い指値がこの数日ほどは入って来なかったことを示唆しています。あまり良い感じではないですね、正直言って…。東証1部値上がりはわずかに103銘柄、値下がりは1596銘柄の全面安商状。今朝のSQ値を計算すると、前週末比239.99円安の13621.30円(9時26分確定)と、寄付きからかなり売りが出ていたことが分かります。また、ザラ場でSQ値水準を上回ることもありませんでした。日経平均の日中値幅は384.14円(前場313.10円、後場222.60円)。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、7日ぶりの買い越し(2730万株株売り/3050万株買い)でした。

● それと、あまり悪い話ばっかりで恐縮ですけど、大引後、日経平均先物はイブニング・セッションで大きく売られてしまいました。今日の終値は13310円だったのですが、イブニングセッションで一時13000円台を割り込み、最終的にはかろうじて大台をキープしたものの13080円で終わっています。アジア各国市場がボロボロで、この13000円を割り込んだところでは、中国、香港、シンガポールと来て、インド株式市場が急落していた局面でした。日経にも 「日経平均先物、夜間取引で1万3000円割れ――2年3カ月ぶり」 との記事が出ています。今晩は米国が祝日なので、CME日経平均先物に引っ張り上げてもらうことが出来ないので、ちょっと心配。まぁ、考えても「しゃあない」んですけど…。

● 相場もアレなので雑談(^^;。実はこのネタは先週金曜日に書こうと考えていたのですが、スペースが無くなってしまいました(^^;。JCASTニュースの 『ファンドマネージャーをゲームで発掘 日興アセットの「投信王」』 によると、「(日興アセットは)資産運用の「腕自慢」たちがインターネット上で投資信託のパフォーマンス(運用成績)を競うシミュレーション・ゲーム「投信王」を始めると発表した。年間最優秀者には、日興AMのファンドマネージャーとして実際に活躍する道が拓ける」とのこと(^^;。内容を詳しく見たわけではありませんが、"プロ運用者"を張り倒すような豪傑"素人"が出てくることを楽しみにしています(^^;。もっとも、実際に他人資産を運用するとなると、別の意味で色々と縛りがあって、その通りに行くとは限らないのですけどネ(^^;。日興アセットのHP内に 案内 がありますので詳細はこちらからどうぞ。なお、私は日興アセットの回し者ではありません。為念。

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