このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1392.71 (-19.20, -1.36%)    日経平均 : 14500.55 (-190.86, -1.30%)    円ドル : 108.95  

● 今日は、前週末の米国株安などを受けて、寄付きは相当に安いとしても、一巡後はある程度の反発局面を予想した方々が多かったと思います。実際、前場初っ端にスコンと下落してからは戻り歩調でした。ただ、買いのフォロースルーは限定的だったのは認めざるを得ず、地合いの悪さを跳ね返すだけの力はなし。後場に入ってからは上値がつかえてしまい、安値圏での横ばい。結果的に、プラスまでは戻すことなく連日の昨年来安値更新となってしまいました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場低迷の背景には色々な要因があるのでしょうし、この辺は賢人諸氏に解説をお任せしましょう(とサボる)。マーケットの近くで見ていて感じるのは、売りが多いというよりも買いが入らない状況が続いている印象。今日は久しぶりに全日立会だったものの、東証1部出来高は20億5899万株(半場だった前週末比で6億3473万株増)、売買代金は2兆5410万株(同7425億円増)と、決して活況とは言い難い状況だったこと。つまり、売り買いが交錯しているというよりも、買いがあまり入っていないなかを、売りたい人が値段を下げて売っていた、という印象が残るのです。買いが少ない時にある程度のロットを売ろうとすると、どうしても自分で値段を押し下げてしまいます。でも、それでも売りたい向きがあったのでしょうね。多分、外国人投資家の「日本株外し」が続いているのでしょうけど…。

● このパターンは、何らかのきっかけで反転すると、今度は売り指値が乏しい中を株価(もしくは指数)だけがスルスルと上昇するような反発局面になりがち。これは、相場としては「取りづらい」反発局面ですけど…。難しいのは、タイミングが分からないこと。足元では、大納会、大発会、そして今日と、立会日数にしてわずか3日間(うち2日は半場)で日経平均は1064.14円も下落したことになります。この下げの大きさと急激さを考えると、自律反発がソロソロ来てもおかしくないし、そう考えている方が多いと推察します。でも、ここでそれなりの反発が無ければ…というのも、皆の頭にはあるはず。その綱引きは、傍で見ていると興味深いんですけど、渦中に残らざるを得ない向きにとっては迷うばかりです(^^;。

● 記録。東証1部値上がりは442銘柄に対して、値下がり銘柄数は1187銘柄。全面安というほどではありませんでした。今朝のSQ値を計算すると、前週末比187.04円安の14504.37円(9時15分確定)。シカゴ日経平均先物の水準を考えると、ほぼ皆さんが想定していたところで寄付いた格好。日経平均のザラ場安値は前週末比252.80円安の14438.61円(9時22分)だったので、それほど大きなフォロースルーの売りは無かった感じ。そこから10時33分には、同23.56円安の14667.85円まで戻したものの、そこが今日の高値でした。日経平均の日中値幅は229.24円(前場229.24円、後場119.26円)で、下がらなかったものの、上値を抜けるだけのエネルギーが無かったことも分かります。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(3300万株売り/3000万株買い)でした。

● 話題変更。指数系ヲタク向け業務連絡。先週金曜日、大発会引け後にFFW変更が発表になっています。これは毎月第1営業日大引け後に発表される定例のものです。東証HPでは、 「浮動株比率」 にて公表されていますのでご確認を。

● もう一つ。同じく先週金曜日の大発会に、 「TOPIX Core30等株価指数の構成銘柄の定期選定について」 も発表されています。大きなところでは、オリックスとソフトバンクがCore30から追放された一方で、コマツと三井物産が入っています。またLarge70からアドバンテスト、新生銀行が追放された一方で、ダイキン工業、ニコンが加わっています。直接的にCore30ファンドなどをやっているFM諸氏以外にははあまり関係ないかもしれませんが、「はぁ~、ほぉ~」とご覧頂ければと(^^;。いずれも1月末の実施なので、基準値は1月30日(水)終値となります。

● 雑談。某ベテラン市場筋氏のメールで教えていただいたのですが、 松井証券・松井道夫社長の「新年のご挨拶」 に興味深い記述。ちょっとだけ引用してみます。

松井証券の株式委託売買代金を顧客の月間約定件数ワイズで分類してみると、月間約定件数が100回(一日5回以上)を超える超アクティブ・トレーダーの売買代金は、全体売買代金の40%~50%を占めています。そして、この超アクティブ・トレーダーは、松井証券の顧客70万人のうち5,000人程度(すなわち1%以下)に過ぎないのです。

● 敢えて論評は加えませんが、約1%のデイトレーダー型高速回転の個人投資家が個人投資家シェアの半分近くを占める(少なくとも松井証券内では)というのは、色々な意味で興味深いことです。

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