このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1666.78 (+0.99, +0.06%)    日経平均 : 16319.04 (+80.68, +0.50%)    円ドル : 117.45  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、これで3日連続の買い越し(3660万株売り/4280万株買い)。CME日経平均先物も堅調だったことも加わり、朝から堅調な推移。ただ、この相場エネルギーだと、上値をドンドン買い上がるようなのは無理で、堅調ながらも全般は模様眺め気分が漂う展開。後場に入ってからも、フラフラと上がるかと思えば、フラフラと先物に引っ張られて伸び悩み(^^;。結局、方向感が乏しい1日でした。

● 日経平均の日中値幅はわずか75.99円。手元の資料で調べてみると、これは昨年11月11日に72.25円の日中値幅を記録して以来の小動き。東証1部出来高は15億9527万株(前日比3768万株増)、売買代金は2兆0086億円(同772億円減)と、相変わらずの水準でした。ドカンとも落ち込まないものの、盛り上がる気配も感じにくいのが現状です。

● 動いていた銘柄を探すのも一苦労ですが、業界人として、証券株が妙に堅調だったのが目に付きました。まさか、あのGS(ゴールドマン・サックス)の決算を見ての連想だったんじゃあないでしょうねぇ~(^^;。GSの決算内容については、専門家のレポートをお読みいただくとして、GSのビジネスモデルと、日本に上場している証券会社のビジネスモデルは、同じ業界内で見ていてもかなり違いがあると思います。GSは、一つの成功しているビジネスモデルとしての尊敬と羨望は間違いなくあるでしょうけど、それをそのまま日本に輸入しても、すぐに同じように成功するとは限らないのは言うまでもないこと(^^;。お金という命の次に大事な"商品"を扱うビジネスでは、国民性や文化の違いは、かなり大きなハードルだと感じます。それを乗り越えようとするのは一つの選択肢でしょうけど、それよりも、ハードルを溶かして融合して見えなくさせてしまうような事が出来れば、もっと成功に近付けるのかもしれません。具体的に何をどうすれば、って事になると難しいのですけどね(^^;。

日経平均銘柄入替え発表

● と、仰々しくするほど(^^;の事はないのでしょうけど、せっかくですから・・・。大引け後に、やっとこさ、日経平均の銘柄入替えと、分割銘柄のみなし額面変更が発表されました。それぞれ日経平均プロフィルのHPに掲載されていますが、簡単に書いておきましょう。正式発表は、下記のHP記事をご参照下さい。

日経平均銘柄入れ替え・国際帝石と豊田通商採用
http://www.nikkei.co.jp/nkave/news/20060315d2d1500h15.html
JTとヤフーの株式分割、みなし額面の変更で調整・日経平均
http://www.nikkei.co.jp/nkave/news/20060315d2d1500j15.html

● 銘柄入替えそのものは、事前にマーケットの大部分が予想していた通りに、合併親会社の豊田通商と、合併新会社の国際石油帝石HDが採用となりました。このチョイスそのものは、日経平均採用銘柄基準の中に掲示されている「被合併による上場廃止では存続企業を採用することや、企業統合で新設される持ち株会社を採用するなど実態に促した入れ替えを行うことがあります」(http://www.nikkei.co.jp/nkave/about/rule_1.html)の通りなので、特にサプライズはありません。

● ただ、ちょっと注目していたのは、豊田通商のみなし額面がどうなるかってこと。トーメンがかなり安い株(^^;なので、ストレートに50円額面にするのか、"調整"含みで500円額面にするのか・・・です。結局、ストレートに50円みなし額面と発表されました。日経としても、あまり恣意的なことは出来ないだろうとは考えていたのですが、50円額面と決まったことで、次のステップに進むことになります。この辺は、あまり詳しく書くと、「妙にエキサイトする方々」が出て来そうなので、かなりぼやかして書いておきます。でも、筋道を立てて考えれば、誰でも分かることですので、いつも通り、"No Pain, No Gain"ってことでよろしく(^o^)。

● 何に注目すべきかは、要は、みなし額面換算後の株価水準。トーメンも豊田通商も50円額面で同じなので、株価そのもので比較すると良く分かります。トーメンの本日終値は194円。一方、豊田通商の本日終値は2840円。合併比率がトーメン1株に対し、豊田通商0.069株なので(豊田通商HP、http://www.toyotsu.co.jp/press05120601.cfm のPDFファイル参照)、もしある日経平均ファンドが一銘柄あたり10万株を保有していたら、そのFMは何をしなくてはいけないかを考えれば、答えは明白です。

● 今日は気分が乗っているので、計算式まで書いちゃいましょう(^^;。「10万株-10万株×0.069」ってことですね。お分かりになりますでしょうか?ここから先は、各自でよろしく。本当にこの程度の式で分かる話です。豊田通商はTOPIX的に言うと、FFWが0.35ということも、頭に入れておく必要がありそうです。ただし、トーメンで代用できる面がある点もお忘れなく。今日は書き過ぎですね(^^;。なお、同時に国際帝石HD(みなし額面は5万円)もあるので、こちらとあわせてファンディングは計算する必要が出てきます。真面目に計算すると、ちゃんとした答えが分かります(微分も積分も不要、四則計算で十分)。

● 日経の発表によると、「帝国石油とトーメンの除外、豊田通商の補充は28日、国際石油開発帝石ホールディングスの補充は上場翌日の4月4日に実施」とのことで、月末は休めなくなりました(^^;。実際には、27日終値が基準になるので、明日から数えて立会い日数ベースで7日しかないんですよね。だから、日経さんもSQ前に発表をしてくれていたらよかったのに・・・(^^;。

● もう一つの発表が、株式分割を実施するJTとヤフーについて、みなし額面の変更で調整するというもの。こちらも最近の日経の動きからは想定できたことで、特にサプライズではありません。具体的には、JTのみなし額面は5万円から1万円に、ヤフーは2万5000円から1万2500円に変更するというもので、ますますみなし額面がややこしくなって覚えられなくなり、日経平均も厄介になってきました(^^;。

● 最後に、いくつかお問い合わせを頂いた(^^;のですが、なぜライブドア(4753)について一言もないのか?って。まぁ、エッヂの頃からそうでしたけど、あまり書きたい銘柄ではないし、価値も感じ難いというか・・・(^^;。相場的には、もうあまり関係ない銘柄だし、社会的なドタバタは、ここで敢えて書くまでもなく、あちこちで特集されていることですし、そちらの方が読んでいて面白いと思います。なお、USEN(4842)はヘラクレス銘柄なので、私にとって基本的には、相変わらず「対岸の火事」です(^^;。

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