このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1501.25 (-14.85, -0.98%)    日経平均 : 15514.51 (-22.01, -0.14%)    円ドル : 112.40  

● 今日はビッグSQ日。朝8時15分過ぎから「米シティ(C)、SIVの資産・負債をバランスシートに計上へ」との材料もあって、これで日本の銀行株がどう動くかも諸説飛び交う状態。SQ関連売買はそれでも淡々と場に入り、午前8時45分時点でExcel上の日経平均速算値は前日比1210円高ほど(^^;。まぁ、この辺はいつものSQと同じで誰も信じないとしても、その後も寄付き直前までプラスで推移。8時50分に900円高、8時55分に750円高、8時59分に440円高、8時59分30秒で430円高ときて、最後の最後にお約束の売りバスケット。結局、SQ値は前日比22.91円安の15513.61円で確定時刻は9時11分と、スッと寄付いた波乱なしSQでした。

● 日経平均型もTOPIX型も売り越しだった模様ですが、いつものようにミスプライス狙いの買い指値が入っていたこともあって、波乱にはなりませんでした。市場筋推計によると、SQ関連売買は約5億7000万株、9400億円程度だったとのこと。9時15分時点での東証1部出来高は8億6294万株、売買代金は1兆3604億円で、売買単価は前日比では277.64円も上昇して1576.52円。この売買単価の上昇はSQの特徴です。東証1部の売買代金推移では、前場58.3%、後場41.7%でした。朝寄付きの5分間では31.2%の商いがありました。

● そうそう、今日は寄付き前に日銀短観の発表もありました。ただ、ビッグSQ日の寄付き前だったので、あまり見ている暇も無かったし、影響も特に感じませんでした。全体にコンセンサスよりも下だったので、とりあえず、相場が下がった時の理屈付けに使えるかな、という感じでした(^^;。

● SQ後の相場。寄付き直後にインデックス買いがボカンと入り高値を付けに行ったものの、その後はジリ貧。駄目かと思うと先物主導でピョコンと戻る、というめまぐるしいというか、節操の無い展開(^^;。まるで壊れたエレベーター状態で、日中値幅そのものは昨日の方がはるかに大きかったものの、今日は地下駐車場と屋上庭園を行ったり来たりの展開で、その分だけ「荒れた相場」との印象を持った方が多かった感じでした。ただ、昨日、米国株安を心配して売られたことを考えると、どうも日本株の戻りの鈍さは否定できないのも事実。実際、上値を積極的に買うという空気にはなりませんでした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。「壊れたエレベーター状態」をご覧頂ければと…。

● ファクター面から見ると、今日は今週ここまでとはまるっきり違う展開。今日はバリューもリバーサルも駄目駄目マークで、結局、週初に良くて喜んでいたのが、週末に駄目になって「どよぉ~~ん」状態。金曜日は往々にしてその週の逆になるのですが、今日はまさにそんな感じでした。週末だし、深く考えることなく、来週からの新しい展開に期待するとしましょう(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比6億5339万株増の28億1540万株、売買代金は同1兆1402億円増の3兆9484億円でした。ビッグSQとしては、前回の9月が24億0284万株/3兆6615億円だったので、8月の相場変調以降としては妥当な水準。もっとも、その前の6月が34億4631万株/5兆1325億円、3月は31億9080万株/4兆7580億円あったので、ちょっとレベルが違ったのですけどネ。東証1部値上がりは544銘柄、値下がりは1086銘柄で、指数以上に値下がり銘柄数が多かった印象。今日の日経平均日中値幅は263.28円(前場166.98円、後場210.59円)と、昨日の日中値幅(300.57円)よりは狭かったです。日経平均VWAPは15522.17円で、SQ値、終値に近い値。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(3170万株売り/2860万株買い)でした。

● ザラ場では、サブプライム関連の思惑が飛び交ったのも今日の特徴。色々なニュースはあちこちのメディアを検索してご覧頂くとして、ちょっと目先が変わったものとして、 「サブプライム「逆張り」で4480億円の利益=米ゴールドマン・サックス」 なんてニュースも流れていました(^^;。羨ましい!

● もう少し真面目に行くと、サブプライム関係に本邦メガバンクにも支援要請(奉加帳)が廻って来たと報じられて数日。今朝の日経金融などでは、昨日の銀行株大幅下落について「融資要請を警戒」と出ていましたが…。個人的には、ここで日本のメガバンク(特に三井住友FGあたり)が、「日本も苦しい時に助けてもらった(GSの出資)。だから、今度は日本が何かのお役に立ちたいと考えている」とでも世界向けにメッセージを発することが出来れば、「えっ?日本も意外にやるやん?!」って感じで、海外から日本の金融界を見る眼は劇的に変化すると思うのです。金額の多寡ではなくて、素早いメッセージが必要。そして、それが20年後の日本の世界の金融界における立場を決定するような気がしてなりません。もっとも、SIVとかに出すのではなく、直接投資で相手の「首根っこを押さえる」形が出来れば、したたかな投資家にもなれるはずです。

● 企業側としては、株主代表訴訟が気になるなどとしているようですが、これらを瑣末な問題と考えるのは無理なんですかね?政府も 「それぞれの経営判断」 などと突き放す言い方ではなく、少なくとも心理的にサポートするぐらいの配慮と先見性が欲しいところ。その一方で、銀行側にも政府・官庁側にもそれだけの「肝っ玉」はないだろうなと、諦めの気分も持ち合わせている自分にも気付きます。日本の金融界が良い意味で世界的な存在感を高めるチャンスだと感じるし、インド洋での給油云々よりも、はるかにインパクトがあるだろうと考えています。でも、やっぱりあかんでしょうねぇ~(-_-;)。なお、最初に報道した朝日新聞の当該記事は、 「米のサブプライム支援基金、三菱UFJに出資打診」 です。

● がらりと話題を変更して、ちょっと宣伝広告(^^;です。今日は会社四季報及び会社情報の発売日。私は紙媒体の会社四季報はもう買っておらず、全て四季報CD-ROMに頼ることにしています。会社には会社名が印刷された「宣伝用」の会社四季報はあるのですが、自宅で使うにはCD-ROMがベスト。検索とスクリーニング機能だけでも使いでがあります。業績データなどもアップデートできますしね。使い方次第では、会社発表ではなくて、東洋経済が独自に業績上方修正や下方修正をした銘柄だけを抜き出すなんてことも可能です。と言うわけで、以下がその会社四季報CD-ROMです(Amazon.co.jpのアフィリエイトリンクです)。

● 紙媒体にこだわりを感じる方は、四季報と会社情報の最新号はこちらからどうぞ。最近は普通の形以外にも大判などがあり、バラエティに富んでいるようです(^^;。

● 以上、宣伝でした(^^;。それでは、皆様も良い週末を!

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