このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1516.10 (-40.83, -2.62%)    日経平均 : 15536.52 (-395.74, -2.48%)    円ドル : 111.75  

● 飲み会があって更新が遅れました。では行きます。

● 米国株は乱高下したもののそれほど悪くなかったのに、東京は日中と通してズルズルと下落を続け、意外なほどの大幅安になってしまいました。特に目新しい特定の材料があったのではなく、心理的な悪材料が積み重なったというか、悪材料の方に目が向いてしまったというか、そんな感じの1日。BOA(BAC)とかワコビア(WB)の発表からの連想で、今後出てくる米系証券の「損失額」の観測が飛び交い、より不安感を強めた格好。明日のビッグSQについては、限月間スプレッドはとても強かったので、それほど影響は無かったと考えているものの、不透明要因の一因になった可能性はあります。また、アジア各国市場もかなり安かったのですが、日本とお互いに共振した感じで、どちらが原因と言うことではなかった印象。

● それやこれやで、指数で見ると全く戻り局面らしい戻りはなく、アレヨアレヨの大幅安。今朝のSQ値を計算すると、前日比120.59円安の15811.67円(9時10分確定)と、常識的な範囲でした。しかし、これがほとんど今日の高値になってしまったのですから、いかに時間の経過とともに、地合いが悪化したかが分かります。TOPIXも日経平均も、ほぼ今日の安値での引けで、日経平均の日中値幅は300.57円とかなり大きく、前場が120.64円だったのに対して、後場は211.60円に拡大。ほぼこの合計数値が1日の値幅ということは、ザラ場で戻りらしい戻りがなく、継続的に右肩下がりになったのが分かります。今日は銀行株を筆頭に、消費者金融、証券、不動産と金融関連銘柄が完璧に相場の足を引っ張る状態。商社も足を引っ張り、まともに買える銘柄がない状態に陥ってしまいました。目立ったのは、ソニーの堅調ぶりぐらいだったでしょうか…。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● ひどい相場だったので、さっさと記録。東証1部出来高は前日比4388万株増の21億6201万株、売買代金は同2645億円増の2兆8082億円。基本的には昨日とあまり大きな変化はなく、指数が2%以上も動いた割には、出来高面からは盛り上がりに欠けた印象。東証1部値上がりは131銘柄、値下がりは1544銘柄にも達して「全面安」状態。日経平均VWAPは15677.68円。今日は昨日の逆で、日経平均採用銘柄で終値が始値を下回ったのが91.1%、終値がVWAPを下回ったのが97.3%と、かなり極端な数字が出ていました。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(2610万株売り/2380万株買い)でした。

● 明日はビッグSQ。4ヶ月に1度の「粗ゴミ回収」の日です(^^;。年末までに不要と思われる銘柄を捨てに来る方々がいる一方で、プライスさえ合えば買いたい向きもあるでしょう。毎度お馴染みのドッタンバッタンが行われることでしょう(^^;。基本的にSQ予想はしないのですが、上下200円以内のブレだったら波乱なしだと思うし、実際、その範囲内に収まると考えています(より正確には、シカゴ日経平均先物が動いた分を取除いて上下200円以内って感じ)。これ以上動けば、ちょっとサプライズです。

● 今日の相場で話題になった件ですが、主要な米金融機関の決算発表で、12月~1月に予定されているものは以下です(出典:Bloomberg、日付は現地時間)。あくまでも予定ですし、昨晩のBOAやワコビアのように、実際の業績発表前にウォーニングが出ることも良くある話です。為念。なお、欧州金融機関は2月中旬から3月に掛けての発表予定です。

Lehman Brothers (LEH)12月13日
Goldman Sachs (GS)12月18日
Morgan Stanley (MS)12月19日 (Estimated)
Bear Stearns (BSC)12月20日
Citigroup (C)1月15日
JPMorgan (JPM)1月16日
Merrill Lynch (MER)1月18日 (Estimated)
Bank of America (BAC)1月22日 (Tentative)
出典:Bloomberg

● そうそう、ぐっちーさんのブログにも書いてありましたが、これだけの時期にポールソン米財務長官は中国に行っているのです。受け取り方によれば、完璧なほどの「ジャパン・パッシング」に見えるし、そうならばもう笑うしかない状態です。欧米の中央銀行が結託するなかで、日本はお呼びでないのか、それとも最後の隠し玉として取ってあるのか。まぁ、残念ながら前者でしょうけど…。

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