このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1600.29 (-24.96, -1.54%)    日経平均 : 16955.31 (-182.61, -1.07%)    円ドル : 116.35  

● 米国株式動向やシカゴ日経平均先物(大証比170円安)を見れば、軟調な展開は十分に予想できました。ただ、インテル(INTC)やヤフー(YHOO)が時間外で大幅高でGLOBEXも堅調だったことから、外部環境は差引でちょっとネガティブ程度。しかし、サブプライムの疑心暗鬼に怯える金融株は今日もボロボロで、これが全体を大きく引っ張った格好。特に、後場中盤の銀行株の下落には凄みすらありました。日本時間後場に取引が始まったインド株式市場が8%超も急落してサーキットブレーカー取引停止になったことも、心理的に圧迫感を与えたのでしょう(売買再開後はえらく戻っている)。いずれにしろ、インド株式市場に東京の下落の原因全てを押し付けるのは、「ちょっとちゃうでぇ~」って感じでしたけど…(^^;。

● それやこれやで、午後2時過ぎには一段安となり、アレヨアレヨの下落。今日もTOPIXの下落の方が厳しい状況でした(銀行株などが悪い)。TOPIXも日経平均も14時11分に日中安値を付け、TOPIXは前日比41.01ポイント安、-2.52%まであり、日経平均は同342.18円安、-2.00%までありました。この時点では相当な悲壮感もあったのですが、そこからは戻し歩調。売るだけ売ったのか、意外にバンジー戻しをして終了。安値と終値との比較だと、TOPIXも日経平均も1%程度も戻したのですから、その点では落ち着きを取り戻した形で終了。しかし、インド株式が突然の下落になったのは確かですが、インドが上昇する時は連動せずに、下落する時だけ大騒ぎになって連動するってのは、日本株の現状を見せ付けられた感じでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きかなりの売り越し(4850万株売り/3580万株買い)でした。11月末の1ヶ月前ということで、またヘッジファンドなどに解約があったのでしょうか?マーケットの動きを見る限りでは、8月のバリュー崩落局面のような奇妙なエゲツなさは無かったものの、デルタが出ている印象もあったので、ロング・オンリーからの売りが増えているのかもしれません。一方で、一般的に空売りが多い銘柄、つまりロング・ショート戦略でショートになりやすい銘柄に堅調なものが多かった点は、ロング・ショートのアンワインドがあった可能性も感じさせました。今日もバリューはかなり調子悪かったですし…。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億9908万株も増加して23億1379万株、売買代金は同6942億円増の3兆3227億円でした。外国人投資家の売りが大きかったのでしょうけど、商いが膨らんできたということは、押し目買いもそれなりに入っていたことが分かります。後場後半の戻し局面では、裁定買いもかなり入っていた様子でした。東証1部値上がりは280銘柄で、値下がりは1376銘柄。日経平均の1日値幅は318.46円(前場178.08円、後場267.86円)と膨らみました。今朝のSQ値を計算すると、前日比15.58円安の17122.34円と、わずかながら「幻のSQ」状態。つまり、ザラ場でかなりのフォロースルーの売りがあったことが分かります。

● 一方で、サブプライムとあまり関係ないマザーズやJASDAQなどは比較的堅調で、最後はマイナスで終わっているものの、JASDAQ指数はわずかに-0.09%、東証マザーズは-1.05%とTOPIXをアウトパフォーム。それよりも何よりも、TOPIXがまた50bps近くも対日経平均でアンダーパフォームしたのは目立ちました。ホンマに銀行株の影響ばかりが目立つ印象で、どうにかならんもんですかね(^^;。

● 話題変更。The Gartman Letter が今日は少し早く届いたので読んでいたところ、DryShips Inc.(DRYS)のチャートとともに、以下の記述。

DRYS' run came to an abrupt end yesterday as new highs were made early in the day and the price collapsed, taking out and closing below the previous day's lows on massive volume... a truly classic "Outside Reversal" made for the trading textbooks!

● この"Outside Reversal"は日本語では「抱き線」とか「ツツミ」と呼ばれるもので、酒田五法によると「上部の抱きは天井の表示と知れ」と書いてあります(^^;。しかも陰陽の組み合わせもバッチリ(という言葉はおかしいけど)。このDryShipsという会社(http://www.dryships.com/)は、ドライバルク特化の海運会社で、まさにドライバルク指数に連動して上昇してきた銘柄。ところが、Gartman氏が指摘するように"Outside Reversal"になってしまったというのは、ちょっと気にしておこうかなと…。先日のNASDAQ総合指数でも同じような日足が出て、その後は高値を取れないまま、少しずつズルッ、ズルッと下落しています。この辺も含めて、頭の隅っこに入れておこうと考えています。

● そのDryShips Inc.(DRYS)の日足を付けておきます(出典:Yahoo! Finance)。

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