このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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2006年03月08日(水) .... 続落、全般は模様眺め気分強い展開

 TOPIX : 1605.58 (-12.29, -0.76%)    日経平均 : 15627.49 (-98.53, -0.63%)    円ドル : 117.75  

● 今日は暖かかったですねぇ~(^o^)。いよいよ春って感じになってきました。花粉症の方々にとっては辛いシーズンかもしれませんが、私は幸いにして、今のところ花粉症とは無縁。なので、素直に暖かい空気を外で楽しむことができます(^^;。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3営業日ぶりの売り越し(4870万株売り/3660万株買い)。寄付前には海外から大きなバスケット売りの観測も流れていたのですが、結果的には、あまり大きな影響はなし。昼休みの立会外バスケット取引は売り越し観測だったものの、後場寄付きの段階でスコンと下落したあとは、基本的には模様眺め気分のなかでもみあい商状。最後はバスケット買いが入っていたようですが、あまり印象的なシーンがなかった1日でした(^^;。

● 東証1部出来高は前日比微増の17億3294万株、売買代金も同微増の2兆3271億円と、薄商いとは言いませんが、盛り上がったとは言い難い状況が継続。今日はマザーズやJASDAQ指数がプラスで終了したものの、TOPIX Smallは9bps負け。TOPIXで勝ったのはCore30(18bps勝ち)で、最後の大型株買い/小型株売りのバスケットがあったという事情があるにしろ、どうも分かりにくい相場でした。マーケット全体のムードもそうでしたが、結局、明日の日銀材料待ちですね。私はエコノミストでもないし(^^;、ましてや水晶玉を扱えるワケでもないので、事前の予想は出来ません(きっぱり!)。でも、マーケットが動いたとき、どう反応すべきかの心構えは、あらかじめ持っておく必要があると考えています。

● そして日銀後の金曜日はビッグSQ。その前にロールオーバーということになるのですが、今日もTOPIX先物の限月間スプレッドは、結構動きがありました(ヲタク基準での話ですが・・・(^^;)。朝方は、昨日の「TOPIX限月間スプレッド-8.0ビッド」の"衝撃"(は大げさか・・・(^^:)を引き継いで堅調に推移。ところが、後場寄付で-8.0ポイントビッドがほとんど売られ、あれよあれよという間に-8.0ポイントがヤリに変化。増配・復配でフェアスプレッドが下落するなかで、-8.0ポイントビッドだったのが少し不思議だったものの、これでようやく「それなり」の水準になりました。何が原因かを解明するのは無理だとしても、毎回、この辺の動きは興味と好奇心をそそられます。

● この時期、限月間スプレッド取引が如何に多くなるかを実感していただく為に、ちょっと出来高を表にしてみました(下記参照)。この出来高は、取引所でのザラ場取引分(立会外取引を除く)です。

3月限6月限限月間SP
TOPIX先物29,218枚16,845枚56,245枚
日経平均先物68,414枚14,138枚8,535枚

● 一見して分かるのが、TOPIX先物の取引所での限月間スプレッド取引が今日も活況だったこと。単品の3月限、6月限を合わせた出来高よりもはるかに多い量が限月間スプレッド取引として約定しているのです。当然、限月間スプレッド取引の相場が、他に与える影響もかなり大きくなることは、簡単に想像できると思います。限月間スプレッド取引と単品取引との間で裁定取引をやっているディーラー筋も多いので、限月間スプレッド取引で何かがあると、その影響は他にも広がります。もっとも、それで相場が動くとまでは言いませんが、少なくともこの時期は注意が必要、ということです。

● 一方で、日経平均先物の取引所での限月間スプレッド取引は、出来高からしてどうも低調。ここ数日同じなんですが、業者間取引の値段が-65円近辺でウロウロしている一方で、取引所ではちょうど-60円/-70円というティックのど真中(^^;。相変わらずの睨めっこ状態が今日も続きました。

● 出来高面の関連話題をもう一つ付け加えておくと、この時期は、立会外取引の存在にもそれなりの注意が必要ということです。例えば、今日の日経平均先物の立会外取引は、なんと143,952枚もあったのです。これは、ザラ場での取引を全部合わせたよりも多かった、ということ。ちょっとびっくりしませんか?大証の取引所日報を確認していただければ、私がホラを吹いているのではないと分かって頂けると思います(^^;。本日分のURLは、http://www.nippo.ose.or.jp/20060308/pdf/n_01.pdf です。一度、ご覧になって頂ければ、「ほぉ~」って感じになれます。もっとも、毎日見て楽しい資料ではありませんけどネ(^^;。

● 建玉残高の動きについても少し書いておきましょう。

3月限6月限
建玉残前日比建玉残前日比
TOPIX先物174,915枚-74,154枚342,492枚+116,780枚
日経平均先物341,086枚-16,182枚169,842枚+61,923枚

● 上記が、本日終了時点での、それぞれの先物の建玉残高と前日比です。一見して分かるのが、TOPIX先物においては、6月限の建玉残高がはるかに3月限を超えてしまい、数字の上からも、ロールは山場を越えたことが見て取れます。一方、日経平均先物では、最初の出来高面だけではなく、建玉残高の面でもTOPIXと比較するとスローペースが分かります。もちろん、3月限の建玉残高が減少して、6月限がかなり増加しているので、ある程度は、ロールが進んでいることは確認出来るものの、まだ山場通過とは言い難い感じが残ります。今回は、少なくともTOPIXに関しては、通常よりもロールのペースが早かった印象で、日経平均先物は、明日(3月限取引最終日)の動向に注目です。

● さて、今朝の日経一面にもデカデカと出ていたように、このところ増配・復配の流れは止まりません。先物価格にかなり大きな影響を与えるのはもちろん、市場全体のセンチメントにも影響を与えるのは当然。一方で、今この時期に減配・無配転落などと言い出すなら、それこそ、市場から袋叩きに遭いかねません(^^;。やせ我慢してでも配当継続という企業もあるでしょう。今はともかく、無理をしているツケはどこかで出てくるはず。もう少し先にしても、この辺を見抜く力も大切だと思います。今、あまり気にし過ぎると逆効果面があるかもしれませんが、一応、頭に入れておきたいです。

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