2007年09月14日(金) .... 大幅高、SQ後ジリ高、後場一段高
| TOPIX : 1544.71 (+21.84, +1.43%) | 日経平均 : 16127.42 (+306.23, +1.94%) | 円ドル : 115.15 |
● 今日はビッグSQ。ただ、いつものビッグSQとは雰囲気が異なり、寄付き前にドカーンとマイナスになって、最後に買いバスケットが入ってチャラ、というパターンではなく、寄付き前からほぼチャラで推移という展開でした。例によって実況中継風に行くと、午前8時45分にはExcel上の日経平均速算は-230円程度。これが8時55分には-20円、8時58分にチャラ、8時59分に10円高、8時59分30秒に15円高。そして時計が8時59分57秒ぐらいになってスルスルと約100円高程度まで上昇。結局、SQ値は前日比69.76円高の15890.95円でした。
● 寄付前気配の雰囲気が違っただけではなく、最後にバスケットが入ったのが画面上で9時前に確認できたのも違い。いつもの某証券による8時59分59秒ってのではなく、8時59分55秒くらいには注文が入っていた感じでした。これまでとは参加者が違ったので、雰囲気が違うビッグSQになったと考えています。
● なお、9時15分時点での東証1部出来高は9億4743万株、売買代金は1兆5757億円でした。市場筋推計では、日経平均型で一銘柄あたり36万株ほどの買い超、加重型は若干の売り超だったとのことで、7億3000万株、1兆3000億円弱程度がSQ関連売買との推計でした。また、毎分の売買代金推移で見ると、後場にかなり商いがあったにも関わらず、前場が62.0%、後場が38.0%。前場最初の5分間で40.2%の売買代金があり、10分間で41.9%。ビッグSQらしい分布でした。
● SQ後の相場。前場は堅調ながらウジウジしていたところがあったものの、後場に入ってから上値追いの動き。先物が引っ張った感は否定できなかったものの、今日は今一つ背景が見え難い印象が残りました。色々な銘柄が上昇したものの、例えば化学やJR各社はずっとマイナスのまま。東証1部値上がりが962銘柄に留まった一方、値下がりが640銘柄もあり、「全面高」と言うには程遠い状況でした。
● ファクター分析面からは、バリューが後場に入ってから売られていたし、サイズも随分と大きい方に振れていたので、この辺のファンドのリバランス/アンワインドがあった可能性が考えられます。アンワインドという嫌なことを連想させるというか、そんな点もあって、日経平均300円高でもエキサイトできる状況ではなかったように感じました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。
● さて、「二番底」について、今日の上昇を受けて周辺はうるさくなっています(^^;。でも、結局のところ、この手の結論は後から分かるもの。ナヨっているようで情けないのですが、個人的には結論を急ぐ必要は無いと考えています。もっとも、評論家の一角は、とりあえず現時点で「二番底打った」と大声で言っておいて、当たれば後で大騒ぎ、外れればほとぼりが冷めるまで静かにしておく、ってことでリスクはありません。外れたからといって訴えられるワケでもないですから(^^;。なので、こういう日の後に騒がしくなるのは、ある意味で自然な現象と受け止めています(^^;。せっかくの連休ですし、急いで何かをして得になる感じでもないですしネ(^^;。
● さて、本日の東証1部出来高/売買代金を過去のビッグSQと比較しておきましょう。
| 東証1部出来高 | 東証1部売買代金 | |
| 2007年9月SQ 今回 | 24億0284万株 | 3兆6616億円 |
| 2007年6月SQ 前回 | 34億4631万株 | 5兆1325億円 |
| 2007年3月SQ 前々回 | 31億9080万株 | 4兆7580億円 |
● 今日だけを見ると、東証1部出来高は前日比8億4074万株増、売買代金は同1兆4258億円増と派手に見えますが、このところの相場状況を素直に反映した規模のSQだったことが分かります。日経平均の日中値幅は264.99円(前場139.16円、後場111.10円)でした。上記したように、今日はかなり大型株のパフォーマンスが良い1日で、Core30は64bpsもの勝ち。一方、Large70は23bps負け、Mid400は29bps負け、Smallは98bpsもの負けでした。新興市場もかろうじてプラスだったものの、出遅れ気味でしたしね。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し継続(3930万株売り/2660万株買い)。SQの割にはフローは普段とあまり変わらなかったです。
● 話題変更。今日は東洋経済の会社四季報と日経の会社情報発売日。既に事前にデータフィードや記事である程度の内容が流れているので、だからといってドタバタすることはないのですが、私個人は紙の媒体ではなくて、四季報CD-ROMはスクリーニングなどでいつも結構重宝しています。業績予想数値などでのスクリーニングでも便利ですが、それ以外にも「絶好調」とか「最高益」などの語句を使ってのスクリーニングもよく使う手法です。専門的には「テキストマイニング」とか「ワードマイニング」などと呼ばれる手法の一つですが、全体を見る場合にも使えるし、ある銘柄を時系列で見ると流れが分かってそれも興味深いです。
● 昔は紙しか媒体が無かったので、証券系の研究所などでは、四季報発売日にはそれこそ人海戦術で、四季報をバラしてこの手のことをやったものですが、CD-ROMになってからは、あっという間に結果が出せるようになったのです。ある意味では、証券系の研究所などと個人投資家の差がグッと縮まったとも言えます。その分だけ、証券会社などは付加価値が付けにくくなった恨めしさもあったものです。
● ちょっとだけ広告(^^;。Amazonで紙媒体の
東洋経済 会社四季報と
日経会社情報
はこちらからです。そして、個人的に一番使いでがあると考えている
会社四季報 CD-ROM
です。おまけで、ちょっとおふざけのスクリーニング。一部上場企業のなかで、平均従業員年収が1000万円を超えている企業です。こんなことも出来ちゃうんです(^^;。まぁ、メディア関係はまだ「絞りがい」がありそうですネ(^^;。
● ようやく長い1週間が終わって3連休(^o^)。今年の9月は3連休が2連発でやってくるという嬉しい状況。ただ、そのおかげで月内最終日が21日(金)と、やや繰り上がっています。配当だの株主優待だのを気にする向き以外の通常の運用では、10月に入ってからの相場を考える時期。休み明けはFOMCと日銀政策決定会合もあります。FOMCは結果がどうあれ、相場変化のきっかけになる可能性を秘めているので、あまり休みボケしないように状態をキープしておかないと…(^^;。
● 皆様も良い3連休を!
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