このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1525.22 (-31.80, -2.04%)    日経平均 : 15764.97 (-357.19, -2.22%)    円ドル : 113.20  

● 先週末の米国株式市場やシカゴ日経平均先物水準を考えると、今朝かなり安く始まるのは誰でも分かっていたと思いますが、実際にスタートしてみると、シカゴ日経平均先物水準(15805円、対大証比295円安)をかなり下回る水準に落ち込んでスタート。円も対ドル112円台後半となればもう仕方ない感じでした。個別銘柄でも特別売り気配の嵐で、それなりに寄付いてきたのは9時15分を過ぎてから。一瞬戻り掛けた後、10時03分に日経平均は前日比470.93円安(-2.92%)まで下落。TOPIX安値は9時15分(同43.92ポイント安、-2.81%)だったのですが、いずれにしろ、かなりフォロースルーの売りが出ていた様子が感じられました。

● 最初にドカンの売りがあった後、前引けに掛けて戻し歩調。上記したようにちょうど10時頃に安値を付けていることも加えて考えると、「最初の1時間で執行」条件の付いたソコソコの規模の売り注文(バスケット)があったのかもしれません。これは、良くあるパターンとしては米国東海岸っぽいですね(^^;。私が米国で勤務していた時もそうだったのですが、時差の都合で「前場のみ」とか、他のアジア市場が始まるまでに日本株を片付けてしまいたい時などは、こういった時間条件付きの注文が結構ありました。特に投信系などだったら、前日終値に近いところで執行したい意向もあって、時間を待って得になることは少ないのです。もちろん、そうだと断言する気はないですけどネ。

● 昼休み立会外バスケット取引が買い越しとの見方が広がったこともあって、後場に入ってすぐに最大下落の半分程度を戻すところまで行ったものの、後場はこの水準でジリ貧気味にもみ合い。結局、TOPIXも日経平均も指数ベースで2%超の大幅続落になってしまいました。東証1部出来高は、前週末比1億7264万株増の17億6375万株、売買代金は同2266億円増の2兆4989億円どまりで、指数が大きく動いた割りには盛り上がりに掛ける状態。つまり、売り買いが交錯したというよりも、買いが手控えられた中を売り先行の展開になった、と捉えた方が良い1日でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 市場では「二番底」との言葉が多く出てくるようになったのですが、何よりも悩ましいのは、実際に二番底を付ける過程においては、そこが二番底かどうか判然としないこと(^^;。仕方なくチャートなどに頼ることになるのですが、前回の安値は意識したとしても、移動平均線などはほとんどブッちぎってしまっているので、あまり参考になりません(^^;。

● イメージとしては、この前の安値(終値ベースでTOPIXが1480.39ポイント、日経平均が15273.68円)を割れないながらも、「ヤバいんとちゃうか?」と思わせる水準を肝試しする、ってことを想定しているのですが、今日は正直言ってその印象はありませんでした。もっとも、バブル崩壊以降は、セリング・クライマックスとして発展しないままの「底打ち」もあるので、その点は含んでおく必要があるとは思いますけど…。

● 物色動向にしても、気迷い感いっぱい。アメリカが利下げするようならば、一段と円高基調が強まる可能性も考えられるし、「周回遅れ」のおかげで日本はサブプライム問題の「直接的」な打撃は少ないと見られているため、通貨として緊急避難先にもなりがち。これも円高方向のプレッシャー。さらに、米国雇用の悪化は、クリスマス商戦の不振にも直結しかねない話で、この辺を考慮すると、輸出系企業は買い辛くなってしまいます。ただ、かといって最近の銀行・不動産株の値動きを見る限りでは、内需とも言い難いところ。よって、結局は手詰まり感だけが残る状態になってしまいます。何らかのスター銘柄が登場して相場を引っ張る展開を期待したいところですが、なかなかスター候補すら見付からない状況です。

● 話題変更でロールオーバーについて。取引所の限月間スプレッド取引も少しずつ取引が増加(日経平均先物は1338枚、TOPIX先物は28,135枚)してきています。さらに、取引所取引よりも先に業者間取引は先週からソコソコ活発だったのですが、今週に入ってより活発に取引された様子。業者間取引の気配については、何かと支障がある「かも」しれないし、妙にエキサイトする方が出てくると困るので、ここにはあまり具体的には書きません。でも、いつも通り、日経平均先物がプレミアム、TOPIX先物はほぼフェア、という状態で推移しているのは確かです。なお、大引け時点でBloombergでを使って何も変えずにデフォルト状態でフェア・スプレッドを計算すると、日経平均先物で-54.19円、TOPIX先物で-6.32ポイントです。ご参考に。なお、ロールのピークは、明日か明後日になると予想しています(普段通り)。

● 記録。東証1部値上がりは201銘柄、値下がりは1457銘柄で「ほぼ全面安」となり、指数の動きと一致した印象。今朝のSQ値は、前週末比406.71円安の15715.45円で、この後、日経平均は前週末比470.33円安(-2.92%)まであったのですから、フォロースルーがあったものの、引けでは多少は戻したのも事実。日経平均の日中値幅は1日通しで254.69円と意外に小さく、前場が254.69円あったものの、後場は111.47円と落ち着いた動きでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(4120万株売り/2840万株買い)だったとのこと。

● ちょっと話題変更。郵貯が日本株を売っているという観測は、市場筋の間では夏前からかなり話題になっていました。そして、いつも大量保有報告データベースなどでお世話になっている 「考える株式投資」 で、 「郵貯の日本株・外国株・外国債売り」 との興味深いコラムを拝見しました。ぜひご一読を。

● そうそう、久しぶりに例の日米主要企業決算発表予定ワークシートを週末にアップデートしておきました。いつも通り、意図的に数日遅れのデータをアップしています。まだ実際の決算発表まではちょっと時間がありますが、最近は比較的早い時期に"Confirmed"のステータスになる銘柄が多くなっています。左側のメニューからダウンロードページにお進みください。 こちら からでも行けます(別窓です)。

● 最後に雑談。これまで努めて書かないでおこうとしていた(^^;のですが、「敵地で読売3タテ」、「25年ぶりの10連勝」で、「首位堅持」となると「もう、行かなしゃぁ~ない」状態(^o^)。あれだけ気合の入った試合は、見ている方も波動が同調して疲れる(^^;のですが、やはり面白いです。気合と意地のぶつかり合いだし、これだけ面白い試合が続くのは凄いことです。また、藤川球児投手はやっぱり「金の取れる選手」というのを再、再、再確認。

● 一方で、最近少し困っていることが一つ。今日の「とらのしっぽ」にも出ていたのですが、このところ、デイリー・スポーツが売り切れてしまうのがとても早いのです(^^;。以前は昼休みでもOKだったのですが、最近は下手すると朝でも売り切れ状態。コンビニやら駅売店をハシゴする羽目になります(^^;。今日も午前8時半前に行ったのに、残り1部でしたもんね。経済効果というほどではないにしろ、タイガースファンという仲間というかファミリーの存在が分かって何となく嬉しい気分になります(^o^)。

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2007/09/11(火) 16:39 | | #[ 編集]
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