このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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2007年08月01日(水) .... 大幅安、不透明感強まり後場一段安

 TOPIX : 1668.85 (-37.33, -2.19%)    日経平均 : 16870.98 (-377.91, -2.19%)    円ドル : 117.75  

● 今日は飲み会があって更新が遅くなりました。かなり酔っ払いモードです(^^;。

● オーバーナイトの米国株式市場下落、シカゴ日経平均先物が大証比140円安だったこと、さらに、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、8日連続の売り越し(5160万株売り/2850万株買い)だったことを受けて、売り先行でスタート。ただ、前場はジリ貧気味だったものの、売り込むって感じではありませんでした。ところが、後場に入ってから下げ加速。後場寄付すぐに日経平均は17000円を割り込み、後場中盤には、先物市場でのヘッジ売りも重なり、ちょっと悲壮感のある下落。一昨日(7月30日)の安値をほとんど抵抗せずに割れたことで、下げが加速したような印象があり、また、午後からのアジア各国株式市場も軒並み大幅安でGLOBEXも駄目。日本株を買う理由がますます無くなってしまった格好でした。大引間際には、為替もあっという間に117円台に突っ込む円高。「円キャリー解消 → リスクマネー縮小 → 一段安」を連想させる、ちょっとヤバイ雰囲気の引け味でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 東証33業種のうち、電力・ガス以外の32業種が下落。特に銀行株がボロボロで、証券も保険も駄目。内需系が悪いのは見慣れてきた(^^;とは言え、今日は決算を受けてTDK(6762)もボロボロだったし、内需と限らない状態。後場に入ってからは、これまで相場のリード役だった商社、鉄鋼、非鉄なども軒並み安で、任天堂も-4.81%とかなり厳しい状態でした。高かった銘柄もあったにはあったのですが、業種としては電力、個別で目立ったのはイビデン(4062)や、ここまで下げ続けていたNTTデータ(9613)など。ほか、JR、帝人、旭化成、三菱電機などが堅調でした。ここ最近は下げ続けていた電力・ガスも、こうなってくると防空壕というか避難場所って感じでした…(^^;。

● サブ・プライムローン問題は発端で、相場にとっての痛手はリスクマネーの縮小。日本株をずっと買い越していた外国人投資家にしても、積極的に日本経済がどうのこうの…ってのは、多数派とは言い難かった印象を受けています。他国市場の上昇があってウェイトを下げないために買う、という向きが多かったとすると、日本株買いの源泉が絶たれてしまうことになります。さらに、今朝の日経にも「電機の増益の7割は円安効果」と出ていたように、円安がないとヤバイ、というのも周知済み。なので、今日後場の展開(アジア各国市場安+円高)は、かなりヤバイ雰囲気だったのです。

● テクニカル的に短期的な売られ過ぎ感はあります。ただ、「それだけで買えるか?」と言われれば、もちろん答えはノー。でも、シグナルはシグナルとして意識しておくのは大切かなと。この1年以上、200日移動平均線を割り込んでも、比較的短時間に再び200日線の上に出る、というのがパターン。今日の終値時点で200日移動平均線は、TOPIXで1703.45ポイント、日経平均で17282.71円。少し意識しておきたい水準です。また、日経平均の20日HVは14%台後半まで上昇。5日HVは20%台乗せです。「下がる時にボラは上がる」が今回も出てしまった格好ですが、経験則からすると、そろそろリバーサルが効き始める可能性がある水準に近付いているので、この辺も頭に入れておきたいところです。

● 記録。東証1部出来高は、前日比1億8674万株増の23億2591万株、売買代金は同6355億円増の3兆7285億円とかなり活況。東証1部では値上がりが191銘柄、値下がりが1496銘柄と「ほぼ全面安」の展開。今朝のSQ値を計算すると、前日比151.58円安の17097.31円で、日経平均の日中値幅は323.66円(前場127.32円、後場202.79円)とそれなりに大きく、後場の値動きがより大きかったのが今日の相場の特徴でした。

● 先物の手口。さすがに売り買いともにちょっと派手め。日経平均先物ではGSが差引4910枚売り越し、LBが差引 3794枚売り越し、UBSが差引 2940枚売り越し、CSが5366枚売り(買いは非開示)。買いは、SGが差引 3506枚買い越し、BNPPが差引 3328枚買い越し、カリヨンが差引 2242枚買い越しなど。TOPIX先物では、BNPPが差引 2831枚買いで、MSが差引 1287枚売り越し、MLが2904枚売り(買いは非開示)程度と比較的静かでした。

● 業務連絡。MSCI Barraから、8月の四半期リバランスについて「8月16日、欧州中央時間午後11時に発表する」とのリリースが出ています。日本時間では8月17日(金)早朝です。今回の四半期リバランスは「調整」リバランスなので、それほど大きな動きにはならないはずですが、今年11月には「新指数算出方法」への移行を控えているので、少し神経質になるかもしれません。8月リバランスは8月16日発表→8月末実施、となります。また、11月の四半期リバランスは予定より少し早く発表されるとのことで、11月5日(欧州時間、日本時間では11月6日)の発表が予定されています。リリースはMSCI BarraのHP、こちら からどうぞ。

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