このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1699.71 (-37.47, -2.16%)    日経平均 : 17283.81 (-418.28, -2.36%)    円ドル : 118.70  

● 飲み会があったので更新が遅くなりました(^^;。

● NYダウが311.50ドル安(-2.26%)、円が118円台、シカゴ日経平均先物が大証比430円安、さらに今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日連続の売り越しで、しかも大幅な売り越し(4730万株売り/2740万株買い)となると、さすがに「キャン!」状態。Excel上の日経平均速算は8時45分頃には前日比1000円安、8時55分で830円安程度。SQだったら「どうせバスケット買いが入る」と安心して見ていられる(^^;のですが、今日はさすがにそういうワケには行きませんでした(^^;。日経平均先物がシカゴの水準で寄付いた後は横ばい/見送りムードの強いまま前場終了。

● 昼休みの立会外バスケット取引が買い越しだったのか、後場に入ってからはヒュッと戻り歩調。ソニー、丸紅、伊藤忠、野村、武田などがポツポツとプラス転換し始めて雰囲気が好転し掛けていたのです。ところが、13時20分前後に日経平均先物で大型爆弾が複数炸裂するとシュン。同じ頃に再び円が対ドルで118円台に突っ込んだことも加わって、戻すに戻せない地合いのまま1日を終了。選挙もあるし、今晩のNY市場動向がどうなるか?なんて一瞬でも考えると、この辺は致し方ない感じでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。Y軸縮尺の関係であまり動いていないように見えますが、少なくとも前日比ではかなり大きく動いた1日でした。

● チャートは少なくとも日足ベースでは、ブッ壊れました(^^;。昨日終値時点では言い訳の余地もあったのですが、今日はさすがに駄目。一方で、ボリンジャーでは -3σまで突っ込んだし、騰落レシオは75%割れまで下がっているし、何かと売られ過ぎシグナルが出てきているのも事実。さらに、あまり期待されていなかった通期業績の上方修正が意外に出てきているのも勇気付けられる要素。大きなところだと、日立建機(6305)、ホンダ(7267)、任天堂(7974)、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など。相場が落ち着きさえすれば、そういった方向に目が向かう可能性は十分にあると考えています。ただ、少なくともチャート面から見る限りでは、中期的な上昇トレンドは、いったん終了したと見るのが妥当でしょうか。

● 一歩下がって考えてみると、米国株式市場、さらに全世界の株式市場にとっては、サブ・プライムローン問題の直接的な影響というよりも、M&A資金の手当てが難しくなったり、ヘッジファンドへのクレジットが厳しくなったりして、運用資金枠が狭まってくる方が直接的な影響は大。加えて円キャリーの解消が加わると、投資・投機に廻せる資金はますますタイトになってしまいます。また、ボラティリティーが低かった環境から相場が一気に動くと、VaRが跳ねるので、どうしてもポジション調整(縮小)をせざるを得なくなってしまう面もあります。世界的な過剰流動性相場の中で、「チキンレース」っぽいところは否定できないだけに、その傾向に変化が出る空気があれば、相場は敏感に反応します。

● マーケットが大きく動いた時には、往々にしてポジションを縮小してリスクを抑えて、そして「嵐の過ぎ去るのを待つ」のが典型的対応方法。ただ、この「嵐」が一過性なのか、それとも数ヶ月単位で継続するものなのか、大きなトレンド変化なのか、単なる目先的な調整なのかで、結果はかなり違ってくるのは当然。迷う局面です…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は、前日比4億9337万株も増加して25億0505万株、売買代金も同6048億円増の3兆6261億円と活況。ある程度は、セリング・クライマックス的な動きがあったことが分かります。特に、これまで賑わっていた銘柄を利食い売りしてポジションを抑え気味にする、というのはあったと考えています。一方、日経平均の日中値幅は258.43円と、さすがにそれなりの大きさ。前場が233.99円、後場が171.11円でした。また、ザラ場での安値も書いておくと、TOPIXは前日比で-47.67ポイント(-2.74%)まであり、日経平均は同505.93円安(-2.86%)までありました。安値を付けた時間には少し差があって、TOPIXは9時30分がザラ場安値だったものの、日経平均は14時27分がザラ場安値でした。

● 今朝のSQ値を計算すると、前日比456.12円安(!)の17245.97円。SQが決まったのは9時15分でした。その9時15時点で、東証1部値上がりは54銘柄、値下がりは1536銘柄。まだ寄付いていない銘柄が多かったのですが、9時30分時点では、↑41銘柄、↓1652銘柄の全面安。TOPIXが前場安値をつけたのが9時30分、日経平均は9時31分だったので、この辺がほぼドン底。前引段階では↑122銘柄、↓1544銘柄と、それなりに改善したものの「ほぼ全面安」状態。最終的に大引け段階では、東証1部値上がりは134銘柄、値下がりは1543銘柄で89%が下落する「全面安」でした。

● 一方、大引け後に公開された先物手口には、「CSはお休みだったのかな?」って感じ(^^;。日経平均先物では売り手はメリルが差引2083枚売り越し、ドイツが差引1937枚売り越し、JPMが2967枚売り(買いは非公開)。買い手は圧倒的にSGで差引4791枚買い越し、カリヨンが差引1638枚買い越し、MSが差し引き1209枚買い越しなど。注目(^^;のCSは差引960枚売り越しでした。一方、TOPIX先物では、CSが差引2440枚売り越し、買い手は野村が差引2358枚買い越し、GSが差引1275枚買い越し、みずほが1708枚買い(売りは非公開)でした。全体としては、派手なのはなかったですね。

● 今日は書き過ぎですね。良い週末を!

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