このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1776.17 (+8.17, +0.46%)    日経平均 : 18157.93 (+41.36, +0.23%)    円ドル : 122.20  

● 指数で見れば堅調にスタートして堅調に引けた1日だったのですが、東証1部値上がりは667銘柄で値下がりが936銘柄。要は、賑わって上昇基調にある銘柄を外してしまうと儲からない相場なんでしょう(^^;。ファクター分析をしてみても、今週は結局、リバーサルがまともに効いた日は無かったし、この傾向を裏付けている格好。芯を外せばボテボテの内野ゴロ。それでもイチローのように足が速ければ内野安打になるけど、そうでなければ疲労感だけが残る、って感じです(^^;。何となく雰囲気を感じて頂けます?選挙前だし、決算発表が本格化する直前なので、どうしても安心感のある銘柄に取引が集中するのでしょうが、今年はそれがずっと春先から続いている印象があります。その点で単純と言えば単純かもしれませんが、運用の観点からは難しい相場です。

● 個別に賑わったのは、鉄鋼、非鉄、商社、機械など。三菱重工は+7.55%、川重は+6.19%、別子は+6.69%、新日鉄が+3.92%、JFEが+3.87%、任天堂が+4.55%など。これだけ大きな銘柄がこんな値動きですから恐ろしいことです。一方で、消費者金融が軒並み売り気配で始まったのはちょっと笑ってしまいました(^^;。アナリスト諸氏のご意見はほぼ全てがネガティブか良くて「懐疑的」ってところ。前向き統合では無くて、業界の構造変化による仕方なし統合だし、そもそも本当に統合が達成されるかも不透明。よって、昨日上昇分のかなりが剥げ落ちる展開でした。

● KDDI(9433)は「いきなり半額」の発表で株価は「いきなり急落」(^^;。まぁ、株価は「半額」にはならんだろうけど…。HOYA(7741)は四半期業績が期待外れで一時急落。このところ、悪いニュースを予感させるような値動きだったのですが、これで出尽くしになるかどうかは来週の相場次第。今日はHOYAの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

HOYA(7741)日中足

● 何となく今週は疲れたので、早々に今日の記録。東証1部出来高は、比較的低位の銘柄が賑わったこともあって、前日比4億5733万株も増加して25億7023万株、売買代金も同5521億円増の3兆3286億円と、金曜日にしては活況でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比17.93円高の18134.50円。もっとお、日経平均の日中値幅は1日通しで98.30円と再び100円に届かない状態で、前後場に分けると、前場が89.95円、後場が46.03円と、また後場に風船が萎んでしまう状態でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、8日連続の買い越し(5070万株売り/6180万株買い)。株数ベースではかなりの買い越しだったものの、市場筋によると金額ベースではチャラだったとのこと。

● なお、大引後に開示された先物の手口では、CSが日経平均先物で4710枚買い(売りは非開示)、TOPIX先物で差引 2395枚買い越しでした。日経平均先物はそれ以外の手口は比較的バラ家禎太のですが、TOPIXでGSが差引 4919枚売り越し、カリヨンが2398枚買い(売りは非開示)というのもちょっと目立っていました。いつも通り、意図は全くわかりませんし、想像するのは楽しいにしても、想像だけで突っ走るような恐ろしいことをする気もありません…(^^;。

● 業務連絡。今日は20日なので、TOPIX月末修正が一斉に所報掲載されています。もっとも、今月は月初に出たFFW変更が大きくて、本日発表された分はそれほどでもありません。2銘柄ほど大きいのがありますが、それ以外は比較的小粒です(敢えてここでは詳細は書きませんが…)。東証HPがリニューアルされてから、どうも場所が分かり難くなったような気がするのですが(^^;、当該資料は 「月末上場株式数」 という場所にあります。「>HOME>上場会社情報>月末上場株式数>月末上場株式数」とメニューを進んでください。また、浮動株関連の資料は 「浮動株比率」 にあります。いつも通り「No pain, no gain」の精神で読み解いてください(^^;。

● 雑談。某市場筋氏が 『決定版!「東京地裁」が教える?スティール・パートナーズ撃退法』 なる冗談っぽい(でもシリアスな意味を含む)メールを送ってくれました。昨日の村上インサイダー裁判の東京地裁判決を「応用」したモノで、好ましくない大株主が登場したら、「とにかく真っ先にあいさつに行く。そして、相手が聞いていようがいまいが、むりやり囁いてしまう」と。何を囁くかと言えば、上方修正の可能性があるとか、自社株買いをやるかもしれんとか…。これらは全て「重要会社情報」なので、「聞いちゃったんですよねぇ~」となったあとで、その銘柄を売り買いすれば立派なインサイダー取引と。う~~ん、鋭いかも(^^;。裁判官の皆さん、弁護士の皆さん、SESC検査官の皆さん、これってワークするんですかねぇ?インサイダー情報をしゃべりまくるのが会社防衛策って…(^^;。なお、実際にこの通りのことをして何らかの損害を受けたとしても、私は一切の責任を負えませんので、為念。

● 台風やら地震があって何かと騒がしい週でした。今週末は選挙1週間前ってことで、もっと騒がしくなるのでしょう(^^;。1日少なかった割には、個人的には妙に疲れました(^^;。良い週末を!

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今回担当された、東京地裁の高麗総括判事さん。やっぱこういう感じのお人であるか。2004年9月の西武鉄道の利益供与事件第一審を裁判長として担当しておられ、決して資本市場やコーポレートガバナンスに理解のない判事さんだとは思えないのだけれどなあ。というかこの人、東
2007/07/21(土) 02:25:29 | ずんちゃか株式投資雑記帳
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