このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1738.11 (-1.97, -0.11%)    日経平均 : 17696.97 (-8.15, -0.02%)    円ドル : 121.50  

● 米国株式下落などを受けて、朝から軟調な展開。特に前場中盤までは中国株に対するグリーンスパン氏の「劇的な収縮を懸念している」発言を受けて警戒感が強く、相場全体は手控えムード。前場後半から始まった中国株(上海株式市場)は、小幅安だったものの急落などの非常事態には至らず、ホッと一息状態。ただ、これだけで上値を買う材料にならないのは当然で、下値はそれなりに底堅い状態だったものの、上値もかなり重たい展開でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、昨日賑わった銀行株がマチマチの動き。消費者金融は相変わらずの日替わりメニュー状態(^^;。損保は意外に売られた印象があった一方で、自動車株が堅調に推移し、原発関連の一角も堅調。全体としては、何となくまとまりに乏しい1日でした。銀行株を含めて、相場の方向性が出てくるかどうか(レンジ上限を抜けてくるかどうか)は、明日が一つの勝負の節目と考えています。銀行株にしても、今日の動きはある意味で理解の範疇。皆がある程度、乗れる/賛同できる動きに発展するかどうか、注目しておきたいです。駄目だったら、また鉄鋼・非鉄系に戻ることになるんでしょうしネ…(^^;。

● そうそう、あちこちで話題になっていたOHT(6726)がやっとザラ場で取引成立。「変」になる前の5月15日終値が104万円(当日すでにおかしかった面もあったので、その前日なら120万円)。で、本日の寄付が212,000円(終値は209,000円)。何があったのかは追々、明らかになってくると思いますが、こういう「事件」は転機を象徴しているのかも知れません。ビジネス的には全く関係ない銘柄ですけど、一応、片目で眺めておくというか…(^^;。J_Coffeeさんがサイト運営を継続していたら(現在更新停止中)、間違いなく「兜町事件簿」ネタだったでしょうね…(^^;。J_Coffeeさんのサイトは、更新はされていませんが、まだアクセスは出来ます。参考になる読み物もテンコ盛りです。URLは、 http://j_coffee.at.infoseek.co.jp/ です。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億8751万株も減って18億9545万株、売買代金は同4844億円減の2兆8270億円でした。東証1部値上がりは573銘柄、値下がりは1024銘柄で、指数よりは下落銘柄数が多かった印象。今朝のSQを計算すると、前日比12.60円安の17692.52円。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、4営業日ぶりの売り越し(3390万株売り/2920万株買い)。全体にフローも減少していました。

● さて、ここ数日ははソコソコの商いも出来たのですが、これで日本株に皆が戻ってくるかは何とも言えないところ。昼に弊社ヘッジファンド・セールスと立ち話をしたのですが、このマーケットでも彼はかなり忙しいそうで、「Everyone is making money in Asia, except for Japan」とのこと。さらに、「Everyone seems to forget that Japan even exists」ですって(^^;。きっついこと言うなぁ~とは思ったものの、私が変な顔をしたからなのか、「Seriously, it does feel like it」と。最前線で戦っている人間が言うことですから、多少の誇張を含んでいたとしても、そんな雰囲気なんでしょう。

● はっきり言ってしまえば、中国株が下がろうが、日本の景気や企業業績に「直接」の影響はそれほど大きくないはず。少なくとも短期的には大きくないハズです。それでも中国株の動向を気にするのは、上記したようにヘッジファンドの多くがかなりのエクスポージャーを持っていること。つまり、中国株が急落するようなことがあれば、リスク許容度が一気に低下する可能性が大きく、"おまけ"で持っていた日本株も一緒に売られてしまう可能性は大。何だかんだ言っても、アジアで一番大きなマーケットは日本だし、日本株はゼロには出来ないのです(おまけだとしても)。さらに、円キャリーで借金してレバレッジを掛けているのが解消に向かうとなると、かなり急激な円高シナリオも有り得るので、そこから「円高→日本株売り」と連想が広がってしまうリスクがあります。メディアなどでは、「中国景気過熱感」とか、「中国の景気が冷えると日本企業が…」という感じで、ちょっと違った言い方になるでしょうけどネ…(^^;。ファンダメンタルよりも、需給のつながりの方が、短期的には遥かに直接的だし強烈になる可能性が高いのです。

● 一方、日本株市場に眼を向けてみると、現状では、大損はしないにしても大儲け出来るような雰囲気は、残念ながらあまり出てきません。中国株のチャートなんか見ると、バブルと言われながらも(そしてグリーンスパン氏の言う通り、実際バブルだろうけど)、あのおっかなびっくり感というか、ドキドキ感が参加者を集めているのは分かります(^^;。国内でもREITなんて、かなり前から「チキンレース」と化していると思いながら、「バブルは最後の最後が美味しいねん!」という"ささやき"も聞こえてきます(^^;。現時点で通常の日本株にドキドキ感を求めるのは「違う」かもしれませんが、ならば他の魅力を提供できるようにならないと…。

● さぁ、今週もあと1日。頑張って行きましょう!

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こんばんは2時間ほど爆睡状態で、、遅くなっておりますm(_@_)mTVのお笑い番組が気になりつつ^^;スパンさんの中国株に対しての発言で警戒態勢でしたがまあ 内容はすでに誰もが思っていることですし、気になるの
2007/05/27(日) 03:09:10 | 亜門の戯言 おっさんの日常と株式相場
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