このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1733.03 (+28.81, +1.69%)    日経平均 : 17669.83 (+274.91, +1.58%)    円ドル : 119.95  

● GW連休中に海外市場が上昇していたことや、円安方向に振れていたことなどを受け、堅調に推移するとは大方が予想していたでしょう。ただ、上昇幅は少し予想以上だったかもしれません。もっとも、ザラ場を見ている限りでは、日経平均が300円近くも上昇した雰囲気はあまりなく、「高いことは高いけど…」といった空気。円安が心理的な追い風になったのは確かでしょうけど、その割に目立ったのは、鉄鋼・非鉄金属・不動産などの業種。自動車は指数としてはプラスだったものの、今一つの値動きだったし、電機もキヤノンや東芝なんかは凄かったものの、今一つ乗りが悪かったというか…。そう感じたのは私だけだったのかもしれませんが、無意識にTOPIXが1750ポイントあたりを越えてこない限り、チャート上は「レンジ内のもみあい」ってことを考えていたのかも知れません。

● 休み明けの先物市場では、CS君が元気に大量買い越し(^^;。日経平均先物で4239枚買い/売りは未公開、TOPIX先物で差引4189枚買い越し。日経平均先物では他に巨大な買い手はなく、1000枚程度の買い越しが分散。TOPIX先物では、MSが2218枚買い越した一方で、GSが2539枚売り越し。どちらにしろCS君の動きがかなり他を圧倒していました。また、今朝のSQを計算すると前週比238.04円高の17632.96円。寄付き段階でかなり高くなってしまい、そこからザラ場の上値は約100円程度しかありませんでした(日経平均は瞬間風速321.07円高まであった)。この辺の要素も、下がらないとしても「何となく乗り切れない」雰囲気を与えてしまったのかもしれません。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日はMSCI 関連の話を書くので、マーケットについてはこの辺で。本日の記録。東証1部出来高は前週比4億9037万株も増えて21億9849万株、売買代金は同6417億円増の3兆0434億円と休み明けにしては活況。東証1部値上がりは1352銘柄、値下がりは289銘柄と、かなり全面高に近い状態。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向はチャラ(4140万株売り/4160万株買い)。市場筋によると、金額はソコソコ買い越しだったとのこと。

● 話題変更。日本が連休で休んでいる間に、MSCI Barra から5月定期銘柄入替えと今年から来年に掛けて採用される新指数算出基準に伴う暫定銘柄の発表がありました。日本時間で5月4日の朝だったので、全く「速報」ではないのですが(^^;、カバーしておきましょう。オフィシャルなリリースは、MSCI Barra のサイト内、http://www.mscibarra.com/products/indices/ir.jsp にリリース一覧があります。

● 今回の発表は内容が二種類あるのですが、まず定期銘柄入替えから。パッとHPで確認できる新規採用銘柄と削除銘柄は、採用が9銘柄、削除も9銘柄。採用の方では、石油資源開発、出光興産、野村不HDなどがあり、この辺に関しては特に意外感はありません。削除銘柄も「こんなものかな…」といったところです。せっかくなので、新規採用銘柄と削除銘柄を簡単に書いておきます。これは全てMSCI Barra のHPに掲載されている公開情報です(銘柄コードは付け加えました)。なお、この話題は全てMSCI Standard Index(MSCI Japan)に関するものです。Small とか Kokunai などの指数は基本的に"無視"しています(^^;のでご了承を。

新規採用銘柄
石油資源開発(1662)、トヨタ紡織(3116)、野村不HD(3231)、ジュピターテレコム(4817)、出光興産(5019)、八十二銀行(8359)、広島銀行(8379)、三菱UFJリース(8593)、イオンモール(8905)
削除銘柄
加ト吉(2873)、科研薬(4521)、インデックスHD(4835)、アマノ(6436)、ユニデン(6815)、ネットワン(7518)、アーク(7873)、東京スタイル(8112)、SFCG(8597)
出典:MSCI Barra

● さらに、今回はFIF(Foreign Inclusion Factor、MSCIの浮動株比率の呼び方)変更も大量にあって、引き上げも引き下げもそれぞれ50銘柄以上あり(合計100銘柄超)。株数変更によるウェイト変更も70銘柄ほど加わって、かなりの銘柄にウェイト変化が発生します。この部分については、MSCI Barra と契約していないと見れない情報なので、ここでは詳細には書きません(MSCI の著作権ヒットマンに追い掛けられるのは個人的に嫌なので…(^^;)。でも、「さすが5月の見直し」って感じの規模です。なお、これらの銘柄入替えは、5月31日終値基準で実施されます。

● そして新指数算出基準の暫定銘柄。すでに3月末に大半が発表されていたので、目立つほどのサプライズはありません。新指数算出基準への移行は、今年11月末、来年5月末の2回に分けて実施される予定。すぐには影響が出ないとしても、今後、外れる銘柄(主に中小型株)は頭に入れておく方が良さそうです。MSCI 関連の検証に詳しい夕凪氏のダントツ投資研究所に、「MSCI を攻略する-2007年度版」とのコラムが掲載されています。同氏の検証によると、積極的にイベント投資として「取りに行く」のは困難さが伴うようですが、それでも出来る限り地雷を踏まないようにするためにも、この辺の仕組みを知っておいて損はありません。ぜひご参考にどうぞ。

● 復習になるのですが、ぜひ頭に入れておいて欲しいことをもう一度書いておきましょう。今回のMSCI 算出基準変更でで大きく変わるのは、これまではGICS(MSCI Global Industry Classification Standard)ごとに浮動株基準時価総額の85%を組み入れるようにしていたのが、新基準では業種セクター関係なしに浮動株基準時価総額の85%になること。そして流動性基準が明記されること。これにより、自動車セクターなどでは、中位クラスの銘柄がドドッと新規採用される一方で、食品、小売り、資本財などでは細かい銘柄がかなり弾かれます。これまでが矛盾だったので、正しい方向に向かっているのですが、落とし穴リスクがあることは頭の隅に入れておいが方がよろしいかと…。まだちょっと先の話ですけどね。

● さて、連休で中断していた決算発表も今週後半から再度本格化します。例の「日米主要企業決算発表予定ワークシート」を昨日アップデートしておきました。左側のメニューからダウンロードページにお進みください。いつも通り、意図的に数日遅れのデータをアップしていますが、今回は5月2日夕方のデータなので、まだまだ賞味期限有効だと思います(^^;。お楽しみ下さい。

● 最後に雑談。しかし、散々なゴールデン・ウィークでした。いや、個人的な生活のことではなく阪神タイガースの話。星野監督就任1年目(2002年)以来の7連敗。しかも、「稼ぎ時」のGWを全て負けるとは…(-_-;)。外出していることが多かったので録画しての観戦がほとんどだったものの、観戦していてもイライラが溜まるばかり。もちろん、まだ諦めたワケではないんですが、なにぶん余暇で見ているものなので、観戦してストレスが溜まるようだと逆効果。ホンマに頼むでぇ!

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