このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1631.39 (+7.11, +0.44%)    日経平均 : 16043.67 (+110.84, +0.70%)    円ドル : 117.75  

● 妙な1日でした。日経平均やTOPIXで見ると、ソコソコ堅調な相場だったことを連想させます。でも、東証1部の値上がり銘柄数は580にとどまり、値下がりは1018銘柄。つまり、この点からは、強い相場とは到底言えない状況。サブインデックスで見ると、Core30が52bpsもアウトパフォームし、Large70は56bps勝ち。一方で、Mid400は47bps負け、Smallは127bpsも負け。主力大型株はそれなりに買いが入ったものの、中小型株には圧倒的に安い銘柄が多かった、ってことです。トヨタが上場来高値を更新する一方で、Mid400とSmallはマイナスだったし、東証2部、JASDAQ指数、東証マザーズも軒並みの下落。これで相場全体が強いというのは、ちょっと違和感がある1日でした。

● 本日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。これを見ながら読んでいただけると、より今日の相場が如何に「迷える子羊」状態だったが分かって頂けるかと・・・(^^;。

● 最初から行きましょう。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きソコソコの売り越し(4530万株売り/3390万株買い)。これで7営業日連続の売り越しとなっています。「節分天井、彼岸底」の格言が頭を過るのですが(^^;、それは多分、皆さん同じでしょう。

● 最近の相場解説では、どうも"先物への仕掛け"といった書き方をされることが多いのですが、もし、実際に仕掛けがあったとしても、それに賛同して(というか、引っ掛かって)行動する向きが大勢を占めないと、仕掛けだけで相場は動きません。敢えて言えば、皆が潜在的に考えていることに火を付けるのが「仕掛け」で、それが究極的な原因ではないんです。きっかけになることはあると思いますけど・・・。何となく綺麗に書けないのですが、「何を信じて良いのやら分からんので、仕掛かってしまう(^^;」という感じだと考えています。全般に迷える子羊の群れになり、それだけにちょっとの物音でも一斉に一方向に動いてしまう状況。今日もそんな1日でした。

● 話を戻すと、朝方は小安く寄付いたものの、すぐにプラス転換。「今日はちょっとマシか・・・」と考えた始めたところで、先物がずっこけ、あっという間に裁定解消売りを巻き込んで、スコーンと指数はマイナス転落。日経平均も16000円の大台を割り込むし、新興市場は相変わらずボロボロだし、ちょっとした悲壮感もありました。

● ところが、9時半前に安値を付けた後は、今度は「何があったの?」状態のかなり印象的な戻し(^^;。市場筋の間では、「オイルマネーの買い?」などの見方が飛び交っていましたが、ど真中銘柄中心の上昇だったので、あながち的外れとも言えない状態(^^;。他にも、例の大和投信の設定買いの観測もあったのですが、いずれにしろ、ウラが取れる話ではないので、"迷える子羊の群れ"は右に左にウロウロ(^^;。

● そして、注目の"30分間時差"タイム。昼休みの東証立会外バスケット取引は、バスケットと単一銘柄取引をあわせて1984億円強とかなり巨額。市場筋観測では、「デルタはやや売り越し」だったのですが、"30分間時差"タイムの先物は妙に堅調。後場SQは、前場終値に対して51.47円上昇し、ここ数日と比較すると小さめのギャップだったのですが、まだ相当規模のギャップが存在していました。

● ところが、後場寄付き段階の買いが一巡してしまうと、今度は、「下へまいりまぁ~す」とばかりに、またフラフラと下落歩調。「オイル切れ」との冗談のような声も出てくるなか、諦めの気持ちが広がったところ、最後の15分ほどで、かなり強烈なバスケット買いで一気に上昇。ここだけで日経平均にして100円程度はスッと上昇してしまいました。直接的には、先物の値動きに揺り動かされた感があったのですが、それ以上に、気迷い感が強くて、足腰が据わっていない印象が残る1日でした。まだ、こういった地合いがしばらく続きそうですね。なお、今日の東証1部出来高は17億4608万株で前日比1億4608万株減、売買代金は2兆5266億円で同2338億円減でした。

● 話題変更。もうこの銘柄について書くことは無いと思っていたのですが、5%ルール開示で、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントがライブドア(4753)株をかなり買い越し、1月末の報告義務発生時に6.54%から8.58%へと持ち株比率が上昇したことが開示されました。株数にすると、トータルで9000万株チョイ。へぇ~(^^;って感じ。同時に、フィデリティ投信は6.88%から0.53%まで、ライブドアのポジションを激減させていることが開示され、この辺の動きの違いは興味深いところです。何よりも「何で?」と考えてしまいます。キャピタルに聞きたいですねぇ~(^^;。もっとも、ライブドアという銘柄は、東証システム障害の火種という以外は、基本的にあまり気にする必要のない銘柄になってしまいましたけどネ。

● 雑談。ネットで見ていたら、ちょっと興味深い記事が東京新聞に掲載。「東京新聞~株価の暴落前 指数に『兆し』、東大チーム特殊パターン発見」という記事(http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20060216/mng_____kei_____002.shtml)で、1987年のブラックマンデー前後に、株価指数に"臨界揺らぎ"という特殊なパターンが出現していたことを発見した、というもの。1分刻みのデータで検証したらしいのですが、詳細は「近く、米物理学誌フィジカル・レビュー・レターズに発表する」とのこと。実際に詳細が出てきたところで、誰かピックアップしてくれませんかねぇ~(と他力本願に願っています(^^;)。理系の私としては、ちょっと興味あります。

● もう一発雑談。ついに、スポーツ紙の一面から「トリノ・オリンピック」が消えたそうですネ(^^;。周囲が勝手に期待を盛り上げておいて、そして結果に失望するというのは、選手にとっては迷惑な話かもしれませんが、株式市場における企業業績発表も同じようなモノです。皆様、ご苦労様です(^^;。

● そうそう、最後にもう一つ。昨日のコメントで、「相場的には「そろそろ・・・」ってこと(^^;。」と書いたところ、意外に皆さんからメールやら掲示板の方にアップを頂きました。書き足らなかった点があるのですが(^^;、相場の方向性について書いたつもりは一切ありません。

● 実は、このHPでは、基本的に「買い」やら「売り」の話題(というか推奨的な書き方)は、意図的に避けています。なぜなら、私にも分からないからです(^^;。分かってれば、こっそりと自分だけ儲けてニンマリしているでしょう(^^;。そして、もっと重要なのは、それは皆さんがご自身で判断することだからです。誰かから聞いた話を鵜呑みにして投資行動を起こしても、碌な事はありませんから。あの「そろそろ・・・」の意味は、「このネタを話題にするのは・・・」とか、「このネタで振らされるのは・・・」という意味です(^^;。妙な期待を持たせてスンマセン。しかし、最近のこのHPのヒット数の多さには、正直、戸惑ってたりします(^^;。

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