このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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2007年03月27日(火) .... TOPIXは続落、配当落ち埋められず

 TOPIX : 1723.86 (-17.51, -1.01%)    日経平均 : 17365.05 (-156.91, -0.90%)    円ドル : 118.10  

● 今日の注目点は配当落ちを埋めるかどうか。ざっくり概算でTOPIXは9.8ポイント程度、日経平均で87~88円程度の配当落ちがあったはず。TOPIXも日経平均も、瞬間風速的には前引け間際に前日比変わらず近辺まで上昇し、ほぼ配当落ちを埋める水準まで戻したものの、後場に再びジリ貧になり、結果的には配当落ちを埋めることが出来ずに終了。ちょっと下げ足が大きかった印象が残ってしまいました。TOPIXは続落、日経平均は反落でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、配当落ちを完璧に埋めてしまった銘柄群があった一方で、配当以上に下落したところも。前者は鉄鋼、非鉄、重工、不動産、石油株といったところ。この辺はそれなりに勢いがありました。一方で、配当落ち以上に落ちてしまったのが電力で、銀行は配当がどうであろうと再度軟調。指数寄与度の観点からは、TOPIXの足を引っ張ったのが銀行、輸送用機器、電気機器、電力、医薬品ってところ。プラス側に寄与したのは、不動産、鉱業、機械でした。何となく「元に戻るの?」って感じが出ていますネ(^^;。今日はちょっと特殊事情があったとしても、明日以降の相場がどうなるかが焦点です。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億5175万株増の18億7819万株、売買代金は同3730億円増の2兆4626億円。東証1部値上がりは233銘柄、値下がりは1419銘柄で、配当落ちという特殊事情があったとしても、かなり「全面安」に近い状態でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比158.55円安の17363.41円。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日連続での売り越し(3560万株売り/3070万株買い)でした。

● 指数ヲタク系の話題。一部市場筋の間で話題になっていたのが、なぜ野村HDの配当落ちが「一見」大きく見えたかってこと。東証は今日の野村HDの基準値を2490円に設定していたのですが、昨日の終値は2520円。つまり30円落ちていたことになります。ところが、Bloombergを見ると、四半期配当で8円と出ているだけだし、ロイターの東洋経済では1年通しで35-36円なので、ここまで8円ずつ四半期毎に3回支払われている分を引けば、この3月末では11-12円の計算。ところが、東証のデータを見ると野村HDの配当落ちは32円。基準株価はラウンドの関係で30円の配当落ちだったのですが、いずれにしろ「???」状態(^^;。

● 東証に電話で問い合わせてみました。それによると、3月2日に発表された 「野村ホールディングス、2007年3月期期末配当の方針を発表」 にて、「基準配当金額の第4四半期分8円に加えて、一定の利益還元分を上乗せした金額を支払う予定である」と発表されています。つまり「利益還元分」の配当は現時点で未定。未定の場合は前年同期の数字を使うとの東証のルールがあるそうで、昨年の「利益還元分(24円)」が今回の四半期配当の8円に乗って、合計で32円。だから32円の配当落ちになったとのこと。個別銘柄を詳細に見ていれば簡単に分かるのでしょうけど、ポートフォリオ運用をしている向きからすると、基本的にこの辺の数字はデータフィードで落として来ます。このリリースのように言葉で書いてあると、どうも苦しくなるんですよね、ホンマ。

● そして、ようやく納得したかと思えば、東証から 「トヨタ自動車(株)株式(7203)の本日の基準値段について」 なるお詫び発表までありました。東証がトヨタの基準値を間違えたとのことで、まぁ、プロ中のプロでも間違うんだから(しかもTOPIXウェイト最大の銘柄を!)、まぁ、仕方ないと考えることにしておきましょう(^^;。もっとも、大部分の方々にとっては、基準値の違いはストップ幅ぐらいにしか影響を与えないので、ヲタクの世界の話なんですけどネ(^^;。半分、愚痴でした(^^;。

● 雑談。興味深いニュース記事がトレーダー間を巡回。タイトルは、「'Paris Syndrome' strikes Japanese」 というもの。BBCのニュース記事(英語)です。ざっくり翻訳すると、パリを訪れる日本人観光客が現実とのギャップに驚いてカルチャーショックに陥り、医師・看護婦付き添いで帰国する例があると…。まぁ、憧れ(妄想?)もホドホドにしておけってことでしょうか(^^;。大都市はニューヨークも東京もパリも基本的には似たようなモノだと思うんですが、例えばNYの場合は行く前から、「恐い、危ない、汚い」と脅かされる分だけ気構えが違うんでしょうね。しかし、日本人も「環境変化」に強くならないと、こんなふざけた記事を書かれる羽目になるんです。記事によると、この「病気」は初めて海外旅行に出掛ける30歳台女性に多いそうです(^^;。為念。

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