このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

--年--月--日(--) .... スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Myカテゴリ一 : スポンサー広告 | Page Top↑ ブログパーツ
 TOPIX : 1755.90 (+10.81, +0.62%)    日経平均 : 17621.45 (+117.12, +0.67%)    円ドル : 121.50  

● 寄付きこそ、ふら付いていたものの、その後、日経平均先物に300~500枚の大口買いが相次ぎ、裁定買いを引っ掛けてプラス転換し、一段高となって昨年来の高値アタック。もっとも、先物の大口買いが止まってしまうと、相場全体も止まってしまう格好で、現在の相場のエンジンの大きな部分を先物に頼っている状態が垣間見える1日でもありました。ただ、それでもなかなか下がらない相場はその通りで、不動産、メガバンク、証券など、ちょっとバブルっぽい銘柄群を中心に、商社、海運なども堅調で、蚊帳の外はテクノロジー銘柄群。せっかく、G7があっても円高にならなかったのだから、もう少し喜んでも良さそうだったのに…(^^;。何はともあれ、これで日経平均は終値でようやく昨年来高値を更新。メデタシ、メデタシ…(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 日経平均のこれまでの昨年来高値は、瞬間風速ベースで17633.61円(2月2日)、終値ベースで17563.37円(2006年4月7日)でした。今日、日経平均のザラ場高値は17628.03円で、瞬間風速高値の更新まで5円チョイ届かず。でも、終値ベースでは、ようやく約10ヶ月ぶりに昨年来高値を更新。これまでも気にしても仕方ないとは頭では理解していたものの、どうしても気になっていた水準です(^^;。ちなみにTOPIXでは、瞬間風速でも終値でも、1783.72ポイント(2006年4月7日)が高値。まだちょっと距離がある状態です。実際、これで「上抜け」と叫びたい気持ちがある一方で、どうも「新値抜け」という雰囲気には満ち足りないというか…(^^;。何なんでしょうね?この不一致は…(^^;。

● ファクター面から見ると、バリューはそこそこ頑張っていたのですが、リバーサルが逆噴射状態。FM諸氏にしても、バリューで儲かってもリバーサルで吐き出してしまうようで、あまり儲かった雰囲気が出てこないのかもしれません。もっとも、三菱地所など、単純に勢いのある銘柄をロングしているならば、これほど儲かる相場も無いかもしれません(^^;。ただ、それを許すような投資手法が年金などの長期資金の運用に馴染まないのも現実。悩ましい問題です。

● 悩ましいと言えば、日興コーディアルの値動きもその一つ(^^;。今日は+6.56%でした。対TOPIXで27bpsほどのウェイトがある銘柄で、決して軽い銘柄ではありません。東証1部では金曜日終値で時価総額ランキング第83位。新日石よりも少し下で、TDK、大阪ガス、丸紅のすぐ上の位置です。この前急落したところから足元でのパフォーマンスがかなり良いとなると、本当に悩ましい状況。直近の急落局面で、上場廃止リスクについてはかなり織り込みに行ったでしょうが、同時に、ある程度売却してしまった機関投資家が多いことも、比較的簡単に想像が付くのです。今後、2月末前には訂正有価証券報告書が提出されるかどうかが材料になり、そこから約2週間経過したころに、最終的な東証からの決定が出てくるはず。でも逆に言えば、その最終的な「結論」まで、まだ1ヶ月もあり、だから余計に悩ましいんです(^^;。

● 記録。今日の東証1部出来高は前週末比9787万株増の24億3511万株、売買代金は同3085億円減の3兆2970億円。金曜日がSQだったことも含めて考えると、引き続き活況が継続していることが分かります。一方、今日の東証1部値上がりは899銘柄、値下がりは685銘柄。今朝のSQを計算すると、前週末比42.29円安の17462.04円で、安寄りした一方で、そこからフォロースルーの売りが出なかったことも分かります。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、株数ベースだとチャラ(3700万株売り/3650万株買い)だったものの、市場筋によると、金額は大幅買い越しだったとのこと。つまりメガバンク?!?

● 先物の手口もざっくりと書いておきましょう。日経平均先物では、CSが3459枚買い/売り手口不明(上位20位以下)、売り手はドイツが2852枚売り/買い手口不明でした。売り買い両方が判明していた証券会社では、GSが1362枚買い越し、UBSが1218枚買い越し。SGが1764枚売り越しってところ。TOPIX先物だと、GSが1220枚買い越し、BNPPが1089枚売り越し、みずほが1895枚売り(買い手口不明)。例のとこですかね…(^^;。ただ、売り買いの絶対量が多かったのは、アイザワとか岡三などだったので、目先筋もかなりドッタンバッタンやっていたと想像します。また、ネット系証券の手口も、かなり大きくなっている点も注目。ミニ日経だけではなく、本チャン日経でもアクティブになってきた印象です。

● ところで、大証と東証の両方に問い合わせてみたのですが、両取引所ともに現時点で先物(オプション)の手口情報はHPに掲載されていません。会員証券向けの有料情報サービスでは流れているのですが、一般向けに関しては、両取引所ともに「ご意見を承ります」との回答でした(^^;。まぁ、これは「持ち帰って検討します」とほぼ同意語で、要は「≒放置します」もしくは「≒何もしません」ってことでしょうね。たまには良い方に裏切られることを、ちょっぴりだけ期待しています(^^;。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する (管理者承認後に公開されます。広告や投資推奨などは不可です。よろしく!)
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://torashishiza.blog55.fc2.com/tb.php/298-78991f01
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。