このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1728.36 (-4.06, -0.23%)    日経平均 : 17292.32 (-114.54, -0.66%)    円ドル : 120.40  

● 朝から軟調な展開。今日も日経平均先物において、あちこちで大型爆弾が炸裂して揺り動かしていたのは事実ですが、それ以上に、何となくマーケットは下がりたがっているような印象が避けられませんでした。もっとも、これは「買いたい弱気」なのかも知れませんけど…(^^;。円が一時120円割れ近くまで来たことも、少なくとも心理的な重石になった感じ。最後の30分ほどは下げ渋ったものの、あまり雰囲気が良いとは言いがたい1日でした。なお、今日の東証1部出来高は前日比2億0492万株増の25億2843万株、売買代金は同4005億円増の3兆4099億円と引き続き活況。

● 個別には、今日も電力/ガスがぶっ飛び状態。東京ガスなんて一時ザラ場で7.5%を超える上昇率。「仕手株とちゃうんやから!」って感じです(^^;。そして、流れはNTTドコモにも波及し、あっという間に20万円の大台を突破。売買代金もダントツで東証1部トップでした。ドコモは意外に配当利回りが高い銘柄ですが、それにしても、あれだけ重たかった銘柄が先週半ばから突如として動き出し、あっという間に直近高値を更新。恐ろしいことです。NTTまで一緒に上昇していましたが、通信セクターでドコモなどをオーバーウェイトしている向きが多いとは思えない(KDDIがオーバーでしょう)だけに、被害者意識も相まって、嫌がらせ相場の本領発揮に見えてしまいました(^^;。

● 電力/ガス株の最近の急騰について、アナリストやストラテジストへの問い合わせが急増、との声を聞くようになって来ました(^^;。何も目新しい材料が無い中での急騰劇なだけに、ファンダメンタル面からの説明は困難を伴う状況。私はもともと相場の勢い中心で、理屈は後からで良いと考える方なので、あまり気にしないですけど…(^^;。電力/ガスについては、どこまでチキンレースに参加するかも大きな要点。タイミング一つ間違えば、5%、10%なんてあっという間。1日で5%も動いているのですから、ホンの1日の判断の違いで、リターンにも大きな差が出てしまいます。いまや、電力/ガスセクターは、下手なITセクターよりも、売り買いのタイミングが難しくなってきた感があります(^^;。

● 一方、後場から急落したのがレオパレス21(8848)で、あっという間にストップ安。日刊ゲンダイに「偽装建築」との記事が載ったからとのこと(http://gendai.net/?m=view&c=010&no=18875)。レオパレス21はネガティブニュースに反応しやすい銘柄との記憶もあって、余計に売りが売りを呼んだ印象もありました。もっとも、90%の方々は「姉歯だけではない」と考えていたでしょうから、アパの件といい、今日のこの件と言い(レオパレス21は否定コメントを出していますが…)、それほど改めてサプライズというほどではありません。ただ、失望感は否定できませんけどネ。

● 他には、新光電気工業がドカンと売られ、半導体関連銘柄はあちこちで大幅安。クボタも大幅安となり、セガサミーは「また下げ?」って感じ。その一方で、今日はメガバンク株が「あまり」下がらなかった(みずほFGはなんと11連敗後の上昇)のと、消費者金融が大幅高。TOPIXの方が強く感じられたのは当然って1日でした。その一方で、踏みどころが悪ければ木っ端微塵って感じで、スペシフィック・リスクの扱いが厄介な日が続きます(^^;。

● 関連して、今日の相場で、NT倍率(日経平均÷TOPIX)が10倍割れに急接近。ザラ場ではずっと10倍を割り込んでいたのですが、大引けで日経225型のバスケット買いが入ったおかげで、終値ベースでは10.005とかろうじて10倍割れを回避。ただ、10倍割れも時間の問題っぽくなっています。もし割り込んだとすれば、終値ベースでは昨年9月28日に9.9995まで下落して以来になります。電力・ガス、通信といった銘柄群は、TOPIX的にはかなり影響力がある割に、日経平均的にはインパクトが乏しい銘柄群。こういったところがプラスで、半導体関連がマイナスが多くなると、どうしても指数のパフォーマンスに差が出てきます。TOPIXサブインデックスでも、Core30だけがプラスで、他は全部マイナスでした。前にも書いたように、NT倍率が相場を動かすのではありません。NT倍率の変化はあくまでも結果で、原因ではないと考えています。ただし、相場を理解する手助けにはなるし、客観的に相場を見る一つの指標としては重宝します。

● 話題変更で先物手口(^^;。今日は再びCS(クレディスイス)が暴れた1日(^^;。日経平均先物(3月限)で、売りが5205枚で買いは20位以下で非公開。20位のJPMが1639枚買いだったので、CSが最大で1638枚買いだった可能性はあります。つまり、最大5205枚、最小3567枚の売り越しだったって計算です。他に売り越したのは、カリヨンが1376枚、岡三が1256枚だったので、やはりCSの手口は圧倒的。買い越し手口はMSが2105枚、GSが1841枚ってところ。いずれにしろ、CSの売り手口がかなり大きかったことが分かります。TOPIX(3月限)では多少控えめだったものの、売り手トップはCSで差引で1510枚売り越し。次いでドイツが1390枚売り越し、大和SMBCが1174枚売り越し。買い手側はそれほど大きなところがなくて、UBSが差引798枚買い越し、BNPパリバが771枚買い越し、JPMが最大で1176枚買い越し(売り手口不明)でした。

● 記録。東証1部値上がりは486銘柄、値下がりは1092銘柄でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比25.59円安の17381.27円と幻のSQ値状態。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、株数ではソコソコの買い越し(5190万株売り/5740万株買い)だったものの、市場筋観測によると、金額では小幅の買い越しだったとのこと。

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2007/11/15(木) 12:01:01 | トピックスバーストβ2.0
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