このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1671.30 (+4.29, +0.26%)    日経平均 : 17047.83 (+36.79, +0.22%)    円ドル : 118.40  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び大幅買い越し(3010万株売り/4100万株買い)。米国株式やシカゴ日経平均先物はパッとしなかったものの、昨日の地合いを引き継いで堅調な展開。昼休みの立会外バスケット取引が売り越しと伝わって、後場寄付き後にスルスルを値を消す局面があったものの、そこからしっかり切り返してくるところはさすが。利食い売りに上値を抑えられるたのは初っ端から予想できていたし、上値を抑えられても、ドカンとは売られない地合いが継続中。指数ベースでは小幅高にとどまったし、指数そのものも日中値幅は100円未満の小動きだったし、さらに東証1部では、かなり値下がり銘柄数の方が多かった(↑613銘柄、↓971銘柄)ものの、地合いとしては悪く感じませんでした。商いが賑わったからでしょうネ。

● 物色は、今日はモロ「鉄まみれ」の1日(^^;。東証1部出来高上位10銘柄は下記のとおりで、鉄鋼・造船株が上位を賑わせています。また、売買代金でも住金がダントツのトップ。第3位がトヨタだったのですが、その約2倍強の売買代金でした(出典:Trader's Web、http://www.traders.co.jp/ranking/ranking_top.asp)。

東証1部出来高上位10銘柄東証1部売買代金上位10銘柄

● JFEから始まって(まだ終わってないとは思うけど(^^;)、新日鉄と来て、今日は住金。「重たい」鉄鋼株や造船株がこれだけ値を飛ばすと、面白くて仕方が無い方々も多いと想像します。かのバブル時期を少しでも経験していたならば、立会場から伝わってくる「笛」に興奮したことを思い出します。もっとも、そんなこと知っている向きは、もうあまり残っていないかもしれませんけど(^^;。

● ちょっと話題が脱線するのですが、昔の経験を活かせるという意味では、俗に言うプロ(証券会社員や機関投資家など)よりも、個人投資家の一角の方が強さを発揮できるんじゃあないか、と考えています。人事ローテーションや早期退職(証券界はほんの2年前まで絶不調・不況・不振だった)などで相場から外れることもないし、相場を見続けて20年超なんて経験を誇る個人投資家はザラにいるでしょう。さらに、それだけの年月を生き延びたということは、それなりに相場がうまいってこと。今日の鉄鋼株の賑わいを見て、ふとそう感じてしまいました。

● もう一つの話題銘柄は、HOYAとペンタックス。日経夕刊(遅版)記事は、QUICKに午後2時と時には午後2時半(今日は午後2時半パターン)に流れるのですが、QUICKを持っていない私は、たま~~~に、これで足元をすくわれます(^^;。そんなに頻度が高いわけではないし、端末にニュースが流れた瞬間にどうせ気配になってしまうので、「あっ!」と動いても実際は遅いのです。素早いディーラー陣に勝てるワケもないので競うつもりはないんですが、「やられたぁ~」感は残ります(^^;。せっかくですから、両銘柄の日中足を付けておきましょう(下記参照、出典:Yahoo! JAPAN Finance)。両銘柄ともにニュースが流れた途端にビュンと飛び上がって、速やかに「売買停止」になりました。

ペンタックス(7750)日中足HOYA(7741)日中足

● M&Aが加速するというのは、来年のテーマとして多くの市場関係者やストラテジストが指摘していること。敵対的なM&Aはともかくとして、友好的なM&AやTOBはこれからも増加しそうです。市場参加者としては、やはり妙に株価が高止まりしている銘柄については、M&Aとかその先回り投資についての可能性を考慮してバリュエーションを考えないと、割高に見えるからと売ってしまうと、後で後悔する羽目になってしまいます。ここ数年、世界的に「M&Aアービトラージ」という投資戦略が「いっちゃん儲かる」として有名で、あっちでもこっちでも、そういった戦略を売り物にするファンド筋に巨額の資金が流れ込んでいます。主だったヘッジファンド指数のサブインデックスには「M&A Arbitrage」という指数が存在することで分かるように、もう珍しくも何でもないのです。それだけに単純な先走り/見込みでポジションを取るにしても、かなり相場を動かす力を持っています。チラッと頭に入れておいた方がよろしいかと…。

● 関連して、最近、ヘッジファンドや国内機関投資家FM諸氏の話を聞くと、やはりというか11月以降は運用成績が好調に推移している声を良く聞くようになってきました。HFRのヘッジファンド指数を見ても、この2ヶ月ほどは特に、スタイルにあまり関係なく右肩上がりの状態で、運用担当者にとって、何かと苦しかった1年も年末間際になってようやく光が差してきた格好。おりしも、11月決算だったヘッジファンドは、新年に向けてまた始動する時期です。足元ではバリューがかなり好調なだけに、そこに一層の資金を入れてくるのか、それとも他の戦略に移って行くのか、それなりに動向には注意しておきたいところです。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億8194万株増の20億7413万株。SQ日を除けば、これは今年8月17日に22億8946万株を記録して以来の大商い。ただ、売買代金はほぼ前日と同水準(同84億円増)の2兆4609億円でした。ワッショイしていたのは、「鉄まみれ」銘柄だけだったのかもしれません(^^;。売買単価は同109.63円安とグッと下がって1186.47円。さすがに鉄鋼株・造船株が賑わうとこうなります(^^;。今週もあと1日で、今年はあと5.5立会日。頑張りましょう!

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2006/12/21(木) 22:04 | URL | Kabuoonブログランキング #r.l9e/wA[ 編集]
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