このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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2006年12月01日(金) .... 堅調、TOPIXはこれで5日続伸

 TOPIX : 1604.90 (+1.87, +0.12%)    日経平均 : 16321.78 (+47.45, +0.29%)    円ドル : 115.85  

●今日から12月。私たちのオフィスがある東京サンケイビル前でも、11月中にあったフットサルコートが撤去されつつあり、今週末あたりにクリスマスツリーが運び込まれると想像しています(^^;。街の雰囲気が変わりそうですネ。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日連続の買い越し(3270万株売り/3890万株買い)。昨日と比較して、株数ベースでは減った印象があるものの、市場筋観測だと「金額も大幅買い越し」とのこと。タイミングが良過ぎるというか、あまりにもシナリオ通り過ぎる気はするんですが、ここは素直に喜んでおきましょう(^^;。CPIはそれほど影響は感じなかったものの、円/ドルが振れていることは心理的な重石。一方で、昨日までの上昇モメンタムが残っていることで、大きな下値も考えにくい状態。日経平均先物にドカァ~ン、ドカァ~ンと大口買いが入りスルスルと上昇して裁定買いと、毎度お馴染みのパターンが所々で演出された以外は、比較的、静かな1日でした。

● 今日も日経平均先物(12月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 何はともあれ、TOPIXはこれで5日続伸(日経平均は3日続伸)。今週1週間でみると、TOPIXは+4.35%、日経平均は+3.73%と、TOPIXのパフォーマンスの良さが目立つ週でした。東証1部出来高は前日比1億2077万株減の16億8558万株、売買代金は同3001億円減の2兆2143億円でした。そういえば、今朝、TOPIX先物が妙に高かったので市場筋の間で話題になっていましたが、高かったのは高かったのですが、それほど突拍子も無いというほどでは無かったので、何があったのかは分かりません (^^;。

● 相場の話はこの辺にして(とサボる(^^;)、がらりと話題変更。ちょっと長くなるのですが、指数ヲタク系業務連絡です。今日大引後に、東証から「一部指定銘柄に係るTOPIX等株価指数の算出上の取扱いの変更について」(http://www.tse.or.jp/news/200612/061201_g.html)とのリリースが出ています。ちょっと誤解リスクもありそうなリリースなので、なるべく分かり易く「翻訳」しておきましょう(^^;。

● このリリースにある「市場第一部への指定」とは、「東証2部→東証1部昇格上場」という意味。「直接東証1部上場」のことを指しているのではありません。そして変更点は、TOPIX指数算入日が「指定日の月末」→「指定日の翌月末」となっている点。これが実際どうなるかと言えば、これまでのルールだと、11月20日に昇格が発表された銘柄の東証1部指定日は12月1日。そして、指数算入は指定日の月末なので、12月末(正確には12月29日から)からTOPIX指数算入となるのです。11月20日に昇格発表されたアース製薬(4985)はこのパターンです。今日時点では既に東証1部銘柄ですが、FFW=0なのでTOPIXには実際には算入されていない状態にあります。

● ところが、来週からの新ルール適用となると、12月中に発表された昇格で、もし1月4日に東証1部指定になるのであれば、その翌月末にTOPIX算入となるので、2月末にTOPIX算入ということになります。つまり、TOPIX算入は約1ヶ月間遅れると解釈できます。無理矢理にアース製薬にこのルールを適用してしまうと、「指定日の翌月末」は1月末。つまり、TOPIX算入が1ヶ月遅れることになります。ただ、月初に1部指定というのではなくなる可能性がある(下記参照)ことから、必ずしも「1ヶ月遅れ」にはならないケースの方が多くなりそうで、その辺を考えると、あまり大きな変化をもたらす変更ではないと理解しています。いずれにしろ、イベント投資をやっている方々にとっては、タイミングなどを考え直す必要がありそうです。

● 同リリースには、「一部指定の時期の柔軟化が図られることに伴い」という文章があるのですが、これが結構重要なポイント。これまでの昇格上場(正しい言い方ではないけど、分かり易い言い方なので使います)は、毎月20日の大引け後に発表になっていたんですが、来週以降はマザーズ銘柄昇格方式と同様になり、「突然発表」と変更される予定です。 これが上で書いた件で、「20日発表→翌月第1営業日東証1部指定」というパターンではなく、「突然発表→月中東証1部指定」というのが有り得ることになります。

● もっとも、このパターンがバラバラと複数出てきたとしても、翌月末にまとめてTOPIX算入になるので、それほど面倒臭いことはないと考えています。どちらにしろ、最低でも1ヶ月は実際のTOPIX算入までに時間があることになるので、それほど神経質になる必要はないと考えています。ただ、「一部指定・市場変更・指定替え会社」(http://www.tse.or.jp/listing/1section/1sec.html)は月1回ウォッチでほぼOKだったのが、これからはもっと頻繁にチェックする必要がありそうです(^^;。なお、このルール適用は週明けの12月4日からです。簡単な表にしておきました。ご参考にどうぞ。

昇格発表日 第1部指定日   TOPIX算入日 算入基準終値
旧ルール(例) 11月20日 12月1日 指定日の月末 12月29日 12月28日終値
新ルール(例) 12月10日 12月20日 指定日の翌月末 1月31日 1月30日終値
新ルール(例) 12月20日 1月4日 指定日の翌月末 2月28日 2月27日終値

● 雑談。東証は民間資本の株式会社のハズなのに、相変わらずこの手のお役所的文書が多く、本当に読み辛いです(^^;。今回の上記リリースに関しても、普通にさっと読んだだけでは何が重要なのかは、すぐには分かりません。恥ずかしながら、私も何度か東証に直接電話して確かめましたから…。電話すればとても丁寧に教えてくれる(情報サービス部の方々にはいつもお世話になっております!)のですけど、そもそものリリースがこの状態だったら、電話する方も面倒だし、多分、説明してくれる東証の「社員」の方々も面倒だと思います。実は、英語版(http://www.tse.or.jp/english/news/2006/200612/061201_a.html)のリリースの方がはるかに分かり易かったんです。「市場第一部への指定」と日本語で書かれるよりも、英語で「Transfer to the TSE First Section from the Second Section」の方が明確で誤解の余地がありません。どうにかならんのですかね?ホンマ…(-_-;)。

● ようやく週末。寒くなるみたいですが、天気は良さそうなので楽しみ。皆様も良い週末を。

コメント
この記事へのコメント
はじめのうちは儲かる
こんにちは 寅年の獅子座 さん

仕事と仕事の間に時間ができたので先物日経225始めました。
儲かっているのですが、パチンコでも競馬でも「最初は儲かる」っていうあれではないかと思ってます。そのうち大損するに違いないと思いながらやってます。

16年ぶりの運用ですが時代は変わってますね。
当時はリアルタイムで株価知ろうと思えばクイック契約するしか方法がありませんでしたのでそうしてました。それが今はネットにつながったPCさえあればよいので大きな変化です。売買注文は当時からファミコントレード・ホームトレードがありましたのでそんなに変わっていませんね。一番変わったのは手数料でしょう。昔は3桁の銘柄でも20円取らないと手数料抜けできませんでしたが今は違います。当時にすればデェイトレなんて夢のまた夢でした。通信費も全然違います。

今夜のDJI $100 程下げてますが、月曜日日本の先物に影響を与えて良い買場を作ってくれるでしょうか(w

12月ぺったんこぺったんこの餅つき相場を期待しております。




       
2006/12/02(土) 04:55 | URL | Uncle $crooge #oJlZoyBU[ 編集]
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