このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1612.66 (-3.33, -0.21%)    日経平均 : 15872.02 (-18.54, -0.12%)    円ドル : 116.85  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は買い越し(3070万株売り/3550万株買い)。でも、今週末は米国がロング・ウィークエンドになるので、またスローダウンしそうです(^^;。米国株高とシカゴ日経平均先物も堅調だったことを受けて、東京も堅調にスタート。ただ、積極的に上値を買いあがるエネルギーにも材料にも不足しているのは、ほぼ全員が認識済み。その意味で、今日の「情けない相場」も、それほどショックということはなかったと考えています。

● 個別に話題となったのは、後場に急落した楽天(4755)。ネットの世界では著名サイトの「アクセス・ジャーナル(旧:山岡俊介取材メモ・ストレイ・ドッグ、http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/)に掲載されたのが、「31日発売の『週刊新潮』が楽天特集記事掲載」とのアップ。この記事がかなり楽天にとってネガティブな内容になるとの連想から、楽天があっという間に売られてストップ安。終値でもストップ安比例配分でした(前日比5000円安、-8.52%)。

● TOPIXベンチマークの方にとっては、少なくとも直接的なインパクトはないとしても、ラッセル・野村プライムなどだったら、楽天はそれなりにウェイトがある銘柄。また、TOPIXベンチの方でも、楽天が売られることでヤフーやらソフトバンクに被害が拡大すると、間接的に心配事にはなってきます。個人投資家などの心理状態に与える影響も、馬鹿にならないですしね。本当に週刊新潮に記事が掲載されているのかは、私には知る術もないのですが、どちらにしろ明日になれば、はっきりすることです。しかし、どうも足元がふら付いている相場です・・・。

● もう一つ個別の話。北越製紙。王子製紙によるTOBが成立困難な状況は、すでにかなり織り込まれていたと考えていたのですが、実際に売り物が出てきます。しかも、当然と言えば当然ながら、買いは大分薄くなっていたので、株価のインパクトはかなり大きく見えました。この時点で誰が売っているのかは定かではありませんが、まさか、防戦買いに参戦した企業ではないでしょうネ。ホンの1ヶ月やそこらで10%超もの損失を出して、それでケロッとしていられるのだったら、それはそれで恐ろしい話かもしれません(^^;。日本製紙が株主に「出資」をどう説明するのか、楽しみにしておきましょう。日本紙のFAはモルガン・スタンレーなので、その辺の"説明"については、既に想定問答集なんかを準備万端、用意しているとは想像しますが・・・。

● 今日の東証1部出来高は前日比2億1841万株増の14億7219万株、売買代金は同2444億円増の1兆9042億円でした。さすがに昨日よりは増加したものの、まだ「賑わった」という言葉からかなり遠い水準です。米国投資家のLabor Day休暇が終わって、月が替わってからですかね?もう少しマシな状態になるのは・・・。

● ちなみに、SQを来週に控えて、限月間スプレッド取引は、今日も業者間取引ではソコソコ商いがあった模様。ただ、取引所取引の方は、まだ本格的というにはやや寂しい感じです。もちろん、来週になれば一気に盛り上がると考えていますが、日経平均先物をやっている方は、銘柄入替が発表されるリスクも頭にいれながら行く必要があります。毎回、9月限はこのリスクがあるので、余計に神経質なムードのロールオーバーになる可能性が高いので、ロール状況からは目を離さないように。

● 話題変更。明日終値でMSCIの定期四半期リバランスが実施されます。8月18日(日本時間)にMSCIから発表されているのですが、おさらいしておくと、日本株関連では、Standard指数でもSmall Cap指数でも、新規銘柄追加/銘柄削除ともにありませんでした。FIFの変更や株数の変更はそれなりにあり、多少のインパクトの可能性は数銘柄に発生しそうです。FIF変更やら株数変更はライセンスフィーが必要な情報で、一般には公開されていませんので、ここでもあまり詳細は書けません(^^;。あまり大きくはないものの、いくつか注目したくなる銘柄もあります。

● それともう一つ。日本時間の今朝早朝、FTSEから四半期銘柄見直しが発表されています。FTSEのhttp://www.ftse.com/./tech_notices/2006/Q3/11766_20060829_Japan_Review.jsp から、Excelファイルで変更内容などがダウンロードできます。FTSE All-Worldでは、日本株で20銘柄が新規採用、15銘柄が削除と比較的大きな変更でした。FTSEには色々な指数があるのですが、まずはAll-Worldを見ておけばよろしいかと・・・。変更の実施は9月18日から(基準終値は9月15日)です。FTSEは、MSCIほどポピュラーではないと考えられますが、一方で、あまり日本国内では注目する向きが多くなくて、見過ごされていることから、逆にインパクトがあったりします(^^;。一応、注意が必要かと(と、こう書くと、皆が注目するんでインパクトが無くなるかも?!?)。

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