このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1563.69 (-22.16, -1.40%)    日経平均 : 15249.32 (-224.50, -1.45%)    円ドル : 114.40  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、6日連続の売り越し(3650万株売り/2690万株買い)。インドでの連続テロを受けて、インド株市場の影響が心配されるうえ、北朝鮮の件や今週末のサミットなど、急に色々な地政学リスクを意識する展開。加えて、日銀政策決定会合を控えて金利面での影響を計りかねる面もあって、全体としては不透明要因が多く、手控えムードの蔓延する1日でした。

● 朝方、米国株やシカゴ日経平均先物は堅調だったものの、その神通力はあまり感じないままジリ貧。昼休みの立会外バスケット取引は若干の買い越しと伝わっていたし、前引け間際や後場寄付きの先物は比較的堅調でした。後場SQ値は前場終値に対して21.39円高だったし、多分、本当に昼バスは買い越しだったのでしょう。でも、その後は下へまっしぐら。国内で材料があったというよりも、午後1時過ぎにスタートするインド株市場がどんな格好で下落するかが見えなかったことで、午後1時前から先物が売ら始めると「あぁぁ~~~」って感じで、あっさりと値崩れ。

● もっとも、インド株市場が日本株市場に与える本当の影響については、個人的には懐疑的な一人。心理的な影響以外には、そんなに東京株式市場全体を揺り動かすほどの影響力はないと考えています。とは言うものの、マーケットの動きには対応しなくてはなりませんけど・・・。実際にインド株市場が始まると、インド株はプラスになったりマイナスになったり・・・(^^;。東京も大引けに掛けて多少は戻したものの、戻し切れませんでした。結局、インド株は言い訳的に使われていただけで、本当はもっと複合的な不透明要因を嫌がっているのでしょう。それが何かは、はっきりとピンポイント出来ないのが、かなりもどかしいのです。

● 関連しているかどうかは分からないのですが、足元でリバーサルの効き目が急激に悪くなっていることが、FM諸氏の間でも少し話題になってきました。日経金融が「リバーサル」をスクランブル欄で書いた頃からおかしくなったように感じるのですが、被害妄想でしょうか・・・(^^;。ずっと今一つだったバリューが戻りの気配を見せ始めると、今度はリバーサルがずっこけ。なかなかうまく行かないものです。今週いっぱいで色々なことに変化が発生するか、注目しておきたいです。

● 記録。東証1部出来高は前日比8584万株増の16億6543万株、売買代金は同544億円減の2兆2919億円。あまり目立った変化はありませんでした。ちょっと目立ったのが、指数の下げと比較して、東証1部値下がり銘柄が1445銘柄と、かなり膨らんだこと。指数の影響が小さい銘柄群が一斉に安かったことを示唆していると理解できるのですが、TOPIXサブインデックスなどではあまり大きな差異はなく、どうも、中身の分かり辛い相場でした。

● 業務連絡。大引後に東証から、「蝶理(8014)、監理ポスト割当ての解除」(http://www.tse.or.jp/news/200607/060712_c.html)との通知が出ています。解除日は明日7月13日。監理ポストだとTOPIXには入ったままなので、特にイベントはありません。ただ、監理ポストに割当を食らうと、無条件に外してしまう機関投資家があることも簡単に想像できます。ただ、蝶理のウェイトはわずか0.5bp程度。もし外してしまった方々でも、多くの場合、そのまま抜いておいても、あまり支障はないかと・・・(^^;。

● 最後に雑談。日曜日の日経に掲載される人材募集広告は、それなりに皆さん、眺めていることと思います(^^;。現時点で転職(転社ですね、多くの場合は・・・)する気がなくても、どういった人材が募集されているかを知るのは、それなりに価値があることだし、自分の進路を微調整するにも役立ちます。

● で、この前の日経の日曜日版。「プリヴェチューリッヒ証券」の人材募集で、アシスタントを中心に色々な職種での募集が掲載されていました。比較的珍しいことに、年収も併記(○○万円以上って格好で)されていたのです。で、ズラズラと眺めていて、「コンプライアンス」のところで目が点(^^;。他の職種からすると飛び抜けて高い年収2000万円以上と。

● 良くあるパターンとして、アシスタントではなくて、本チャンのトレーダー(プロップは特に)やらシニア・セールスならあり得る額だし、少し前だったらアナリストもそんな感じだったでしょうか。通常、フロントとかプロフィット・センターと呼ばれる方々だったら、素直に「稼ぎに応じて」と行けるんですが、コンプライアンスは普通に考えるとフロントではありません。もちろん、コンプライアンス・オフィサーも、時には戦いの最前線なのは事実です。それでも、このお値段というのは、現在のコンプライアンスが如何に人材不足になっているかという事実と共に、コンプライアンス・ニーズの急激な高まりを如実に示唆しています。単に需給が歪んでいるのか、それとも大穴職種なのか・・・(^^;。

● リクルートで歩き回っている学生さん?この辺、チェックしています???投資銀行業務は聞こえは良いとしても、実際にニーズがある職種は何か、「金」になる商売は何か、を考えるきっかけになると思います・・・(^^;。もちろん、だからコンプラに行けとまでは言いません(^^;。職業の選択は自己責任ですので、為念。

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