このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1466.14 (+7.84, +0.54%)    日経平均 : 14309.56 (+90.96, +0.64%)    円ドル : 115.05  

● 今日はさすがに売り飽き気分が広がったのでしょうか、朝安後の反発でした。ただ、これで中長期的な「音」がしたのかどうかは、ちょっと結論先送りって感じでしょうか。リズムとしては、悪くないんですけど・・・(^^;。今日も日経平均の日中足を貼り付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場。NY株式やNASDAQは下げ止まらず、シカゴ日経平均先物は14100円と対大証比170円安。ドル高/円安はあったものの、その理由が悪い(レパトリを連想)ってことで、強い支援材料とは考え難い状況。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、15日連続の売り越し(5440万株売り/3960万株買い)。慣れっこになったとは言え、背中を押してくれる材料ではなし。

● ただ、朝刊の株価欄を眺めて気付くのは、「色が薄い」ってこと(^^;。年初来安値(高値もだけど)を更新した銘柄は、株価が色反転してあるので黒く見えるのですが、それが以前よりもかなり少なかったということ。実際、昨日の新安値銘柄は152銘柄。前回の急落局面では、特に6月8日は958銘柄も新安値銘柄があったので、それと比較すると、「色が薄いなぁ」って印象でした。この辺は、少し変化の兆しの可能性を感じてしまいました。

● 初っ端こそNY株安などを反映して軟調だったものの、さすがに売り飽き気分からか、寄付いた後は戻り歩調。午前10時頃には指数がプラス転換し、先物のショートカバーから裁定買いを誘発。10時半前には、ソフトバンクに50万株買いが入り、「うぉ~~~」って感じにも・・・(^^;。さらに昼休み立会外バスケットが買い越しとの観測が伝わると、後場寄付き後に一段高。もっとも、今日の上値はその時点(TOPIXは13時17分に高値、日経平均は13時30分)で、そこから後は基本的に横ばいでのもみあいでした。

● 今朝のSQを計算すると、前日比179.92円安の14038.68円。結果的に、これは「幻のSQ値」となりました。また、後場SQを計算すると(ヲタクっぽいでしょ(^^;)、前場終値比85.33円高の14344.93円。あの魔の30分間があった頃は、後場SQがブレることは良くあったのですが、最近では珍しいブレ方。日経平均では、下は前日比173.07円安、上は同240.22円高で、日中値幅は413.29円もあり、神経質な値動きが続いていたことを示唆しています。東証1部出来高は前日比2億2082万株増の21億8739万株、売買代金は同3747億円増の2兆7413億円と、昨日よりもかなり増加。ただ、「これでどうか?」と聞かれると、「うぅ~~ん」っ感じでしょうか(^^;。

● 細かく見ると、Core30が銀行株軟調などを受けて32bps負けの一人負け。Large70が17bps勝ち、Mid400が16bps勝ち、Smallが13bps勝ちと、サイズはやはり少し小さい方向。マザーズ指数は朝からずっとプラス推移でした。また、今日もバリューは今ひとつだったし、サイズとあわせて、中身の変化には気をつけておきたいところです。「何がどうなる?」が良く分からないところが難点ですけど・・・(^^;。

● 話題変更。今朝の日経には、「阪神株Q&A TOB価格をなぜ下回るのか」とのコラム記事。決して間違いではないのですが、スポッと抜け落ちている大きなポイントもあります。ただ、まだTOBが終わっていないので、ここでは書きません(後で厄介なことになるのは避けたいので)。でも、今回の場合は、TOB価格を下回って推移したことも、納得できてしまうのです。

● 昨日もチラッと書いたのですが、その原因は主に「受渡リスク」(フェールリスク)と考えています。TOB申し込みを忘れるとかの、そんな単純なリスクではありませんよ(^^;。実は、この背景は、あまり見て欲しくない部分をさらけ出すことにもなりかねないので、本音では、避けたい話です。でも、現実がそれを許してくれません。あまりはっきりとは書きませんが、業界の人々には分かるはず。TOBを仕切っている幹事証券は、このリスクをあらかじめ認識していて、なおかつ対処方法も考えてあることを祈るばかりです。明日以降、阪神株は阪急株×1.4倍に収斂していく可能性は大きいのですから・・・。

● 関連して、指数ヲタク系にとっては大切なお知らせ。東証から、「TOPIXの算出に使用する浮動株比率(公開買付期間中の銘柄)」なるお知らせが出ています。、東証HPのこちら(http://www.tse.or.jp/news/200606/060614_a.html)に掲載されています。ポイントは、「修正日は、TOPIXへの浮動株比率最終回反映にあわせて6月30日(金)とします」ってところでしょうか。通常のパターンで行くと、今回の阪神電鉄分は7月末調整に入るスケジュールの可能性が高いのですが、そうすると、6月末のTOPIX最終回浮動株化に際して買って、その後、整理ポスト割当などで売る、みたいなパターンに陥る可能性がありました。なので、6月末にFFW変更の対応で売り買いが発生しないような形にしてくれるのであれば歓迎。また、阪神電鉄分のウェイトをどこに持って行くかでお悩みの方々(^^;にとっては、全てが綺麗に解決したのではないにしても、ある程度、スケジュールもやり方も想像できるようになった、ってことです。

● 最後に話題変更。次回の四季報は明日6月15日発売。既にオンラインニュースやデータフィードでは、新四季報関連の業績データが更新され始めているし、発売と同時にドッと更新が来ることでしょう。業績上方修正の「匂い」があるかどうかに、注目しておきます。もしあれば、この先、会社側からも上方修正される可能性を連想することが出来るし、逆にないとすれば、超コンサバだと考えていたのは市場関係者の先走りに過ぎず、あまり景気は良くないかもしれない、というネガティブな連想につながる可能性があります。四季報を境に相場が変わるとは思えないものの、可能性はゼロではないですから・・・(^^;。

● ところで、四季報のHPに、「竹田和平さんインタビュー&2005年売買記録、日本一の個人大株主、竹田和平さんが語る四季報活用術」なる"宣伝記事"も掲載されています(^^;。6月12日アップなので新鮮。興味ある方は、http://shikiho.toyokeizai.co.jp/special/kima02/index.html へどうぞ。

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