このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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● 以前から何度か紹介したことのある「考える株式投資」(http://g2s.livedoor.biz/)というサイト。主催者の方には一度もお会いしたことはないし、お話をしたことすらないのですが、前々から、大量保有報告データベースやら、EDINETを系統立てて見ることのできるサイトなど、真面目に投資を考える方々にとっては、実に役立つサイトを運営されています。色々なプログラミングの素養が凄いのは見ただけで分かるし、"gotospace"というハンドル名から勝手に想像すると「理系」の方かな?とは考えるのですが、単に技術に走らないところは一味違っています。どうも証券や金融業界の方ではないような雰囲気を受けるのですが、その辺は不明(^^;。一方、Bloomberg、ロイター、QUICKなどのプロ端末を運営する向きからすると、実に恐ろしいサイトでもあります(^^;。

● そのgotospace 氏が「見えるXBRL」という投資ツールを以前から始動されていたのですが、『「新しい見えるXBRL」を仮公開しました』とのこと。実際に「見えるXBRL」に行ってみればすぐに分かるのですが「これは凄いっす!」(^O^)。

● 個別銘柄別はもちろん、業種別にもEDINET掲載の決算発表から業績予想修正のヒストリカルまで、適時開示情報が全て一目瞭然。正直、ちょっと「唖然」とするぐらいの仕上がりになっています。正直言って、Bloombergなどのプロ端末でヒストリカルの開示を蓄積してあるのは凄いとは思っていたけど、それにしてもPDFをいちいちダウンロードして、そしてPDFを開けてという作業が必要だったのが、XBRLをここまで使いやすく加工してあると、画面で一見して全てが分かってしまうのです。「今期実績が1億円以上で、1週間以内に発表された来期予想の増加率が高い企業」のランキングまであるのですから…(^^;。

● 個人的には、これだけ世界的な景気悪化が急激に襲うなかで、業績予想修正のヒストリーが一目で分かるというだけでも、その企業の対応度合いが見える印象があり、これだけでもかなり重宝します。Bloombergなどでは、業績予想修正が出たことは分かっても、実際に中身の数字を見るにはPDFを落として開けて、という作業が必要だったのが、このサイトでは全てが揃って出てくるんですから、本当に「唖然」です。

● 個人投資家が個人の立場(だと想像しますが…)でここまで出来るんだから、個人投資家とプロである証券会社や機関投資家との情報ギャップが凄い勢いで埋まりつつあるのは誰もが認識出来ます。さらに、プロ端末の運営者にとっては、自らが素早くそして大きく変化して行かないと、端末でフィーを取ることが正当化し辛くなってしまうのも明白。ワケの分からん「煽りサイト」などを見に行く時間があるならば、gotospace 氏の「見えるXBRL」で企業の業績予想がこの半年~9ヶ月でどう変化したかを見るだけで、かなりのことが分かります。しかし、恐ろしいサイトだ…(^o^)。

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● 番組宣伝ってことではないのですが(^^;、明日(4月23日)夜10時から、テレビ東京の『経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」』で「リーマン破たん 最後の50時間」という番組が放映される予定です。テレビ東京の番組予告ページでは、

2008年9月15日、アメリカの大手証券会社のリーマン・ブラザーズが経営破たん。このとき、六本木ヒルズの29階から32階にオフィスを構える「日本法人」の社員たちは、会社の状況について一切伝えられていなかったという。
「まさか破たんするなんて・・・」
さかのぼることおよそ50時間前、ポールソン財務長官らとゴールドマン・サックスなどの証券会社のCEOたちがリーマン・ブラザーズの処理を巡って話し合いを続けていた。リーマンが破たんするまでの間に一体何があったのか?ウォール街のボスたちのうごめく思惑と、知られざる50時間の攻防を明らかしていく。
そして当時リーマン・ブラザースの日本法人に勤めていた社員たちはその時、何を感じ、どう行動したのか?番組では元リーマンの社員たちを徹底的に追跡取材。その証言や様々な資料をもとにして構成し、ドキュメンタリードラマとして描いていく。また、なぜ、リーマンの破たんが世界経済にここまで影響を与えたのかなども検証していく。

とのこと。同じ業界、しかも同じ外資系証券に勤める人間として(今は勤めてないけど…(^^;)、全く他人事とは思えない出来事。また国内証券の方々にしても、どうしても山一證券と重ね合わせてしまう向きは少なくないと思います。

● 実際、この番組を見るのは初めてなので、その「ドラマ化」がどの程度リアルなのかは分かりませんが、一応、明日晩は少しだけ期待しておきます。


追記

● うぅ~ん、危惧していたように、あまり大したことはなかった(^^;。ファルド君なら、あんな小部屋ではなく、もっと大きなお部屋にお住みだったろうし…。まぁ、事実をドキュメンタリー仕立てにしたと言う程度でしょうか…。実際にリーマンの日本法人に勤務されていた方々を何人も知っていますが、ちょっと違和感を感じたでしょうね。残念ながら…。

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