このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1408.14 (+27.51, +1.99%)    日経平均 : 14338.54 (+214.07, +1.52%)    円ドル : 105.40  

● 今日も上値の重たさは多少感じたものの、意外感があるほど上値追いの展開。プラスでスタートした相場は、一時的に伸び悩む局面はあったものの、先物に大口買いが入るとスッと上昇する繰り返し。大引け間際はMSCI絡み(と思われる)色々な売買が入って分かり辛くなったものの、ほぼ日中を通して先物先導のパターンが継続。MSCI関連の売買が入ったことで、東証1部出来高は前日比5億6212万株も増加して25億0833万株、売買代金は同6137億円増の2兆9528億円と、久しぶりの活況。もっとも、SQみたいな大きなインデックス・イベントのおかげなので、かなり割引く必要はありますが…(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今週は1週間通して、比較的、ファンダメンタル面での材料が乏しいなかでの上下動が大きかったのが印象に残ります。理由が乏しいなかで大きく動くので、どうしても「逆」で入りたくなるのは分かります。ただ、これだけ力強い買い(売り)が先物に入ってくると、逆らっては踏まされ(投げさせられ)るだけ。逆らってもあまりの腕力に押されて返り討ちにあう可能性が高いのが最近のパターン。少なくとも目先的には、市場参加者の多くが「長いものには巻かれろ」的に追随している様子で、それだけに変動が増幅されるし、方向性としても一方通行にもなり易くなるんです。問題はいつまでこれが続くか?まぁ、その答えが分かっていれば苦労しませんって(^^;。

● 話題変更。周知の通り、今日はMSCIの定期銘柄入替えの基準終値。今日の終値で色々な銘柄が新規追加になったり削除されたりが発生する1日でした。朝からソレっぽい雰囲気があったのですが、動きが出始めたのは後場から。初っ端はニチレイ(2871)で、後場、突然売り気配になってあっという間に13%もの急落。この銘柄は確かにマイナスの影響を受ける銘柄だったものの、余りにも極端な値動きに、「誰か間違えてVWAPでやるところを一気に出してしまったのではないか?」との観測も飛び交っていました。他にも色々とインパクトを受けた銘柄がありました。ニチレイの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。一見して何か異常な動きだったのがご覧頂けるかと。

ニチレイ(2871)日中足

● その他、MSCI関連銘柄の値動きについて、細々と書くのもくどくなるので、ここでは省略。なお、追加銘柄ロング/削除銘柄ショートのポートフォリオとしてみれば、今回は「順」反応だった印象でした。

● MSCIがどの程度、相場にインパクトを与えるかは、個別銘柄ベースの話もそうですが、例えば売買代金の時間分布にもかなり影響を与えます。東証1部の売買代金で、今日は前場が38.8%、後場が61.2%と、普段と比較すると10%近く、後場側に振れていた印象です。毎分の売買代金推移を見るとより鮮明で、今日は14時59分から大引けの1分間で、何と1日の売買代金の9.5%もが約定していました(^^;。これって凄いことです。この1年ほどは、数年前と比較すると大引けでの約定が増加しているのですが、それでもこんなに多いのはMSCI"祭り"でもないと、目撃できない水準。

● 顧客注文を執行するVWAPトレーダー諸氏にとっては、これほど悩ましい1日はありません(^^;。注文の1割を大引/大引間際に執行するなんて、実際のところは不可能(^^;。かなり神経を使ったでしょうし、最後の3分間ほどは「もう、祈るだけ」って心境になった方も少なくなかったでしょう。お疲れ様でした。参考までに、今日の東証1部売買代金の毎分推移グラフを付けておきます。ホンの23kbの軽いPDFファイルです。

● 記録。東証1部値上がりは1280銘柄、値下がりは334銘柄で、昨日ほどの「全面高」までは行かず。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比119.77円高の14244.24円(9時55分確定)。これは日本製紙グループが寄らなかったためで(午前9時50分まで売買停止)、それ以外は9時25分までに寄り付いていました。日経平均の日中値幅は174.46円(前場119.19円、後場95.85円)と、指数の値動きの割には小さい目でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、そこそこの買い越し(2750万株売り/3860万株買い)でした。そうそう、先日から話題だった日興アセットの「日興ジャパン高配当株式ファンド」(上限5000億円)は、178億円チョイの設定でした。

● また、先物の手口も少し。日経平均先物では、MSが2606枚買い越し、CSが2204枚買い越し。売りはJPMが1970枚売り越し、大和SMBCが買い手口不明の2282枚売りなど。TOPIX先物では、CSが1100枚買い越し、UBSが954枚買い越し、MSが824枚買い越し。売りはJPMが857枚売り越し、BNPPが795枚売り越し、日興シティが買い手口不明の1419枚売りなど。昨日よりは目立たなかったものの、お馴染みの面々が大層ご活躍の様子でした(^^;。

● 最後に、今週は疲れました(^^;。TOPIXと日経平均の前日比を今週分抜き出すと以下の通り。ホンマ、見事に振らされてしまいました(^^;。来週から6月。6月は過去で見るとかなり成績の良い月(某市場筋氏調べによると、過去12年で10勝2敗)なので、気持ちを前向きに行きましょう(^o^)。

日付TOPIX日経平均
5月26日(月)-32.51-2.36%-322.01-2.30%
5月27日(火)+24.07+1.79%+203.12+1.48%
5月28日(水)-19.56-1.43%-183.87-1.32%
5月29日(木)+31.94+2.37%+415.03+3.03%
5月30日(金)+27.51+1.99%+214.07+1.52%

● 良い週末を!

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 TOPIX : 1380.63 (+31.94, +2.37%)    日経平均 : 14124.47 (+415.03, +3.03%)    円ドル : 105.05  

● ある程度高いのは予想できたものの、予想以上の上昇に発展した1日でした。その原動力は、日経平均先物への断続的な大口買い爆弾(^^;。14000円手前でモタモタしていたところ、「500枚買い、500枚買い…」と断続的に大口買いが入り、先物が走って裁定買いを引っ掛ける毎度お馴染みのパターン。債券先物がかなりプレッシャーに押されていた様子だったので、例によってCTA筋が暴れていた可能性はあります。ただ、CTA筋がきっかけだったとしても、ちょうちん筋も集まれば倍化パワーを発揮するのは当然で、その影響力も大きかったように感じました。

● 今日は寄付き前から市場筋の間で、「先物の14100円超にかなりの売りがある」との観測があったのです。先物は何度かその水準を上抜けかけたし、最後はピョコンと上昇して高値圏での大引けだったものの、朝方の上昇後は、基本的に14100円近辺での高値もみあいでした。ここを抜けていれば、もっと凄いことになったかも知れませんが、まぁ、日経平均で400円超の上昇は立派です(^^;。

● 今日は日経平均がTOPIXをかなり大きくアウトパフォーム(66bpも日経平均が勝ち)。東証33業種は鉄鋼だけがマイナス。この辺が影響を与えたのは確かながら、先物主導での日経平均型の裁定買いの影響が、かなり大きかったことを物語っていました。ただ、今日の東証1部出来高は前日比9238万株減の19億4621万株、売買代金は逆に同468億円増の2兆3391億円と、ほぼ昨日と同水準。指数が日経平均で3%超も動いた割には、商いがそれほど盛り上がらなかった様子が分かります。超短期筋はともかく、それ以外は基本的見送り姿勢にあまり変化がないってことでしょう。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 記録。今日の東証1部値上がりは1497銘柄に達し、値下がりは173銘柄と、昨日の裏返しで「ほぼ全面高」の展開。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比157.04円高の13866.48円(9時15分確定)で、実際の相場はそこから大きく上に跳ねた点を見れば、かなり買いのフォロースルーがあったことを感じさせます。もっとも、先物主導だったんですけどネ(^^;。日経平均の日中値幅は315.24円(前場284.92円、後場103.46円)と、昨日とほぼ同水準。ただし、後場にあまり相場水準が動かなかったのが今日の特徴。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(2100万株売り/2670万株買い)でした。

● 大引後に開示された先物の手口についても少し。今日もいつもの「常連さん」がかなりの殴り合いを実施(^^;。日経平均先物では、カリヨンが6231枚買い越し、LBが2761枚買い越し、CSが2657枚買い越し、MSが1868枚買い越しなど。売り手はニューエッジが3346枚売り越し、ドイツが2342枚売り越し、野村が1455枚売り越し、MLが1360枚売り越しなど。TOPIX先物では、CSが5085枚買い越し、カリヨンが3319枚買い越しだった一方、JPMが2236枚売り越し、BNPPが2147枚売り越し、MSが2017枚売り越しなど。お疲れ様でした(^^;。日経平均先物は143,047枚(通常取引のみ)、TOPIX先物も63,436枚と両者ともにかなり大商いでした。

● 話題変更。明日はMSCIの5月リバランス基準日。このところ、MSCIリバランスのロング/ショートはそれなりに効いていた印象があったものの、明日の大引けに掛けて何が起こるかは分かりません(^^;。MSCIに限らず、指数のコーポレートアクションに先回りする戦略は、最終日に「順」に効いたり、「逆」に効いたりは、なかなか事前に予想が困難。ただ、昨年8月のサブプラ・メルトダウン以降は、「順」に効くことが多かった印象があり、ヘッジファンドが一時的にコーポレートアクション先回り戦略から、「そんなこと、やっている場合ではない」と手を引いていた可能性があります。先回りが少なくなったことで、実需筋の需給が素直に表面に出て、「順」の反応が多かったと考えることも可能。

● 今回は、各種ヘッジファンド指数の推移を見たり、FM諸氏とお話をした印象では、3月は結構しんどかったヘッジファンド筋も、4月、5月と成績も体力も回復してきているのは間違いありません。ということは、またコーポレートアクション系で攻めて来ている可能性があります。だから、ここ最近、「効いていた」のかなと…。先回りがあっても、実需以上の先回りでなければ「順」な反応になります。問題は実需以上に先回りが多くなってしまった場合で、その時は大引け間際に逆噴射状態に陥ることが多くなります。今回がどちらなのかは、明日の午後2時55分ぐらいには分かります(^^;。

● 最後に、今日のアデランス(8170)。株主総会で7人の取締役再任を求めたものの、スティール・パートナーズなどの反対で否決。株価は素直なもので、このニュースが伝わった後場に一時ストップ高まで買われ、終値でも前日比162円高(+8.72%)の2020円。12時45分に共同通信が速報を流し、Bloombergが12時47分、ロイターでは12時51分(QUICKは持ってないので不明(^^;)。英語記事は少し遅れて12時55分あたりから13時過ぎ。そしてアデランスからの正式なリリースがTDNetに掲載されたのは13時15分でした。日本のメディアはセンセーショナルに報道するかもしれませんが、海外のメディア、FTやWSJなどがどう報道するかも、ちょっとした見もの。楽しみにしておきます。

● 保存版(^^;として、アデランスの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

アデランス(8170)日中足
 TOPIX : 1348.69 (-19.56, -1.43%)    日経平均 : 13709.44 (-183.87, -1.32%)    円ドル : 104.00  

● 朝方こそ堅調にスタートしたものの、先物市場で大口売りが出ると「シュン」。ザラ場だけを見ていると、ドカンと売られる雰囲気ではなかったものの、ジリ貧が1日中継続すると結果的には大きく下落する、との印象の1日でした。日経平均先物に断続的に大口売りが出たのが直接的な相場押し下げ要因だったとしても、それに「負けて」下がってしまう相場だったのは事実。やっぱり昨日の上昇は「不思議の上げ」だったのでしょうか?(^^; (^^; 東証1部値上がりは226銘柄の一方で、値下がりは1419銘柄に膨らみ、「ほぼ全面安」状態。東証33業種は、ORIXのおかげで「その他金融」がプラスだった以外、32業種がマイナス。電力・ガスは今日も年初来安値更新でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● テクニカル的には、TOPIXも日経平均も再び25日移動平均線割れ。もっとも、今日の終値水準は先週金曜日終値と大きく変化ない(TOPIXはチョビ上、日経平均はほぼ同一水準)ので、昨日と今日は「無かったこと」でちょうど良かったのかも知れません(ハイ、暴論です(^^;)。ただ、ある程度の市場参加者が「そろそろ梅雨入り」と頭の隅っこで考えていたところだっただけに、昨日の上げを単に数字で大部分打ち消した以上に、嫌な場味を残したと考えています。ここで意外感があるような上昇が演出できれば、市場の雰囲気は大きく変わるのでしょうけど、それを「やる」のは外国人投資家しか見当たらず、結局のところは、欧米株式市場のパフォーマンス次第です。はぁ~(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比4億7012万株も増加して20億3859万株、売買代金は同5079億円増の2兆2924億円。米英の外国人投資家が休み明けで戻ってきた感じ。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比46.61円高の13939.92円(9時15分確定)。「寄り天」ではなかったにしろ、かなりそれに近い格好ではありました。日経平均の日中値幅は313.82円(前場143.77円、後場237.40円)と比較的大きい目。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、フローは少ないものの、買い越し(1760万株売り/2260万株買い)でした。

● 先物手口で大きいのだけ抜き出しておきます。日経平均先物では、カリヨンが3639枚売り越し、CSが1771枚売り越し。買い手はGSが1276枚買い越し、ニューエッジが1111枚買い越し、ドイツが1011枚買い越し、大和SMBCが売り手口不明の2399枚買いなど。TOPIX先物では、CSが2930枚売り越し、JPMが2712枚売り越し、UBSが2431枚売り越し。買い手はBNPPが4193枚買い越し、GSが1554枚買い越し、野村が1552枚買い越し、ニューエッジが1051枚買い越しなど。皆さん、殴り合いお疲れ様でした(^^;。

● 話題変更。先週、野村アセットの 「野村日本割安好配当株投資0805」 が上限1000億円に対して706.9億円も集めて話題になったのは先週5月22日。奇しくも、バリューが効いて直近のピークを付けたのがこの日で、それ以降、バリューもリバーサルも鳴かず飛ばず状態(今日はリバーサルがかなり逆噴射)。単なる偶然かどうかは不明ながら、配当利回りが良い銘柄とバリュー(割安)銘柄には共通点が多いこともあって、投信設定による需給面の影響がバリューのパフォーマンスに影響を与えていた可能性は、多くのFM諸氏が感じていると思います。

● 今週末の5月30日には、日興アセットの 「日興ジャパン高配当株式ファンド」 が設定予定。上限が5000億円と設定されているものの、本当の焦点は、果たして実際にいくらぐらい集まるのか、です。色々と漏れ聞こえてくるのはあるのですが、まぁ、ここでは書かないでおきましょう(^^;。この投信も配当利回りに注目する点からバリューを押し上げる可能性がある一方で、募集状況が大したことなければ期待は肩透かしになるリスクもあり。運用担当者としてどうポジショニングするか、迷いそうです(^^;。

● ちょっと脱線。野村アセットの「好配当」はこれまで通りのパターンだったのですが、日興アセットの「高配当」って、「高」を使うことがOKになったのですかね?「高配当」という言葉は誤解を招くから商品名に使うのは駄目、という"ご指導"があったと、昔、聞いた覚えがあったのですが、それって大丈夫になったのでしょうか?投信関係の方、ご存知でしたら、ちょこっと教えていただければと…(^^;。

● 雑談気味に。某市場筋から「CDSが急上昇!」とのメール。証券化商品がどうのこうのとか信用収縮がどうのこうのではなく、ヘラクレス銘柄のCDS(2169)のお話(^^;。何でも今日で4日連続ストップ高と。いろんな名前の銘柄があるものです(^^;。

 TOPIX : 1368.25 (+24.07, +1.79%)    日経平均 : 13893.31 (+203.12, +1.48%)    円ドル : 103.65  

● あまり期待感を持って居なかった向きが多かったと推察するのですが、実際に始まってみると、意外に底堅い展開。後場前半は一瞬ダレる局面があったものの、午後1時45分頃からは、アレヨアレヨの上値追い。日経平均先物(TOPIX先物にも)に断続的な大口買い爆弾が炸裂して、裁定買いを引っ掛けて、あっという間の上昇でした。債券先物は同じ午後1時45分頃にスコーンと下落しているので、またCTA筋が暴れた可能性は十分に考えられます。目先筋は逆らうよりも相乗りする方を選んだ格好(当然だけど)。円安方向に振れたという追い風があったにしろ、やや意外感があった上値追いでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日は東証33業種が全て値上がりで、昨日とは逆パターン。東証1部値上がりは1222銘柄、値下がりは418銘柄で、全面高というにはやや物足りなさがあったものの、それでもなかなかの反発でした。もっとも、米国・英国が祝日だった影響はかなり顕著で、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(1370万株売り/930万株買い)と、フローはかなり少なかったです。また、東証1部出来高は前日比2億4997万株も減って15億6847万株、売買代金は同2496億円減の1兆7845億円と低調。手元の記録によると、出来高は4月14日の15億0777万株以来、約1ヵ月半ぶりの薄商い、今年2番目の低水準。売買代金ではもっと遡る必要があり、3月26日の1兆7815億円以来、ちょうど2ヶ月ぶりの低水準で、今年3番目の少なさでした。

● 残りの記録と先物手口行きましょう。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比49.78円高の13739.97円(9時09分確定)。日経平均の日中値幅は180.41円(前場125.35円、後場138.02円)でした。大引後に開示された先物の手口。日経平均先物の買い手は、CSが1811枚買い越し、LBが1458枚買い越し、カリヨンが1259枚買い越し、GSが1249枚買い越し、MLが売り手口不明の1465枚買い、日興シティが売り手口不明の1366枚買い。売り手は、ニューエッジが2058枚売り越し、ドイツが1627枚売り越し、大和SMBCが買い手口不明の2401枚売りなど。TOPIX先物では、カリヨンが3166枚買い越し、CSが2513枚買い越しなど。売りはGSが1414枚売り越し、JPMが1304枚売り越しなど。まぁ、色々とあったのでしょうね(^^;。

● 業務連絡。今日、東証から 「呼値の単位の一部見直しの実施予定日等について」 が出ています。ニュースでは既報ですが、実施が正式に7月22日(火)と決定。内容は「1株の値段が100,000円を超え300,000円以下の場合は100円(現行は1,000円)に、1,000,000円を超え3,000,000円以下の場合は1,000円(現行は10,000円)に変更」です。ビッドアスク・スプレッドがかなり縮小することになるので、NTT/KDDIやJRなどのVWAPトレードをやる時には、「列に並んで」が緩和されるでしょうから、結構、助かると思います(^o^)。

● 雑談。なぜ野村監督の本が全面広告(日経6面)?(^^; (^^; 阪神タイガースファンとしては、野村監督は尊敬の念と共に複雑な感情も同時に持ち合わせてしまう方です(^^;。それはともかく、今日の相場は、野村流に行けば「上げに不思議の上げあり、下げに不思議の下げなし」って感じだったでしょうか(^^;。野村監督の言葉には、「戦いに勝つは易し、勝ちを守るは難し」なんてのがありますが、まさに相場でもその通り。瞬間、瞬間に利益を上げるのは誰でも可能でしょうが、継続的にプラスを保つのは難しいのは、やったことがある方なら誰もが知っています。損を出すのは避けられないだけに、如何に損失を限定するか、つまり損切りが上手くないと生き残れない世界です。これは個人もプロ運用者も同じなんです。

 TOPIX : 1344.18 (-32.51, -2.36%)    日経平均 : 13690.19 (-322.01, -2.30%)    円ドル : 103.30  

● 米国株安にCME日経平均先物安(大証比165円安)、そして円高気味となれば、軟調なスタートは避けられなかった格好。ただ、CME日経平均先物の水準(13885円)で下げ渋るフシは無く、ほぼ1日中、ズルズルと下落幅を広げていった点で、妙に売りのフォロースルーが強い1日との印象が残ってしまいました。結局、TOPIXはモロ安値引け。日経平均も安値近辺の引け。東証1部値上がりが198銘柄、値下がりが1467銘柄で、ほぼ全面安でした。

● 今日はTOPIXの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 東証33業種は全業種がマイナス。うち、電力・ガスは年初来安値を更新。普通の軟調相場だったら、電力・ガスなどはディフェンシブとしてしっかり目に推移するものの、ここ最近の電力・ガスは配当利回りでも製造業に負けている(東電の配当利回りは、トヨタなどよりもかなり低い)状態で、原材料高などの心配もあって、なかなか買われる状態にはならない様子。電力・ガスの場合、原材料高は基本的に消費者に転嫁するシステムが出来ているものの、この状況だと増配してまで消費者から値上げして搾り取るワケにも行かないでしょうから、それだけ増配の魅力も乏しくなってしまいます。

● 食品などもディフェンシブ系でしょうけど、こちらは原材料高がモロに響く状況下で手出し無用の雰囲気。昔は医薬品はドメ銘柄のディフェンシブだったものの、いまや医薬品は輸出で稼ぐ産業になって、円高になるとそれなりに痛いと…。そんななかで、ヤフーが引っ張ったおかげでJASDAQ関連指数はプラス。見た目、一種異様な雰囲気でした。JASDAQ指数のなかでヤフーの占めるウェイトは23.5%ほど(Bloomberg計算)。並行上場のルールに従ってというのは分かるんですが、これって、やっぱり印象としておかしいですよね(^^;。

● 一方、ファクター面からは、今日は今一つ何も効かない状態。短期リバーサルは何とかプラスだったようですが、バリューもグロースも鳴かず飛ばず。さらに、今日もサイズはかなり小さい方向に振れ、FM諸氏としてはやり辛い1日だったと推察します。先週、あれだけバリューが復活っぽく見えたのが、風船から空気が抜けるのが速いというか…(^^;。結局は野村の好配当投信の影響だったってことでしょうか?今週はTOPIX月末修正に加えて、MSCIのリバランスもあるので、まだ気が抜けません。でも、何となく市場全体にリスクを下げたいムードは強くなってきたように感じています。

● 記録。東証1部出来高は前週末比3億8103万株も減少して18億1844万株、売買代金は同4275億円減の2兆0341億円と、週明け&米国休みを考慮しても、かなり落ち込みが大きかった印象。今朝の日経平均SQ値は、前週末比173.40円安の13838.80円(9時23分確定)と、寄付き段階からかなり売り圧力が強かった様子が分かります。日経平均の日中値幅は212.59円(前場198.81円、後場92.23円)と、指数が2%超も動いた割には小幅な値動きでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ほぼチャラ(1950万株売り/2000万株買い)でした。

● 先物の手口からは、日経平均先物でCSが3142枚売り越し、カリヨンが2873枚売り越し、岡三が1464枚売り越しなど。書いてはドイツが1147枚買い越し、大和SMBCが売り手口不明の2435枚買い、JPMが売り手口不明の2428枚買い、MLが売り手口不明の2111枚買い。TOPIX先物では、CSが4045枚売り越し、カリヨンが1213枚売り越し。買いはBNPPが2632枚買い越し、MSが1242枚買い越しなど。今日もかなり大きな「殴り合い」が合った様子でした。現物の出来高が少なくなると、どうしても先物の影響力が大きく見えてしまいます。

● 雑談。いつも楽しく読んでいる 「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」。先週ぐっちーさんが憤慨していたのが「盗作」事件。詳細はぐっちーさんのブログをご参照していただくとして、24日遅くに時事通信が 「看板局アナがブログ盗用=自社HPコラムに-福島中央テレビ」 との記事。そして、今日の夕方になって 「アナウンサーコラム盗用:降板させる意向--福島中央テレビ・報道制作局 /福島」(毎日新聞)など続々と記事が…。

● 福島中央テレビのトップページにも、午後になって「お詫び文」(http://www.fct.co.jp/)が掲載されています。しかし、曲がりなりにもジャーナリストである局アナが堂々と「盗用」に手を染めるってのは、ちょっと信じられないです。さらに、当初の福島中央テレビのHPでは、「盗用と言われても仕方がない」なんてコメントを載せていたのですが、ちゃうって!「盗用」やって!言葉使い、間違えるなよぉ!

● ぐっちーさんほどのサイトでやるなんて、本当に無謀もよいところ。そして、こうなってくると皆調べると、 「ずんちゃか株式投資雑記帳」 さんのところからも盗用されていたようですネ。福島中央テレビの文章によると、出るわ、出るわ…状態だった模様(合計15件)。普通の社会人であれば「盗用」と「引用」の区別は付きます。それが、著作権に一番シビアでおかしくないテレビ局のアナウンサーがやるとなると、ぐっちーさんの怒りも良く分かります。親会社は日テレか…。

● ちょっと関連して、朝日新聞に 「コピペしたリポート、ばれちゃうぞ 検出ソフト開発」 との記事がありました。金沢工業大学で開発されたものだそうですが、既に特許出願されているそうです。学生のパクリレポート退治が目的とのことですが、著作権に敏感な業界などでは、かなり重宝するかも…(^^;。

 TOPIX : 1376.69 (-2.98, -0.22%)    日経平均 : 14012.20 (+33.74, +0.24%)    円ドル : 104.05  

● 米国株も落ち着いた値動きだったし、CME日経平均先物も堅調。でも、東京はマイナスでスタート。ただ、その後大きく売るような動きはなく、売り一巡後にプラス転換してからは、上値が重たいものの、それなりに堅調な値動き。後場中盤に掛けて、それでも上値アタックする局面はあったものの、午後1時半過ぎをピークに、今度はきれいな右肩下がり、最後にバスケット売りが出たことも加わって、TOPIXはマイナス引け。日経平均はかろうじてプラスだったものの、東証1部値上がりが673銘柄、値下がりが925銘柄だったことなどを考えると、やっぱり最後はマイナスの方が違和感が少ない状態でした。まぁ、基本的には週末を控えて手控えムードが強く、方向感の乏しい1日だったってことです(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も債券がかなり激しい値動き。前引段階で前日比-1円21銭と大幅安で、日本証券クリアリング機構からの緊急取引証拠金が発動されたり、それやこれやで最終的には前日比-1円07銭安。「インフレ懸念」という一言で、非常にきれいに説明できてしまうのですが、この辺はちょっと後付けっぽいのは避けられません(^^;。それはそれとして、JGB先物がザラ場安値を付けたのが13時27分。一方、日経平均先物が高値をつけたのが13時29分、TOPIX先物は13時31分、TOPIXの現物指数は13時31分にザラ高値を付け、日経平均は13時32分と、妙に一致。もちろん、それだけでCTA筋が暴れたと言うつもりはないのですが、何らかの連動性(反連動性というべきか)も感じてしまいました(^^;。

● 一方、株式市場をファクター面から見ると、ここ最近元気だったバリューが、今日は急ブレーキ状態。実はバリューだけではなく、他の主要ファクターも効き目に乏しい1日でした。これが単に金曜日なので週の逆方向に動いただけなのか、それとも野村アセットの投信の影響(先回り/仕込み)の影響だったのか、来週になるともう少し姿が見えてくると考えています。皆が集まっているところにベットするのは危なっかしいとは意識しているものの、可能な間に儲けておかないと、いずれどこかで駄目になる日は来る、というのも事実(^^;。この辺、ややチキンレースっぽいところはあるんですが、ビビッてても前に進めないですから…。まぁ、難儀な商売です(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億2278万株減の21億9947万株、売買代金は同324億円減の2兆4616億円。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比19.65円安の13958.81円(9時14分確定)で、日経平均の日中値幅は231.86円(前場178.11円、後場145.04円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き売り越し(3100万株売り/2080万株買い)でした。

● 大引後に開示された先物の手口についても少し書いておきましょう。日経平均先物では、CSが2198枚買い、売りはLBが1083枚売りあたりが目立った程度。売り買いの枚数そのものだと、UBSやカリヨンが多かったですが、普段と比較して極端に多いってほどではありませんでした。もし日計りをしたとしても、それほど巨大な枚数ではなかった様子。一方、TOPIX先物では、ニューエッジが1203枚買い、カリヨンが1062枚買い、CSが922枚買い、MLが売り手口不明の1360枚買い。売り手はJPMが1440枚売り、三菱UFJが買い手口不明の1886枚売り、大和SMBCが買い手口不明の1797枚売りなどでした。手口だけで何かを知るには無理があるにしても、色々と活発な方々がいらっしゃったのだな、ってことは分かります(^^;。

● さぁ、週末。東京はあまり天気が良くないようですが、何はともあれ、良い週末を!

 TOPIX : 1379.67 (+9.58, +0.70%)    日経平均 : 13978.46 (+52.16, +0.37%)    円ドル : 103.15  

● 米国株安、CME日経平均先物安、さらに市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(3110万株売り/2070万株買い)で、かなり安く始まるのは多くが予想。実際、今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比203.41円安の13722.89円(9時15分確定)と大幅安でのスタート。その後も前場中盤に掛けては、売り圧力に押される格好でズルズルと下げ幅拡大。一番安いところで、TOPIXは-26.33pt(-1.92%、10時02分)、日経平均は-268.28円(-1.93%、9時59分)までありました。ただその後は一転して右肩上がりの展開。日中足をご覧いただけると一目瞭然ですが、この右肩上がりはほぼ大引けまで継続。TOPIXはモロ高値引けでした(日経平均は高値圏の引け)。10時頃が天井になったり底になったり、また「10時までに執行」があったのですかね?

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 朝安後にドンドン下がると考えていた向きは多くなかったにしろ、これほどあっさりとプラスになって終わるとは、多くが考えていなかったでしょう(^^;。何が原因でここまではっきりと戻ったかについて、賢く聞こえる為には為替がどうだのこうだのとか、決算発表一巡感とか、あーだこーだ書けばよいのでしょうが(^^;、まぁ、ぶっちゃけ、需給だったのでしょう。市場での話題は、本日設定の野村アセットの 「野村日本割安好配当株投資0805」。上限1000億円に対して706.9億円も集め、その買い付けが入ったのではないか、との見方が出ていました。市場筋の話だと、この700億円は社内的な目標値としては満額だったそうです(^o^)。これだけ日本株人気が離散していると思われたところで、この金額を集めるのは、野村の営業力を見せ付けたというか、さすが野村ってところ。

● 市場関係者にとってもっと気になるのは、実際に市場設定で「買い」が入ったかどうかと、どんな銘柄に買いが入ったかどうか。これも市場筋観測ですが、約7割分、約450億円程度の買いがVWAPギャランティーで入っていたとの見方が有力でした。

● 「割安・好(高)配当」という言葉のイメージからすると、バリューを連想するのですが、ファクター分析では前場中盤までは駄目駄目マーク。前場中盤以降は切り返したものの、それほど強烈な効きではなかった印象。もしかしたら、ある程度の先回りや仕込みが入っていて、それが今日は逆側に立っていた可能性は考えられます(つまり、今日だけのマーケットで考えるならニュートラル)。いずれにしろ、これだけ不人気と「思われている」日本株投信が700億円も集めたのは凄いこと。潜在的なニーズは業界人やメディアが伝えている以上にあるってことかもしれません。そして、それが心理を引っ繰り返した可能性はあります。

● もう一つが、後場寄付後に先物で大型買い爆弾が断続的に炸裂したこと。これで裁定買いを引っ掛けたことも、余計に指数の右肩上がりに寄与した格好。大引後に開示された手口によると、日経平均先物でカリヨンが2711枚買い、岡三が1505枚買い、野村が1428枚買い、MSが1174枚買いなど。売りはUBSが1630枚売り、バークレイズが買い手口不明の2149枚売り、大和SMBCが買い手口不明の2004枚売りなど。TOPIX先物では、BNPPが1880枚買いに対して、GSが3032枚売り、MSが1150枚売りなど。お馴染みの顔ぶれが出ていたので、「そう」だったのでしょう(^^;。なお、いつも通り、基本的には売り買い両方の手口が見えている証券に限定して書いています。

● 記録。東証1部出来高は前日比4261万株減の23億2225万株、売買代金は同872億円減の2兆4940億円。東証1部値上がりは951銘柄、値下がりは631銘柄で、指数の値動きよりも値上がり銘柄が多かった印象。日経平均の日中値幅は326.79円(前場114.89円、後場251.07円)と値動き拡大。主に後場に値幅が出たのが分かります。

● 雑談。某市場筋から「回覧」されてきたもの。かのB・N・F氏(別名:ジェイコム男)に関するテレビ映像。資産が202億円超あること、そして最近の贅沢は「Wiiを2台買ったこと」だそうです(^^;。リンクは、http://jp.youtube.com/watch?v=IwqL1f00ybA です。もし、万が一、なぜ彼がジェイコムと呼ばれるのかを知らない方は、こちらもどうぞ(http://jp.youtube.com/watch?v=6LLtlY16Ry4)。信じられないのですが、今年春入社した新人君の一人は知らなかったんです。個人的にはかなりショックでした(^^;。なお、ガイアの夜明け版はこちら(http://jp.youtube.com/watch?v=hfkdEVFYzNw)にありました。いずれも、音が出るので、会社では見ないように(^^;。著作権上は何かと問題があるのでしょうが、YouTubeはホンマに便利です(^o^)。

 TOPIX : 1370.09 (-29.75, -2.13%)    日経平均 : 13926.30 (-233.79, -1.65%)    円ドル : 103.35  

● 米国株が軟調でCME日経平均先物も大証比180円安。さらに、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、一転して大幅な売り越し(3590万株売り/2220万株買い)となると、かなり弱いスタートは誰もが予想。実際にその通りの寄付きだったものの、寄付き後は下げ渋り。市場筋の間では「10時までの大口先物買い」があったとの観測が流れ、実際に10時頃が指数はピーク。その後は後場中盤までひたすらまっしぐらに右肩下がりの展開。最後の1時間ほどは多少戻したものの、大幅下落の1日でした。TOPIXはザラ場で-38.91pt(-2.78%)、日経平均は-312.91円(-2.21%)までありました。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。妙に前場前半が底堅かったのをご覧頂けるかと。

● ある意味では、今日の下落はある程度は予見されたところ。騰落レシオなどのテクニカル指標の一角は高値警戒感があったし、この所の上昇は外国人投資家に引っ張られていた感があり、もっと目先的には先物に引っ張られていた感があったので、いずれどこかで下落局面が来る、と考えていた向きが多かったでしょう。今日の下落そのものはともかく、問題はこの先の展開。先週前半ぐらいまでは、何となく金融相場になりそうな雰囲気があったものの、この数日の銀行や不動産株の値動きを見ると、また違った方向に向かいそうな雰囲気。ただ、米国景気減速が避けられないとすると、米国依存型の輸出関連に頼るのも危なっかしく、どうも手詰まり感が否定できない状態。まぁ、迷わない相場なんて無いんだし、座標軸を保ちながら、機敏に動くしかないって感じです(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比5851万株減の23億6486万株、売買代金は逆に同1605億円増の2兆5811億円でした。東証1部値上がりは271銘柄、値下がりは1378銘柄に達し、「ほぼ全面安」の展開。一方、今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比191.26円安の13968.83円(9時15分確定)で、初っ端からかなり売りが出ていたのが分かります。日経平均の日中値幅は194.06円(前場160.48円、後場84.56円)で、指数がかなり動いた割には小動き。特に後場は方向感に乏しい感じでした。

● 大引後に開示された先物の手口についても少し。少なくとも日経平均先物では、市場筋の間で大口買い観測が飛び交っていた割には…って印象。日経平均先物では、売りはCSが2129枚売り越し、カリヨンが1087枚売り越し、BNPPが921枚売り越し、ニューエッジが854枚売り越しなど。買いは大和SMBCが売り手口不明の2642枚買い、MLが売り手口不明の2238枚買い、LBが950枚買い、JPMが735枚買いなど。TOPIX先物はもう少し派手(^^;で、売りはMLが買い手口不明の7925枚売り、CSが3468枚売り、カリヨンが1541枚売りなど。買いはBNPPが5240枚買い、MSが4178枚買い、野村が1601枚買いなど。TOPIXでは、かなり大きな「殴り合い」があった印象だったのですが、朝の観測話は、225ではなくTOPIXだったのでしょうか?!?

● 雑談。船場吉兆から始まった「使い回し」スキャンダル。日経レストランという月刊誌がアンケートを実施したところ、 「食材の一部を使い回したことのあるところは21%」 との結果が出たとか…。まぁ、食べ物を残す方にもマナー欠如があるのは確か。子供の頃、「残さず食べましょう」と教わった記憶は誰もが持っていると思います(最近は知らんけど)。ただし、それを利用して使い回しする店は、倫理欠如も行き着くところまで行ったなって感じ。船場吉兆みたいなお高いところで「それ」をやっていたのなら、その辺のレストランやホテル、食堂はどうなんだ?ってこと。金融機関も信用で成り立つ商売だけど、レストランやホテルなども「のれん」という信用の商売。客は厨房まで見に行かないのだから、そこは信用しかないのです。世知辛い世の中になってしまったものです。ホンマ…。

 TOPIX : 1399.84 (-4.41, -0.31%)    日経平均 : 14160.09 (-109.52, -0.77%)    円ドル : 104.00  

● 指数は朝から方向感に乏しい動き。後場寄付き直後にスコーンと下落する局面はあったものの、それ以上は下げ幅を拡大することなく、マイナスながらも多少は戻して大引け。指数ベースで見る限りにおいては、強くも弱くも無い印象の1日でした。個別に見ると、鉄鋼、商社などのバリュー系銘柄がかなり元気で相場を引っ張った格好。半面で、バリューでネガティブな不動産などが大幅安で、多くのFM諸氏にとっては悪くない1日だったと推察します。短期リバーサルはちょっとお休みって感じでしたけど…。それやこれやで、TOPIXは7日ぶりに小幅反落。テクニカル的に何かを変化させるほどではなかったものの、先週末あたりから、相場全体にやや気迷い気分というか、次の展開が読めないといった空気を感じる1日でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● まだ損保が残っているものの、決算シーズンもほぼ終了。期間中にもっと落ち込むかと心配したバリューが意外に堅調だった点が、いつもと少し違うと言えば違う状況。決算シーズンを抜け出しつつあるところで、この2~3日のようにバリューが引っ張る展開は、ざっくりベースの経験則からしても、パターンとしては当てはまります。ただ、ちょっと考えるのは、決算シーズン中もバリューがソコソコ頑張ったのは、3月に大きく売り込まれたところで、悪材料は相当程度織り込んでいたからと考えられる点。つまり、ざっくり経験則に照らし合わせると、この時点で既に少し違いがあったことになります。そうなると、今後の展開も「いつもと少し違う」のかどうかが焦点。ま、答えが分かっていれば苦労しないんですけど…(^^;。

● 昨日もチラっとコメントに書いたのですが、景気について、しばらく良くない数字が出てくることは多くが予想しているはず。コンサバ側お企業業績予想も景気減速という前提からすると、妥当に思えてしまうところ。この状況下で株価が下がらないとなると、計算上のPERは上昇することになります。株価がジワジワでも上昇を続けるのなら、余計にPERが上昇することになり、そうなってくるとバリューが効くかどうかは難しいところ。まぁ、楽な相場なんて無いのでしょうが、悩み所です。儲けることが出来る時に儲けておかないと、というのがある一方で、「プチッ」とくれば昨年8月の二の舞リスクもあるんです。運用担当者としては、「昨年あれだけ痛い目にあってて、何も学んどらんのか?」と言われるのは厳しいです。悩み所です(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億9182万株増の24億2337万株、売買代金は同33億円増(ほぼチャラ)の2兆4207億円。鉄鋼株などが賑わったおかげで株数ベースではかなり増加したものの、売買代金ベースではチャラでした。東証1部値上がりは681銘柄、値下がりは923銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比58.20円安の14211.41円(9時10分確定)で、日経平均の日中値幅は164.75円(前場81.04円、後場94.30円)と小動きでした。後場SQ値が前引値に対して47.51円安と結構なギャップが発生したものの(上記日中足参照)、ザラ場では前後場ともに100円未満の値動きでしたから…。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な買い越し(2790万株売り/4530万株買い)でした。

● 指数ヲタク向け業務連絡。今日は20日なので、TOPIXの月末修正分が一斉に所報掲載されています。今月は比較的全体に小ぶり。某メガバンクが優先株転換でかなりウェイトが増加するのですが、対出来高で考えると微々たるところです(^^;。東証HP内の 「月末上場株式数」 に資料が掲載されていますので、ご参照下さい。最初はチンプンカンプンだとは思いますが、そのうちジワーっと見えてくると思います(^^;。

● 雑談。Bloombergにログオンすると、今日の一言みたいなのが最初に表示されます。本日は、"If you can find something everyone agrees on, it's wrong." 確かにそうだ(^^;。米国の政治家、Mo Udall 氏の言葉ですが、政治だけではなく、相場にも「モロ」に当てはまります。要するに皆が一方向だと考えれば、相場は天邪鬼なので逆方向に行くって事。ただし、超短期ではコンセンサスの方向に動くことも良くある話で、そんな時に意地を張ってもイカれるだけ。いずれその方向に行くと信じるのだったら、無闇に意地を張るのではなく、でも対処する心の準備はしておくって感じでしょうか。結局のところ、タイミングなんですよネ(^^;。それが一番難しいです。

2008年05月19日(月) .... TOPIXは6日続伸、全体は方向感乏しい

 TOPIX : 1404.25 (+8.28, +0.60%)    日経平均 : 14269.61 (+50.13, +0.35%)    円ドル : 104.05  

● これでTOPIXは6日続伸。特に大きな材料が見当たらないなか、やや円高方向に振れていたことや、原油が再び高騰した割には堅調な値動きでした。ただ、それ以外に特に目立った材料が無かったこともあり、全体は方向感が乏しい印象でした。「下がらない」というのは、十分以上に評価すべきだとは思いますが、その一方で、騰落レシオが120%台に乗せてきたことなど、チラホラとテクニカル的な高値警戒感を示唆する声も出てきています。「買いたい弱気」が多いとは感じるものの、「下げ歓迎ムード」が強くなると、短期的には実際に下落することもあるので、一応、頭に入れておきたいところです。ドカンと下がる前日に買ったりすると、自己嫌悪に陥ってしまいますもんネ(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、TOPIX 500ユニバースで、INPEX、三菱商事、三洋電機、久光製薬の4銘柄が52週高値を更新。一方で、ウシオ電機、アルバックは52週安値を更新。ファクター分析をすると、今日はリバーサルもバリューも一段落(でもプラス寄与だった)。一方で、トレーディング系のファクターが引っ張った印象。先週はバリューがガンガン効いて、リバーサルもそれなりに後押し状態だったのですが、相場の変化があるかどうか、明日、明後日と注意して見ておきたいところ。相場が変化するならば、素早く飛び降りる必要があるかもしれないし、逆に変化が無いならば、引っ張るだけ引っ張るってのも必要かもしれません。それがチキンレースになって、最後は「パチッ」と弾けるのです。その弾ける少し前に降りることが出来ればベストですが、それは無理(^^;。最後に損を食らうのは仕方ないとして、そこまでに儲けれるだけ儲けておかないと…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前週末比4668万株減の22億3155万株、売買代金は同1936億円減の2兆4174億円。週明けにしては妥当なところかなと…。東証1部値上がりは1037銘柄、値下がりは595銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比87.05円高の14306.53円(9時20分確定)で、日経平均の日中値幅は124.11円(前場118.37円、後場102.87円)とかなり小動きでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な買い越し(2110万株売り/3770万株買い)でした。

● 話題変更。久しぶりに The Gartman Letter から。同氏はこのところ基本的に株式に強気スタンスを継続しています。主に個別米国株を乗ったり降りたりって感じですが、今日夕方届いたレターでは、再び強気を書いています。その根拠が興味深い(そして同意する)ので、その部分を引用。英語のままの方が雰囲気が伝わると思うので、そのまま行きます。

We are quite openly bullish of shares generally, believing that prices want to move higher in a world of recession in the US but strength nearly everywhere else. The fundamentalists told us in the late summer of '74 that the time was not right to buy shares for the economy was weak. They told us in the summer of '82 that the time was not right to buy stocks because the economy was weak. We were told in '01 that the time was not right to buy stocks because the economy was weak. Each time was the perfect time to buy stocks... BECAUSE THE ECONOMY WAS WEAK... not because it was strong, but precisely because it was weak!

● 要するに、識者が「経済状況(景気)が悪いから株は買えない」と言う時が、実は最高の買いシグナルだと…(^^;。過去の"実績"は当たってますもんネ。Gartman 氏の考え方では、景気悪化の見方が強まり状況が最悪に見えるときには、金融当局が間違いなく資金供給をする。ただ、実際には資金需要がそんなにないところに資金供給をすることになるので、行き場を失った資金は株式に流れ込む、とのこと。筋が通る話です。そして同氏いわく、それが「今」とのこと。もちろん、信じるも信じないも勝手ですが、ニュース番組や新聞紙面で「景気が悪い」の大合唱が起こっている時は、既にボトムを脱しつつあるというのは、自分の経験則に照らし合わせても、たびたび見掛けるパターン。問題はタイミング。「今」がそうなのか、今一つ自信が持てないというか…。というのも、日本はアメリカほど「酷い状況」との"声"が多くないため、雰囲気が分かり辛いのです。

 TOPIX : 1395.87 (+3.00, +0.22%)    日経平均 : 14219.48 (-32.26, -0.23%)    円ドル : 104.55  

● 今日はさすがに雰囲気的にも一服の1日。米国株市場が堅調でCME日経平均先物が大証比115円高だったことを受けて、ピョコンと上跳でスタート。ただ、「上げ週」の金曜日ということで調整ムードは強く、ガンガンと上値を買ってくる感じではなし。ここ最近、相場の方向性を引っ張ってきた先物も、朝方は逆に大口売り爆弾が断続的に出る局面があったりして、どんよりムード。ただ、この調整は多くの市場参加者が予想していたでしょうし、悲壮感を生むようなモノではありませんでした。結果的にTOPIXは小幅続伸(5日続伸)で、日経平均は小幅反落。東証1部値上がりは656銘柄、値下がりは944銘柄だったことなどを考慮すると、どちらかというと日経平均の方が印象に近かったです。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日もバリューがかなり好調。商社、鉄鋼、海運などが強かったので、ファクター分析などしなくても「バリューの日」って感じが見て取れたことでしょう。サイズも大型方向に振れたことで、FM諸氏にとっては悪くない1日、さらに1週間だったと推察します。ただ、このところの昼休みバスケット取引は、市場筋観測で「売り越し」の日が多く、相場上昇に合わせて「スライス売り」を実施している向きが結構居ることを想像させます。実際、スポンサーにしても、ここで日本株を増やすというような酔狂な(^^;方針を持ち合わせているところは、ほとんど無いでしょう。相場が大きく下がれば買いが入るのでしょうけど…。もっとも、FM諸氏にとってはその辺を心配するよりも、運用が好調だったら単純に喜ばしいことですけどネ(^o^)。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億6780万株減の22億7823万株、売買代金は同3410億円減の2兆6110億円。まぁ、現状を考えれば妥当なところかなと。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比122.89円高の14374.63円(9時51分確定)。日経平均のザラ場高値は前日比140.79円高の14392.53円(9時06分)だったことを考えると、今日はほぼ「寄り天」だったことになります。なお、今日は日本曹達(4041)が寄り付かなかったことでSQ確定が遅くなりました。日経平均の日中値幅は197.62円(前場181.27円、後場140.05円)と比較的小さめ。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な買い越し(2420万株売り/4420万株買い)でした。

● 一方、今日はマーケットとしては小動きだったものの、日経平均先物の手口はかなりブレがありました。まずGSが売り手口不明の5929枚買い。買い手口の最小は楽天の1924枚だったので、GSの買いは最大でもここまで。つまり、最小でも4000枚買い越したことになります。他、大和SMBCが同じく売り手口不明の2413枚買い。売りはLBが4474枚も売り越した他、UBSが1715枚売り越し、メリルが買い手口不明の2189枚売り。結構、大型の「殴り合い」があったことが想像できます(^^;。一方、TOPIX先物は比較的静かでした。

● 指数ヲタク向け業務連絡。ビックカメラ(3048)の東証上場承認が発表されました。東証上場に際して株式の売出と公募増資を実施するので、まだ東証1部なのか2部なのかは決まっていません。売出・公募増資が終わった時点で確定することになります。東証1部への直接上場基準として時価総額500億円以上というのがあるんですが、現時点でビックカメラの時価総額は1153億円ほどあるので、この点はクリア。四季報でみると、株主数の条件もクリアしている様子。ただ、かなり株式分布が偏っている銘柄でもあるので、東証1部としても、浮動株比率はそんなに高くなりそうにないです。同株の上場承認については、詳細は東証HP内のこちらをご確認ください。また、上記した直接東証1部上場の基準については、 「上場審査基準概要(一・二部)」 をどうぞ。個人的には、某プロ野球球団を特に応援している企業のようなので、この店で何かを買うことはないし、この銘柄を買うこともないでしょう(キッパリ!)。

● 雑談。ようやく週末だ(^o^)。GW明けのフル1週間は疲れた…(^^;。天気もまぁまぁみたいだし、リフレッシュして来週の相場に備えたいところ。相場が変化する可能性を秘めているだけに、なるべくオープンマインドで、座標軸を持ちながらも身軽に動けるように、矛盾することをテキパキと捌けるようにしたいものです(^^;。良い週末を!

 TOPIX : 1392.87 (+19.83, +1.44%)    日経平均 : 14251.74 (+133.19, +0.94%)    円ドル : 104.85  

● ソニーが相場を引っ張るなんて、いつ以来だろう?下向きの「ソニーショック」は歴史に残っているけど、上向きでは近年の記憶はあまりありません(^^;。ソニーのストップ高(ザラ場中も含む)は、某市場筋調べによると2001年秋以来とのこと。昨日はNTT、今日はソニーと、重量級銘柄が相場を引っ張るとなると、やはり市場心理は明るくなります。鉄鋼も値上げ報道で強かったし、その値上げを受け入れた自動車も高かったのは、市場心理の好転を感じるところ。もっとも、「ちょっと出来すぎ」といった警戒感はそれなりにあるようで、大引前の30分間ではかなり伸び悩み感もあったんですけどネ…。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 何はともあれ、TOPIXも日経平均もこれで4日続伸。今回は日経平均の方が先に高値を取ってきたものの、TOPIXも今日でようやく追い付いた格好。TOPIXが直近安値(終値ベース)をつけたのは3月17日。そこを基準点として今日の終値まで、この約2ヶ月間の値動きをみると以下の通り(計算はロイター)。

TOPIX121.16日経平均120.91
Core30124.49東証2部110.77
Large70121.50JASDAQ108.26
Mid400117.21マザーズ116.40
Small119.07ヘラクレス119.19

● Core30と次いでLarge70のパフォーマンスの良さが目立ちます。ただ、TOPIX Smallもそれなりに頑張っており、いわゆる「ダンベル」型だったことが分かります。なお、安値が付いた日は多少ずれているものの、同じ3月17日終値基準でみると、NYダウは107.74、NASDAQ総合指数は114.68で、この点だけを見ても、足元の日本株のパフォーマンスは、かなり良くなっていることを再認識出来ます。

● 一方、ファクター面から見ると、今日はさすがにリバーサルに多少の一服感があったものの(それでもプラス貢献)、バリューがかなり調子良く、ポートフォリオを引っ張った印象。決算も既に時価総額ベースでは大半が終了し、社数ベースでは今日がピーク。あとは銀行と保険の一角が残る程度。ここ数年、決算発表時期にバリューは何かと扱い難いファクターだったのですが、今回は徐々に好転したのが珍しい格好でした。来週以降、相場が変わるかどうかに注目しておきます(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億3308万株増の24億4603万株、売買代金は同1454億円増の2兆9520億円とソコソコの水準。。東証1部値上がりは1305銘柄、値下がりは341銘柄。今朝の日経平均SQ値は、前日比75.40円高の14193.95円(9時30分確定)。これはソニーがなかなか寄り付かなかったためで、それ以外の224銘柄は9時11分までに寄り付いていました。日経平均の日中値幅は185.82円(前場146.34円、後場118.96円)と比較的小さめで、今日は「個別」の1日だったことが分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な買い越し(2120万株売り/3410万株買い)でした。

● 今日も日経平均先物ではそれなりに大口爆弾が飛び交っていたのですが、慣れてきたのか、段々と気にならなくなってきました(^^;。大引後に開示された大きな手口を抜き出しておくと、日経平均先物ではドイツが2037枚買い越し、CSが1591枚買い越しなど。売りはニューエッジが1824枚売り越し、カリヨンが1134枚売り越しなど。TOPIX先物では、MLが売り手口不明の1952枚買い、CSが1320枚買い越し、カリヨンが1257枚買い越し。売りはバラけていました。多少はCTA筋の匂いがあるものの、全体としては、比較的静かでした。

● さて、明日はようやく金曜日。今週は「上げ」週なので、金曜日に逆になっても驚かないつもりです。そして、そこでどういった動きになるかは、それなりに注目しておきたいところ。今週はホンマに長い週に感じるのは私だけでしょうか…。サッサと終わってサッサと週末モードに入りたいっす(^^;。

 TOPIX : 1373.04 (+12.99, +0.96%)    日経平均 : 14188.55 (+164.82, +1.18%)    円ドル : 104.85  

● 米国株は軟調だったものの、CME日経平均先物は大証比15円高。ほぼフラットでスタートした市場は、ジワジワと上昇して「行けるかな?」と思ったらマイナス転落。「アカン!」と思えば戻すと、千鳥足で方向感に欠ける値動き。一方で、債券先物(JGB先物)は朝からジリジリと下げ幅を拡大し、前引けに掛けて大幅安。サーキットブレーカー近くまで下落。こうなると、通常の考え方ではCTA筋が暴れているとの連想から、日経平均先物などに買いが入っても良さそうなのに、少なくとも前場は動きが鈍く、足踏み状態の値動きに終始。

● 後場に入ってからは、戻りはするものの日経平均で14000円近辺で足踏み。「今日はアカンかな?」と考えていた午後2時15分過ぎに、日経平均先物に断続的な大型買い爆弾が炸裂。あっという間に裁定買いを引っ掛けてスルスルと上昇。そのまま高値圏での大引け。一方でJGB先物はその後は比較的平穏な値動きで戻して終了。良くワケ分からない値動きでした(^^;。今日も結果的には"先物先導"(主導とは敢えて書かないでおきます(^^;)の上昇だったものの、それでも何だかんだ言っても、日経平均で終ネで14000円超は事実。ここは素直に強さを認めることにします。ただし、逃げる時に逃げれるように、皆が腰を引きまくっている(^^;印象もあり、自信を持って買いポジションを膨らませるって感じではなかったですけど…。

● 今日は日経平均先物(6月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。JGB先物の日中足も付けようかと思ったのですが、Yahoo! Financeには無いのでしょうか?見付からなかったので、とりあえず日経平均先物だけです。

● 個別には、何と言ってもNTTのストップ高。市場筋氏の調べによると「おそらく、2003年11月12日の50万1000円(+5万円)以来」との事。あちこちのアナリストも格上げしていたとしても、これだけ重量級の銘柄がストップ高となると、さすがに市場心理も上向きになります(^^;。それにつられたってことはないでしょうけど、ソニー、キヤノン、ホンダなどが堅調だったことも、相場全体の安心感を醸し出すのに役立った印象でした。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億0622万株増の22億1295万株、売買代金は同4702億円増の2兆8066億円と、最近の水準からすると活況の部類。東証1部値上がりは1339銘柄、値下がりは323銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比14.39円高の13968.12円(9時41分確定)。これはNTTが9時41分まで寄り付かなかったためで、基本的には非常に静かなスタートでした。日経平均の日中値幅は244.54円(前場82.52円、後場244.54円)で、前場は本当に動かなかったのが、後場に入ってから値幅が出たのが良く分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(2300万株売り/2150万株買い)でした。

● 一方、大引後に開示された先物の手口を見ると、やや意外感を持つほど差引で強烈に売り買いがブレた証券はありませんでした。主要なところを抜き出すと、日経平均先物では、CSが842枚買い越し、大和SMBCが654枚買い越しなど。MLが買い手口不明で2390枚売りだった他、LBが502枚売り越し、JPMが471枚売り越しなど。TOPIX先物では、バークレイズが1006枚買い越し、カリヨンが678枚買い越し。MSが969枚売り越し、ドイツが658枚売り越し、ニューエッジが636枚売り越しなど。普段だったら書かない程度のブレしかありませんでした。まぁ、手口だけで全てを読み取ろうとするのは、大いなる無理があるんですけどね…(^^;。

● しかし、今週は長い…(^^;。まだ水曜日だ…。

2008年05月13日(火) .... 続伸、後場先物主導で一段高

 TOPIX : 1360.05 (+17.26, +1.29%)    日経平均 : 13953.73 (+210.37, +1.53%)    円ドル : 103.70  

● 前場はあまり方向感が出なかったものの、前引け間際にスルスルと上昇。後場寄付き後にスッと下がる局面があって、「上値が重たい」と感じた瞬間から、日経平均先物を中心に大型買い爆弾が断続的に炸裂(^^;。これでかなりの数の裁定買いを引っ掛けて、アレヨアレヨの大幅高。昨日に続いてCTA筋が暴れたのでしょうけど、それに振り回された格好の1日でした。特に目新しいニュースがないところで、ハッスルしてくれるのは良いのですけど、これが来ると、本当に相場が強いのか弱いのかが分からなくなるんですよね…(^^;。

● 今日は日経平均先物(6月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。前引前10分間ほどから出来高が増加し、後場最初の1時間ほどはかなり活発に出来高が出来ています。ところが、午後2時前に止まってくると値動きも落ち着いた格好に。先物の影響が大きかったことが分かります。

● 個別には、決算シーズンらしい風景があちこちで見受けられました。上向きでは、ニコン(+12.52%)、富士通(+13.18%)、SANKYO(+12.05%)、いすゞ自(+6.19%)、日立製作所(+5.89%)といったところ。下向きでは、丸井GP(-9.72%)、第一三共(-4.20%)など。単なる地雷だけではなく、ロケット台もかなり見受けられたことで、リスクを感じながらも、雰囲気はそれなりに良かった印象。また、中国の大地震でも中国株がそれほど大幅安にならなかったのは、心理的に安心感があったかも知れません。復興関連として、建設機械などが賑わっていたのはいつものパターンでした。

● 一方、大引後に開示された先物手口によると、日経平均先物でニューエッジが2825枚買い越し、カリヨンが1786枚買い越し、CSが1340枚買い越し、GSが1288枚買い越しなど。売り手は、大和SMBCの1347枚売り越しが目立つ程度。要するに、CTA筋と想像できる証券会社が集中的に買い越し、その他が皆で幅広く売ったって感じでしょうか。TOPIX先物では、多少は似た傾向が見受けられたものの、全体としては日経平均先物にその手が集中していた格好。念のため、TOPIX先物の手口も抜き出しておくと、CSが売り手口不明の3159枚買い、野村が1474枚買い越し、ドイツが1202枚買い越し。売りはJPMが2133枚売り越し、LBが1864枚売り越しなどでした。

● ところで、今でも「ニューエッジって何?」って質問を良く頂くので、簡単に書いておきましょう。これは、ソジェンとカリヨンそれぞれのブローカレッジビジネスを統合して設立された会社で、「フィマット(FIMAT)+カリヨン・フィナンシャル」です。本家HPはこちら(日本語HPは存在しない様子)です。ソジェン+カリヨンなので、敢えて言えばフランス系ってことになります。つまり、ある意味では商売敵です(^^;。最近、SGの手口が出ませんでしょ。カリヨンはまだ建玉が残っているみたいだけど…。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億0693万株増の19億0673万株、売買代金は同2972億円増の2兆3364億円。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比89.87円高の13833.23円(9時46分確定)。丸井GPがいつまでも寄り付かなかったために遅かった格好で、それ以外は9時20分台に寄り付いていました。東証1部値上がりは1056銘柄、値下がりは537銘柄。日経平均の日中値幅は242.42円(前場133.91円、後場191.42円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1540万株売り/1750万株買い)。売りも買いもガクッと量が減っていました。買い戻しやアンダーウェイト修正が一巡したのでしょうか?

 TOPIX : 1342.79 (+1.03, +0.08%)    日経平均 : 13743.36 (+88.02, +0.64%)    円ドル : 103.40  

● 今日も朝から盛り上がりに欠ける展開。軟調に始まったマーケットは、大きく下がる感じではなかったものの、先週金曜日から再び高まりつつあった「決算地雷」への警戒感や、海外要因などの不透明感も強く、どうも手が出し難い展開の1日。昼休みの立会外バスケット取引は売り越しとの観測が強かったものの、実際には後場寄付き後にスルスルと上昇してプラス転換。後場寄付後は、日経平均先物に大型買いが断続的に炸裂する一方、債券先物が同じタイミングでスコーンと下落したので、またCTA筋が暴れていた可能性はあります(^^;。為替が朝方と比較すると円安方向に振れたのも、底堅さに寄与したの可能性は考えられます。もっとも、先物買いが一巡してしまうと、基本的に横ばい相場。ただ、「下がらんなぁ~」の1日でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 東証1部出来高は前週末比4億0649万株も減少して15億9980万株、売買代金は同4411億円減の2兆0392億円。先週金曜日がミニSQだったことを割り引いたとしても、絶対水準で16億株弱、2兆円ギリギリは、かなり閑散な1日だったことが分かります。セクターのパフォーマンスを見れば、食品や医薬品が堅調だった一方、銀行・証券が軟調で、どちらかと言えばディフェンシブ系。ただし、電力・ガスは駄目だったし、保険はそれなりに堅調と、一概にもそうは言い切れないところがあり、今一つ方向性が定まっていない印象。ちょっとベータ値を落とすような感じにも見えたのですが、ということは何となく先行きについて自信が持てない向きが増加してきた、ってことでしょうか。

● 今日も昼休みの立会外バスケット取引はかなりの規模だったのですが、市場筋観測では売り越し。その背景は何となく想像できてしまうところです。まだ基本的には「一喜一憂」相場だと考えているので、それに振り回されず、でも流れには付いて行く、って感じの付和雷同で行くしかない感じです(^^;。そこまで素早く立ち回れない年金資金などの場合は、方向性がもう少し明確になるまでは、少なくとも無理をしないって感じでしょうか…。実際、このところの立会外バスケット取引を見ると、どうしても「スライス売り」を連想するし、それが「無理をしない」って感じと妙に一致しています。

● 記録。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比98.65円安の13556.69円(9時15分確定)。実際のところ、そこから下値は余り無く、寄付き以上の売りはとりあえず余り感じられない状況でした。東証1部値上がりは808銘柄、値下がりは803銘柄で、ちょうどチャラ。日経平均の方が上昇率は高かったものの、相場全体の印象としてはチャラだったと感じたし、騰落銘柄数もそれにマッチしていました。日経平均の日中値幅は252.73円(前場91.36円、後場134.52円)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、10日ぶりの売り越し(3680万株売り/2110万株買い)。ガクッと買いが減った印象でした。

● 大引後に開示された先物の手口も少し。日経平均先物では、カリヨンが5195枚買い越し、ニューエッジが3334枚買い越しの一方で、UBSが2726枚売り越し。TOPIX先物では、カリヨンが3316枚買い越しだった一方で、JPMが2224枚売り越しなど。プンプンと匂いますねぇ~(^^;。なお、いつも通り、いずれも売り買い両方の手口が見えている証券会社に限っての差引枚数です。為念。

● 雑談。部署の某C嬢が、朝出勤時に「カラスに襲われた」とのことで、半泣きでぼやいていました(ちょっと大袈裟だけど…(^^;)。この時期は、カラスが通行人を「襲う」ような行動をするのは、時々ニュースになります。繁殖期で子育てをしていて、雛鳥を守るための行動と聞いたことがあったので、ググッてみるとやっぱり関連HPがありました。一番上に出てきたのが、 「カラスに襲われる!傾向と対策」 だったのでご参考に。基本的には、近寄らないのがベストみたいだけど、そうも行かない場合は逃げることにしましょう(^^;。

 TOPIX : 1341.76 (-31.19, -2.27%)    日経平均 : 13655.34 (-287.92, -2.06%)    円ドル : 103.45  

● 今日はミニSQ。例によって寄付き前の状況をと思ったのですが、今回は省略(^^;。で、最終的には若干の買い越し(日経平均採用一銘柄あたり3万株程度の買い越し)で、SQ値は前日比30.82円高の13974.08円(9時25分確定)。アルプス電気(6770)がなかなか寄付かなかったものの、それ以外は9時15~16分に寄付いており、平穏なSQでした。14000円が妙に居心地良い雰囲気は数日前からあったのですが、実際にやってみると、その妙に居心地良い水準でSQ値は落ち着く格好でチャンチャン。何となく、誰かの思うがままに相場が動いたというか…(^^;。なお、市場筋推計によると、SQ関連の売買は、ざっくり1億7000万株程度、売買代金で2600~2700億円程度だったとのこと。

● SQ後は多くが予想したようにマイナス推移。あまり雰囲気が良くなかったのは事実ながら、前場中はそれほど大きく売り込む動きはなし。ところが、昼休み立会外バスケット取引が売り越しと伝わるなか、後場寄付き直後からスコーンと一段安。GW明けは、どうも昼休みの立会外バスケットが売り越し気味で、国内年金あたりから、「スライス売り」が出ている可能性を感じてしまうところ。TOPIXの3月終値平均が1232pt近辺。そこから1割増すると1355pt。しかも、2月高値がその近辺となると、売りが出てくるのは仕方ないのかもしれません。年金資金関連は大きく下落しない限り、日本株を増やす気持ちは、ほとんど持ち合わせていないでしょうから…。

● そして午後2時過ぎからは、先物にも売りプレッシャーが掛かって一段安。武田薬の決算発表(午後2時)がトドメだった雰囲気ですが、トヨタ、ブリヂストンを筆頭に、三菱ケミカルHDや横河電機などの下げっぷりも含めて、決算発表地雷の存在を意識させられた感じでした。もともと一喜一憂相場なので、ドタバタ騒いでも仕方ないのですが、不安定な相場心理は一度傾くと、逆側のカウンターを取る向きが乏しいだけに、意外にドカッと動いてしまうのを再認識。加えて、戻りを牽引していた銀行、証券、不動産などが軒並み急落したのも、余計に「5月は売り場」という経験則を意識させてしまった格好。

● 後場終盤の下落は、週末に向けてかなり嫌な雰囲気でした。日中足を見れば分かりますが、今日はズーッと右肩下がり。それなりに売りのフォロースルーがあったことが分かります。もっとも、現時点では、一喜一憂相場の「憂」だったと考えておくことにします(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億3094万株増の20億0629万株、売買代金は同2385億円増の2兆4803億円。ミニSQ関連の市場筋推計を除くと、実質的には20億株割れだったことになります。東証1部値上がりは236銘柄、値下がりは1402銘柄。実際、東証33業種も全てマイナスだったし、あまり良い所はない1日。日経平均の日中値幅は306.52円(前場130.83円、後場135.63円)。一方、SQだったので、前後場の売買代金分布はもっと歪むかと考えていたら、前場49.9%、後場50.1%と拍子抜け状態(^^;。前場寄付の1分間で13.4%、寄付後5分間で15.5%の売買代金があり、かろうじてSQっぽい感じでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、これで9日連続の買い越し(2960万株売り/3790万株買い)でした。

● 話題変更。来週はマーケットにインパクトを与える可能性のある大御所の決算発表が次々とやってきます。何がをピンポイントするのは困難ですが、例えば5月14日(水)のソニー、15日(木)のみずほFGを皮切りにして、銀行の決算発表がスタート。16日(金)にはSMFG、そして週明け20日(火)にMUFGといった具合。この辺で損保も相次いで決算発表を予定。この辺で今回の決算シーズンは終了となります。今日みたいに一喜一憂と市場心理があっちこっちに振れそうですが、自分の座標軸を保っておきたい、でも変わり身も素早く、という感じでしょうか…(^^;。

● 例の日米主要企業決算発表予定ワークシートをアップデートしておきました。いつも通り、意図的に数日遅れのデータをアップしていますが、今回は5月7日(水)大引後に作成したものなので、それほど古くなっていないと思います。左側のメニューからダウンロードページにお進みください。単純なExcelシートです。

● 週末ネタの雑談。ちょっと古いのですが、 「金融トレーダー、テストステロン濃度が高いほど好成績=英調査」(ロイター) とのニュース。この「テストステロン」って何や?とネットを検索してみると、色々と出てきました(^^;。Wikipediaの「テストステロン」にて引用されている大東製薬工業という会社のHPによると、テストステロンには色々な生物学的な作用の他に、『まとめて表現すると、「粗っぽくてデリカシーが無いし、短気で怒りっぽい面もあるけれど、明るく前向きでたくましく、ワイルドでセクシー」な傾向に導くもの』(http://www.daito-p.co.jp/reference/testosterone_action.htm#5.)とのこと。結構当たってるような…(^^;。まぁ、週末ネタってことで…(^^;。

● 今週は実働3日間だけだったので、余力がある感じで週末(^o^)。皆様も良い週末を!

 TOPIX : 1372.95 (-20.33, -1.46%)    日経平均 : 13943.26 (-159.22, -1.13%)    円ドル : 104.50  

● 見事に「ザラ場で動かない」1日でした(^^;。日中足をご覧頂くのが一番良く分かるのですが、寄付きのドタバタが一巡してからは、日経平均にして、せいぜい50円程度の値動き。ミニSQ前ってこともあるのでしょうが、オプション取引でもこの数日は何かと動きがあり(主に立会外取引で大口クロス)、その影響なのか、日経平均14000円が妙に居心地が良かったのかも知れません(^^;。14時前から、ズルッって感じで滑り出し、14時15分頃にはスコーンと下向き。もっとも、その後はすぐに元の水準に戻り、結局は小動きのまま。大引けにはバスケット売りが出たおかげで、TOPIXは安値引け。日経平均も安値近辺での引けでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 日経平均の日中値幅は106.03円(前場75.85円、後場77.27円)と超小動き。朝の寄付き段階に振れた分と、後場14時15分過ぎと大引けで突っ込んだ分を除けば、正味で50円程度の値幅しかありませんでした(^^;。一方、今日の東証1部値上がりは744銘柄、値下がりは846銘柄で、指数ほど悪くなかった印象。これは比較的小型株がしっかりしている時に起こる現象で、TOPIXサブインデックスでみても、Core30が75bp負けの一人負け、Large70は1bp勝ちでチャラ、Mid400は52bp勝ち、Smallは174bpも勝っていました。これには、引けで出たバスケット売りの影響もかなりあった印象でした。明日はミニSQ。今日は最後のワンティックで50円近く日経平均は下落したので、その辺を惑わされないようにしないと…。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億4373万株減の18億7535万株と再び20億株割れ。売買代金は同3627億円減の2兆2418億円。今朝のSQ値を計算すると、前日比103.99円安の13998.49円(9時13分確定)で、その水準がザラ場ではやや「頭」になった感がありました。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、8日連続の買い越し(2550万株売り/4220万株買い)でした。このところ、単なる買い越しだけではなく、株数ベースでも金額ベースでも「買い」が増えているのが実感できるようになってきました。「どこまで続くか」が焦点です(^^;。

● 雑談。昨晩の地震、結構揺れている時間が長かったように感じました。なぜか分からないけど、地震発生の直前に目が覚めたのです。で、「何やねん?!こんな時間にぃ…」と時計を見たら、その瞬間後からグラグラグラグラ…。携帯に「緊急地震速報」なるものも届いたのですが、実際には揺れが始まる前ではなく、揺れが収まるちょっと前に鳴っていたので、全然、間に合っていなかったです。

● 地震発生の直前になぜか目覚めるというのは、実は個人的には良くあることなんです。地震波にはP波とS波があるのは良く知られている通り。小さい揺れ(初期微動)のP波が先に到達して、大きな揺れのS波が追い掛けて来るのが通常パターン。緊急地震速報と同じように、最初のP波を無意識に感じ取って目覚めてしまうのでしょうけど、「なまず男」だろうか?なんて悩んでしまいそうです(^^;。

2008年05月07日(水) .... 続伸、バリュー銘柄群が好調

 TOPIX : 1393.28 (+15.89, +1.15%)    日経平均 : 14102.48 (+53.22, +0.38%)    円ドル : 104.95  

● GW中に原油はえらいところまで行ったものの、米国株やCME日経平均先物はそれなりに堅調。さらに、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、7日連続の買い越し(3410万株売り/5590万株買い)。これを受けて、東京も堅調にスタートしたものの、大方の予想通りに上値は重たい展開。昼休みの立会外バスケット取引が売り越しとの観測が広がるなか、後場に入って日経平均は一時マイナス転落(TOPIXはプラスを維持)。中国株式の大幅下落を嫌気したのかも知れませんが、一方で、大きくマイナス圏を売込み動きは見られず、下値は堅いけど上値も重たい、という最近見慣れたザラ場の値動きでした。

● 今日はTOPIXと日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。グラフの形は、当然、似ているのですが、前日比でのレベル感には、違いがあった1日でした。

TOPIX日中足
日経平均日中足

● 個別銘柄ベースがどうのこうのは、他のマーケットレポートにお任せするとして(^^;、ちょっと別のアングルから行きます。今日は妙にバリューが堅調な1日でした。この2週間ほどは、バリューは今一つ感があったものの、比較的短期のリバーサルがかなり堅調な状況が続いています。もちろん、たまにリバーサルが逆噴射することはあるんですが、その時はバリューが支えたりと、両方ともプラスにならないまでも、バリューとリバーサルがお互いに補完しあっている格好でソコソコ好調に推移しています。今日も指数が動かなかった割にバリューはギンギンで、機関投資家のFM諸氏もご機嫌が良かった様子(^o^)。皆さんの手元にBarraのデータも届き、今月のリバランスを検討する時期。これだけバリューが好調になると、思わず「バリュー強めてみようか?」なんて誘惑の囁きが聞こえてきそうです(^^;。

● 過去の経験則からすると、決算発表シーズン中はバリューは荒れる割にはあまり儲からない、というのがあったのですが、今回は多少は様相が違うイメージの展開。敢えて後付け理由を探すと、業績不振は前々から分かっていたことで、既に3月のバリュー絶不調である程度、織り込まれていたってことかも知れません。さらに、今日に関しては、原油高値を受けて資源株系(含む商社)が好調で、この辺の業種もバリューにマッチする銘柄群。つまり、セクター的にバリュー系銘柄群が買われていたことで、ファクター分析するとバリューが好調と出てきた背景になった格好でしょうか。

● いずれにしろ、「どこまで続くか?」が最大の焦点。4月のヘッジファンドの成績がボチボチ出始めているのですが、3月と違って4月はかなり好調な様子。まだ速報段階の数字で、後日修正される可能性はあるのですが、とりあえずメジャーな指数では、下記が4月の数字を載せ始めています。

Eurekahedge Hedge Fund Index
2月 +2.38%3月 -2.20%4月 +1.03%
Barclay Hedge Fund Index
2月 +1.23%3月 -2.39%4月 +2.26%

● HFの運用担当者の多くは、3月のヤラレをある程度は取り返してホット一安心している一方、運用競争に負けられないとのプレッシャーもかなり掛かってくるはず。そして、こういう状況になってくると、儲かる戦略に集まる習性が出てくる可能性は否定できないのです。集まりすぎて「プチッ」と来るとどうなるかは、昨年8月に皆さんも経験済み。ただ、まだあの強烈な経験から1年間も経過していないだけに、慎重になり過ぎてあまりオドオドしていると、儲けるべき時に儲けられない、という事態も有り得ることになってしまいます。これも運用担当者としては、かなりマズイ状況。「クラウディング・アウト(crowding out)」というのは、昨年流行った言葉の一つ。ただ、混雑する場所に蜜があるのも事実で、それを食べずに別方向に行くのも、なかなか難しい話です(^^;。明日から機関投資家のリバランスも増加してくるでしょうが、この辺は迷うところでしょう。

● 記録行きます。東証1部出来高は前週末比4億0214万株も増加して21億1908万株、売買代金は同2563億円増の2兆6045億円と、連休明けにしてはなかなか好調。東証1部値上がりは1137銘柄、値下がりは495銘柄で、日経平均よりもTOPIXの指数の動きにマッチしていた印象。今朝のSQ値を計算すると、前週末比156.99円高の14206.25円(9時25分確定)。日経平均のザラ場高値が前週末比159.41円高の14208.67円(9時45分)だったので、今日はSQ値がかなり寄り天気味で、完璧に頭を抑えた格好。日経平均の日中値幅は185.88円(前場64.79円、後場99.91円)とかなり小動きでした。

● ちょっと長くなるのですが、話題変更でMSCIの5月定期リバランス。今朝日本時間の早朝に正式発表がありました。スタンダード・インデックスに話を限定しますが、新規追加が9銘柄、削除が10銘柄と、やはり5月のリバランスは規模が大きくなります。記録の意味も含めて抜き出しておくと、

新規採用銘柄(9銘柄)
ディーエヌエー(2432)、久光製薬(4530)、丸一鋼管(5463)、島津製作所(7701)、中国銀行(8382)、伊予銀行(8385)、山口FG(8418)、三菱UFJニコス(8583)、東邦瓦斯(9533)
削除銘柄(10銘柄)
日本触媒(4114)、日本ゼオン(4205)、フジクラ(5803)、日立電線(5812)、荏原製作所(6361)、千代田化工建設(6366)、太陽誘電(6976)、青山商事(8219)、松井証券(8628)、URBAN(8868)

● この他にも、FIF変更や採用株数の変更がかなりあり(FIFI変更が94銘柄、株数変更が39銘柄)、これらが全てウェイト変更ということ。さらに、指数計算方法の移行も今回が第2回目・最終回となり、これまで半分だけ反映されていたウェイト変化も5月末時点で100%反映が完了。それやこれやで、5月末に掛けて気にしておく必要がありそうです。なお、日本株全体としては、ウェイトが若干増加しています。

● 詳細については、MSCI Barra内のリリース説明文と、銘柄リストをご参照下さい。銘柄リストは他国も混じっているので、ある意味で「ほぉ~」になると思います。なお、FIF変更などの詳細はライセンス情報なので、一般には公開されません。ライセンスフィーも半端な価格ではありません(証券会社でもビビる額(^^;)。為念。

2008年05月06日(火) .... 祝日(振替休日)のため休場

祝日(振替休日)のため休場。

2008年05月05日(月) .... 祝日(こどもの日)のため休場

祝日(こどもの日)のため休場。

 TOPIX : 1377.39 (+31.29, +2.32%)    日経平均 : 14049.26 (+282.40, +2.05%)    円ドル : 104.75  

● 米国株高、CME日経平均先物高(大証比330円高)を受けて高寄り。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比276.18円高の14043.04円(9時15分確定)で、今日の値動きの中では、かなり上の方で寄付いたことが分かります。前場はそのまま横ばいの巡航飛行だったものの、連休前にしては、後場はジリ高歩調と堅調な値動き。最後にバスケット売りが出たものの、高値圏での大引けでした。日経平均が終値で1万4000円台を回復したのは、2月27日に14031.30円で引けて以来。水準としては、1月11日の14110.79円以来の高値水準となります。2月27日の時は、結局そこが高値になってしまい、その後、12000円割れまで下落する羽目に陥ったのです。今回はどうなることか…。

● 個別には、昨日と反対に今日は金融株(銀行・証券・保険・その他金融)と不動産株などが相場の牽引役。今日は建設株も参加していました。かなり内需っぽい格好だったものの、テクノロジー関連もさすがに高いものが多かったのですが、所々で足を引っ張る銘柄もあり、結果的にTOPIXの方が日経平均よりも堅調な動き。日経平均"的"銘柄では、セコム、ファーリテ、カシオ計算機といったところが足を引っ張っていました。「サブプラ問題爆発→信用収縮」のなかで、緊急避難的に買われていた銘柄から、その時に売られた銘柄への物色の変化。当然のように、早く乗ったモノ勝ちになると同時に、どこまで続くかという不安感が完全に払拭されたのではないのは、多くが承知の上。早い者勝ちだけど、降りる時も非常に素早いかも知れません。難しいところです(^^;。昨年8月みたいな修羅場にならないことを祈っています、ホンマ…。

● 相場の継続性については、単なる相場観だけではなく、ファンダメンタルズ面からも見方が割れるところ。うちのエコノミストも今日のレポートで、日銀展望レポートと鉱工業生産指数が示唆する先行きの違いについて書いていました。日銀展望レポートからは、「輸出の増勢が今後も続き、その下支えにより生産も大幅な落ち込みを回避し、2008年度後半には持ち直す」と見えてくる一方で、鉱工業生産指数からは、「生産の落ち込みは将来の輸出変調に対応したものであり、今後は輸出が急減速し、生産も低迷が続く」と。要するに、今は分かれ道に立っているイメージでしょうか(^^;。でも、相場(特に株式市場)は全ての材料が揃うまで待ってくれません。取り敢えず「えいやぁ!」で走り始め、それから途中で何度か振り返って状況を検討し直すことになります(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1648万株増の17億1694万株、売買代金は同766億円増の2兆3462億円。連休を控えているうえに、米国などの重要指標発表を控えて、この辺は仕方ないところでしょうか。東証1部値上がりは1443銘柄、値下がりは204銘柄。日経平均の日中値幅は128.66円(前場107.59円、後場80.51円)とかなり小さく、指数が前日比で高かったものの、あまりザラ場では動かなかったのが良く分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、6日連続ながら小幅の買い越し(3400万株売り/3550万株買い)でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。ザラ場では、あまり興味の持てる相場ではなかったのがお分かり頂けるかと…。

● 今日は後場前半で、債券先物がスーッと下落する一方、株式先物が売り物をこなして上昇したこともあって、市場筋の間では「債券先物売り/株式先物買い」の観測が流れていました。で、大引後に開示された先物の手口を見ると、それっぽいと思えるような思えないような…(^^;。日経平均先物では、UBSが1076枚買い越し、カリヨンが902枚買い越し。売りはニューエッジが2015枚売り越し、ドイツが1711枚売り越しなど。TOPIX先物の方が手口は派手で、MSが4718枚買い越し、UBSが1895枚買い越し、LBが1841枚買い越し。GSが3493枚売り越し、ニューエッジが2349枚売り越し、BNPPが1845枚売り越し、野村が1389枚売り越しなど。TOPIXではかなり大きな綱引きだったようですが、やっぱり、これだけだと何も分かりません(^^;。

● さぁ、GW後半戦で4連休。先日もお知らせしたとおり、連休明けにはMSCIのリバランス発表もありますが、まぁ、それは休み明けに考えることにしましょう(^^;。今年は日取りの関係もあって近場が賑わいそうですが、この調子だとディズニーランドの近くなどは、他県ナンバーでえらいことになるかもしれません(^^;。あの入間の新しいアウトレット近辺もひどいことになるかもしれませんネ。そういった"人気スポット"には近寄らないようにしつつ、ガソリン節約モードで私も近場でウロウロですかね(^^;。良い週末/連休を!

 TOPIX : 1346.10 (-12.55, -0.92%)    日経平均 : 13766.86 (-83.13, -0.60%)    円ドル : 103.80  

● 個別ベースでは、決算を反映して上に下にそれなりに動き(↑日本電気硝子、↓村田製作所など)があったものの、指数というか全体としては、あまり見所のない1日になってしまいました。これまで疑心暗鬼ながらも相場を引っ張ってきた銀行株や不動産株が軒並み大幅安で、それが全体を曇り空にしてしまった状況。アジアの多くの市場がメーデーで祝日・休場だったので、リアルタイムに入ってくる投資家の動きが鈍かったのも一因だったのかもしれません。そうそう、オーバーナイトで実施された米FRBによる利下げは、ほぼ想定通りってことで、市場でのインパクトはありませんでした。メガバンク軟調に無理矢理結びつける声はあったようですが、まぁ、その辺はよろしいでっしゃろ…(^^;。

● 今日の相場では、銀行株や不動産株などの"厄介な"内需型業種は、上がっても下がっても、良くも悪くも(^^;、市場心理にかなり大きな影響を与えるのを、改めて確認した格好。個別に銘柄のチャートを見ると、MUFGは200日移動平均線を上回って「行ける!」の雰囲気になったところで足踏み。みずほFGは200日線の手前まで来たものの、まだ上抜けず。SMFGはMUFGと似ていて、窓を空けて派手に200日線を上抜けたものの、そこで足踏み。不動産株はちょっと違うのもあるけど、大体は200日線近辺での動き。

● TOPIXの200日線は1470.90pt、日経平均は15146.60円と、いずれもまだ相当の距離があります。つまり、銀行株や不動産株の戻りが継続すると想定するならば、指数もいずれこの水準に届くと想像することも可能。一方で、銀行・不動産が先行したもののズッこけてくると予想するならば、この辺の銘柄については、今が売り時かもしれないのです。テクニカル面で胸突き八丁の水準にあるため、市場参加者がこれらの銘柄の値動きに注目するのも、ある意味では自然の流れです。こちらも同じように注目せざるを得ません。

● 記録。東証1部出来高は前日比4億5388万株も減少して17億0046万株、売買代金も同6354億円減の2兆2716億円とかなりの規模で減少。昨日は売買代金で3兆円が見えるところまで行ったものの、今日は一気に気合い抜け状態。東証1部値上がりは437銘柄、値下がりは1167銘柄と指数の下落度合い以上に値下がり銘柄数が多かった印象。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比50.73円安の13799.26円(9時20分確定)で、前場はともかく、後場はその辺が上値になった印象でした。まぁ、これも動きが乏しいなかで「敢えて探せば」って感じでしたけど…。日経平均の日中値幅は157.56円(前場144.42円、後場103.85円)で、とても静かな1日。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日連続の買い越し(2870万株売り/4000万株買い)でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 雑談。今日の日経9ページ目。日経の東京電力業績報道に関する「おわび」という珍しいものを見せてもらいました。報道内容が非常に大きく外れたことで(経常赤字400億円報道→経常利益331億円)、さすがにこれは…ってことになったと勝手に想像します。しかし、どうしてこれほど外したのか?って方が気になるところ。以前の経験から勝手に類推すると、これほど外すのは記者がまともに仕事をしている限り、通常は「有り得ない」のです。「記者が…」というよりも、「東電が…」ってことなのかもしれません。まぁ、あくまでも想像ですから、何とも言えないところですけど…。

● なお、当該記事は4月25日の「東電、経常赤字400億円、前期、予想より100億円拡大――原油高・株安が影響」。そして、今回の記事は 「東電の前期、経常損益331億円の黒字」 です。ここにも「おわび」文章が掲載されています(^^;。前者の記事は、今朝見たときにはネットに掲載されていたのですが、先ほど見たところ、削除されてしまったみたいです。一応、URLを書いておくと、http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=9501&NewsItemID=20080425NKM0242&type=2 だったのですが…。

● 最後にくだけた雑談。今日もデイリースポーツの売り切れるの早いこと(^^;。いつも行くコンビニでは、朝8時前に売り切れ(私が最後の一部を買わせて頂きました(^o^)。店員さんも、「今日はデイリーが良く売れる」とボヤいていました。その後に来た客から(主に関西弁で)、「デイリーないの?」って不機嫌に聞かれる度に説明する羽目になるんでしょうから…(^^;。新井さん、よぉ打ってくれた!

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