このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1358.65 (-3.10, -0.23%)    日経平均 : 13849.99 (-44.38, -0.32%)    円ドル : 103.80  

● 米国株やCME日経平均先物はソコソコだったものの、寄付き前に発表された3月鉱工業生産速報(前月比-3.1%)がコンセンサス(Bloombergで-0.8%、ロイターで-0.8%)を大きく下回り、「えっ?あかんやん…」とマイナスでのスタート。もっとも、だからといって大きく売り込むほどの材料でもなく、前引け間際から後場中盤に掛けてはプラス圏で推移するなど、それほど嫌な雰囲気ではなし。正直言えば、上にも下にも動くだけのエネルギーが無かったのかもしれません。決算シーズンってことで、個別に決算絡みで上がったり下がったりは多かったものの、全体としては方向感に乏しいままの1日でした。一部市場筋の間では月末の「お化粧買い」への期待含みの声もあったのですが、指数の動きだけを見れば、「何もなし」でした(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 東証1部出来高は前日比1億1694万株増の21億5434万株、売買代金は同808億円増の2兆9070億円とソコソコの水準。以前もチラッと書いたのですが、現段階であまり出来高/売買代金が増加してしまうと、上昇が終わるリスクがあると考えています。通常ケースであれば、商いを伴って上昇する、というのは強気シグナルなんですが、買戻し主体の上昇だと必ずしもそう言い切れない、と考えているのです。その点で、このGW中にあまり商いが膨らむようだと、少し黄色信号を意識しておこうかなと…。ただし、「買戻し主体」→「新規買い主体」とうまくバトンをリレーすることが出来れば、当然のように、商いが膨らむのは強気シグナル。この辺を間違わないように意識しておきたいところです。

● その他の記録。東証1部値上がりは784銘柄、値下がりは828銘柄と妥当な水準。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比101.85円安の13792.52円(9時25分確定)と、寄付きからある程度の売りがあったことが分かります。ただ、9時半頃までに売りが一巡してからは、フォロースルーの売りはほとんど感じられず、この辺を考慮すると、前日比ではマイナスだったものの、勢いとしてはまだ上向きかなって感じでした。一方、日経平均の日中値幅は209.86円(前場146.29円、後場138.17円)と静かな1日。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、4日連続の買い越し(3890万株売り/4560万株買い)でした。

● 指数ヲタク向け業務連絡。日本時間で今朝早く、MSCI Barraから5月リバランスの発表予定が出ています。発表は欧州中央時間で5月6日午後11時。日本時間にすると、5月7日(水)早朝6時となります。つまり、GW明け初日の朝です(^^;。5月のリバランスは1年で一番大きいし、Global Investable Market Indices (GIMI)への移行最終フェーズなので注目です。詳細はいつも通り、MSCI BarraのHPからどうぞ。

● 話題変更。東証2部銘柄なので、半分雑談気味に…。今日午後4時にニイウスコー(2731)が決算発表と同時に「民事再生手続き申請&東京地裁受理」を発表。決算発表と同時に発表するってのも珍しいです。「決算出来ません→破綻」があり得そうなパターンなのに…。ご存知の通り、この銘柄はかつて東証1部でした。でも、これまでにも夕刊フジなどが「粉飾疑惑」と報じていたし、直近では4月25日に 「ニイウスコー、循環取引繰り返し300億円過大決算の疑い」 (読売新聞)とあったので、それほどのサプライズではありません。東証では「監理銘柄(確認中)」に指定されていましたもんね。でも、結果的にこれ。東証は6月1日付けでの同株上場廃止を発表しています。東証HPの 「上場廃止銘柄一覧」 の30番目に記載されています。しかし、直近でファンド筋から200億円も増資してもらってたのは、どうなったのだろう?それと、今日の値動きは+11.03%。そんなに無茶せんでも良かったのに…(^^;。

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2008年04月29日(火) .... 祝日(昭和の日)のため休場

祝日(昭和の日)のため休場。

2008年04月28日(月) .... 続伸、銀行株が大商いのなか大幅高

 TOPIX : 1361.75 (+21.84, +1.63%)    日経平均 : 13894.37 (+30.90, +0.22%)    円ドル : 104.50  

● 寄付き段階では前週末の米株高などを好感して堅調なスタート。このまま巡航飛行に入るかと思われた後場中盤に、日経平均はアレヨアレヨとマイナス転落(TOPIXはマイナスには落ち込まなかった)。確かに先物市場である程度のまとまったロットの売りは出ていたのですが、それだけが材料だったのかどうかは不明。午後1時半過ぎに大型爆弾が収まって落ち着きを取り戻すと、その後は大引けにかけて逆にきれいな右肩上がり。結局、TOPIXも日経平均も堅調に終了。日経平均がかろうじてプラス程度だったのに対して、TOPIXは何と141bpも日経平均をアウトパフォームしました。何よりの原因は、金融株(銀行・証券・保険・その他金融)が非常に強かったことに加えて不動産株も強かった一方、テクノロジー系はまちまち。この辺がパフォーマンスの差になった格好でした。

● 今日はTOPIXと日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。グラフの形は同じようなものですが、前日比という意味でのレベル感には、かなり違いがありました。

TOPIX日中足
日経平均日中足

● 個別には、みずほFG(8411)が後場一時ストップ高を付け、「何があったんや?」的な賑わい方。サブプラ問題が落ち着いてきたことが背景でしょうけど、それにしてもって感じもありました。例の優先株の件が日経に載ってからというもの、やっぱりという感じの値動きです(^^;。今日の東証1部売買代金上位10銘柄は以下の通り。

順位銘柄名売買代金
1みずほFG2853
2三菱UFJ FG1531
3三井住友FG1372
4トヨタ899
5ホンダ452
6JFE HD395
7野村HD386
8新日本製鉄367
9キヤノン360
10NTTドコモ356
(データ出所: ロイター、単位:億円)

● 上位3銘柄をメガバンクで独占したのも凄いし、東証1部全体の売買代金の10%超をみずほFGだけで占めたのも特筆モノ。トヨタはともかくとして、上位3銘柄と、ホンダ以下の売買代金との落差もちょっと目立ちました。ただ、一方でこの活況はちょっとやり過ぎ感が否定出来なかったのは事実。サブプラ問題の一段落については、そろそろあちこちのメディアや識者からのコメントが出てくるようになって来ました。ただ、天邪鬼の私としては、このことがすなわち逆に「揺れ戻し」への警戒感にも繋がるシグナルとして感じるところ。まぁ、まだ今のところは、素直に楽しんでおきたいですけど、忘れないでおきたいところです(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億9230万株増の20億3740万株、売買代金は同3781億円増の2兆8263億円と、休みの谷間にしてはかなり商いが膨らんだ印象。ここで持ち出すのはちょっと気が引けるものの、東証1部出来高の20億株超は4月11日の20億2875万株以来。売買代金が2兆8000億円台に乗せたのは3月14日(3兆7868億円)以来ですが、ここはビッグSQだったので、SQを除けて考えると、2月20日の3兆0460億円以来となります。

● 東証1部値上がりは1154銘柄、値下がりは478銘柄で、TOPIXの印象に近い感じ。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比95.98円高の13959.45円(9時59分確定)。三洋電機が寄り付かなかったためです。また、日経平均の日中値幅は257.67円(前場95.31円、後場215.91円)と、珍しく後場にかなり大きく動いたことが分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの買い越し(3260万株売り/4440万株買い)でした。

● 先物の手口も少し。今日はTOPIX先物から行くと、GSが何と4523枚の買い越しと圧倒的で、JPMが1449枚買い越し。売りはMSが1853枚売り越し、ドイツが1172枚売り越し、バークレイズが949枚売り越しでした。日経平均先物では、BNPPが売り手口不明で3261枚買い、ドイツが1946枚買い越し、野村が1681枚買い越し。売り手はニューエッジが2540枚売り越し、UBSが1808枚売り越し、カリヨンが1576枚売り越しなど。かなり大型の爆弾が飛び交った様子でした。

● 雑談。昨晩の試合は本当に手に汗握るって感じでした。正直に告白すると、ちょっとだけ諦めかけたのです(^^;。でも、中継を最後まで見ていて良かった(^o^)。「アカン」と思っても諦めてはいけない、というのが見えるゲームは面白いです。これで開幕からカード負け越しなし、連敗なし。もちろんダントツの首位。たとえホームラン数がセ・パ両リーグ通じて一番少なくても(阪神はチームでたったの9本、セ・リーグトップは中日の28本)勝てるのです(^o^)。でも、中日のチーム防御率1.87点は凄いと正直思います(阪神は2.30点)。

● このところ、デイリースポーツを買う日々がかなり多くなっています。東京であれだけストレートに意地を張っている新聞は頼もしいばかり。そして、実はそれを楽しんでいます(^o^)。でも、最近はコンビニでも売り切れていることが良くあるんです。今朝も某コンビニ店頭にあった最後のデイリースポーツを、某おっちゃんとお見合いになって、瞬間、「どうぞ、どうぞ…」状態(^^;。で、どちらからともなく「強いですなぁ~」とニコニコでした(^o^)。ハイ、私はちょっと先のコンビニで買いました(^^;。

● 明日は祝日で休み。妙に名前が変わる祝日(昭和の日)です。GWらしくなるのは今週末からでしょうが、何はともあれ休みは休み。良い祝日を!

 TOPIX : 1339.91 (+32.34, +2.47%)    日経平均 : 13863.47 (+322.60, +2.38%)    円ドル : 104.25  

● 米国株堅調、CME日経平均先物高(大証比140円高)、円安を受けて、寄付きから堅調な展開。でも、それ以上に上に跳ねた印象がありました。特に前場後半から後場に掛けての一段高局面では、「何が起こっているのですか?」メールも飛び交っていたし、市場関係者の間でも意外感があったイメージ。先物市場では相次いで大型買い爆弾が炸裂するし、債券先物6月物が2円超の急落で一時取引停止(15分間)になるし、金曜日にしては何かと波乱の1日でした(^^;。

● 今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比110.08円高の13650.95円(9時15分確定)で、比較的スッと寄付いた様子が分かります。ここから13時30分にザラ場高値、前日比345.50円高の13886.37円(+2.55%)まで行ったのですから、それなりのフォロースルーがあったことが分かります。TOPIXもザラ場高値は13時30分で、前日比34.92pt高(+2.67%)までありました。その後は高原状態でのもみあいだったもおの、金曜日にしては、最後にもう一度盛り上げて終わった点は、素直に評価しておきたいところです(含む楽観証券マン的観点(^^;)。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の上昇で一目均衡表の雲を上抜けは確実になったことだし、上方向に波乱だったら文句言ってては駄目ですよね(^^;。出来高面では今一つだったものの、薄商いがショートカバーを長続きさせていると考えることにしています。新興市場がマイナスが多かったりと、何かと気になる点はあったにしろ、それでも指数ベースで2.4%もの上昇はご立派。日経平均日足での一目均衡表グラフを付けておきます(出典:ケンミレ株式情報)。

● 一方、物色を引っ張ったのは銀行・証券・保険の金融株に加えて、昨日はかなりボロボロに売られた鉄鋼株など。この辺の物色傾向については、まだ今一つ方向感が定まらない印象はあるものの、適度に上下動を繰り返しながら上昇しているのは分かります。これはファクター分析をしても分かり、今日は商社や資源株が今一つだったこともあって、バリューは鳴かず飛ばずだったものの、リバーサルがかなり効いている状態を維持。結果的に、FM諸氏にとっては、そんなに悪くない1日だったし、悪くない1週間だったと推察します。

● もう一つ特徴的だったのが、今日は圧倒的に大型株が引っ張る展開ということ。先物主導で裁定買いが入って相場を押し上げたこともあるでしょうが、通常よりも大きくサイズ的に大型に振れた印象でした。TOPIXサブインデックスで見ると、Core30が78bpもの一人勝ち。Large70が22bp負け、Mid400が55bp負け、Smallが103bpも負けていました。さらに、新興市場は全く今日の動きについていけず、対TOPIXで大幅負けだったどころか、東証2部は+0.87%、JASDAQ指数は-0.11%、マザーズ指数は-0.67%、ヘラクレスは+0.49%と、マイナスに落ち込んだ指数が多かったのが特徴的。マーケット全体としてあまり出来高が多くない状況なので、下の方まで回っていかない感じでしょうか…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億6643万株増の18億4510万株、売買代金は同5086億円増の2兆4481億円で、活況とは言えないとしても、金曜日にしてはまぁまぁの盛り上がりでした。東証1部値上がりは1388銘柄、値下がりは250銘柄。また、日経平均の日中値幅は271.84円(前場208.38円、後場120.38円)でした。市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(2920万株売り/3080万株買い)でした。

● 大引後に開示された先物の手口も少し。今日はさすがにかなり大きな売り買いが飛び交っていた様子。ただ、あまり一方的ではなかったですけどね。日経平均先物の大きなところでは、カリヨンが2690枚買い越し、CSが1581枚買い越し、MSが973枚買い越し、UBSが941枚買い越し。一方で、Newedgeが2225枚売り越し、大和SMBCが9021枚売り越しなど。TOPIX先物では、UBSが2202枚買い越し、カリヨンが1568枚買い越し、ドイツが1235枚買い越し、CSが1023枚買い越しなど。売り手はNewedgeが2381枚売り越し、野村が1830枚売り越し、BNPPが1455枚売り越し、MSが1011枚売り越しなど。いつも通り、売り買い両方の手口が見えている証券に限って抜き出しています。

● ところで、今日から先物の手口に、ニューエッジ・ジャパン(Newedge Japan)という名前がバンバン出ていました。これは、ソジェンとカリヨンそれぞれのブローカレッジビジネスを統合して設立された会社で、本家HPはこちら(日本語HPは無い模様)。平たく言えば、「フィマット(FIMAT)+カリヨン・フィナンシャル」です。某市場筋によると、まだ全ての営業譲渡が終わっていないとのことで、SGの手口はほとんど出ないものの、まだカリヨンからは手口が出ています。ただ、これまではSGとカリヨンに分かれていたのがニューエッジ一つになると、ますますの先物パワーハウスになりそうです(^^;。

● 雑談。さぁ、今日から甲子園で対読売3連戦。しかし、昨晩の試合は凄かった。昨日は某飲み会があって帰宅がソコソコ遅かったのですが、それでもまだ延長戦やってましたから…。今日はサクッと行って欲しいものです(^^。世間的には、GW突入って事でしょうが、休日の並びの都合で、あまりその雰囲気はありません。それはともかくとして、良い週末を!

2008年04月24日(木) .... 小反落、朝高もエネルギー続かず

 TOPIX : 1307.57 (-6.82, -0.52%)    日経平均 : 13540.87 (-38.29, -0.28%)    円ドル : 103.70  

● 今日は飲み会があって更新が遅くなりました。かなり酔っ払いモードです(^^;。

● 米国株高で為替も落ち着いた動き。さらに、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な買い越し(3460万株売り/6230万株買い)と、上昇する条件が整ったように見えた寄付き。ただ、どうもこうなると天邪鬼相場は上がりません(^^;。まぁ、言うほど下がりもしなかったのですが、何となく拍子抜けというか、エネルギーが続かなかったなぁ~との印象が残る1日になってしまいました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 特に方向感が感じられるような相場ではなかったこともあり、個別に決算絡みのニュースで上げ下げ。これが余計に「手出し無用」の雰囲気を作っていた感じはありました。代表格はJFE(5411)。午後2時の決算発表で一度はピョコンと上昇したものの、完璧なスパイク状態。その後は売られてしまい、鉄鋼セクター全体にどよぉ~んとしてしまいました。ここ最近は、事前にある程度は予想されている悪材料だったら、株価が強含む局面が多かっただけに、今回もそれを期待した向きが飛びついたのでしょうけど、それが見事に裏切られた格好。そうなると、悪材料を素直に売るべきか、出尽くしで買うべきかが見えなくなってしまい、余計に手出しし辛くなった感はありました。JSR(4185)も午後1時の決算発表の瞬間に上昇したものの、その後は売られるなど、ちょっと今日は「悪材料は売り」パターンが目に付いた1日でした。代表格として、JFEの日中足を付けておきます。

JFEホールディングス(5411)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比1億2290万株減の15億7867万株、売買代金は同1366億円減の1兆9395億円と、相変わらずの低水準。昨日、少し増加傾向が見えたものの、今日はそれを丸々喪失。東証1部値上がりは518銘柄、値下がりは1068銘柄で、指数の動きよりも値下がり銘柄数が多かった印象。今朝の日経平均SQ値は、前日比40.61円高の13619.77円(9時25分確定)と堅調。もっとも、あまり長続きはしなかったのですが…(^^;。日経平均の日中値幅は157.62円(前場157.62円、後場107.36円)と小動きでした。

● 話題変更。この1週間ほど、バリュー/リバーサルが好調な件を昨日書いたのですが、実は債券のトレーダーと話をしていたら、「まったく同じですねぇ~」とのこと。あちらでも、バリューが効いているし、それ以上に、ようやく割安が買われて割安が売られるとの素直な展開になっているとのこと。彼の話によると、3月は割安がボロボロで割高が高止まりする苦しい展開だったことで、色々なファンドが「防衛的」なポジションを取らざるを得なくなり、意に反して割高をロングしたりしていたとのこと。それがde-leveragingが収まりつつあることを受けて、その「意に反した」ポジションを解消しつつある、と見ていました。

● つまり、商品が日本株であろうがJGBであろうが、似たようなことが起こっていたし、今も起こっているということは、単に「株式と金利商品」といった教科書的な動きではなく、資金の流れというかde-leveragingが、どちらのマーケットにもかなり大きな影響を与えていたことを想像させます。さらに、足元ではそれがひとまず落ち着きを取り戻しているということ。ただ、お互いに同意したのは、「これで完全に終わりとは言い切れない」ってこと(^^;。ちょっと足を踏み外すと、また谷底へ「あぁぁ~~~」ってことに為りかねない危うさは、どちらのマーケットも持ち合わせているのです。ただ、恐がってばかりいては、いつまで経っても儲けることが出来ないのも事実。その意味で、相場の雰囲気の変化、まさしく"空気が読める"市場参加者にならないと…(^^;。

● 雑談。あちこちのメディアでは、ガソリン税の暫定税率が5月にも元に戻る件がたくさん出てくるようになってきました。足元のWTIの値動きなどを見る限りでは、25円分の値上げだけでは済みそうにはないのです。1ヶ月とはいえ、それなりの安い水準を経験してしまった消費者がどう反応するかは、恐いもの見たさの感触です(^^;。少なくとも、ゴールデン・ウィーク中は在庫の安い分が流通するだろうとは思うんですが…。オフィシャルな価格情報は、 「石油情報センター」 からどうぞ。

 TOPIX : 1314.39 (+2.93, +0.22%)    日経平均 : 13579.16 (+31.34, +0.23%)    円ドル : 103.10  

● 今日はやや意外感の1日。朝方の軟調は誰もが予想していたでしょうけど、その後はほとんど下値がなく、前場後半にプラスに転じて後場寄付直後にザラ場高値。その後は、かなり上値が重たかったのは事実ながら、ドカンと下がる気配も感じられない状況で、プラスのまま終了。結局、伸び悩み感は否定できなかったし、上昇幅としても大したことはなかったものの、やや意外感を含んだ引け味でした。もっとも、今日も出来高面ではあまりエキサイティングな話はなく、今日の花王から本格化する決算発表を控えて、様子見ムードも根強かったのは事実でした。

● 今日の上昇では、誰が買っているのかが今一つ定かではなかったこともあって、市場筋の間では、例によって「公的資金の買い」説やらが流れていました。この件については、例の野村證券社員のインサイダー取引事件を受けて、あちこちの運用機関から野村への発注が止まっているでしょうから、これまであまり注文を受けたことがないようなところが「タナボタ」注文を受けて、それが思惑を呼んだ可能性は考えられます。冷静に考えれば、資金配分があれば買うでしょうけど、そうでなければ「下がらないと買わない」のが基本線のハズなんですけどねぇ~(^^;。

● また、ワイルドな思惑としては、「小泉中継ぎ登板」説まで流れる状態(^^;。小泉元首相は株式市場にとっては「受け」が良い稀有な首相。今の日本株市場の6割超が外国人投資家の売買に支えられているとなれば、外国人投資家の受けという観点で考えれば、ここ最近では小泉元首相を上回る人は居ない状態。もっとも、彼が再登板してどうなるかは、また別の話。福田首相の人気の乏しさが、こんなところにも波及しているってことかもしれません(^^;。いずれにしろ、買い方の姿が今一つ見えないときには、色々と観測話が流れるものです。小泉元首相再登板はともかくとしても、公的資金の買いやらオイルマネーの買いなんてその典型。今日もそんな地合いだったってことです。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億2315万株増の17億0157万株、売買代金は同1581億円増の2兆0762億円と、相変わらずの低水準。東証1部値上がりは862銘柄、値下がりは712銘柄と妥当な水準。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比102.06円安の13445.76円(9時25分確定)。日経平均のザラ場安値は前日比98.78円安の13449.04円(9時08分)だったので、ホンの少しながら「幻のSQ値」状態でした。日経平均の日中値幅は268.01円(前場191.61円、後場137.89円)で、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(2850万株売り/1760万株買い)でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 話題変更。先日、マーケットの「落ち着き」の傍証としてVIX指数について書いたのですが、別の証左としては、先週ぐらいから、バリューが急に復活してきた印象があります。3月は、「de-leveraging」(信用収縮に伴うレバレッジの縮小)のおかげで、バリューもへったくれも、さらに割安もへったくれもない状態に陥り、特にマーケットニュートラル系のファンドでも、大なり小なりの痛手を被ったのです。3月だけで2~3%の損失が珍しくないというのは、やはり尋常では無かったのです。ところが4月第2週あたりから落ち着きが見え始め、先週あたりからは反発に転じている様子。実際、バリュー的な運用が多いFM諸氏とお話しても、先週から今週に掛けては、皆さん、比較的明るいですもんネ(^o^)。

● この辺の動向がパブリックに見えるのは、「マーケット・ニュートラル」系の投信の基準価格。例えばYahoo! Financeで、「日本株 マーケットニュートラル」で検索すると、日々基準価格が発表されているのがズラズラと並んで出てきます。AUM(Asset Under Management)がかなり少ないのは除くとしても、どのファンドも直近1週間ぐらいでかなり戻しているのが分かります。もちろん、ファンドによって運用方針やティルトしているファクターは違うでしょうけど、日本株でソコソコの金額を運用するならば、どうしても何らかの格好でバリューはプラスになります。当然のように割安をロング、割高をショートしているでしょうから、これが儲かるということは、マーケットは正常化しつつある、って考えることが可能になります。もっとも、その過程でこちらもどう儲けるのかは、また別問題かも知れませんが…(^^;。

上記のYahoo!検索(「日本株 マーケットニュートラル」)をURLにするとこちらです。ぜひお試しを!グラフで基準価格の動きを見るのもそうですが、いずれもかなりAUMが減っているのは「ジトー」って感じでもあります(^^;。

 TOPIX : 1311.46 (-20.05, -1.51%)    日経平均 : 13547.82 (-148.73, -1.09%)    円ドル : 103.10  

● TOPIXも日経平均も昨日まで5連騰していたこともあって、今日はさすがに一服。チャート面からも、一目均衡表の雲の上限に突っかかりかけていたところだったし、これまで何度も首を出しては駄目だった75日移動平均線を再度超えてきたり、頭を押さえる格好になっていた100日線に接近していたこともあり、この点からも今日のお休みは妥当なところ。現時点ではこれで方向性が変わるというほどではなく、明日以降の展開が重要になってきます。

● 今日の東証1部出来高は前日比2億8304万株も減少して15億7842万株、売買代金は同4265億円減の1兆9181億円と閑散。昨日の増加分を丸々失ってしまった格好でした。出来高が少ないことを気にする向きが市場関係者の中では多いし、実際、出来高が伴わない上昇や下落は長続きしないというのが基本的なテクニカルの読み方。この考え方に反論するというのではないんですが、現在の状況を見ると、やはり「新規の買い」で上がっているのではなく、「買戻し」主体での上昇と受け取るのが妥当に見えます。ならば、出来高が薄いからこそ買戻しが長続きしているワケで、出来高が増加してしまうようだと、スパッと買戻しが終わってしまう可能性もあるんです。なんか情けない話ですが、買い戻しを長引かせるには、今は出来高が薄い方が良いのかも知れません(^^;。

● 買戻し主体の上昇から、新規買い主体の上昇にバトンタッチできるかが、今後の相場を占う焦点。ただ、国内勢には期待しづらいのは誰もが理解しているでしょうし、意見が分かれる公的資金にしても、上昇したら買わないのは周知済み。つまり結局は、外国人頼みに為らざるを得ないのが今の市場の真実なんです。それだけに、何か彼らが喜んで買うような状況が出てくれば良いのですが…。しかし、ウィンブルドンにもなれない外国人頼みの市場なんて、他では見れない珍しい場所です、日本のマーケットは…(-_-;)。

● 記録。東証1部値上がりは516銘柄、値下がりは1081銘柄と妥当なところ。今朝の日経平均SQ値は前日比131.33円安の13565.22円(9時19分確定)で、寄付きからソコソコの売りがあったことが分かります。寄付きでは、妙な日経平均型バスケットのクロス商い(25万株ずつ)も入っていましたしネ。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日ぶりの売り越し(2890万株売り/2440万株買い)でした。

● 一方、日経平均の日中値幅は、わずかに89.05円(前場65.36円、後場73.94円)と2日連続での超小動き。手元の記録では、これは大納会前日(2007年12月27日)の92.80円を下回り、昨年11月1日の91.49円を下回り、昨年10月2日に記録した86.29円以来の小動き。ちなみに、昨年9月26日には69.21円という記録的な小動きがありました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。動きませんでしたねぇ~、しかし…(^^;。

● さぁ、いよいよ明日の花王(4452)から決算発表が本格化します。GW半ば(後半の連休の前)までには、主だった企業の業績発表と、それに対する株価の反応が見えてくるハズです。GW後にも多くの発表が予定されているのですが、マーケットとしての方向性はもっと早く決まるでしょうね。

● 最後に一言。今日の日経市況欄に載ったVIXのグラフ、先週(4月18日)に書いてたのと同じに見えちゃいました。ドキッとしましたよ…(^^;。そのグラフはこちらからどうぞ。ケチをつけたついでに、同じ市況欄では昨日の上昇を「銀行株主導」と書いていましたが、ホンマかいやぁ~って感じ。みずほFGの日中足を昨日付けたように、この辺の銀行株はダレダレだったのです。しかもみずほFGはマイナスだったし…。

 TOPIX : 1331.51 (+27.45, +2.10%)    日経平均 : 13696.55 (+220.10, +1.63%)    円ドル : 104.00  

● 前週末の米国株が大幅高で、CME日経平均先物は大証比290円高。さらに円ドルが103円台後半~104円台と円安方向に振れたとなると、当然のように高くスタート。もっとも、寄付きの商いが一巡してからは、これも予想されたように基本的に横ばい推移。高いことは高かったものの、指数を見るとザラ場のフォロースルーに今一つ感が残ったのも事実。しかし、個別銘柄ベースでは様相が違うのも結構あったので、この辺は指数の印象と個別の印象が違った1日。指数ベースでザラ場で上にも下にも動かないのは、ある意味では「予想通り」(^^;。その点では意外感はなく、これって喜んでいいのやら、情けないと感じた方が良いのやら複雑な心境でした。

● 今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比296.98円高の13773.43円(9時20分確定)。つまり、CME日経平均先物の水準をきっちり織り込んでスタート。その後、日経平均のザラ場高値は前週末比262.99円高(+1.95%)の13739.44円(9時28分)と、「幻のSQ値」となってしまいました。TOPIXのザラ場高値は後場で、前週末比29.77pt高(+2.28%)の1333.83ptで、これが13時54分。今日は日経平均がかなり寄り天気味だった一方で、TOPIXはそれなりに後場の方が高く、指数によっても違いのあった1日でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日もマーケットを引っ張ったのは大型株。Core30がなんと128bpも爆勝ちで、Large70は8bp負けとほぼチャラ、Mid400は118bp負け、Smallは144bp負けと、かなり鮮明に大型株志向が出ていました。さらに、買われている銘柄を見ても、日本を代表するような銘柄ばかり。しかも、後場中盤に高値を付けた銘柄が多く、寄付きだけではなく、日中を通して買いが継続的に入っていたというか、かなり大きな買いがVWAP型で執行されていたことを感じさせます。

● Core30銘柄でも、トヨタ、ホンダ、キヤノン、ソニー、任天堂などの、日本を代表するような銘柄が後場に一段高となった一方で、三菱UFJ FGやみずほFGなどの金融株、三菱商事、三井物産などの商社株、さらにボロカスに売られたJTやマイナスだったJR株などはかなり違う日中足。買われたのは日本株をほとんど持っていない投資家が、最初に買いそうな銘柄ばかりで、「あまり日本株を持っていない海外投資家が買っているのではないか?」との観測が出たのは良く分かります。

● また、上がった銘柄群と今一つだった銘柄群に分けてみると、「シャリア指数絡みか?」なんてことも想像してしまいました。つまり、今日はCore30がボロ勝ちしたものの、中身は多少まだら模様だったってことです。本当にオイルマネーがシャリア系指数を目指して買いに来ているのだとすると、これはちょっと注目。もちろん、証券マンのよくある先走りかもしれませんが…(^^;。代表的なところとして、トヨタ自動車(7203)とみずほフィナンシャルグループ(8411)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。ひとくくりに「大型株」といっても、かなり違う日中足だったことがご覧頂けるかと…。

トヨタ自動車(7203)日中足
みずほフィナンシャルグループ(8411)日中足

● なお、せっかくですから、S&PのHP内で開示されているS&P/TOPIX150シャリア指数の構成銘柄をご参照下さい。東証のCore30などの構成銘柄と比較して、今日の値動きを集めると興味深いかもしれません。なお、東証のCore30などの構成銘柄は、 「TOPIXニューインデックスシリーズ構成銘柄」 にあります。

● 記録。東証1部出来高は前週末比2億8540万株も増加して18億6146万株、売買代金は同4313億円増の2兆3446億円でした。金曜日がひどかったと言えばそれまでですが…(^^;。東証1部値上がりは1147銘柄、値下がりは466銘柄。日経平均の日中値幅は99.67円(前場99.67円、後場80.79円)と超小動き。日中値幅が100円を割り込んだのは、手元の記録では、昨年12月27日の92.80円で、それ以来の小動きでした。市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な買い越し(2205万株売り/3730万株買い)でした。

● そうそう、週末に例の日米主要企業決算発表予定ワークシートをアップしておきました。左側メニューからダウンロードページにお進み下さい。週初から張り切り過ぎると、週後半に息切れしそうなので(^^;、今日はこの辺で。

 TOPIX : 1304.06 (+10.74, +0.83%)    日経平均 : 13476.45 (+78.15, +0.58%)    円ドル : 102.35  

● えっ?今日試合やってるの?確かに夜になって小降りになったけど、昼間はアレだけ大雨だったのに…(^^;。と言うわけで、ヤクルト攻撃中に更新します。

● 相場。今日に関しては、市場参加者の大部分が調整局面を"納得して"予想していたでしょう。後場寄付後にスルスルと下げたところでも、「さすがに今日は一服だね」といった声が市場に流れていたのです。それだけに、後場後半にジワジワとプラスになって来た局面では、逆に若干の戸惑いというか、「休んでて良かったのに…」という雰囲気(^^;。今日も中国株はボロボロだったのに、逆に日本株が上昇になるあたりは、「悪材料に対する抵抗力」を認識せざるを得なかった格好。なお、日経平均は3連騰まではあっても、4日目にマイナスになることが多かったのですが、今日はようやく4連騰達成。某市場筋調べによると日経平均4連騰は、なんと昨年6月28日~7月5日に掛けて記録した6連騰以来、約10ヶ月弱ぶりとのこと。ちなみに、TOPIXは今年3月18日~25日に掛けて5連騰を記録しています。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の相場を引っ張ったのは、海運や鉄鋼に加えて、輸出関連の一角、そして不動産ってところ。昨日までほどショートカバーって雰囲気ではなかったものの、例えば商社株などはかなり軟調で、全体に買いが入ったという雰囲気ではなし。この辺は出来高/売買代金にも如実に出ていて、今日の東証1部出来高は前日比2億8725万株も減少して15億7606万株、売買代金は同4366億円減の1兆9134億円と、年初来の記録を更新するほどではなかったものの、見て分かるようにかなり閑散。「閑散に売り無し」という相場格言があるんですが、そんな感じの1日だったのかも知れません。ただ、どうしても気になるのは継続性。来週半ばからは決算発表も本格化することもあり、「悪材料に対する抵抗力」がホンモノなのかどうかは、来週の相場ではっきりしてきそうな感じです。

● 残りの記録。東証1部値上がりは969銘柄、値下がりは606銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比25.53円高の13423.83円(9時15分確定)と静か。また、日経平均の日中値幅は161.30円(前場84.12円、後場161.30円)と、こちらも静かでした。後場の値幅がそのまま1日の値幅になることは珍しく、その意味でも、後場の上昇はやや意外感を含んでいた感じです。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、今日も大幅買い越し(1930万株売り/2960万株買い)でした。

● なお、大引後に開示された先物の手口では、日経平均先物ではLBが1993枚買い越し、SGが1135枚売り越し、UBSが1057枚売り越し程度で比較的静か。TOPIX先物の方が大きいのがあり、UBSが3437枚買い越し、JPMが1452枚買い越し、GSが2562枚売り越し、BNPPが1164枚売り越しと、空中戦って感じでした(^^;。

● 指数ヲタク向け業務連絡。今月は20日が休みなので、本日、TOPIX月末修正分が一斉に所報掲載されています。以前から発表されていた分を含めると、今月は自社株消却に伴うウェイト変更がかなりあり、特にトヨタのウェイトが動きます。もっとも、4%超というトヨタのTOPIXウェイトからすると微小だし、インパクト日数を計算しても、ほとんど影響はなさそうですけどネ…(^^;。一応、月末までにご確認を!東証HP内の 「月末上場株式数」 に必要な資料が掲載されています。慣れてしまえば難しくない資料ですが、初めてみると「なんじゃこりゃ?」って感じになると思います。そこは「No Pain, No Gain」の精神で読み解いてください(^^;。

● 話題変更。VIX(CBOE S&P Volatility Index)のチャートを見ると、どうも下値支持線を割れてきた感じがあります。これは良く「恐怖心理指数」などと呼ばれるもので、CBOE(シカゴのオプション取引所)で取引されているS&P500指数オプションのボラティリティーから計算されるもの。実際、S&P500指数やNYダウと一緒に眺めると、見事に逆相関しているのが分かります。そのVIX指数が何となく下値支持線を割れてきた様子。つまり、恐怖が薄らいできたってことで、「最悪期は通過した」の雰囲気を数字から示唆しているようにも思えるのです。もっとも、VIX指数はかなりドッタンバッタンと上下し易いので、まだ予断を許さないって印象ではありますが…。Excelで簡単なチャートを作ってPDFにしておきましたので、ご参考に添付しておきます(データはBloomberg、グラフ作成は「虎年の獅子座」)。こちらからどうぞ

● それでは、皆様も良い週末を!

 TOPIX : 1293.32 (+21.44, +1.69%)    日経平均 : 13398.30 (+252.17, +1.92%)    円ドル : 102.05  

● 寄付きから米国株高やCME日経平均高(大証比310円高)を背景に、ビョンと上昇してスタート。今朝のSQ値を計算すると、前日比302.75円高の13448.88円(9時20分確定)。ただ、ここから買いのフォロースルーはあまり感じられず、この辺はここ最近、良く見る風景でした。後場に入ってからは、かなりの伸び悩み感。週末を控えている明日の相場への警戒感もあったでしょう。さらに、TOPIXも日経平均も今日で3連騰なものの、某市場筋氏調べによると、「もう9カ月以上も、日経平均が4連騰を記録していない」とのことで、この辺の意識がどこかにあったのかも知れません。今週は「上げ」週なので、明日の調整を先読みした向きが居たとしても不思議ではなかったと考えています。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● それでも今日も日経1面に「トヨタ営業益2割減」などのヘッドラインが躍っていた割には、トヨタはもちろん(前日比+2.66%)、相場全体に悪影響を与えなかった点は、この流れに乗るべきかどうかは別としても、前向きに評価したいところ。毎日書いているのですが、焦点は「これが続くかどうか」です(^^;。しかし、連結営業益が1兆7000~8000億円程度に「とどまる」と日経は書いていましたが、売上げではなく、営業利益が1兆7000億円でっせ!スゴイものです。他の経営者にしてみれば、本音ベースでは「トヨタさん、もっと抑え目な数字で…」なんて考えているかも知れません。だって、「トヨタよりも減益率を押さえることができた」というのは、ある意味では、経営手腕が良かったというように好材料視される可能性もあるんですから…(^^;。色々な意味で、トヨタは恐ろしいベンチマークです。

● 今日も相場を引っ張ったのは、金融株や不動産株を中心に、テクノロジーもかなり堅調。一方で、食品やゲーム銘柄と、これまでの低迷相場でアウトパフォームしていたところが軟調。この辺は、どうも買い戻し的な動きを感じてしまうところなんですが、買戻しだったとしても「買い」は「買い」。その辺は、意地を張って妙に解釈する必要はないと考えています。ただ、継続性という観点から見ると、買戻しというのは終わってしまうまでの時間が比較的短いのが特徴なので、「Short Cover」から「Long Buy」にうまくバトンタッチできるかどうかが、今後の注目点。

● 記録。今日の東証1部出来高は前日比6956万株増の18億6331万株、売買代金は同3391億円増の2兆3500億円。少しずつドン底の薄商い状態からは回復しつつあるものの、まだまだお世辞にも活況なんて言えません(^^;。まだリハビリ状態です。東証1部値上がりは1255銘柄、値下がりは339銘柄。日経平均の日中値幅は182.88円(前場182.88円、後場101.44円)とかなり小動き。SQ値を基準点として考えると、値動きは前場でも100円なかったイメージでした。なお、大引後に開示された先物の手口では、CSが日経平均先物を2474枚買い越し、TOPIX先物を1972枚買い越していました。ただ、それ以外にそれほど目立った手口はなし。市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅買い越し(1850万株売り/3110万株買い)でした。

● 雑談。今日は甲子園の対広島戦は雨天順延。開幕からのメンバー、今岡・フォード両選手を先発から外したのは、タイミング的にちょっと遅かったかなとは感じたものの、両選手のプライドなども考えると、ソコソコ納得できるところだったと感じています。今週末は神宮で対ヤクルト戦。広島や広島とは2カードあったのに、なぜかヤクルトとは今シーズンの初戦。ここまでの13勝3敗の負け3つは全てアウェイ。明日の試合が雨で流れるとして、土日は阪神ファンが神宮に押し掛けてアウェイの雰囲気にさせないと思う(^^;ので、2勝(0敗)ってことにしておきましょう(^^;。

 TOPIX : 1271.88 (+15.91, +1.27%)    日経平均 : 13146.13 (+155.55, +1.20%)    円ドル : 101.55  

● 朝から堅調にスタートして小動きながら堅調なフィニッシュ。寄付きでピョコンと上昇したあとは、どうも上値の重たさを感じるというか、フォロースルーに欠ける展開だったものの、文句を言っていてはいけません(^^;。色々と逆風ニュースもあったものの、マーケット全体はもちろんのこと、昨日の鉄鋼株と同様に、名指しされた銘柄群でもそれを跳ね返して大幅高(例:不動産株)。たとえ買戻し先行だったとしても、下がらなかったとの事実は認めても良いかな、って雰囲気でした。もっとも、毎日繰り返しているようにも思えるんですが、どこまで継続できるかが焦点です(^^;。

● 今日の相場を引っ張ったのは、不動産、証券、銀行、その他金融など、これまで何かと売り込まれていたセクター。一方、足を引っ張ったのは商社、その他製品(というか任天堂)あたりで、逆にこれまで比較的堅調だったところ。これだけを見ても、買戻しが先行した雰囲気。ファクター分析をしても、今日はリバーサルが堅調だったし、サイズは小さい方向。何かとショートカバーが戻りの中心だった印象が残ります。ただ、ショートカバーが入るということも、よくよく考えれば「下がり難い」=「売りで儲け難い」との考えがあったから。順番としては、ショートカバーから新しく「買い」が入ってくるという順番に、うまく手代わりできるかどうかってこと。薄商いなのでショートカバーのインパクトが出易いのも事実だし、この辺の推移には注意しておきたいところ。

● 記録。今日の東証1部出来高は前日比1億2672万株増の17億9375万株、売買代金は同683億円増の2兆0109億円。まだかなり薄商いなのは事実だけど、少しずつリハビリ状態ってことで…(^^;。東証1部値上がりは1145銘柄、値下がりは460銘柄。日経平均SQ値を計算すると、前日比168.06円高の13158.64円(9時15分確定)で、日経平均の日中値幅はわずかに110.36円(前場110..36円、後場52.55円)とかなり小動き。特に後場はほとんど方向感が見えない展開でした。まぁ、これもリハビリ状態ってことで…。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日ぶりの買い越し(2540万株売り/3040万株買い)でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 話題変更。そろそろヘッジファンド指数の3月の数字が出揃った感じ。代表的なところを抜き出すと以下の通り(各指数HPから抜粋、暫定数値もある)。

HFRI Fund Weighted Composite Index-2.16%
Credit Suisse/Tremont Hedge Fund Index-2.11%
EurekaHedge Hedge Fund Index-1.93%
Barclay Hedge Fund Index-2.36%
Hennesse Hedge Fund Index-2.02%

● 多少のばらつきはあるものの、かなりエグイ数字だったことがご覧いただけるかと。実際、あちこちのFM諸氏をお話しすると分かるのですが、先月は日本株に限定しても、バリューもリバーサルも駄目だったし、かなりしんどい1ヶ月だったことが分かります。いつも参考にしているHedge Fund Klugでは、 「ヘッジファンド業界のパフォーマンス、3月好調だったのはショートバイアス戦略のみ」 やら 「ヘッジファンド戦略別パフォーマンス(3月)」 などのニュースが流れていましたが、まぁ、そんな状態だったのでしょう。もちろん、この成績低迷の理由は日本株ではないものの、成績低迷の余波が日本株にもかなり色濃く波及したのは違いありません。いずれにしろ、問題は「いつ終わるか(もう終わったか)」です。そのタイミングが分かれば、苦労しないんですけどねぇ~(^^;。

● なお、上記指数の直近数値(だけ)は、それぞれのHPで確認できます。下記にリンクを貼り付けておきます(上記表と同順)。なお、過去データについては有料が多く、しかも、モノによってはかなりお値段も高いはずです(^^;。

● さぁ、今日も勝った!(^0^) (^0^) 更新が遅くなってスミマセン...m(_._)m

2008年04月15日(火) .... 堅調、薄商いで模様眺めムード強い

 TOPIX : 1255.97 (+9.73, +0.78%)    日経平均 : 12990.58 (+73.07, +0.57%)    円ドル : 101.20  

● 特にこれと言った材料は無かったものの、静かな安心感が先行して一息状態の1日。前場中盤にマイナス転落した局面では、「やっぱりアカンか…」といった空気も否定できなかったものの、そこから切り返し。上値が重たかったとは言いながら、結果的にプラスで終了できたのは一応評価。もっとも、まだ全体に薄商いで、基本的には模様眺めムードが支配する展開でした。日経1面に「新日鉄・JFE、2桁減益」とデカデカと載ったものの、それで売られるどころか、新日鉄は+2.81%、JFEは+6.10%。鉄鋼株が減益になるだろうってことは、既に分かっていることながら、地合いが悪ければドカスカ売られるリスクがあったところ。今日は、決算絡みの材料に対する株価の反応がそれなりにポジティブだったことが、全体に安心感を与えた感じはありました。問題は、これを続けることができるかどうかです(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● とは言うものの、やはり盛り上がりに欠ける状況だったのは否定できず。今日の東証1部出来高は前日比1億5926万株増の16億6703万株、売買代金は同742億円増の1兆9426億円。昨日の悲惨な薄商いからは多少戻ったものの、出来高と比較して売買代金の増加は「誤差」の範囲内程度。参加者が居なかったというか、基本的には売りも買いも見送られていた状況。今日は決算絡みには比較的ポジティブな反応だったものの、風向きが悪ければ再び地雷原と化すことも想像できるだけに、まだ「敢えて先頭を切って」って感じになれないのは仕方ないところ。来週4月23日(水)あたりから決算発表がグッと増加してくる予定なので、今週いっぱいは見送り気分の強い展開を覚悟しています。はぁ~(溜息)。

● 記録。東証1部値上がりは934銘柄、値下がりは647銘柄。日経平均の日中値幅は176.90円(前場176.90円、後場103.40円)と小動き。日経平均SQ値を計算すると、前日比37.82円高の12955.33円(9時10分確定)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、今日もかなりの売り越し(3010万株売り/1530万株買い)。市場筋によると金額ベースでもかなり売り越しだったとのことですが、それでもプラスで終われたということは、途中から買いが入ったのかも知れません。

● 話題変更。いよいよ決算発表が本格化。まだ今週は3月決算モノは少ないのですが、4月23日(水)の花王(4452)が主力銘柄の先頭バッターって構図。これまでは信越化学も早い決算発表をする会社だったものの、現時点のBloombergではまだ「Estimate」で4月25日予定と出ています。いずれにしろ、多くの主力製造業はGW前に決算発表予定。非製造業では金融株が焦点になるでしょうが、証券はGW前発表が多いものの、銀行、損保は遅くて、5月中旬以降の予定が大部分。つまり、来週半ばから5月いっぱいが今回の決算シーズンになります。大体の構図はGW前に見えてくるイメージでしょうか。

● ファクター面からみると、アーニングサプライズが今一つ効かない(というか逆噴射もよくあった)状態がずっと継続。さらに下方修正への不安感からか、誰もバリューを買わない状況が続いているなかで、どのタイミングで反転するか、何の材料で反転するか…。期待感を込めて、恐れるだけではなく、「楽しみ」と言い切れるだけの心の余裕が欲しいところです(^^;。

● 雑談。今日から日経の市況欄が一新。「あれっ?」と感じた方も少なくなかったかなと…(^^;。市場関係者はこの手のことに敏感で、妙に気にするもの。自分も「いつ以来の変更だろうか?相場の転機か?」なんて考えていたのですが、やっぱりと言うか、大和総研の木野内氏も今日のコメントに書いていらっしゃいました(^^;。それによると、株式が「右面」に来たのは、2002年4月以来とのこと。やや無理矢理のところはあるにしろ、「株式ニュースに対するニーズが増加したのかも知れない」とコメントしていらっしゃいました。私もそう願いたいです(^^;。ただ、日経の右面は広告ばかりなので、左面を読むクセが付いている点からすると、逆説的にもなっちゃいますけど…(^^;。

● 試合をテレビ観戦していて更新が遅くなりました(^^;。もちろん、今日も勝った!

 TOPIX : 1246.24 (-32.38, -2.53%)    日経平均 : 12917.51 (-406.22, -3.05%)    円ドル : 100.90  

● 「GEショック」で金曜日の米国株は大幅安。CME日経平均先物も大証比305円安となると、ひとまず寄付きから大幅安になるのは誰もが予想してことでしょう。金曜日の東京は妙な上昇だったので、その分を吐き出すのは止むを得ないところ。実際には金曜日上昇分(TOPIXは+30.55pt/+2.45%、日経平均は+378.43円/+2.92%)を超える下落になってしまいました。まぁ、今日は全て「GEが悪い」ってことにしておきましょう(^^;。

● 大幅安は大幅安だったものの、実は寄付段階でスコ~~ンと売られてからは横ばい推移で、大幅安だったにしては盛り上がりというか、ドタバタ感が非常に乏しい1日(^^;。その結果、商いも低調で、東証1部出来高は前週末比5億2098万株も減少して15億0777万株、売買代金は同6749億円減の1兆8684億円どまり。出来高は全日立会いとしては今年最低でした(売買代金はかろうじてセーフ)。

● 今朝のSQ値を計算すると、前週末比391.39円安の12932.34円(9時20分確定)と、初っ端からドスンと売られたことが分かります。日経平均の日中値幅は274.04円(前場214.75円、後場77.07円)と比較的大きく見えたものの、これは多くの銘柄が寄り付いていない9時01分時点の数字が入っているから。SQ値が決まった9時20分からだと、前場の値動きはせいぜい45~50円ってところでした。後場も午後1時前に下に振れたものの、それ以外だと似たような横ばい。

● 某新聞記事に「アジア株軟調で後場一段安」なんて書いてありましたが、「それはちゃいまっせ!」って感じ(^^;。主に売られたのは朝の寄付きで、後場に入ってからも一瞬ドキッとするところはあったものの、そこから下値を売ってくる向きはありませんでした。つまり、フォロースルーが無かったってことだし、売りが相次いだってことではなかったのです。買いも改めて入るってことは無かったけど…。なお、ザラ場の安値は、TOPIXで12時52分、日経平均で12時53分で、その後は戻ったのです。ま、いずれにしろ、安いままの横ばいで薄商いほど面白味に欠ける相場はありません、ホンマ…。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 残りの記録。東証1部値上がりは225銘柄、値下がりは1455銘柄。今日はCore30の負けが大きく、45bpもの負け。Large70は7bp負けでほぼチャラ、Mid400は44bp勝ち、Smallは71bp勝ちでした。新興市場もマイナスはマイナスだったものの、対TOPIXではかなり大きくアウトパフォーム。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(2100万株売り/1960万株買い)でした。

● 話題変更。草野グローバルフロンティア代表の草野氏が週末に講演会をされていたようで、ニュース記事に 「日経平均は1万0500円視野、米銀クレジット問題の最悪期は09年=草野GF代表」 (ロイター)なんてのがありました。この程度の下落は理屈としてあってもおかしくないのでしょうけど、一方で「そんなに弱いかな?」というのも相場を見ていて正直感じるところ。このさき数週間で、業績下方修正やら超コンサバ会社予想が相次ぐのは、相場として既にかなり織り込んでいるだろうし、正直言って、もう「下げ相場は飽きた」って感じ(^^;。さらに、個人的には、阪神タイガースの好調さに救われて、あまり先行きを深刻に考える心理状況に無いのかもしれません(と控え目に自慢!)。これで3連敗とかすると、急に相場に対しても弱気になるかも知らんけど…(^^;。

 TOPIX : 1278.62 (+30.55, +2.45%)    日経平均 : 13323.73 (+378.43, +2.92%)    円ドル : 101.90  

● 今日はミニSQ(4月限オプションSQ)。今日は珍しく寄付前はかなりの買い越しになり、Excel上の日経平均速算値は8時50分で前日比1680円高ほど。8時55分で1630円高、8時59分で1510円高…と来て、最後の最後にお約束の反対(売り)バスケットで寄付き。SQ値は前日比184.28円高の13129.58円。富士重工が9時40分まで寄り付かなかったものの、それ以外は全て9時15分までに寄付き、結果的に波乱なし。CME日経平均先物が対大証比90円高だったことを割り引いても、堅調なSQでした。市場筋推計によると、SQ関連売買は約2億8000万株、4300億円程度だったとのこと。日経平均型バスケットで一銘柄あたり7万株弱の買い越しだった模様。

● そしてSQ後の通常相場。意外にもSQ後もフォロースルーの買いが続き、前引けに掛けて一段高。やや意外感があるぐらいのフォロースルーだったのですが、後場はほぼ横ばいだったので、前場執行の条件付きだったのかも知れません。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● この上昇について、相場解説的に美しく聞こえるのは、「最悪期は脱しつつあるとの見方が広がった」とか、「G7で何らかの対策が出てくる期待感が高まった」などと言えば格好良いのでしょうけど、実際には何か材料があってというよりも、ここ最近続いている「一喜一憂」相場の「喜」が廻ってきたかな、と考えています(^^;。確かに、上記の背景があって相場心理のブレがプラス側に出たのでしょうが、確固たる自信があってという感じではなく、ショートカバーが多かったのかなという印象(今週は下げ週だったし…)。上昇した銘柄群や、後場の「高いながらも横ばい小動き」あたりが、それを象徴していた感じでした。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億0406万株増の20億2875万株、売買代金は同3824億円増の2兆5423億円。出来高では4月3日以来の20億株乗せ、売買代金では3月17日以来の2兆5000億円乗せでした。もっとも、言うまでもなく今日はSQだったので、市場筋推計によるSQ関連売買分の約2億8000万株/約4300億円を引けば、お世辞にも威張れる状態ではなく、薄商いが継続。ザラ場がこれだけ薄商いだったら、一度、ショートカバーなどで上向きの勢いが付いてしまえば、そのまま終わりまで行ってしまった、って印象も避けられなかったのです。

● 東証1部値上がりは1513銘柄、値下がりは146銘柄と、昨日の裏返し状態。日経平均の日中値幅は289.05円(前場187.78円、後場95.60円)で、前場はともかく、後場は最後のピョコンを含めても小動きでした。今日はSQらしく寄付の5分間で19.3%の売買代金。ただ、前後場で見ると、前場が51.8%、後場48.2%と、それほど極端な歪みではありませんでした。一方、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、6日ぶりの買い越し(1940万株売り/2230万株買い)。ただし、市場筋によると金額ベースは売り越しだったとのこと。数字を見ても、買いが増えたのではなく、売り株数が減っただけに見えますし…(^^;。

● 記録数字ばかりで恐縮ですが、大引後に開示された先物手口についても少し。さすがにSQ日だけあって、かなりの空中戦(^^;。日経平均先物では、カリヨンが4160枚買い越し、CSが2337枚買い越し、UBSが1699枚買い越し、GSが1410枚買い越しなど。売り手はSGが4579枚売り越し。TOPIX先物では、CSが2060枚買い越しに対して、LBが2374枚売り越しなど。いずれも、売り買い両方が見えている証券に限定しての差引枚数です。為念。

● なんか今週も精神的に疲れました(^^;。今日は早く仕事を切り上げて横浜スタジアムに…なんてスケベ心もあったのですが、横浜スタジアムのHPには 「阪神側外野指定席は売切れとなっております」 ですって(^^;。今日の中継はスカパーのTBSニュースバードで観戦です(^o^)。良い週末を!

 TOPIX : 1248.07 (-14.83, -1.17%)    日経平均 : 12945.30 (-166.59, -1.27%)    円ドル : 100.90  

● 朝から鳴かず飛ばずの相場は、前引/後場寄付でフワッと戻る局面はあったものの、その後は再び鳴かず飛ばず。今朝の市場筋推計による「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日連続の売り越し(4320万株売り/2550万株買い)で、大幅な売り越しは3日連続。これもあって、朝から軟調な展開を予想する向きが多かったでしょうし、実際はそれ以上に下落した感触が残った1日。また、東証1部値上がりは210銘柄、値下がりは1450銘柄と、指数以上に下落銘柄が多かった印象でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● TOPIXや日経平均の日足チャートは、頭を打つと多くが心配していた水準で本当に頭を打ってしまった雰囲気が強くなり、稲穂が首を下げるようなチャートになり始めています。加えて、下方修正地雷があちこちで爆発するので、「危なっかしくて歩けない」心理状態。下方修正でも、コンセンサスを大きく下回った銘柄が売られるのは仕方ないとしても、コンセンサス近辺だったとしても少なくとも一度はかなり厳しく売られるのが最近の傾向。非常に厄介です。

● 最近の流行言葉は「de-leveraging」(デ・レバレッジング)で、要するに「レバレッジを落とす」=「ポジションを縮小する」ってこと。この流れは昨年8月のサブプライム問題が爆発したところから続いているのですが、2月頃からはヘッジファンド向けの貸し渋り/貸し剥がしのせいで一段とその動きが強まっており、リスクを取る投資家が減るばかりの状態に陥っているのが現状。これは日本株だけの話ではなく、債券などの他商品も含めて世界的な話なので問題の根は深いです。

● さらに、ここ最近の地雷頻発は、不安心理を「利用」する行儀の悪い輩までもが出てきている感触があり、とにかく弱みを晒した銘柄や局面に対して「傷口にワサビ醤油」状態で攻めて来ます(^^;。下方修正が良いニュースではないし、さらにドカーンと売られるのを見ると、買いたい気持ちがあっても萎えてしまうのが人間。いつかどこかで、下方修正発表で売った向きが一気に踏み上げられるような相場が来るとは考えています。ただ、それが「いつ」なのかタイミングが分からないし、そこまで我慢できるかどうかも不明。

● 某債券トレーダーがうまい事を言っていたのですが、「みな揃ってPLの枠が小さくなってしまい、一時的にしろ、ロスが発生するのに耐える能力が落ちてしまっている」と。確かにその通りなんです。ならばどうするかと言えば、もう少し先が見えてきて自信が回復するまでは、参加しないか、流れに逆らわずに短期張りするしかないのです。だから出来高が落ちてしまうし、ファクター分析をしても日替わりメニュー状態で、全くもって継続性が失われてしまっています。安定感に欠けるので、余計に参加者が減る悪循環に陥っているのが現状。この辺は、心理的な要素が大きいだけに、何がどう影響を与えるのかを予想するのは難しいのですが、流れの変化には気をつけておきたいところです。

● 残りの記録。東証1部出来高は前日比9175万株増の19億2469万株、売買代金は同1006億円増の2兆1609億円。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比88.24円安の13023.65円(9時15分確定)。弱いなとは感じたのですが、もっと下がありました(^^;。日経平均の日中値幅は163.97円(前場150.59円、後場117.16円)と小動き。前引/後場寄付の戻りが無ければ、もっと値動きの乏しい展開だったでしょう。

● 不思議だったのはJASDAQ指数がプラスだったこと。Bloombergで寄与度を見ると、ヤフー(4689)だけでJASDAQ指数を1.21pt押し上げ、JASDAQ指数の+1.14ptを全て説明できる状態。東証1部でのヤフー出来高は254,440株。JASDAQではたったの141株。並行上場銘柄のおかげで指数がプラスってのも、なんか複雑でした(^^;。

● 大引後に開示された先物の手口では、意外に大きいのがいくつかありました。あまり動かなかったマーケットだったのに…。日経平均先物では、SGが4532枚買い越し、GSが2764枚売り越し。日興シティが3021枚売り(買い手口不明)、バークレイズが2510枚売り(同)、BNPPが2225枚買い(売り手口不明)、MLが2082枚買い(同)でした。TOPIXではLBが5267枚売り越し、GSが3477枚買い越し。昼休み中の立会外取引で先物・オプションに大口商いがあったし、後場寄付きでも日経平均型バスケット40万株のクロスがあったりと、色々と背景で動きがあった様子。さぁ、明日はミニSQです。

● 話題変更。大引後に発表された投資主体別売買動向を見ると、4月第1週(3月31日~4月4日)は、外国人投資家が現物も先物も買い越し。トータルすると、4200億円超の買い越しでした。売り手は個人投資家で3800億円ほどの売り越し(現物+先物)。ただし、日々の市場筋集計などを見ると、外国人投資家は4月第2週は売り越しっぽいですけどね。なお、メディアは現物だけの売り買いしか書かないので、上記数字は微妙に違って見えます。これだけ先物が大きくかつ関連が強いのに無視するってのは、ねぇ~(^^;。

● 雑談。今晩の甲子園での対中日戦は雨で中止になってしまいました。金本選手の2000本安打は、明日からの横浜3連戦(@横浜)ってことになりそうです。関東の阪神タイガースファンが大挙押し寄せるだろうから、一番喜んでいるのは、横浜球団だったりして…(^^;。本拠地でというのは美しいけど、こればかりは仕方ありません。横浜スタジアムを「甲子園球場(東)」みたいな雰囲気にするしかありません!

 TOPIX : 1262.90 (-19.79, -1.54%)    日経平均 : 13111.89 (-138.54, -1.05%)    円ドル : 102.30  

● 飲み会があり更新が遅くなりました(^^。

● 朝方はチョビ堅調でスタートした相場も、前場大半は前日終値よりも少し下で推移(日経平均は少し上で推移)。ところが、前場終了間際から下向きの力が強まり、後場寄付きでスコンと下抜け。特に売り材料が鮮明化したわけでもなかったのに、ズルズルと下げ幅拡大。午後1時過ぎには、「何でや?」から「やっぱりアカンか…」と諦めの境地。それでも、例えばTOPIXで-2.36%まで突っ込んだ後、ジワジワと戻りに転じて最後は-1.54%。「柳の影」だったのか、本当に何かがあったのかは、そのうち分かってくるでしょう(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 市場解説での理由付けとしては、「大林組が昼休みに下方修正発表」とか「S&Pがモノライン4社を格下げた」ってこと。大林組の業績が市場全体に影響を与えるほど大きかったの?(…んなワケないって(^^;)。さらに、モノラインの件については、このニュースは日本時間で朝の寄付前の話。Bloombergで日本語の本文記事が流れたのは今朝9時14分(日本語速報は7時44分)、英語本文は日本時間で6時58分でした。これを後場になってから相場が一段安した理由として理屈付けるのは、ちょっと無理があるかなと…(^^;。日本時間の後場から活動的に動いた欧州筋があった可能性は考えられますけど…。サブプライム関連の話は嫌気されるのを改めて認識したってのはあるでしょうけど、それ以上に、後場のズッコケをきれいに説明する理屈が無かった、って事と理解しています。G7やミニSQなどのイベントを控えて、何となくポジションを持ちたくない方々が多い環境だったのでしょう。

● 何はともあれ、この後場ズッコケのおかげで、皆がある程度、頭に描いていた「戻りいっぱい」が、見事に多くが想定していた水準近辺で達成されてしまった格好。きれいなのは一目均衡表で、雲に入るか入らないかの水準まで到達しながらも反落。昨年11月に雲を下回ってから、見事に雲下限が上値抵抗帯として存在し続ける状態が継続。これを上抜ける意外感があれば面白くなるのですが、今日の相場を見る限りでは、ちょっと「何か」がないと難しいのかもしれません。なお、雲下限はこの先しばらく下落を続け、ちょうどGWあたりで、TOPIXで1225pt近辺、日経平均で12500円強で底打ちになる見込み。そこまで下げ相場でお付き合いするとは限らないのですが、何となく暗い先行きです、ホンマ…。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億4518万株増の18億3294万株、売買代金は同1026億円増の2兆0603億円。増加したといっても昨日が酷すぎたので、一昨日に戻っただけって感じです。東証1部値上がりは378銘柄、値下がりは1245銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比59.17円高の13309.60円(9時12分確定)と、堅調なスタートだったのです。ただ、終わってみると「寄り天」に近い形で終了。盛り上がらないはずです。さらに、前場終値→後場SQのギャップが29.91円ありました。それもあって、余計に後場の雰囲気が悪化したというか…。

● 日経平均の日中値幅は349.84円(前場103.77円、後場198.66円)とやや大きい目。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、4日連続の売り越し(3290万株売り/1700万株買い)。買いのフローが減るなかで、差引では2日連続で大幅な売り越しでした。酔っ払いモードなので、今日はこの辺で(^^;。

2008年04月08日(火) .... 反落、手控えムード強く取引閑散

 TOPIX : 1282.69 (-22.94, -1.76%)    日経平均 : 13250.43 (-199.80, -1.49%)    円ドル : 102.40  

● 米国株はほぼフラットでCME日経平均先物にも大きな動きは無かったものの、今朝の市場筋推計による「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な売り越し(3920万株売り/2150万株買い)と雰囲気悪化で朝から軟調な展開。外が大嵐らしだった以外に、特にこれと言った材料は無かったものの、どんよりムードから脱却することはなく、意外に下落幅が拡大する展開になってしまいました。もっとも、昨日などはやや意外なほど上昇したので、その分を割引いたらってのはあるんですが…(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の東証1部出来高は前日比1億4434万株も減少して16億8776万株、売買代金は同1938億円減の1兆9577億円と閑散。3月26日に15億7529万株/1兆7815億円という薄商いがあったので記録ではないものの、あの時は期末という季節要因があり、今日は特にソレは無かったはずなのに…(^^;。

● 業績絡みの地雷爆発が目立つようになってきたのも、このところの相場の特徴。今日はふくおかFG(8354)がその典型。業績下方修正はある程度予想されていたと思うのですが、あちこちのアナリストから格下げ爆弾を食らって、-12.77%は半端な反応ではありません。半導体製造装置関連も某米系証券からネガティブレポートが出て軟調。銀行、証券株も後場になって下げ加速。一方で、ディフェンシブ系はそれほど下がらず、資源系(非鉄、商社)もまぁまぁでした。それでも全体としてみれば、今月後半(4月23日頃から一気に増加の予定)からの決算発表を控えて、全体に手控えムードの強い1日でした。

● これはファクター分析からもかなり明確に出ており、今日も短期リバーサルは好調だったものの、バリューやグロースは鳴かず飛ばず(というかマイナス寄与)。リバーサルはテクニカルな割安指標なので、少なくとも売られ過ぎ、買われ過ぎが順次解消して行っている点は正常に思えるものの、業績面からの割安指標が効かない状況が続いているのは心配。

● 市場全体として、「原料高・円高による業績下方修正が出る」+「会社発表の業績予想が必要以上にコンサバに振れる」との見方には根強いものがあり、これからその時期に突入することから、警戒感はかなり強いモノを感じるようになってきました。もっとも、この辺は市場参加者の98%が既に想定していることで、悪材料が出ても売られない状況になれば、相場の雰囲気はかなり変わるでしょう。でも、今日の時点では、ふくおかFGの値動きからは変化を感じ取ることは出来ませんでした。タイミングが分からないだけに、注意しておきたいところです。

● 一方、テクニカル的に見ると、移動平均線(75日線が頭になりつつある)や一目均衡表の雲が焦点。ただ、相場として「我こそが猫の首に鈴を付けてやる!」って向きがおらず、「誰かが鈴を付けてくれるのを待っている」って感じ。これまでは、外国人投資家がその「鈴付け」をやっていた面が少なからずあったのですが、彼らの多くは現在リハビリ中で激しい運動が出来ません(^^;。こんな時こそ、本邦機関投資家が動ければ良いのですけど、スポンサーが乗り気でない現状では、これもちょっと困難。ってことで、お互いにお互いの顔色を眺めつつになっています(^^;。

● 残りの記録。東証1部値上がりは339銘柄、値下がりは1288銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比82.85円安の13367.38円(9時25分確定)で、高値と言うほどではなかったものの、終わってみればかなり「寄り天」っぽい1日でした。日経平均の日中値幅は177.15円(前場103.49円、後場97.66円)と静かで、日中通してズルズル下落するトレンドデーだった割には、値幅が小さい1日でした。

● 雑談。今日の日経市況欄(P.19)の立会外市場の売買代金が、単位百万円で「1299893」と表示。これって「1兆3000億円?!?」と話題に(^^;。色々と問い合わせたところ、株数「16648」と金額がドテンしていたとのこと。単なる日経のミスでした。チャン、チャン。

 TOPIX : 1305.63 (+16.69, +1.29%)    日経平均 : 13450.23 (+157.01, +1.18%)    円ドル : 102.60  

● 全体に方向感の乏しいチョビ安で始まった後、前場中盤からは意外にもしっかりとした足取り。後場寄付きでピョコンと上跳ねして(後場SQ値は前場終値比47.83円高)、そこから伸び悩むかと思いきや、ジリジリながら最後はほぼ高値引け。特にこれといった材料が無い中での上昇だったこともあり、ちょっと意外感があるほど堅調でした。引っ張ったのは資源関連と商社(まぁ、ここも資源だけど)。さらに、多少円安方向に振れ気味だったことで、テクノロジー系もそれなりに元気。全体の商いは典型的な月曜日状態だったものの、ジリジリと下値が切り上がる状態は、期待感も込めて認めたいところです。

● とは言うものの、相場としてあまり材料があった1日ではなかったので、素早く記録に行きます(^^;。東証1部出来高は前週末比799万株減の18億3210万株、売買代金は同114億円減の2兆1515億円で、お世辞にも活況とは言えないものの、月曜日としてはこの辺かなって感じ。東証1部値上がりは1169銘柄、値下がりは445銘柄。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(3190万株売り/2980万株買い)だったものの、市場筋観測によると、金額ベースでは小幅買い越しだった模様。

● 今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比20.72円安の13272.50円(9時20分確定)で、その後すぐにTOPIXも日経平均もザラ場安値を付けており(TOPIXも日経平均も9時13分に安値)、寄付きで売りが出てしまって、その後はフォロースルーの売りは出なかったことが分かります。日経平均の日中値幅は257.04円(前場122.66円、後場86.89円)と静か。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 話題変更。ちょっとネタ切れ気味なので、久しぶりに曜日別のパフォーマンス(^^;。今年に入ってから、月曜日は月別にプラスかマイナスかはっきりしているのです。1月全敗、2月全勝、3月全敗、って具合(下表参照)。「だからどうした?」って真剣に聞かれると困る(^^;のですが、4月はこのパターンで行くと月曜日は「全勝」のハズ(^^;。今日もひとまず出足良し、って感じでした。

日付日経平均前日比前比率
2008/1/0714500.55-190.86-1.30%
2008/1/2113325.94-535.35-3.86%
2008/1/2813087.91-541.25-3.97%
2008/2/0413859.70+362.54+2.69%
2008/2/1813635.40+12.84+0.09%
2008/2/2513914.57+414.11+3.07%
2008/3/0312992.18-610.84-4.49%
2008/3/1012532.13-250.67-1.96%
2008/3/1711787.51-454.09-3.71%
2008/3/2412480.09-2.48-0.02%
2008/3/3112525.54-294.93-2.30%
2008/4/0713450.23+157.01+1.18%

● さらに、曜日別に過去60立会日を取ってみると、月曜日のパフォーマンスが一番悪くて平均で158円安ほど。曜日としては、月曜日が一番悪く、次いでマイナスが水曜日(平均で約11円安)、金曜日(同約57円安)となっています。一方、プラスは火曜日(同10円高)と木曜日(同119円高)。過去60日立会日しか取っていないので、曜日別には10~13日程度の平均値。つまり、大きな「ドカン」があれば平均値がかなり歪められるので、せいぜい気休め程度にお使い下さい(^^;。

 TOPIX : 1288.94 (-10.70, -0.82%)    日経平均 : 13293.22 (-96.68, -0.72%)    円ドル : 102.50  

● 野球中継を見ていて更新が遅くなりました(^^;。あ~、すっきりした!本題行きます。

● 米国株やCME日経平均先物が大証比で軟調だったことを受けて、朝から売り先行。ただ、今日の下落は予想された範囲内。もっとも、週末や米雇用統計などを控えてバカスカ買いに走る向きも少なく、日経平均にして100~150円安程度でのもみ合いに終始。後場寄付き直後にスルスルと上向く局面はあったものの、一巡すると「行って来い」状態で、今日は仕方ない一休みってことにしておきましょう(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● この数日、各社アナリストのレポートがかなり「弱気方向」に振れているというか、業績面での警戒レポートがあちこちから出てきています。自動車セクターに限定しても、昨日は野村やMSから格下げが出ていたし、今日はGSから…。完成車メーカーだけでなく、自動車部品や電子部品に対しても、結構厳しい見方が増加している印象です。もっとも、これだけ円高になり、まして言葉通りのドル箱・米国経済がスローダウンするのは避けられない空気になっている今、相場としては既にある程度織り込んでいる話。それでも、実際に格下げ爆弾を食らうと「売らずには居られない」という状況に陥ってしまい、株価もかなり厳しく下落することが多いのが実情。

● そうなると、心理的なスパイラルが働いてしまいます。つまり、業績下方修正への警戒感が強い分だけ買いが入り難くなり、株価が下がり易い状況が形成されてしまうのです。ちょっとしたことで下がり易い状況下では、格下げなどのアナリストレポートがきっかけになる場合が増えるので、結果的に、実際に「レーティングが当たる」状況になってしまいます。相場環境や心理状態がもう少し良ければ、「アナリストの言うことが当たるかえぇぇぇ!」と逆張りの買いも入ってくるでしょうが、今はやはり不利。さらに、現状では、円高や米国景気失調でダメージを食らうセクターは比較的簡単に想像できるだけに厄介です。

● この辺はファクター分析しても良く分かり、今日もバリューがボロボロ。1日のドローダウンとしては、ここ最近では一番酷い1日になってしまいました。短期のリバーサルはそれなりに効いているものの、バリューがこれだけボロボロになると、ちょっと補い切れない格好。バリューでも、アセット系はまだマシですが、フロー系が駄目駄目状態(-_-;)。FM諸氏の間でも、色々と苦労されている方々もいらっしゃると思いますが、あと1~2週間程度は業績下方修正地雷があちこちで炸裂するリスクがあるだけに心配。もっとも、業績下方修正が出ても下がらなかったり、逆に悪材料出尽くしで上昇するようだったら、相場心理は一気に180度転換する可能性もあるわけで、そうなると今度はフロー系バリューが一気にリベンジする可能性も考えられます。「タイミング」がとても重要だし、そのタイミングを予想するのが一番困難です(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億3281万株減の18億4009万株、売買代金は同2156億円減の2兆1630億円と手控えムードがありあり。東証1部値上がりは458銘柄、値下がりは1167銘柄と、指数の印象よりは値下がり銘柄が多かった感じ。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比122.23円安の13267.67円(9時25分確定)と静かで、日経平均の日中値幅は140.81円(前場79.16円、後場135.36円)とこちらも静か。後場の値幅も、後場寄付き後にスルスルと上昇したものの「行って来い」になったためで、その部分を「指で隠せ」ば、値動きは前場同様の80円程度でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(3100万株売り/2590万株買い)でした。

● 週末の話題。ガソリン価格が低下して初めての週末。天気も良さそうだし、あちこちで渋滞するかも知れませんネ(^^;。ガソリン暫定税率の期限切れによる「減税」を福田首相を含めた政治家、"有識者"、メディアなどは「混乱」と盛んに言っているものの、実際に「混乱」しているのは、まぁ、建設業界と道路利権議員が中心でしょう。ガソリンスタンドが目先的なロスを被っているのは事実としても、あのままズルズルとやっていても、結局は似たようなもの。それよりも、少しは消費マインドが好転してビジネスが増加した方が、目先の損を取り返すチャンスも増加するハズです。

● それにしても、車がロクに通らないようなところに大金掛けて道路を作るような建設業界や道路利権の既得権益事業に資金を廻す方が、ガソリン「減税」よりも有効な所得再分配との説は、どうひねくり回しても納得するのは困難。これだけ尋常ではない政治家や官僚の執着心が明確に出ているなかでは、普通の視点で見れば見るほど、疑心暗鬼になるばかりです。昨年、たまたま北陸自動車道(高速道路)を通過する機会があったのですが、土曜日の真昼間なのに前にも後ろにも車が1台も見えない状態を経験(それも結構長く(^^;)。あまりにもアホらしくなって一般道に降りたのですが、地元の方々ですら積極的に利用しないような高速道路が採算取れるとは思わないし、今後も似たようなところにじゃぶじゃぶ"投資"するのが国家の政策として最適なのか、疑問を感じるところです。また、そうしたいのならば、説明義務があるでしょうし、それを十分に果たしているとは思えないのです。

● ガソリン価格が下落して消費量が増加して地球温暖化?環境対策「だけ」が目的ならば、高速道路を作るのではなく、自動車販売を減らす方向の政策の方が的を射ていると思います(全く正しい政策とは思わないけど…)。道路特定財源を維持して山を切り開いて道路をバンバン作れば、環境に貢献することになるの?なかなか納得し難い理論です(というか矛盾している)。まぁ、ここで騒いでもしゃあないので、そこら中の品々が値上がりしているなかで、値下がりした(といっても約1年前の価格に戻っただけだけど)ガソリンを素直に喜ぶことにしましょう(^^;。

● 今週も疲れる1週間でした(^^;。東京では桜もソロソロ散り始めているし、名残惜しむには絶好の週末かもしれません。良い週末を!

 TOPIX : 1299.64 (+17.57, +1.37%)    日経平均 : 13389.90 (+200.54, +1.52%)    円ドル : 102.80  

● 今日は二部構成の1日。前場は全く方向感に乏しい相場で行ったり来たりの千鳥足。ところが、後場寄付にギャップ発生で上に跳んで、その後も意外な底堅さを発揮してジリ高。結局、TOPIXも日経平均も高値引けでした。「何で?」と聞かれると少し困ってしまうような相場で、実際に何が材料で上昇したのかは良く分かりません(^^;。市場解説記事は例によって「先物の仕掛け的な動き」と報じていたものの、実際の先物手口ではそんなに大きなのはなかったです(^^;。ただ、昨日あれだけの上昇があった翌日、曲がりなりにも堅調に推移したことは、その事実だけでも認める必要があるかなとは考えています。昨日同様に、ここでじっくり考えるべきか、それともアホになって付いていくべきか、とても迷う相場展開です(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 昨日ほどの派手さは無かったものの、今日も金融株が牽引役で、プラス資源株(石油も石炭も)、通信株などが後押しした格好。一方で、自動車はあちこちのアナリストが格下げを出して軟調推移。金融株のなかでも、保険のブッ飛び方は相変わらず(^^;。ただ、一方で「どこまで続くのか?」との警戒感はかなり色濃く出ていたのも事実で、綱引きはあちこちで開催されていた雰囲気でした。3月31日終値から見ると、この3日連騰でTOPIXは+86.68pt(+7.15%)、日経平均は+864.36円(+6.90%)となります。明日は週末を控えてってことで、多少のスピード調整がありそう(実際、日経平均先物のイブニングは少し軟調に推移)ですが、この辺は皆が織り込み済み。明日、その先の展開がどうなるかが楽しみです。

● 記録。東証1部出来高は前日比520万株増の20億7290万株、売買代金は逆に同670億円減の2兆3786億円と、ほぼ昨日と同水準。東証1部値上がりは952銘柄、値下がりは627銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比2.70円高の13192.06円(9時15分確定)と無風状態(^^;。また、日経平均の日中値幅は252.80円(前場83.71円、後場150.83円)で、前場は本当に値動きが乏しかったものの、後場寄付きギャップ(後場SQ値は前引比58.96円高)後に動きが出たことが分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(3080万株売り/3520万株買い)でした。

● 話題変更。今日の市場でも、「最悪期は脱したのではないか?」との見方と、「いやいや、そんなに甘いものではない。ホンの一呼吸置いているだけ」との見方が交錯する状況。どちらなのかは半年後には多分判明しているのでしょうが(^^;、相場は常に前倒しで走り出すのが常で、そんなに待ってくれません。ここ数年は、外国人投資家の売買が6割程度を占めているだけに、彼らがどう動くかが方向性のカギを握っているのは否定し難い事実。彼らが日本株のポジションをかなり大きく外したのも事実で、それが続くのか復活するのかが焦点です。ただ、先のことは良く分からないんですよね、実際に現場で見ていても…(^^;。

● ヘッジファンドにしろ金融機関にしろ、何らかの格好でレバレッジを掛けて運用しているのが普通。ところが、状況が怪しくなりレバレッジを下げようとすると、保有している運用資産を現金化、つまり投げ売りする羽目になるのです。この数ヶ月間で起こっているのは、ヘッジファンドなどに対する貸し渋りから貸し剥がしへと進んでしまった信用収縮。これでレバレッジを落とさざるを得なくなり、あちこちの市場で投げ売りが発生したのは間違いないし、日本株にも程度の差はあれ、その余波が飛んできたのは間違いなかったと考えています。

● マーケットが正常で、投資家心理が正常だったら、投げ売りの逆を行う向きがあります。そのため、場合によっては投げ売りが投げ売りに見えずに相場として吸収してしまうのも良くあること。ところが、これだけ世界的に信用収縮してしまうと、「何が何でもリスク回避」が緊急命題になってしまい、リスクアセットへの投資意欲なんてぶっ飛んでしまいます。つまり、投げ売りで叩き売られている資産の買い手がいないことになり、急激に流動性リスクが表面化して価格が下落する羽目になります。この場合、価格の下落は流動性リスクの分を織り込んだと考えるからです。この2日間ほどは、多少は買い手が出てきた雰囲気があるものの、それが継続性があるモノなのかはまだ分かりません。でも、完全に「分かる」まで待つワケにも行かないので、とても迷う局面に差し掛かっています。

● 完璧に雑談(^^;。これで開幕から負けなしの5連勝(^o^)。まぁ、そのうち負けが付くでしょうけど、この出足の良さはファンに「何かがちゃうでぇ!」と感じさせるには効果的。もちろん、狙って演出したのではないでしょうけど、それなりに効果的なのは確かです。私はそれにハマっていますから(^^;。オォ、ちゃんと今日もリードしとる(^O^)。気になる方は、http://www.hanshintigers.jp/game/score/index.htmlへどうぞ(^^;。

 TOPIX : 1282.07 (+51.58, +4.19%)    日経平均 : 13189.36 (+532.94, +4.21%)    円ドル : 102.10  

● UBSやリーマンの増資引受スキームや米ISM製造業景況指数の意外な良さから信用収縮不安の後退(ホンマかいやってのはあるけど…(^^;)との見方が広がり、米国株大幅高、円安方向、CME日経平均先物が大証比565円高で、追い風ビュンビュン状態。今朝のSQ値を計算すると、前日比449.79円高の13106.21円(9時30分確定)と、さすがにCME水準までは届かず。NY株大幅高の翌日はよく「寄り天」になっていた記憶もあって、朝方はやや手控えムードがあった印象でした。ところが、後場に入ってからもズッこけないのを確かめたかのようにジリジリと上向き。最後はおまけ的なバスケット買いも入り、TOPIXはほぼ高値引け、日経平均はモロ高値引けでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の上昇を牽引したのが不動産と金融株(銀行・証券・保険)。東証33業種別指数で、値上がり率の順に行くと、不動産が+9.67%、証券+9.13%、銀行+8.03%。業種別指数でこれだけの上昇だったのですから、個別銘柄で大型株が10%超ぶっ飛んだのも不思議ではありません。ただ、この辺のセクターはかなりショートが入っていたのは確か。その意味で、今日の上昇の主体がショートカバーだった可能性は考えられます。もっとも、ショートカバーであっても「買い」は「買い」だし、信用収縮不安の後退については、iTraxx Japanもかなり低下したとのことで根拠あり。その辺がショートカバーを一段と誘発した可能性があります。

● ただ、最後では上抜けたものの、ザラ場では、日経平均の13100円近辺、TOPIXで1280pt近辺でモジモジしていた印象もあり、何となく「ハシゴを外されることへの警戒感」も感じてしまいました。いずれにしろ、ここからの焦点は継続性(^^;。英語で相場に良く使われる言葉で「sustainability」というのがあるんですが、まさにそれ。今日ほどではないにしろ、ある程度の勢いを保って上昇が続くようだと、過剰流動性の面白いバブル相場も想定可能になってきます。一方で、来週あたりから業績下方修正が出始める可能性も、多くの市場参加者が想定していることでしょう。今日の爆騰が単に一喜一憂の「喜」だったのかどうかの判断は、まだもう少し時間が必要と考えています。でも、結果が見えるまで待たない(待てない)のが相場でもあります(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億2614万株増の20億6770万株、売買代金は同3570億円増の2兆4456億円。まだお世辞にも活況とは呼べないものの、さすがに多少は商いが増加。東証1部値上がりは1474銘柄、値下がりは187銘柄とほぼ全面高。日経平均の日中値幅は352.95円(前場272.23円、後場89.73円)。もっとも、最初の10分間ほどを外して考えると、前場は上下に50円程度の値幅。高寄りしてからは、ほぼ横ばいだったことが分かります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日ぶりの買い越し(3260万株売り/4740万株買い)でした。ここでも問題は「続くか」です(^^;。

● 今日は大型株が上昇を主導し、Core30が118bpも勝ち(爆勝ち)、Large70は4bp勝ちのチャラ、Mid400は91bp負け、Smallは210bpもの爆負けでした。さらに、東証1部がこういう格好で走ると、新興市場は付いていけません(^^;。いずれもプラスはプラスだったものの、マザーズは+1.77%、ヘラクレス+2.38%、JASDAQ+1.41%など、対TOPIXでは大きく負けていました。なお、指数で4%超の上昇はスゴイのですが、今年の上昇率トップは2月14日の+4.27%(558.15円高)。ちなみに、下落側では1月22日に-5.65%(752.89円安)というエグイのもありました。

● また、大引後に開示された先物の手口は、意外なほど差引で大きくぶれている証券はありませんでした。日経平均先物では、ドイツが2709枚買い越しが目立った程度。TOPIX先物では、UBSが2542枚買い越し、BNPPが2025枚売り越し、ドイツが1941枚売り越し、MSが1691枚売り越しなどと、極端に目立った売り越し、買い越しはありませんでした。なお、いつも通り、売り買い両方の手口が見えている証券で差引枚数を表示しています。

● 話題変更。信用不安/信用収縮関連の話題。サブプライム問題が爆発してから、あちこちの金融機関のCEOが交代する羽目になりました。大体その時期は昨年秋口。欧米企業でCEO交代があると、良くあるのが最初は「損出し」が先行すること。今回がそれに当てはまると断言はしませんが、その可能性が強いと考えています。さらに、良くあるのは「最大限に損を出す」ってこと。これは、交代当初に出る損失は「前の馬鹿な経営者がやった失敗」とみなされ、新CEOの責任ではない、と受け止められるからで、その後の"業績回復"をより「V字型」にするためにも、発射台は低ければ低いほど良い、というインセンティブがあります。実際にその経営者のボーナスとかに連動している場合もありますしネ。日本でこのやり方をうまく使ったのが、かの日産ゴーン氏。

● もしCEOが交代した多くの欧米金融機関がこのパターンだと仮定すると(決して的ハズレではないと思う)、莫大な損失計上が相次ぐのも、長くてあと数ヶ月というのは、多くが想定していることでしょう。その後もダラダラと巨額損失計上を続けるようだと、もう「前の馬鹿な経営者がやった失敗」ではなく、「新経営者の失策」ってことになり、"失格経営者"との烙印を押されてしまいます。だから、是が非でもそれは避けようとするインセンティブがあるはず、と市場関係者の間での仮定が出来上がってしまうのです。これが「そろそろ最悪期を通過するハズや…」ってコンセンサスの土壌でもあり、今日の急上昇の背景に漂っている感じがありました。

● 一方で考えるのが、「もうはまだなり、まだはもうなり」という相場格言(^^;。考えた方が良いのか、それともアホになって突き進む方が良いのか、迷うところです(^^;。

 TOPIX : 1230.49 (+17.53, +1.45%)    日経平均 : 12656.42 (+130.88, +1.04%)    円ドル : 99.95  

● 新年度入りという区切りの1日だった割には、覇気に欠けるというか、盛り上がりに欠けるというか、今一つ内容に乏しい相場展開の1日。今朝のSQ値を計算すると、前週末比19.62円高の12545.16円(千代田化工建設がストップ売り気配になった9時45分で確定)と意外に上がらなかったものの、その後スルスルと上昇。一巡後は横ばいで、最後の30分ほどで伸び悩んで終了。指数では前日比プラスだったものの、伸び悩み感の方が印象に残る格好だったし、相場の内容としても、今一つ全体像が把握し難い状況でした。まぁ、プラスだっただけ文句を言う筋合いではないのかもしれませんが…(^^;。日銀短観に対しても、相場はほとんど反応なし。あまり話題にもなってなかった印象でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も乗り切れない相場だったので、さっさと記録に行きます(^^;。東証1部出来高は前日比9780万株減の17億4156万株、売買代金は同485億円減の2兆0886億円と盛り上がりに欠ける状態。東証1部値上がりは1145銘柄、値下がりは490銘柄で、日経平均の日中値幅は257.30円(前場221.56円、後場173.97円)でした。今日は久しぶりにサイズが大きい方に振れ、新興市場はヘラクレス以外、軒並みマイナスで終わっています。一方、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(2460万株売り/2280万株買い)でした。市場筋観測によると、某社が某一銘柄を大量売りしていたおかげでこうなったとのことで、実質的には、若干の買い越しだったとのこと。

● 話題変更。4月1日で色々と変化があるのですが、相場的にその一つが「昨年来高値」という呼び方から、「年初来高値」という呼び方に替わること。そのおかげで、今日も含めてしばらくは「年初来高値」や「年初来安値」銘柄が急に増加する時期です。ただし、この妙な区切りでそうなるために、実際に相場が強い/弱いってことでは無い場合もあるので、為念。海外では主に「52週高値/安値」を使うのですが、なぜか日本は昔から1~3月末までは「昨年来」で、4月~12月末は「年初来」になります(^^;。ちなみに、私の手元にはQUICKが無いので、今日の年初来高値/安値銘柄がいくつあったのかは不明。Bloombergで52週高値/安値は10銘柄/142銘柄で、圧倒的に安値銘柄が多かったです。TOPIX銘柄だけなら、高値は5銘柄、安値は28銘柄でした。

● 話がバラバラで恐縮ですが、もう一度話題変更。日銀短観で証券業の業況判断DIが調査開始以来最悪になったとのこと。今年は、某米系証券のエイプリル・フール特集レポート(真面目なリサーチ)も無いみたいで、楽しみにしていたのに残念。業界全体にそれだけの余裕が無い、ってことなんでしょうか…。米国ではサブプライム→信用収縮で生き残るために大変だし、日本はサブプライム直接の影響は少なかったとしても、信用収縮の波はモロに被り、さらにJapan Passingで白けるばかり。米国とは違った意味で不況風が吹いている毎日です。外資系に限らず「日本株だけでは食っていけない」は業界の合言葉になりつつあるようで、日本株ビジネスだけでは業界を支え切れない様相が強まっているのは否定し難い流れ。結局は、顧客が日本市場から去っていくのなら、ビジネスやっている方もそれにあわせるしかない、というのはどの業界でも起こることで、それが証券界起こりつつあるようで、かなり心配しています。

● 雑談。某ベテラン市場筋氏が今日のコメントで、「今年入ってくる新入社員は、よっぽどダブっているか大学院でも行っていない限りは、私が入社したときにはまだ生まれていない人たち」と…(^^;。妙にスーツが似合わず、なぜか群れ固まっている新人君達を見ると、「相場暦20年」選手は急に年齢を感じるものです(^^;。一方、新人君達も半年もすれば、それなりにスーツが似合ってくるし、中には5年選手みたいな貫禄を付けるのも出てくるし、不思議なものです。何はともあ れ、長い人生。頑張ってください。

● 最後におまけ。ガソリン価格に興味を持つ方々が急増しているようで、ガソリン価格比較サイトがどこもメチャ重たい(^^;。ガソリン価格比較サイトガソリン価格地図 e燃費などがあるのですが、前者を昼休みに試したところフリーズ状態でアクセス不能。これを書くのに改めてトライしたけど、やっぱり駄目でした(^^;。接続障害のお知らせまで出ています(^^;。

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