このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1324.28 (-28.82, -2.13%)    日経平均 : 13603.02 (-322.49, -2.32%)    円ドル : 104.75  

● 4年に1回の「2月29日」。過去の相場の動きがどうだったのか調べようかなとも考えたのですが、時間がありませんでした(^^;。どうだったんだろう?

● 相場に行きます。オーバーナイトで円高方向に振れていた流れを受けて、東京市場が始まる前に東京で1ドル=105円を一気に割り込む動き。米国株安/CME日経平均先物安(大証比235円安)も加わって、「キャン!」って感じの寄付きでした。今朝のSQ値を計算すると、前日比294.66円安の13630.85円(9時20分確定)とかなり安い水準でスタート。でも、ここでは下げ止まらず前場中盤には下値模索となり、ザラ場安値は日経平均で前日比392.26円安、13533.25円(10時02分)。ただ、日経平均で13500円は割り込まなかったことから、その後は安値圏でのもみ合い。ただ、安値から100円程度の戻りはあったものの、全体として軟調地合いを変化させるほどの戻りはありませんでした。今日は月末ってことで、「お化粧買い」への期待感があったかも知れませんが、少なくとも見た目は無風の大引けでした(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● パッと「円高」と聞くと輸出関連株が安いとの連想が働くし、実際、電機や自動車は安かったのですが、今日の相場に与えたインパクトの点からは、不動産、銀行といった内需系銘柄の下落が大きかった印象が残りました。つまり、単に円高嫌気だけではなく、信用収縮への懸念が色濃く残っていることを連想させてしまったってことです。不動産のなかでも、例えば三菱地所(8802)や三井不動産(8801)と住友不動産(8830)のチャートはかなり違っています。何がどう影響してこうなっているのかはアナリスト諸氏の分析にお任せするとして、そういうことが起こっているとの認識は持っておくべきかなと…。でも、こんな日でも、52週高値をつけている銘柄がありました(TOPIX500採用銘柄ユニバース)。それは、日本写真印刷(7915)。1月の下げで「終わった」と感じた向きも多かったかもしれませんが、この「V字」回復はスゴイもんです(^^;。

● 相場全体が暗い日には明るい銘柄ってことで、日本写真印刷(7915)の日足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。まだ本日取引分はチャートに含まれていませんが、雰囲気はご覧いただけるかと…。。

日本写真印刷(7915)日足

● 記録。東証1部出来高は前日比1億1987万株増の19億7982万株、売買代金は同2407億円増の2兆3628億円。さすがに昨日の今年最低出来高・売買代金(除大発会)からすると少しは戻ったものの、商いが盛り上がったとはお世辞にも言えない状態。つまり、売られているというよりも、買いが手控えられた、という印象です。東証1部値上がりは247銘柄、値下がりは1410銘柄。日経平均の日中値幅は205.31円(前場205.31円、後場124.26円)とかなり小動き。東証1部毎分の売買代金分布を見ると、朝寄付きからの10分間で9.2%、大引10分間で12.2%、大引5分間で10.0%と、多少は「お化粧」のような取引があったことを感じさせます。ただし、上記したようにインパクトはほとんど感じなかったです。また、詳細休止中の今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(2600万株売り/3000万株買い)でした。

● 指数ヲタク系の話題。今日大引後に、東証から 「TOPIXシリーズの拡充について -スタイル指数(バリュー・グロース)の導入‐」 とのリリースが出ています。あちこちで指数が増えてきてフォローしきれない感じ(^^;がありますが、「規模別バリュー・グロース指数の計6指数」が登場すると出ており、バリューとグロースの判断基準はPERとPBRを使うとのこと。

● ただ、一つの銘柄について%でバリュー/グロースの比率を割り当てるのか、それとも一銘柄は100%グロース/バリューと分けるのかとか、PERやPBRを計算する際に予想/実績データをどう使うのか、時価総額半分で区切りを判別するのかなど、色々と決め事があるので、現時点でははっきり言って何も分かりません(^^;。バリューは「低PER、低PBR」で良いとしても、バリューの反対語としてグロースを定義するのだったら、グロースって単に「高PER、高PBR」銘柄ばかりになるリスクもあります。そうなると、一般的なグロース(=成長株)の印象とは違った銘柄群ばかりになることも有り得るのです。もっとも、東証リリースによると、詳細発表は「6月~7月」らしいので、その時にまた考えましょう(^^;。

● 雑談。某市場筋から教えていただいたのですが、QUICKに 『フォルティス「オプションファンド(盆栽名人)」、4月に繰上償還か』 との記事。内容をお読み頂けると分かりますし、このファンドの詳細を同じQUICKのページで調べると、「主に行使価格の異なるコールとプットの2つのオプションを同時に売るショート・ストラングル手法で、安定収益の確保を目指す。ポーラスター投資顧問に運用委託」とあります。「そう言えば…」って感じで、分かる方には分かって頂けるかと…(^^;。

● それでは、良い週末を!

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 TOPIX : 1353.10 (-11.42, -0.84%)    日経平均 : 13925.51 (-105.79, -0.75%)    円ドル : 106.25  

● 今一つ方向性が見えない1日だったものの、前場のどんよりムードからすると、新興市場は朝からずっとプラスだったし、後場もマイナスながら右肩上がりで、引け味は悪くなかった印象。前場に底抜けなかったところは、積極的に売り込むほどのエネルギーも乏しい、というのが見えた感。もっとも、上値をドンドン買うエネルギーも乏しいのは認めざるを得ませんけど…。東証1部出来高は前日比2億2292万株も減少して18億5995万株、売買代金は同1753億円減の2兆1221億円で、大発会を除いて今年最低でした。明日の「月末」に期待しましょう(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● チャート上は、TOPIXも日経平均も、一目均衡表の「雲」の下限に差し掛かかり、ボリンジャーバンドの上(+2σ)に突っ掛けているところでもあり、テクニカル的にはちょっとしたポイント。さらに、TOPIXも日経平均も千鳥足状態が継続。TOPIXは2月14日、15日と連騰して「○○●○●○●○●○●」。日経平均は2月18日、19日と連騰して「○○●○●○●○●」となっています。順番から言えば明日はプラスのハズ(^^;だし、月末のお化粧に期待感もあるかも知れません。過度な期待はともかくとして、今日のところは、まだはっきりとした方向感が示唆された感じではなかったので、明日以降の相場に期待したいところです。

● 個別銘柄云々については相場解説記事に任せるとして、記録に行きましょう。東証1部値上がりは685銘柄、値下がりは921銘柄。日経平均の日中値幅は167.59円(前場91.39円、後場126.40円)とかなり小動き商状。今朝のSQ値を計算すると、前日比180.90円安の13850.40円(9時15分)でした。今日は全体に中小型株が堅調で、東証1部でもCore30が35bp負けの一人負け。Large70は1bp負けとチャラ、Mid400は20bp勝ち、Smallは102bpも勝っていました。新興市場はプラスだらけで、マザーズは+2.62%、ヘラクレスは+1.50%などと堅調。また、詳細休止中の今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(2950万株売り/2400万株買い)でした。

● 話題を変更して、日経平均銘柄入替えについて。ポツポツと各社からレポートが出始めていますが、そろそろ伊勢丹(8238)と三越(2779)の経営統合(共同持株会社設立)に伴う日経平均銘柄入替を意識する時期になってきました。今回のプロセスでは、株式移転により三越伊勢丹ホールディングスが設立され、両社が上場廃止になるとともに、この新会社が新規上場されることになります。伊勢丹も三越も日経平均採用銘柄なので、新会社はそのまま日経平均銘柄になるとして、欠員1社に対して新規銘柄が1社入ってくることになります。

● まず事実関係の復習から。発表されている予定によると、両社は3月26日に上場廃止予定なので、最終売買日は前日の3月25日(火)の予定。一方、新会社の新規上場日は4月1日(火)予定です。株式移転比率は伊勢丹1株に対して新会社1株、三越1株に対して新会社0.34株が割り当てられることになります。詳細はリリース 「株式移転計画の作成及び経営統合の方向性と推進体制に関するお知らせ」 などでご確認下さい。つまり、時期的には上場廃止前に新しい銘柄が発表される可能性が強いと考えるのが自然です。

● で、実際にどの銘柄が候補になるのかですが(^^;、あまりここで詳細を書くとアレなので(^^;、個別銘柄名はぼやかしておきますが、何度も候補に挙がっている某小売電機店が筆頭人気の様子。ただ、「伝説の30銘柄入替」のトラウマなんでしょうか、日経の選定傾向はキャッシュフローを中立化する、という色合いが非常に濃くなっています。となると、当該銘柄はかなりの値嵩株なので、みなし額面を恣意的に調整しない限り、バランスが悪くなってしまいます。もちろん、みなし額面は50円とか500円でないと駄目と明記されているワケでもないので、みなし額面1000円なんてのも有り得ない話ではありません(^^;。この辺は日経が決めることなので、何とも言えないです。他に候補銘柄としては、ゴルフ場、コンビニ、この前マザーズから来た銘柄、シンクタンクなど(順不同)が、市場筋の間では候補銘柄に挙がっている様子です。

● それと発表タイミングも気を付けておきたいところ。今回の3月SQは、日取りの巡り合わせの関係で「最遅」の14日(金)です。銘柄入替の発表はSQ前だろうとは予想しているのですが、どの程度「前」なのかは分かりません(^^;。勝手にSQ週火曜日としておきます(ドタ勘です)。発表があれば、日経平均プロフィールのニュースページに掲載されます。もう少し時間があるのですが、心の準備はよろしく。

● 最後に一つ。大引後に東証から 「半休日の廃止に伴う年末年始の立会日程について」 とのお知らせが出ています。大発会、大納会も全日立会いになるってことです…(-_-;)。平日昼間の日光が照っている間に帰る快感がなくなるってこと。シュン…(T_T)。実施は来年末の大納会からですので、まだ相当先の話ですけど。

 TOPIX : 1364.52 (+17.05, +1.27%)    日経平均 : 14031.30 (+206.58, +1.49%)    円ドル : 107.05  

● 米国株高やCME日経平均先物高を受けて、朝から堅調な展開。ただ、今朝のSQ値を計算すると前日比241.32円高の14066.04円(9時15分)だったことで分かるように、ポーンと高寄りしたものの、その後は上を追っていく感じではなく、ザラ場は方向感に乏しい展開。上に行きそうになると止まるし、かといって売り込む材料も乏しい状態。日経平均でSQ値を基準にすると、上に39.43円(13時01分)、下に109.60円(10時37分)しか振れなかったことになり、指数が高い割には盛り上がりに欠け、上値が重たかった印象は避けられませんでした。なお、日経平均が終値で1万4000円台に乗せたのは、1月11日に14110.79円で引けて以来。「そんな前だっけ?」って感じもします(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。あまり動いていませんでしょ(^^;。

● 何か相場の話を書こうかと思ったのですが、あまりネタがありません(^^;。なので、スッスッと進みます。今日の先物手口は比較的静かで、日経平均先物ではUBSが差引 2085枚売り越し、カリヨンが差引 1003枚売り越しが目立った程度。TOPIX先物だと、BNPPが差引 3448枚売り越し、GSが差引 1277枚売り越しだった一方で、MSが差引 2069枚買い越し、LBが差引 1429枚買い越しってところ。CSはTOPIX先物で差引898枚買い越し、日経平均先物では売り買い共に手口が20位未満だったようで、売り買いともに手口は出ていませんでした(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1083万株減の20億8287万株、売買代金は同1845億円減の2兆2974億円と見送りムード。東証1部値上がりは1381銘柄、値下がりは252銘柄。日経平均の日中値幅は149.03円(前場122.07円、後場104.70円)とかなり小動き。値幅の絶対値では、昨年12月27日の92.80円以来の小動きでした。やっぱり誰かさんが先物を動かさないと、相場は動かないってことですか?!?なお、今日はCore30がかなり劣勢で34bpもの負け、Large70が11bp勝ち、Mid400が22bp勝ち、Smallが44bp勝ちでした。

● いつも書いている今朝の「非公式」外資系証券寄付前注文動向について少し。今日の数字は小幅買い越し(2360万株売り/2440万株買い)でした。ただ、集計をやっている方の諸般の事情により、今日から数字が遅れて伝わる事態になりました。未だに市場関係者でも、この数字が取引所などで集計発表されているものと誤解している方がいらっしゃるようですが、あくまで「非公式」で市場筋が毎朝集計しているもの。昔、取引所内で場立ちが取引している頃に始まったもので、かれこれ20年超も続いています。これまでも途中で数日途切れたりはあったものの、公的機関ではなくて業界内の寄り合いで非公式に続いている数字としては、かなり驚異的だと思います。どこかの偉いさんがやっているのではなく、本当に「現場の人間」がやっているのです。人の入れ替わりが激しい業界ってことを考えると、余計にそう感じます。

● 今回のように、数字が遅くなったり関連情報が伝わらなくなることで、あらためて「外資系証券寄付前注文動向」という数字の大切さを身にしみて感じるのも、たまにはよろしいかと…。色々と文句を付ける輩がいるのは分かりますが、「じゃあ、情報無しでやれば?」って感じです(^^;。何はともあれ、関係諸氏を取り巻くシチュエーションが好転することを祈っています(コンプラ事情みたいですが…)。トレーダーズウェブにも関連してお知らせが出ていました。

● イブニングの日経平均先物は13920円と、通常取引よりも130円安で14000円割れ。円高方向に振れたのを気にしたようですが、まぁ、あまり気にしないことにしておきましょう(^^;。

● そうそう、最近の先物市場のドッタンバッタンについて、三菱UFJ証券の藤戸氏が興味深いレポートを書かれています。ネットで公開されているので、興味のある方はぜひご一読を。「魑魅魍魎」だそうです(^^;。レポート内に固有名詞は出てこないですが、業界にいる方々はもちろん固有名詞を知っています(^^;。過去レポートを含めて一覧ページは、三菱UFJ証券サイト内のこちらです。さらに、当該レポートの直リンクはこちらからどうぞ。あまり他社さんのレポートを薦めることはないのですが、藤戸氏のレポートはかなり面白いです(^o^)。これがネットでスッと手に入るところが凄いですネ。

 TOPIX : 1347.47 (-8.07, -0.60%)    日経平均 : 13824.72 (-89.85, -0.65%)    円ドル : 107.90  

● 今日は飲み会があって更新が遅くなりました。では、行きます。

● オーバーナイトの米国株高やCME日経平均先物高を受けて、東京も堅調なスタート。ただ、昨日先物主導で大幅高した反動もあり、日経平均の1万4000円という節目に到達したこともあって、寄付き後は伸び悩み。今朝のSQ値を計算すると、前日比182.82円高の14097.39円(9時15分確定)。日経平均のザラ場高値が前日比139.28円高の14053.85円(9時06分)だったので、「幻のSQ値」+「寄り天」だったことが分かります。

● TOPIXも日経平均も寄付き後は低空飛行ながら、かろうじてプラス推移だったのですが、午後2時前にいずれもマイナス転落。日経平均1万4000円あたりに来ると、ある程度の戻り売りが予想できただけに、買いも手控えになってしまったのでしょうか。昨日のように先物がガンガン行けば、余計なことを考える必要もないんですけど…(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 物色から見れば、今日は指数がマイナスだったにも関わらず、意外にも電力・ガス、通信(野村の格下げ)、食料品、鉄道など、ディフェンシブ系の銘柄が下げを引っ張った格好。逆に証券や機械、テクノロジーの一角などは堅調でした。よくワケ分かりませんネ(^^;。昨日が日経平均型の裁定買いで引っ張られた上昇だっただけに、今日は余震が来ることも想定していたものの、違ったところに揺れ戻しが来たと言うか…。銀行も全体としてはマイナスだったものの、メガバンクはそれなりに堅調。Core30は最後までプラスで、75bpもの勝ち(一人勝ち)。Large70が8bp負け、Mid400が51bp負け、Smallは139bpも負けていました。その意味でも、何となく不思議な1日でした。

● 今日も先物の手口について書いておきましょう。昨日派手だったCSは、今日はいたって静かで日経平均先物は差引 897枚買い越し、TOPIX先物は差引 559枚売り越しでした(^^;。ほか日経平均先物では、SGが差引 2421枚買い越し、立花が2607枚買い(売り非公開)、MLが1613枚買い(売り非公開。売りはMSが差引 1533枚売り越し、JPMが2176枚売り(買い非公開)、野村が1826枚売り(買い非公開)など。

● TOPIX先物では、BNPPが差引 6455枚買い越し、GSが差引 3160枚買い越し、MLが1419枚買い(売り非公開)。売りはカリヨンが差引 3875枚売り越し、UBSが差引 3768枚売り越し、MSが差引 2649枚売り越し、LBが差引 1665枚売り越しなど。全体としては静かな方でした。CSが動かないと相場が動かないというのも情けない話ですが、このところはその雰囲気が強くなっています。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億4676万株減の20億9370万株、売買代金は同1465億円減の2兆4819億円と、昨日増加した分がそっくり剥げ落ちた格好。東証1部値上がりは291銘柄、値下がりは1369銘柄。日経平均の日中値幅は250.39円(前場126.27円、後場198.78円)と比較的静かな展開でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(2320万株売り/2110万株買い)でした。

● 雑談。産経新聞に「内閣支持率は3割切る」なんて出ていましたが、まぁ、何が起こっても「見守る」としか言わないのだから、いずれそうなりますワ…。方向性を感じられない、何をやりたいのか/やろうとしているのかが分からん、というのはリーダーとしてはかなり致命傷です。ただただ「見守る」だけのリーダーなんて、誰も付いて行きませんって…ホンマ…(-_-;)。

 TOPIX : 1355.54 (+34.17, +2.59%)    日経平均 : 13914.57 (+414.11, +3.07%)    円ドル : 107.40  

● 堅調にスタートした相場は、後場に入ってからややもたつく局面があったものの、押し目らしい押し目も作らずに大幅高で終了。先週末の米国株式市場が上昇したというのはあったものの、それは最後のホンの30分間で100ドル安から一気に100ドル高まで駆け上がっただけに、多少割り引いて考えていたのですが、見事に外れました(^^;。ご参考にNYダウの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! Finance)。最後の30分間だけだったのがご覧頂けるかと(^^;。

● 色々な意味で期待感が先行したとしても、ここまで高ければ心理状態も好転します。もっとも、今日はモノライン救済策がどうのこうのと言うよりも、先物に大型買い爆弾が連続して炸裂して引っ張り、断続的な裁定買いを誘ったという、もっと直接的な需給の影響が大きかったと感じました。ただ、以前ならば中国株の軟調さなどを嫌気したかもしれないところだったでしょうけど、それを意ともせずに上昇(^^;。この辺は認めないといけないとは考えています。気をつけておくべきことは、本当にモノライン救済策が発表されるのかどうかは分からないし、先物が引っ張った需給は逆にも出ることが有りえる、という点。まだ心理の波は収まっていないと考えていますけど、何はともあれ、今日の上昇はそれなりに評価しておきましょう(^^;。なんたって日経平均で400円超も上げたんですから…。

● 今日は日経平均先物(3月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。ちょっと分かり難いかもしれませんが、ワーッと商いが出来ているところでグイっと上昇している一方、出来高が減ると横ばいになっているところをご覧頂ければと…。

● 「誰が買ったか」については、市場筋の間ではSWF説が当然のように流れていました。週末に 「中国投資有限責任公司、国際帝石など日本株投資を検討=英紙」 (ロイター)といった記事が流れるなど、あちこちで似たような報道が増加中。上記記事に名前が出たINPEX(1605)は+7.89%の大幅高だったし、間違いなく心理的影響はあったでしょう。

● でも、それ以上に、大引後に開示された先物の手口を見て「えっ?(@_@)」と「やっぱり…」って感じ(^^;。日経平均先物では、CSが14,622枚買いと圧倒的。CSの売り手口は上位21位以下で非公開だったのですが、20位の楽天が1981枚売りだったので、それと同じかそれよりも少なかったってこと。つまり、最低でも1万2000枚超は買い越した勘定になります。日経平均先物3月限のVWAPで金額に換算すると1650億円強(1万2000枚として)。他の買い手がカリヨンが差引 2152枚買い越し、メリルが3324枚買い(売り非公開)など。売りはSGが差引 3737枚売り越し、MSが差引 2246枚売り越し、バークレイズ3607枚売り(買いは非公開)など。つまり、CSがブッチ切りだったってことです。

● TOPIX先物でもCSの買い手口が目立ち、CSは差し引き 4310枚買い越し、カリヨンが差引 1435枚買い越し、JPMが差引 990枚買い越し。売りはBNPPが差引 5855枚売り越し、GSが差引 1107枚売り越しなど。市場筋観測では、「債券先物売り/株式先物買い」の取引だと見る向きが大勢だったのですが、債券先物は昔から手口が公開されていないので、究極的に確認は取れません。CTA筋の取引だとは思うのですが、今日の上昇のうち、どの程度が影響を受けたのかを考えると、ちょっと恐い面もあります(^^;。

● 一方、指数から見てもTOPIXの+2.59%に対して、日経平均は+3.07%と大きくアウトパフォーム。Core30が17bp負けた一方、Large70が56bpも勝って一人勝ち状態。Mid400は5bp負け、Smallは72bp負けでした。Large70が大きく勝ち越す時は、経験則からして、日経平均型の裁定買いが多く入ったことを示唆しています。また、新興市場はプラスだったものの、日経平均には全く追随できなかった1日でした。なお、日経平均寄与度ランキングを見ると、プラス側は上から順番に、京セラ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、ファナック、東京エレクトロン、TDK、てるも、ミツミ電機、キヤノン、クレディセゾン(出典:Bloomberg)。典型的な「225デー」だった印象ですネ。銀行株もそれなりに頑張ったのですが、追いつかなかったですから…。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億4970万株増の22億4046万株、売買代金は同1538億円増の2兆6284億円と、指数の動きの割には今一つ感が残るレベル。東証1部値上がりは1511銘柄、値下がりは162銘柄と「ほぼ全面高」状態。今朝のSQ値を計算すると、前週末比120.39円高の13620.85円(9時40分確定)。印象としては至極妥当な水準だったと思うのですが、その後も上昇は止まりませんでした。結果的には、SQ値から大きく乖離して終わっています。日経平均の日中値幅は356.87円(前場237.85円、後場232.50円)。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は売り越し(2340万株売り/1790万株買い)でした。かなり数字が少ないというか…(^^;。

● そうそう、決算発表もほぼ終了したのですが、次回のために例の日米主要企業決算発表予定ワークシートをアップしておきました。左側のフレームからダウンロードページにお進み下さい。次は4月中旬頃からスタートです。

 TOPIX : 1321.37 (-13.35, -1.00%)    日経平均 : 13500.46 (-187.82, -1.37%)    円ドル : 107.50  

● 朝から軟調な展開だった相場は、前場中盤にスルスルと下落。米国株安やCME日経平均先物安からして、ある程度軟調なのは予想していた向きが大勢だったでしょう。「フィラデルフィア連銀の2月製造業景気指数が予想を大幅に下回ったことを嫌気」なんて書くと格好良いのですが、要は主体性に乏しいマーケットなので、外部環境によって相場心理が振らされる度合いが大きくなるのは致し方ないところ。後場は安値圏でのもみ合いに終始し、最後の30分間で日経平均にして100円ほどは戻ったものの、軟調なまま大引け。ドカンと下がらなかったことで安心すべきか、それとも上値の重さ、主体性の乏しさを嫌気すべきか…。チャートも三角持合いというかフラッグになっているので、来週がちょっとした鍵になりそうな雰囲気です。

● 今朝のNHKニュースで 「中国ファンド 日本重点の方針」 で「アジア各国への投資のうち半分以上を日本に投資する方針」と報じられるなど、心理的な追い風材料もあるにはあったのです。でも、今の相場は、一度上向きの勢いが付くと悪材料が悪材料に見えないし、逆に下向きの勢いが付くと好材料は全面無視。市場心理が揺れ動くというか、「羊の群れが右往左往」って感じが否めない状況が継続中。しっかりとした先導犬が居てくれると、それなりの方向性も出てくるのでしょうけどねぇ~(^^;。参加者が皆揃って他人の顔色を窺っているようだと、なかなか主体性は出てきません(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別銘柄には、テレコムの全面安商状が「痛っ!」。KDDIは何と-10.10%で、ドコモ-4.82%、NTT-3.53%、ソフトバンク-2.00%と酷い状態でした。KDDIの家族通話無料化で連想される料金体系泥沼化がネタというのは分かるのですが、それにしても…って印象もありました。KDDIは日経平均へのインパクトも大きい銘柄なので、その点でも「痛っ!」でした。今日はKDDIだけで日経平均を-30.00円押し下げていました。第2位がキヤノンの-8.01円だったので、インパクトの大きさが分かります。また、下げ止まらない不動産株、とりわけ今日は住友不動産が昨年来安値を更新するなど、こちらも先が見えない状況。テクノロジーは行ったり来たりが続く一方で、意外に資源系が堅調で、商社も堅調でした。

● そうそう、市場筋の間で話題になっていたのがNTT(9432)。大引間際に数千株単位の売りが断続的に出て(多くは引成、一部指値)、結局、差引1万株程度の売り越しになってしまってザラ場引け。市場筋の間では、「何があったんや?」が飛び交っていました。最初に頭に浮かぶのは「誤発注」でしょうけど、最近は各社ともに防止措置はかなり充実しているはずなので、大型の誤発注が頻繁に発生することは考え難くなっています。

● 本当にNTTを1万株ほど売りたいのだったら、大引成行ばかりにせずに最後の3~5分間ほどで売れば、それなりにインパクトはあったにしても、全数約定できたロットだったのです。想像するに、終値ギャランティーか「終値で売ってくれ」というインストラクションが付いていた注文だった可能性が考えられるのですが、流動性や引けの気配の飛び方を知らなかったのですかね?ちょっと不思議でした。なお、大引後の立会外取引や市場外取引では、数百株程度の取引はあったものの、1万株単位はありませんでした。タダでさえ軟調地合いのセクターだったので、余計に目立った格好でした。蛇足ですが、最後の値段の時間が14時59分になっているところで、ザラ場引けが分かります。

● NTTの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。実際にはザラ場引けで取引は成立しなかったのですが、最後が14時59分なのはご覧頂けるかと。

NTT(9432)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比7726万株減の20億9076万株、売買代金は同1206億円減の2兆4746億円と商いは今一つ。東証1部値上がりは542銘柄、値下がりは1070銘柄と指数的には妥当なところ。今朝のSQ値を計算すると、前日比197.85円安の13490.43円(9時25分確定)。実は、この後で一度戻り掛けたものの、その後、前場終盤に安値アタック。ただ、結果的にはSQ値から大きく外れることが無かった1日でした。日経平均の日中値幅は161.90円(前場161.90円、後場128.89円)と小動き。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日ぶりの売り越し(2770万株売り/2490万株買い)でした。

● 今日も大引後に発表された先物の手口から大きなところを抜き出しておきましょう。日経平均先物では、CSが5447枚売り(買い非公開)、JPMが3215枚売り(買い非公開)、カリヨンが差引 2673枚売り越しなど。買いはGSが差引 2033枚買い越し、みずほが2761枚買い(売り非公開)、野村が2672枚買い(売り非公開)、LBが差引 1746枚買い越しなど。

● TOPIX先物では、CSが差引 2107枚売り越し、LBが差引 1791枚売り越し、MSが差引 1284枚売り越しなど。買い手はGSが差引 2065枚買い越し、ドイツが差引 1291枚買い越し、BNPPが差引 1134枚買い越し、みずほが1209枚買い(売り非公開)など。これで何が分かるかと聞かれても、100%の確度では何も分かりません(^^;。ただ想像力を逞しくして、解釈を広げると見えてくるような「気がする」こともあります。それ以上に、先物動向に注目が集まること自体が、マーケットを引っ張るネタが乏しい、と理解しています(^^;。

● 雑談。外資系証券では先月ぐらいから、人材が何かと流動しやすい「時期」です(^^;。私が時々覗きに行くブログに、藤沢数希氏(ハンドルネームだとは思うけど詳細不明)の 「金融日記」 という、ちょっと毒舌が入った(^^;面白いブログがあります。ご本人は「某米系投資銀行勤務」とのことで、過去のアップを読むとクオンツ系のプロップ・トレーダーのようです(スタットアーブかな?)。その彼の最新アップが、 「行く人、来る人、去る人、拒まれる人 -外資系証券会社の人間模様-」。ややリアル過ぎる面(^^;もあるのですが、風景が何となく想像できるかと…。このアップには、既に数多くのコメントが付いているのですが、それを読むと如何に外資系証券の世界を知らない方々が多いか、とも感じてしまいました。これは良い意味でも悪い意味でも、ってことです(^^;。

● お疲れ様でした。良い週末を!

 TOPIX : 1334.72 (+32.00, +2.46%)    日経平均 : 13688.28 (+377.91, +2.84%)    円ドル : 108.25  

● 寄付きから米国株堅調、CME日経平均先物堅調に支えられ、さらに昨日後場の「売り過ぎ感」も手伝って、寄付きからピョコンと上昇してスタート。前場は寄付き後もジリジリと上昇し続け前場終了。後場に入ってから、相場は先物主導で一段高。市場筋の間では、同時刻にスコーンと下落した債券先物の動きから、「株式先物買い/債券先物売り」があったとの観測が有力でした。いずれにしろ、「昨日後場の急落は、いったい何やったんや?」という感じの後場。それだけ腰が座っていないというか、心理に振られる展開が続いているというか、主体性に乏しいというか、まぁ、なんと言いますか…(^^;。

● 今日の終値水準を見ると、TOPIXも日経平均も、今日の終値は、ほとんど昨日前場終値水準(TOPIXは1333.95pt、日経平均は13651.64円だった)。つまり、昨日後場の急落分は今日の反発でチャラになったってことです。好意的に見れば、あれだけの薄気味悪い下落を1日で取り戻したとも言えるし、ひねくれた見方をすれば、後場高かったけど上値はかなり重たかった点を指摘することもできます。この水準は昨日の前場水準と同じ程度で、そこから上を買う向きもいなかったとも取れることになります。どちらが正しいのかは、明日以降の相場次第です。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。昨日の日中足とつなげて眺めることができれば、昨日後場下落分は埋まったものの、その上にも行かなかったことが分かります。ここでやってみたのですが、どうも画面の横幅が足らない感じなので、印刷して切り取るなりしていただければ…(^^;。

● そこでいつも通りの「誰が買ったの?」になるのですが、一般的な相場解説だと「仕掛け的な買い」系がほとんどで全く役立たず。でも大引後に興味深いニュースが流れていました。「共同通信/DJ」としてロイター端末に流れていたものです。ネット上を色々検索しても見付からないので、こちらに部分引用しておきます(全文引用ではありません)。

日経平均先物などに投資 シンガポール政府系ファンド」
東京のあるストラテジストによると、シンガポール政府系ファンドのテマセク・ホールディングスやシンガポール政府投資公社(GIC)が21日、総額約300億円を投じて日経平均株価先物や日野自動車、TDK、コマツなどの日本の大型株を買った。(DJ=共同、マーケットトーク)

● 記事の情報ソースも「東京のあるストラテジスト」としか書かれていないので、確認のしようもないし裏は取れません。とりあえず「そういう見方もあるんだな」と頭に入れておくってことで…(^^;。

● 一方、大引け後に開示された先物の手口を見ると、日経平均先物だと、カリヨンが差引 3906枚買い越し、メリルが3096枚買い(売り非公開)、CSが差引 1726枚買い越し、JPMが差引 1469枚買い越しだった一方、バークレイズが3488枚売り(買い非公開)、SGが差引 1644枚売り越し、BNPPが差引 1230枚売り越しなど。TOPIX先物では、CSが差引 2920枚買い越し、カリヨンが差引 2228枚買い越し、LBが差引 1821枚買い越しだった一方、BNPPが差引 4808枚売り越し、SGが差引 1547枚売り越しなど。確信するのは無理ですが、手口の雰囲気だと、どちらかというとテマセクというよりもCTAっぽい感じ(^^;。つまりJGB先物とのスプレッドっぽいイメージが色濃く出ていました。いずれにしろ、本当のところは分からないですけどネ。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億3138万株減の21億6802万株、売買代金は同4508億円減の2兆5952億円で、昨日増加分をほぼチャラにする減り方でした。株価が戻ると出来高が減るんかいな…(^^;。裁定買いが大きな要因だったので、ある程度は仕方ないのでしょうけど…。東証1部値上がりは1577銘柄で、値下がりは115銘柄と、これもきれいに昨日の鏡写し状態。東証33業種指数では、32業種が値上がりで値下がりはゴムだけ(ブリヂストンが下がったから)。これも昨日の鏡写しでした。今朝のSQ値を計算すると、前日比199.25円高の13509.62円(9時15分確定)で、日経平均の日中値幅は344.38円(前場180.49円、後場262.80円)。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1820万株売り/1880万株買い)でした。フローはかなり少なかったですけど…。

● 話題変更。大引後に発表された投資部門別売買状況によると、 2月第2週(2月12日~15日)の外国人(先物と現物合計)で、外国人投資家が7週間ぶりに買い越しに転じたのです。7週間ぶりというよりも「今年初めての買い越し」と言った方がインパクトありますかね(^^;。現物だけだと1618億円の買い越しで、先物を加えると3823億円の買い越し。これも変化の兆しでしょうか(^o^)。

 TOPIX : 1302.72 (-42.57, -3.16%)    日経平均 : 13310.37 (-447.54, -3.25%)    円ドル : 107.80  

● 朝方こそ小幅安ながら基本的に横ばい。今朝のSQ値を計算すると、前日比31.16円安の13726.75円(9時15分確定)と平穏。前場はこの水準が頭になっていたものの、それほど大きく下がる感じでもなかったのです。ところが、後場に入って、Financial Times紙の記事 「KKR arm in talks after fresh repayment delays」 (関連記事は他にもあり)が市場筋の中を飛び交うなか、指数は一段安。CP償還延期要請の報道で、また信用問題の拡大との連想になると、もう止まりませんでした。結局、TOPIXも日経平均もモロ安値引けでした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● KKRの件がどの程度日本株に直接的なインパクトがあるかと聞かれれば、何とも言えないところ。今日のマーケットも多分に心理的な過剰反応の面はあったと考えています。ただ、何かこの手のニュースが出ると、どうしても欧米株下落が頭に浮かぶし、金融株は嫌がられる羽目になります。また、ファンド筋の資金繰りというかリスク資金の縮小を如実に表していることから、色々な意味で信用収縮の痛みがマーケットに与える影響も連想してしまいます。KKRほど「ネーム」があるところでもそんな状態に陥っているのならば、もっと「ネーム」のないファンドなら…、って連想になってしまうのです。今日も結局下げを主導したのは金融と不動産。いくらソニーがプラスでも、この辺が上がる兆しが見えてこないことには、なかなか指数としても上昇できない状況です。

● ただ、今日のサプライズはブリヂストン(5108)の値動き。朝方は昨日大引後に発表された決算の影響で売り先行の展開。原材料高、円高など逆風について、ある程度は皆が予想していたでしょうけど、それでもどんよりムードにならざるを得ない印象でした。ところが、寄付きの売りが一巡すると、アレヨアレヨと戻して、あっという間にプラス転換。後付けで「悪材料出尽くし」と説明するのは簡単ですが、ほんの1~2週間前だったら叩き売られていたかも知れない材料を含みながら、この値動きは全面安相場の中でも、少しは相場心理の変化のシグナルのようにも感じてしまいました。まぁ、敢えて大幅安の日だから、楽観的方向にバイアスしている見方だとは自覚していますが(^^;。ブリヂストンの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

ブリヂストン(5108)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比2億5481万株増の23億9940万株、売買代金は同4627億円増の3兆0460億円でした。売買代金の3兆円乗せは、1月31日の3兆0210億円以来。東証1部値上がりはたったの111銘柄で、値下がりは1584銘柄と、ほぼ全面安。ただし、上記したようにブリヂストンの頑張りで東証33業種指数ではゴムだけがプラスでした。日経平均の日中値幅は419.38円と大きく膨らんだのですが、前場はたったの101.57円。後場に298.58円と大きく拡大したのです。興味深いことに、前場と後場の値幅を個別に足しても1日の値幅に届かなかったこと。これは昼休みギャップが発生して(後場SQ値は前引よりも33.96円安)、さらに後場が一直線に下向きだったためです。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(2620万株売り/3070万株買い)でした。

● 話題変更。そろそろ3月末の決算末を意識する時期。年明けから相場が軟調だったこともあって、実際にファクター分析すると配当利回りはソコソコ効き目が良い状態となっています。ただ、ちょっとだけ意識しておく点を一つ。多くの銘柄は3月の権利付月内最終売買日(今年は3月25日)を越えて保有しておけば配当が貰えるのですが、一部の銘柄は3月半ばが権利付最終売買日。TOPIX500銘柄では3月に2銘柄が該当し、いずれも3月13日が権利付最終売買日。安川電機(6506)とキーエンス(6861)です。いずれも3月20日が決算日だからこうなるのですが、「3月決算」でも月末が決算日でないのです。ご注意を。半分雑談でした(^^;。

 TOPIX : 1345.29 (+12.30, +0.92%)    日経平均 : 13757.91 (+122.51, +0.90%)    円ドル : 107.85  

● ある程度、堅調な相場展開は予想されていたものの、大きく上がる理由が特に無いところで、それなりにちゃんと上昇した1日でした。特に後場はかなりしっかりした右肩上がりの展開。他のアジア市場が堅調だったのもあるでしょうけど、特に材料が無いところでの上昇としては、それなりに評価したいところ。業績シーズンがほぼ終わったことで、「下方修正地雷」は一時的にしろ減るでしょうし、世界的な信用リスク問題にしても飽きてきたというか…(^^;。テクニカル的にも、TOPIXも日経平均もひとまず25日移動平均線を超えてきたし、その移動平均線が上向くのももうチョイ(20日線は今日で上向きになった)。それやこれやで、今日の相場を見ていると、市場心理が多少なりとも好転しつつあるのは確かに感じました。ただ、大引間際は為替が動いたこともあって、何となく伸び悩みムードでしたけど…。問題は、これが継続できるかどうかです(^^;。

● 今日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も市場筋の間では、海外投資家の買い観測が流れていました。米国は休みだったこともあって、欧州筋との見方が多かったのですが、後場という時間からすると、アジア筋だったのかもしれません。今日は銀行株が高かったこともあって、目立って大型株のパフォーマンスが良かった1日。Core30が75bpsも買って一人勝ち。Large70が33bp負け、Mid400が67bp負け、Smallは8bp負けでほぼチャラ。新興市場はJASDAQ指数と東証マザーズ指数はマイナス。ヘラクレスはかろうじてプラスだったものの、全体に大型株に資金が向かった様子が分かります。来週発表の投資部門別動向が楽しみです。なお、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1980万株売り/2030万株買い)でした。つまり、リーブオーダーではなく、リアルタイムの買いが多かったってことでしょうか。

● 記録。東証1部出来高は前日比2076万株減の21億4459万株、売買代金は逆に同1690億円増の2兆5833億円でした。株数減で金額増は銀行株やトヨタ、ソニーなどの商いが多かった影響でしょうけど、まだ盛り上がりに欠けているのは確か。東証1部値上がりは1102銘柄、値下がりは528銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前日比159.56円高の13794.96円(9時20分確定)。ただ、この水準を抜けてきたのは後場に入ってからで、終値でその下で引けています。上値が重たかったのは否定し難い状況でした。日経平均の日中値幅は161.33円(前場109.80円、後場124.74円)と小動き。興味深かったのは、前後場の売買代金分布で、前場42.1%に対して後場57.9%と、かなり後場側に歪んでいました。この辺も、後場にそれなりの買いが入った様子をうかがわせます。

● 今日もはネタ切れなんで雑談(^^;。ちょっと前に日本気象協会から「桜の開花予想」が発表されており、こちらからアクセスできます。それによると、東京の開花は平年(3月28日)よりも早めで、3月22日~3月25日と予想。昨年は3月20日とかなり早かったので、それよりは遅くなる予報です。でも、花粉症の方々にとっては、その前の関門が大変ですね。この2週間ほど寒いので花粉もそれほどではないようですが、暖かくなれば急に飛び始めるだろうし…。ちなみに同HPの「花粉飛散(悲惨?)予報」はこちらです。私は今のところ花粉症とは無縁ですが、いつ来るかと毎シーズン怯えています(^^;。

 TOPIX : 1332.99 (-1.90, -0.14%)    日経平均 : 13635.40 (+12.84, +0.09%)    円ドル : 107.85  

● 先週末の米国株式市場軟調やCME日経平均先物が大証比35円安だったことなどから、寄付き前には軟調な展開を予想していた向きが大勢だったでしょう。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比7.68円円安の13614.88円(9時10分確定)と静かなもの。ところが、その後は、ぐいぐいとプラス方向に一直線。「あれっ?強いやん?」って感じの最初の1時間でした。もっとも、一巡後は動きが止まってしまい高止まりで横ばい。午前9時半以降は日経平均で70円幅程度しか動かず方向感に乏しい展開のまま前場終了。

● 後場に入ると、今度は意外感の伸び悩み。せっかくキープしていたプラスをぶっ飛ばしてしまい、TOPIXは午後1時15分過ぎに一時マイナス転落。その後多少は戻る局面があったものの、結局、大引けでもTOPIXはマイナス転落で終了(日経平均はかろうじてプラス)。ザラ場高値がTOPIXで+16.98pt(+1.27%、10時40分)、日経平均は199.89円高(+1.47%、10時41分)まであったものの、最後の伸び悩み感はちょっと悩ましい感じでした。まぁ、当初から軟調な展開を覚悟していたことを考えると、それなりの粘り腰だったとも考えることが出来るのですが…。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 市場筋の間では例によって「誰が買ってるの?」との観測話が飛び交っていましたが、有力だったのが、欧州からの買い観測。欧州となると、いつも通り「オイルマネーの買い」へと連想が広がっていました。もちろん、これは本当かも知れないし、幻想かもしれない類のもので、最終的に確認が取れることはありません。ただ、今晩の米国市場はPresidents' Dayでお休みってこともあり、米系は少なかっただろうと想像できたこともあって、余計に「オイルマネー」論が強かった様子。何はともあれ、国内的には大した買い材料がないところで、これだけ底堅い相場が展開できたことは、それなりに評価しても良いのかもしれません。もちろん、これは希望と期待を込めてのバイアスした考え方ですけど…(^^;。

● 一方で、後場のジリ貧相場を見てしまうと、やはり市場に警戒感というか、先行き不透明感が色濃く残っているのを感じざるを得なかったのが正直なところ。TOPIX/日経平均先物ともに、かなり逆ザヤで引けてしまったのにも、この辺の心理が出ているような感じを受けました。一方、ファクター分析面からは、今日は久しぶりにリターン・リバーサルが効いた1日。ここしばらくは、リバーサルはかなり惨憺たる状態だったので、いくら相場が上を向いているように見えても信じ切れなかったのですが、少し変化の兆しかもしれません。この辺も少しだけ注意しておきたいところです。

● 『相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えていく』という相場格言を考えると、今は第1ステージから第2ステージへ移行しつつあるところでしょうか。1月22日の突発的な急落を経て、そこを試すほど下がらないままこの水準まで戻っているものの、「懐疑」というからには、まだしばらくは「あかん (T_T)」と「行けるかも?」が交錯するのを覚悟しておいた方が良いのでしょうネ。

● 個別銘柄では、マツモトキヨシ(3088)が先週末の業績発表を受けて、朝からストップ安に張り付いたまま比例配分。あちこちのアナリストから格下げ爆弾が飛び交っていました。相場低迷のなかでしっかりの株価推移だっただけに、失望感をモロに食らってしまった格好。いよいよ小売りで買える銘柄が…(^^;。他、ドン・キホーテ(7532)やあいおい損保(8761)も大幅安。一方で、ダイエー(8263)が大幅続伸。個人的には東芝(6502)の株価がどうなるか注目していたのですが、+5.74%と大幅高。マーケットはHD-DVD撤退を好感した格好でした。せっかく市場がこうやって好意的に反応しているのだから、素早く正式発表した方が良いと思いますヨ、東芝さん!でないと、気変わりすると売り材料にされてしまう心配もあるんですから…。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億6950万株減の21億6535万株、売買代金は同1625億円減の2兆4143億円でした。金曜日に増えた分以上を失ってしまった格好で、まだ本調子でないことが良く分かります。東証1部値上がりは957銘柄、値下がりは681銘柄と堅調。これを見ても分かるように、今日は中小型がかなりアウトパフォームの1日で、Core30の27bp負け、Large70の2bp負け(チャラ)に対して、Mid400は16bp勝ち、Smallは71bp勝ちでした。新興市場も元気で、特にマザーズは+5.81%、ヘラクレスは+3.92%でした。日経平均の日中値幅は195.14円(前場195.14円、後場136.93円)と比較的小動き。上にも書いたように、朝の寄付きである程度動いてからは、ザラ場は小動きでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1750万株売り/2630万株買い)でした。今晩の米国市場がお休みってこともあり、フローは株数・金額ともにかなり減っていました。

● ところで、大引後に東証から 「株式併合に際しての投資者保護上の留意事項について」 とのリリースが出ています。"あて先"は「上場会社代表者」となっていますが、最近、業績不振企業に良く見受けられる「株式併合+増資」という爆弾についての件で、直近ではYOZAN(6830)を暗黙的に示唆しているものと考えられます。ジャスダックからも同様の"警告"が出ています(こちら)。過去にも同様の「株式併合+増資」爆弾は、タスコシステム(2709)、アライヴ コミュニティ(1400)などの前例がありますが、いずれも少数株主の権利が大幅に毀損する羽目になっています。併合により端株化されることでそうなるのですが、これが大きな理由としても、実は、増資の方にも巨大な問題があるのです。たとえば今回のYOZANだと、既存のCB(転換社債型新株予約権付社債)について、「本社債は転換価額修正条項はありません」と書いてあるところが何とも言えないところ。あまり詳細に書くと誰かが夜道で待ち伏せしそうなので(^^;、ここにはこれ以上書きませんが、かなりエグイ背景があります。基本的に「株式併合+増資」爆弾には近寄らないことが肝要かと…。

● ついでに、ちょっと前の話ですが、株主以外には「笑える」ディスクロも一つ。銘柄はテンポスバスターズ(2751)。まぁ、平たく言えば、社長が自社株を担保に入れて信用取引していたものの、損をこいて担保処分されそうになり、それを避けるために会社が社長に融資した、というもの。会社側のリリースはこちらに掲載されています。もちろん、同社の株主にとっては笑い話どころではありません。そういえば、少し前にも井上工業(1878)が社長の投資失敗で担保処分され、株価が急落した例がありました。会社側のリリースはここからどうぞ。しっかし…(-_-;)。最近は社長の相場の腕も投資判断の要素になるんかいな?

 TOPIX : 1334.89 (+2.45, +0.18%)    日経平均 : 13622.56 (-3.89, -0.03%)    円ドル : 108.05  

● 後場中盤までは方向感に乏しい展開だったものの、午後1時半過ぎから、不思議にもかなり力強い戻り基調。TOPIXは午後2時過ぎにはプラス転換、日経平均も午後2時半過ぎに一時的にプラス転換。主だったアジア市場はマイナス推移だったし、為替が1ドル108円台に迫った程度で、特にコレと言った材料があったワケではなし。まぁ、昨日の残り火が朝方の湿り気を吹き飛ばして、ようやく熾ってきたってことでしょうか(^^;。結局、商社や海運が押し上げる一方で、銀行・不動産・鉄鋼が足を引っ張ってしまい、指数的にはほぼフラット。しかし、午前中のどんよりムードを考えると、金曜日の後場にしてはアップビートな引け味でした。

● ザラ場では、TOPIXは-21.36pt、-1.60%(9時47分)まであり、日経平均は-270.06円、-1.98%(9時48分)までありました。今朝のSQ値を計算すると、前日比155.83円安の13470.62円(9時20分確定)だったので、寄付いた後にもフォロースルーの売りが出ていたことが推測できます。実際、安値を付けに行くところでは、「昨日上昇の半分をもうぶっ飛ばすの?」といった諦めムードもあったのです。その後、後場に入っても安値圏でのもみあいが続いたものの、変化したのは午後1時半過ぎ。この辺からスルスルと上昇。「何があったの?」については、SWF説や公的資金説が流れていましたが、まぁ、この辺のことは追々明らかになるかもしれません。素直に切り返しを「強い」と受け止めておきます(^^;。

● 今日はTOPIXと日経平均両方の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。見比べて頂ければ、何となくTOPIXの方が元気だったと思いませんか?

TOPIX日中足
日経平均日中足

● 個別には、ダイエー(8263)がメリルリンチの格上げを受けて急上昇し、なんとストップ高(+17.3%)。パイオニアが「どないしたん?」状態の大幅高(+15.5%)になったりと、あちこちで飛び跳ねる銘柄がありました。安い方で目立ったのは、ニッパツ(5991)、トレンドマイクロ(4704)、ダイキン(6367)、マブチモーター(6592)など。一方、セクターでは、石油、商社、海運、非鉄の一角などの資源系銘柄が引っ張った一方で、鉄鋼は駄目駄目モード。また、銀行もマイナスから脱出できないままの展開。まだ病み上がり相場なんで、仕方ないところです。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億4509万株増の23億3485万株、売買代金は同399億円増の2兆5768億円でした。株数ベースはソコソコ増えたようにも見えますが、金額ベースでは誤差の範囲内ですな、こりゃあ。場中に切り返した相場だったので、もう少し出来たかとも考えていたのですが…。日経平均の日中値幅は310.29円(前場152.14円、後場295.82円)と、値幅のほとんどは後場でした。東証1部値上がりは892銘柄、値下がりは726銘柄。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り売り越し(3600万株売り/2610万株買い)でした。

● 今日は全体に中小型株のパフォーマンスがよく、Core30が30bp負けだった一方、Large70が16bp勝ち、Mid400が20bp勝ち、Smallが28bp勝ち。もっと大きく伸びたのが新興市場で、マザーズ指数は+7.28%(!)。もっとも、上昇の2割ほどはACCESS(4813)が引っ張ったのですが、それでもご立派。ヘラクレス指数も+4.34%と大幅高でした。

● 指数ヲタク向け業務連絡。大引後に金商(8064)の上場廃止決定が東証から発表されています。昨年11月から今年1月に掛けて実施されたTOBの結果なので、何らサプライズはありません。週明けから整理銘柄(旧称:整理ポスト)に指定され(厳密には明日土曜日から)、19日(火)終値基準で20日(水)にTOPIXから除外されます。もっとも、0.02bpほどですから、大勢に影響はありません(^^;。なお、上場廃止日は約1ヶ月先の3月14日(金)です。東証のリリースは、 「上場廃止等の決定について-金商(株)-」 でご確認を。

● さて、今週は1日少なかったのですが、その割には疲れました(^^;。良い週末を!

 TOPIX : 1332.44 (+47.09, +3.66%)    日経平均 : 13626.45 (+558.15, +4.27%)    円ドル : 108.25  

● 米国株高やCME日経平均先物高(大証比200円高)から高いことは簡単に予想できたものの、「ここまで上がるとは!?」って感じの1日でした。後付け理由としては、GDPがどうしたこうしたで説明するのもありでしょうし、円安に加えて、アジア各国もぶっ飛び状態と順風状態(^^;。心理状態が好転したことで、上昇に弾みが付いた感じでした。需給面で影響が大きかったのは、ザラ場でかなり大きなバスケット買いが継続して入ったこと。市場筋の話をまとめると、その時々の時価で指値買いのバスケット買いが繰り返し入り、これがジリ高歩調の下支えになったのでしょう。結局、TOPIXはほぼ高値引け、日経平均はモロ高値引けでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● これだけ派手に上昇すると、「誰が買ったの?」というのが気になるところですが、多分、1~2ヶ月すれば見えてくるのでしょう(^^;。このところ、CME日経平均先物が高くても、その水準で上値がつかえてしまう印象があったのですが、今日はきれいに上抜けたのはお見事。逆説的に見れば、後場にずっこけるパターンが多かったので、それを見越してショートしていた向きが、最後の方に買い戻しを迫られた可能性も十分に考えられます。ただ、東証1部出来高は前日比1億8976万株増の21億8976万株、売買代金は同1396億円増の2兆5369億円どまり。閑散ではないにしろ、指数の動きからすると「あれっ?これだけ?」って感も否定できませんでした(^^;。好意的に解釈すれば、売り物が少なかった、ってことになりますが…。

● 今日の日経平均寄与度ランキングを見ると、上位は京セラ、アドバンテスト、ファナック、TDK、東京エレクトロンと、まぁ、見事な状態(^^;。裁定買いがかなり入って日経平均が引っ張る時の典型的な風景です。日経平均採用銘柄でマイナスだったのは、資生堂とスカパーの2銘柄だけ。そりゃあ、上がるワ…(^^;。日経平均は1月25日の536.38円高(+4.10%)を上回って「今年最大の上昇」だったのですが、TOPIXは同日の60.32pt高(+4.70%)には全然届かない状況。この点からも、かなり「日経平均先行型」の上昇だったことが分かります。メガバンクも前日比では高かったのですが、TOPIXにすら全然付いていけていなかったですから…。新興市場もしかりで、TOPIXにかろうじて付いていったのはマザーズ指数。それ以外はかなり大きくアンダーパフォームしていました。これも裁定取引の影響が大きかったことを示唆しています。

● その先物市場では、特に後場はかなりの大口買い爆弾が炸裂していたし、裁定買いも結構引っ掛けていた様子。これが後場の加速感に寄与したイメージです。ただ、大引後に発表された手口を見る限りではあまり強烈なのはなく、日経平均先物でGSが差引 3184枚買い越し、UBS、カリヨンなどが差引 2000枚弱の買い越し、バークレーズが売り手口だけで3527枚売り程度。最近ロングが目立つSGは差引 1481枚売り越しでした。TOPIXだとCSが差引 2150枚買い越しだった一方、DBが差引 2620枚売り越し、BNPPが差引2274枚売り越しなど。つまり、あまり極端なのはありませんでした。皆で流れに乗って回転した、ってことでしょうか(^^;。

● 残りの記録。東証1部の値上がりは1586銘柄、値下がりは105銘柄と「全面高」でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比431.37円高の13499.67円(9時43分確定)。実は、この水準は前場中はずっと「幻のSQ値」状態で、午後1時前になってようやく上抜けたのです。日経平均の日中値幅は374.59円(前場232.49円、後場175.37円)とそれなりの値幅。ただし、前場は寄付いた後はほとんど横ばいで、実質上の値動きは50円程度。値動きに乏しいとの印象の方が強かったのです。それが変化したのが後場。後場はほぼ一直線に右肩上がりでした。東証1部の売買代金は前場41.5%、後場58.5%と、かなり後場に偏りが見られたのが特徴的。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、11日ぶりに買い越し(2750万株売り/3390万株買い)でした。

● 今日の上昇で、少なくとも「極端な悲観」が「悲観」程度にはなったでしょう。もしかしたら、「買い場かもしれない」程度に好転したかもしれません。相場心理は、どちらの方向にも一方通行になるのは良くある話で、今日は少なくともザラ場中は、非常にうまく「楽観」とか「安心」方向に振れた状態でした。ただ、需給面から考えると、結局のところ、外国人投資家がどうするか、というのは避けられないポイント。今日の急上昇が明日、明後日につながっていくかも、ここが焦点にならざるを得ないのです。

● 外国人投資家動向を「想像」する時には、やはり大きな銘柄の動きを見るのが役立ちます。しかも日本の外向けの力の源泉は製造業なので、時価総額の大きさからしても、やっぱりトヨタを代表銘柄として見ることになります。そのトヨタが、年末の6000円超から5000円割れまで売られたのを見ると、外国人投資家が細かい銘柄を売った(もしくは流動性の問題で売るに売れない状態になった)あとに、最後の最後まで「コア銘柄」として保有していたトヨタまで売る羽目になった、という想像が出来るのです。

● ただ、そのトヨタも足元では5000円割れまで売られた後、再び6000円まで戻っているんですから、見方によっては「勝利のV字」にも見えます(^^;。外国人投資家の日本株ダンピングの動きが収まったとの認識が広がれば、「さすがに売られ過ぎ」→「買ってみよう」になる可能性もあるってことです。問題はここから。「売られ過ぎ」が解消したとして、そこから誰が上を買うか、ってことです。そこで尻込みしてしまうようだと再度ジリ貧に陥ってしまうでしょう。でも、「買ってみよう」が続くようだったら、今度は売り物薄のなかを意外高する局面も有り得るってこと。楽しみにしておきたいです。だって、このまま日本株が静かに枯れていくなんて、あまりにも寂しい話ですから…(^^;。

● ご参考までに、トヨタ(7203)の日足を付けておきます(出典:Infoseek Money)。なお、今日の日足はグラフに含まれていません。為念。

トヨタ(7203)日足

● そうそう、今日の夕刊フジに 「2・15東証暴落危機…ヘッジファンド集中売り懸念」 なんて記事が出ています(^^;。今日の急上昇のおかげで、ちょっと間が悪い記事になってしまった感(^o^)もあるのですが、個人的には、この手の話は興味深い「ネタ」だと考えています。影響がゼロとは言いません。でも、ヘッジファンドの運用担当者が投資家サイドときちんとコミュニケーションしていれば、青天の霹靂という感じの解約はないのです。事前に雰囲気ぐらいは分かるし、それがあれば徐々に対処することも可能。一方で、皆が色々とこれを意識するようになると、本当にヘッジファンドの解約が大量にあるかどうかよりも、相場心理が傾くことによって相場そのものが動いてしまうパターンに陥るリスクはあります。明日、今日の上昇を全て吐き出すようなことはないと信じていますが…(^^;。

 TOPIX : 1285.35 (-0.75, -0.06%)    日経平均 : 13068.30 (+46.34, +0.36%)    円ドル : 107.10  

● 米国株高やCME日経平均先物が大証比で250円ほど高かったことから、堅調にスタート。ただ、上値を追い掛ける向きはほとんど見られず、日中足で見るとジリ貧が精一杯。指数そのものはかなり小動きで、覇気に乏しい1日になってしまいました。今朝のSQ値を計算すると、前日比199.69円高の13221.65円(9時25分確定)。日経平均おザラ場高値は前日比218.30円高(9時30分)で、ほぼ「寄り天」。TOPIXのザラ場高値は9時17分だったので、より一層、「寄り天」度合いが分かるかと…(^^;。ちなみにザラ場安値はTOPIXも日経平均も14時41分でした。TOPIXは小幅ながらこれで3日続落、日経平均は小幅続伸でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には今日も上下動がかなりあったものの、決算発表がピークを通過したことから、「業績下方修正地雷」も減少傾向。昨日ストップ安した銘柄が大幅続落する姿は見受けられたものの、新たな地雷は限定的でした。あえて言うと増資発表のアイフル(8515)だったでしょうか。逆方向では富士フイルムのTOBが伝えられた富山化学(4518)。午後になって正式発表され、TOB価格は880円。昨日終値が631円、20日移動平均が696円弱だったので、まぁ、今日は寄付くことはありませんでした。業種としては海運が相場を引っ張る状態が継続。確かにドライバルク指数は上向きになってきたのですが、なんかちょっと、手詰まり感も感じてしまいました。

● 記録。東証1部出来高は前日比7543万株減の20億8364万株、売買代金は逆に同330億円増の2兆3973億円とかなり薄商い。つまり、買いが続かなかったというか…(^^;。日経平均の日中値幅は203.64円(前場78.62円、後場190.23円)と一段と小動きの1日。特に前場が酷かったですネ(^^;。東証1部値上がりは753銘柄、値下がりは853銘柄と値下がり銘柄の方が多い状態。地雷は減ってきたとはいえ、やはり中小型株が全体にアンダーパフォーマンスの1日でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、10日連続の売り越し(3500万株売り/3000万株買い)でした。

● 指数ヲタク系業務連絡。今晩、MSCIから2月四半期リバランスの発表が予定されています。欧州時間で夜11時発表なので、日本時間では明朝7時です。5月ではないので、あまり大きな変更はないと考えていますが、一応、ご注意を。実際の指数変更は2月末になります。詳細はMSCI BarraのHPへどうぞ。

● 今日はネタ切れです(^^;。短いですがこの辺で…。

 TOPIX : 1286.10 (-1.04, -0.08%)    日経平均 : 13021.96 (+4.72, +0.04%)    円ドル : 106.95  

● 連休を挟んだ相場は、実に方向感の乏しい展開。G7では「予定通り」何もネタが出てこなかったし、連休中の米国株式市場にも大きな値動きなし。相変わらず下方修正爆弾はあちこちで炸裂する一方で、それなりに業績の良い銘柄は割安感から買われるなど、個別銘柄ではそれなりの値動き。ただ、指数というか相場全体としては方向感に乏しい展開に終始し、結局そのまま大引け。あまり興味の持てるような形ではないですが(^^;、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別に買われた銘柄はあったのですが、やはり目立ったのは地雷。カネカ(4118)、大和ハウス(1925)から、浜松ホトニクス(6965)、アシックス(7936)、ラウンドワン(4680)、ゲオ(2681)、ゼンショー(7550)などなど…。ストップ安した銘柄以外でも、セガサミーHD(6460)のように-17.1%や日本軽金属(5701、-17.3%)なんてのもありました。幸いにしてというか、今日はかなり高い銘柄もあったことで、指数は適度に打ち消しあってチャラ。日経平均はTDK、東京エレクトロン、富士フイルム、キヤノン、三井物産などが引っ張り上げたおかげでプラス。そうそう、もう一つ市場筋の間で話題になっていたのがニスカ(6415)。誤発注?TOB価格(2010円)からすると、2360円の寄付は「???」。もっとも、ジャスダック銘柄だから大部分のFM諸氏には関係ないですけど(^^;。

● 話を戻して、全体として、「地雷が目立った」というのは単なる印象だけではありませんでした。今日は東証1部値上がり478銘柄に対して、値下がりは1164銘柄。どう見ても、チャラという感じではありませんでした。値上がり/値下がり銘柄数がこんな感じになるときは、往々にして中小型株が悪い時が多いのですが、今日もその通り。Core30が76bpj勝ち、Large70が11bp勝ち、Mid400が79bp負け、Smallが106bp負け。新興市場もおしなべてアンダーパフォームしていたし、地雷効果がサイズにかなり影響を与えていた1日でした。しかし、やっぱりリバーサルは効かなかったです。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億9318万株減の21億5907万株、売買代金は同4085億円減の2兆3643億円でした。金曜日はミニSQで多少は出来高減が隠れていた面もあったのですが、今日もあまり盛り上がったとは言い難い状況でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比35.80円安の12981.44円(大和ハウス以外は9時30分確定)。日経平均の日中値幅は214.86円(前場155.25円、後場121.48円)と小動きの1日。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きかなりの売り越し(5170万株売り/4200万株買い)でした。これで9日連続売り越しです。

● 雑談。ネットのあちこちで話題になっていますが、例の「デイトレーダーはバカで無責任」発言の経済産業省事務次官の北畑隆生氏。この方の名前、「北畑隆生」でGoogle検索すると、一番上に出てくるのが、なんと『ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」顧客名簿』って…(^^;。まぁ、色々な意味で過去はなかなか消せないものです(^^;。こちらのリンクからどうぞ。それはそうと、現在、東証は 「種類株式の上場制度の整備について」 というのを推進しているのですが、まさか、この事務次官に乗せられての話ではないでしょうね…。

2008年02月11日(月) .... 祝日(建国記念日)のため休場

祝日(建国記念日)のため休場。

 TOPIX : 1287.14 (-17.94, -1.37%)    日経平均 : 13017.24 (-189.91, -1.44%)    円ドル : 107.40  

● 今日はミニSQ。大きな波乱も無かったので、サラリと行きましょう(^^;。Excel上の日経平均速算値は寄付き前から大幅安。8時45分に前日比1750円安、8時50分で1650円安、8時55分で1530円安といった具合。PC上の時計が9時ちょうどで940円安ほどで、そこから"お約束"買いバスケットが入ってチャンチャン。結局、今朝のSQ値は前日比117.17円安の13089.98円(9時36分確定)でした。CME日経平均先物が大証比60円高だったので、SQのイメージとしては150円ほど下押しした格好でしょうか。日経平均型で一銘柄あたり差引15万株弱ほど売り越しだった模様。なお、市場筋推計ではSQ関連売買は約1億6000万株、約2500億円程度とのことでした。

● 通常の相場。前場最初の1時間はSQが売り越しでマイナスになったところから、比較的速やかにプラスに転換。ただ、上値を買いに行く雰囲気ではなく、前場中盤以降はジリ貧。SQ後の脱力感(^^;に加えて、午後に多くなる業績発表への警戒感もあった様子。なんせ最近は地雷だらけですから…(^^;。そして、前引けになったところで「???」状態。TOPIX先物がザラ場引けに見えたのです。その時は「ふぅ~ん」だったものの、板を見ると「引ける板」だったのに引けていない状況。トレーダー連中も、「何で引けなかったんだろうねぇ?」とトレーダー席で買ってきた弁当などを食べていたところ、東証に電話して聞いた向きから、「なんかシステム障害らしいでぇ~」となり騒然。おまけに、「後場寄付きまでに直るか分からんらしい」と。結局、2008年3月限は後場終日売買停止(他限月は通常通りの取引)という「システム障害」状態になってしまいました。

● 「システム障害」と聞くと、市場筋は「売り」と連想してしまいます。あれはかれこれ2年前、2006年1月18日にライブドア事件の余波で東証売買停止ショックが襲い、当時の相場が急落したことを想い出してしまいます。もちろん、システム障害だけが相場急落の原因では無かったにしろ、これ以外でも取引所関連のシステム障害が発生して相場が上がったことはないのです(^^;。加えて、今日は3連休(とG7)を控えた週末。タダでさえ売りが先行し易い地合いにあっただろうから、今日のシステム障害も印象としてマイナスに働いた可能性はあります。経済的には、TOPIX先物の取引が一部とまった程度だと、それほどの影響は無かったハズですから、主に心理的な理由と考えています。なお、今回のシステムトラブルの直接的な影響としては、後場寄付きで後場SQ値が前引終値よりも46.58円下という「昼休みギャップ」があったので、この程度のインパクトはあったと考えています。蛇足ですが、TOPIX6月限が後場ソコソコできていたのは、微笑ましい風景でした(^^;。

● 何はともあれ、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● さらに、今日のTOPIX先物(3月限)の日中足も付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。約定時間が10時59分で止まっているところに注目して頂ければと…(^^;。

TOPIX先物 2008年3月限 日中足

● なお、午後4時から東証で記者会見があったのですが、色々な報道によると「原因がまだ分かっていないので復旧のメドが立っていない」とのこと。幸いにして週末で、しかも3連休なので、システム関係者は週末返上でやるしかないですね。来週、もし売買停止が長引くようだとかなり問題です。 「東証、週明け売買の見通したたず―派生商品システム障害で」 (日経)などをご参照ください。また、東証HP内の 「売買停止情報(先物・オプション取引等)」 にも清算値などの詳細が掲載されています(いずれ"過去分"に移動されるかもしれません)。

● 一方、今日のマーケットを「指数の値動き以上にひどい」と感じた方々は意外に多かったかもしれません。セクターでは、鉄鋼・非鉄が相変わらずボロボロだったし、機械受注を受けて機械株を中心に酷い羽目。テクノロジー系でも突発的に安い銘柄が散見。一方で、消費者金融などが妙に高かったりと、違和感を感じた方は少なくなかったと思います。ある意味で、理屈が通りそうな割安株が売られ、「何でこんな銘柄が?」ってのが上がる相場展開。まさに資金が流出し続ける相場の悲哀で、皆が持っているような銘柄が、ファンド解約などの資金流出に伴って売られ、空売りされている銘柄は解約で買い戻される、って感じ。さらに後場はTOPIX先物が稼動していなかったことで、モロのバスケット売りが出ていた影響もあったと考えています。

● さらに、ファクター分析を見ている方は感じているでしょうけど、このところ、リバーサルが効かない相場が続いています。「平文」で書くと、伸びたゴムが戻らずに伸びきったまま、という状態が続いているのです。足元の相場は短期、中期、長期ともに、疑問の余地がほとんどど無い状態で下向き。そこでリバーサルが効きにくいという事は、下げトレンドに変化が見られないってこと。押し目買い(逆張り)が報われない相場、と考えることが出来るわけで、雰囲気が盛り上がらないのも当然かもしれません。変化の兆しがいつになるのか、そのタイミングがなかなか見えてきません。なお、私はマーケットに近い立場なので、短期は日中~3日間、中期は1ヶ月、長期は半年~1年って感じで見ていますので、為念(^^;。

● 記録。東証1部出来高はSQだったにも関わらず、前日比2155万株減の23億5225万株、売買代金は逆に同531億円増の2兆7728億円でした。上記した市場筋推計の約1億6000万株/約2500億円をSQ関連として差し引くと、余計に今日の相場がかなり閑散だったことが分かります。前後場の売買代金分布は前場52.0%、後場48.0%と、さすがに多少は前場に振れたものの、それほど極端ではありませんでした。寄付きから5分間の売買代金は15.3%でした。東証1部値上がりは543銘柄、値下がりは1071銘柄。日経平均の日中値幅は281.64円(前場191.70円、後場166.09円)と比較的小さい1日。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な売り越し(3900万株売り/2630万株買い)でした。これで8日連続の売り越しです。

● 指数ヲタクへの業務連絡。今日、IHI(7013)と三洋電機(6764)の「監理銘柄(審査中)指定の解除」が東証から発表されています。廊下に立たされていた銘柄が、ようやく教室内に戻ることを許されたってことです(^^;。ただし、反省文(改善報告書)を書かされたり、特別の座席に座らされたり(特設注意市場銘柄に指定)がありますが、まぁ、これでひとまず一件落着です。東証HP内、 「監理・整理銘柄指定状況」 の下の方、「監理指定解除・上場廃止銘柄(直近)」に掲載されていますので、ご確認ください。さらに、日経からは 「IHIと三洋電機、日経平均採用を継続」 とのリリースも出ています。分かっていたことなので、いまさら…って感じもしますが(^^;。

● 今日はえらく長文になってしまって申し訳ありませんが、最後にこれは書かなくちゃあいけない話。朝日新聞に 「経産次官「デイトレーダーはバカで無責任」 講演で発言」 との記事。ちょっと前に日経の前田編集委員が書いていた件(その時は名前などはぼかしてあった)と同じ講演会の話でしょう。ニュースの内容を読んでいただければ分かるのですが、日本経済をリードすべき経済産業省の事務次官の公的な発言がこれ。飲み屋でこっそり話をするのならともかく、公的な講演でこの手の発言をする神経は到底理解できません。彼らは自らが正しいと確信して発言しているのでしょうし、私的会話よりは抑え目に発言してコレなんでしょう。つまり、本音というか深層心理は、もっともっと酷いと簡単に想像出来てしまいます。事務次官は官僚、事務方のトップ。経済/産業をリードするべき官僚のトップがこの程度の認識となると、外国人投資家でなくても嫌気するのは当たり前。もちろん、これで相場が下がったなどとナイーブなことを言うつもりはないのですが、プラスでないことは明白です。

● 某FM氏もおっしゃっていましたが、倖田来未の不適切発言などよりも、この事務次官発言の方が、はるかに直接的な経済的損失を招きかねないのです。そして、今日の閣議後会見でも大臣などからは言い訳の嵐で、事態を全く理解していないというか、認識していないように聞こえてなりませんでした。厳しい書き方をすれば、「"バカで無責任"なのはどっちやねん」って感じです。そもそも、期待する方が間違っているのでしょうけどね。なお、夕刊フジにも関連して 「ジェイコム男「またか」と冷やや…経産省次官が失言で」 との記事がありました。引用されているB・N・F氏のコメントの方が、はるかにまともです(当たり前だけど…)。

● 今日は超長文スミマセンでした。何はともあれ3連休。東京はまた雪が降る予報が出ていますが、良い連休を!

 TOPIX : 1305.08 (+6.67, +0.51%)    日経平均 : 13207.15 (+107.91, +0.82%)    円ドル : 106.55  

● 今日の後場の値動きは、やや意外感のある展開。朝方からプラスになったりマイナスになったりで方向勘が乏しく、前引け前(10時51分)にはTOPIXで-1.44%、日経平均で-0.97%まで下落して今日の安値を記録。ヤバイ雰囲気が漂うなか、後場に入ると一転して戻り歩調。一度はエネルギーが切れかけたように見えたものの、そこからが意外感のあるほどきれいな右肩上がりとなり、結局、今日の高値圏で大引け。前日比だけで見ると、昨日の大幅安からして如何にも反発力が乏しいようにも見える一方、昼前に突っ込んだところから戻したのは評価に値する面もあり迷う1日でした。日中足は「V」字型だったので、ここだけ見ればかなり好印象だったのですけど…(^^;。その日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 単なる売り飽き感?押し目買い?それとも「誰か」が入ったの???市場筋の間では、例によって「公的資金の買い」説が流れていましたが、これは毎回のことながら、本当かどうか確認できるものではありません。ただ、ワケの分からん買いが入った時によく流れる話なので、今日の相場が多くの市場筋にとって「なんで?」って感じを含んでいた裏返しだったと考えることも出来ます。

● 個別には、業績絡みで叩き売られる銘柄は今日も存在。カヤバ工業(7242)がその筆頭。朝から一度も取引成立せずにストップ安比例配分(-18.66%)。バンダイナムコHD(7832)は今日もザラ場では取引成立せずにストップ安比例配分(-15.44%)。太陽誘電(6976)もあちこちのアナリストから格下げ爆弾を食らって大幅安(-7.17%)。鉄鋼にも安い銘柄が多かったのはちょっと気になりました。

● その一方で、カプコン(9697)は上方修正に素直に反応して大幅高(+14.23%)、日本写真印刷(7915)はこのところえらく弱かったのですが、今日は素直にストップ高比例配分(+15.11%)。タムロン(7740)もストップ高比例配分(+19.85%)でした。ストップ高ほどではなかったものの、KDDI(9433)の+5.15%、ソフトバンク(9984)の+6.23%などもご立派でした。オリックス(8591)はかなり下まで売り込まれたものの、後場はほぼ一本調子の戻り。前日比では大幅安(-4.37%)だったものの、パニック売り第1幕は終わったかな、って感じでした。第2幕があるのかどうかは分かりませんけど…(^^;。オリックスの日中足も付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

オリックス(8591)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比1億3442万株減の23億7380万株、売買代金は同1551億円減の2兆7197億円。悲観するほど少なくは無かったのですが、「反発」というには物足りなかったというか、中途半端でした。東証1部値上がりは863銘柄、値下がりは750銘柄、今朝のSQ値を計算すると、前日比32.48円安の13066.76円(9時21分確定)、日経平均の日中値幅は271.64円(前場213.23円、後場223.61円)でした。前後場の値幅がほとんど同じだったのですね。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な売り越し(3920万株売り/1980万株買い)でした。これで売り越しは7日連続です。

● 明日はミニSQ。今日後場の流れを引き継いで雰囲気をアップに出来るのか、それともずっこけてしまうのか、色々な意味で、相場に変化が出てくるか注意しておきたいところです。

 TOPIX : 1298.41 (-57.07, -4.21%)    日経平均 : 13099.24 (-646.26, -4.70%)    円ドル : 106.45  

● ISM非製造業景況感指数の予想外の低迷を受け、米国株式市場は急落。CME日経平均先物は大証比380円安の大幅安。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な売り越し(5750万株売り/1990万株買い)で、昨年11月20日(7020万株売り/2010万株買いで5020万株売り越し)以来の大幅売り越し。トドメに「フィッチ、2200億ドル(約23.5兆円)相当のCDO格付けが最大5段階引き下げられる可能性」なんて報じられると、もう死んだ振りをするしかなかった感じ。

● 今朝のSQ値を計算すると、前日比446.63円安の13298.87円(9時20分)。この水準を上回って推移できるのであれば、前日比で大幅安でも耐えられるなと考えていたし、実際に10時頃までは「幻のSQ値」状態をキープしていたのです。ところが、10時過ぎからジリジリと下げ幅を拡大し始めると、もう「アカン」状態。後場はそれでも横ばい推移だったものの、戻りらしい戻りが無かったばかりか、最後の30分間に再び一段安。結局、TOPIXはほぼ安値での引け、日経平均はモロ安値引けでした。1月22日にTOPIXが73.79pt安、-5.70%、日経平均が752.89円安、-5.65%となって以来、今年2番目の大幅下落となってしまいました。東証1部値上がりはたったの60銘柄で、値下がりは1650銘柄と圧倒的でした。

● 後日見直すこともあるでしょうから、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● あまりに全面安だったので、個別の話を書くのも空しくなるんですが、今日も業績関連での地雷銘柄があちこちに散乱。バンダイナムコHD(7832)が午前11時ちょうどに業績下方修正発表で、後場から「あぁぁぁ~」状態のストップ安比例配分(-13.38%)。東ソー(4042)も朝から軟調だったところに午後1時業績発表で一段安。その後多少戻って引けたものの、大幅安は大幅安(-12.92%)。何よりも酷かったのがORIX(8591)。昨夕の業績下方修正発表を受け、あちこちのアナリストから格下げ爆弾炸裂。朝から一度もザラ場で一度も取引が成立せずにストップ安比例配分(-11.09%)。プロ野球の契約問題で詰めの甘さを露呈するし、どうしたんでしょうかね?昔のORIXは、もっと凄みのある企業だと思ったのですが…。こうなると、外国人保有比率が高いことが逆目に出てしまいます。

● プラス側では、ニコン(7731、+3.08%)、アサヒビール(2502、+2.50%)、三菱重工(7011、+1.60%)など。特に三菱重工はザラ場の業績発表で爆弾が相次ぐなかで、見事に棒立ちでプラス転換でした。実はトヨタ(7203、+0.35%)もプラスだったんですよね。これだけ悪い相場のなかでプラスで終われた銘柄というのは、それなりの「尊敬」を与えても良いと考えています。なんせ、東証1部全体で60銘柄しか上昇できなかった1日ですから…。

● 典型的なザラ場地雷銘柄として東ソーと逆に頑張った銘柄として三菱重工の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。地雷銘柄をバンダイナムコHDにしようかとも思ったのですが、後場は大引け以外に商いが出来ず日中足が見づらいので、東ソーにしておきます。

東ソー(4042)日中足
三菱重工(7011)日中足

● 中国本土と台湾、韓国市場は今日から休み。香港とシンガポールは明日から休みと、アジアの主要市場はLunar New Yearで一斉に休み。日本市場の立場からすると、アジア各国(インドは通常通り)の動向をあまり気にしなくても良くなる一方、「えっ、アジアは軒並み休み?売れる市場は日本だけか…」的に売り圧力が掛かる可能性もゼロではないのです。もっとも、もう売るだけの日本株を持ってないかもしれませんが…(-_-;)。また、今週金曜日はミニSQ。1日で相場がこれだけ動いてしまうと、ヘッジも大変だろうと推察します(^^;。要は米国株市場が落ち着いてくれば、心配事も減るんですけどね。

● 記録。東証1部出来高は前日比4億8196万株の増加で25億0822万株、売買代金は同3922億円増の2兆8748億円。ここ2~3日の低調状態からはさすがに抜けつつあるのかもしれません。問題は商いをこなして反発できるか、です。日経平均の日中値幅は452.95円(前場377.36円、後場155.68円)とさすがに膨らみました。ただ、後場の値動きが比較的小さかったのは、ある程度の売りをこなす買いが入っていたのかもしれません。

● なお、昨日書いた日経平均千鳥足は今日の下落で途切れ、「○●○●○●○●●」となってしまいました。その結果、過去の経験則からすると、下の方向性が続く可能性がある、ということになってしまいました(-_-)。「おまえがあんなこと書くから、ホンマにそうなってしもうたやんか!どないしてくれんねん!」という怒鳴り声が聞こえてきそうですが、平にご容赦を。でも、最初に書いたのが破られたのだから、破れた方の方向性が続くという経験則も破られる可能性は十分にあるのです。「ワケ分からんようになるから、もう黙っといてくれ!」って声も聞こえてきそうなので、今日はこの辺で(^^;。

 TOPIX : 1355.48 (-9.24, -0.68%)    日経平均 : 13745.50 (-114.20, -0.82%)    円ドル : 106.90  

● 米国株やCME日経平均先物の状況からして、軟調な展開を予想した向きが大勢だったでしょう。前場最初の1時間ほどは、「あまり下がらないなぁ」との雰囲気もあったものの、前場中盤以降はジリジリと下げ幅拡大。ところが午後1時半頃からは逆にジリジリと戻り歩調。まぁ、あまり方向感がある1日ではありませんでした。「スーパーチューズデーの結果を見極めたい」なんて言い訳があったのでしょうけど、「そんなもん、見極めてどないすんねん?」って突っ込みたくもなります(^^;。結局のところ、出来高があまり盛り上がらなかった点を見ても、サブプラ関連が多少落ち着いてきた一方で、今度は個別に業績ニュースであちこちで地雷が爆発していることから、全体に警戒感が強くなり手控えられた印象でした。

● 個別には、引き続き決算絡みで上下動の激しい展開。ヤマハ発動機(7272)はこの2週間ほど戻りが良かったのですが、昼休み中の業績発表で一気にストップ安。イビデン(4062)は寄付いたものの大幅安。オリンパス(7733)は結局ストップ安で、アルパイン(6816)も一時ストップ安。三菱レイヨン(3404)もあちこちのアナリストから格下げ爆弾を浴びて急落。

● 一方、JT(2914)は5%超の上昇と急反発、日産車体(7222)も大幅高。ヤフー(4689)は寄付いで大幅高だったものの「寄り天」。セクターで見ても、不動産は三菱地所(8802)の業績発表をきっかけに再び急反落する一方で、商社は意外な底堅さを発揮するなど、かなり色合いが違ったのも特徴的でした。他にも色々あったのですが、全体とすると、やっぱり地雷的に急落ものが多かった印象でした。

● 記録。東証1部出来高は前日比49万株増の20億2626万株、売買代金は逆に同937億円減の2兆4827億円。盛り上がったとはお世辞にも言えない1日でした。東証1部値上がりは631銘柄、値下がりは971銘柄、今朝のSQ値を計算すると、前日比78.94円安の13780.76円(10時07分確定)と妥当なところ。日経平均の日中値幅は156.28円(前場140.87円、後場114.44円)しかなく、これは「今年最小の値動き」でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅な売り越し(4770万株売り/2940万株買い)でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● ところで、市場筋の間では「千鳥足相場」が話題。要するに、プラスとマイナスが交互にやってくる、ってヤツです。今回は1月24日と25日が続伸だったあと、きれいに「○●○●○●○●」と8日まで来ました。順番だと明日は「○」、つまりプラスになるはずですが…(^^;。某市場筋氏の調べによると、「8日以上の連続記録は、2000年代に入ってこれで5回目」とのこと。そして、9日で記録が途切れることが多く、記録が途切れる方向に進む、というのも過去の経験則とのことで、例えば明日「○」、明後日「○」になると9日までで記録が途切れ、そして続伸で上に行く、という薔薇色シナリオが完成するのです(^^;。乞ご期待!

● 雑談。今朝の日経に 「日本に投資のヘッジファンド、資金流出9000億円に」 との記事。やっと出てきたかって感じなので、全然サプライズではないのですが、こうやって記事になって出て来ると感慨はあります。法人相手に商売している現場のトレーダーやセールスの皆さんは、昨年夏場からこの辺のことはヒシヒシと感じていたでしょうし、「日本株だけで商売していたらヤバイ」というのが実感だと思います。社内的にも、どこの外資系証券でも"日本株専門"と銘打った部署は、アジアの一部として存在するように変化してきているのが現実でしょう。そうすると、東京に居る必要も、いずれ薄れてくるのでしょう。家族とかの問題が無ければ、香港で働いて給料もらった方が、税金の差だけでも、はるかに実入りがよくなるんですから。

● ところで、 「サブプライムで省庁会議発足へ」 ですって?をいをい…(-_-;)。こういうことに関しては、スピード違反と思われるぐらいの速度感が欲しいところですけど…(-_-;)。例の「空港の外資規制」にしても、何を国土交通省は頓珍漢な法案を考えているのやら。当たり前のことを言っている渡辺喜美金融相が、本当にマトモに見えてくるから怖い。そして、それを敵視する議員・官僚がいるからもっと怖い。

 TOPIX : 1364.72 (+27.86, +2.08%)    日経平均 : 13859.70 (+362.54, +2.69%)    円ドル : 106.80  

● 金曜日のCME日経平均先物が大証比で310円高だったので、この辺の上昇を予想していた方々が大勢だったでしょう。相場としてはその通りに堅調だったものの、CME日経平均先物の水準から大きく上放れることが出来なかったのは、今の日本市場の自立性の乏しさというか…(^^;。そもそも、CME日経平均先物にここまで東京市場が左右されること自体が、不思議というか情けないのですが、それが相場なんですから仕方ありません。

● 最初の40~50分間ほどでズンズンと上昇して、TOPIXで1365ポイント近辺、日経平均で13850円近辺までくると、その後は基本的に横ばい推移。今朝のSQ値を計算すると、前日比283.09円高の13780.25円。ここを基準に考えると、寄り付いてからはあまり上下動が無かったことが分かります。つまり、フォロースルーの買いが乏しかったものの、売り込んでくる向きも多くなかったってこと。上昇を維持出来た方を評価すべきか、それとも追随する買いが乏しかったことを重視すべきか…。まぁ、とりあえず高かったことを評価しておきましょう(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 業績発表シーズンということもあって、急上昇する銘柄がある一方で、急落が止まらない銘柄も散見されます。中外製薬(4519)はやっと寄付いたものの、ロシュが何を考えているのか気になるところ。今日はエーザイ(4523)がかなり叩かれました。また、イビデン(4062)が朝からストップ安売り気配のまま。この銘柄も一時は相場を引っ張る銘柄の一つだったのに、1年ぐらいのチャートでみると、しっかり最初の水準まで戻ってしまいました。JFE(5411)はザラ場中の下方修正発表でドカン。朝から出ていた話なのに、何でこんなにストレートに反応するんでしょうかねぇ~(^^;。同株の日中足も付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

JFEホールディングス(5411)日中足

● 一方、ヤフー(4689)は米国でマイクロソフト(MSFT)が米ヤフー(YHOO)への買収提案を受けてストップ高。ソフトバンク(9984)は大株主の立場から大幅高。日本ではなかなか起こりえないような巨大買収提案だし、これがないと活気付かないなぁ~と羨ましく思うばかり。カシオ(6952)もこれまで散々駄目駄目と言われていたのが意外感の決算でストップ高。業績シーズンにはありがちの風景ですが、上にも下にもかなり目立ちます。

● 指数ヲタクとして興味深かったのは、ヤフーは東証1部銘柄でありながらJASDAQにも上場していることから、JASDAQ指数などに影響を与えていたこと。Bloombergで見ると、JASDAQ指数に占めるヤフーのウェイトは22.18%。次点が楽天(4755)ですが、これが5.50%ということを考慮すると、如何に巨大な銘柄が優先市場でもないところで、妙な影響力を発揮しているかがわかります。今日はTOPIXに対して新興市場が全体にアンダーパフォームしていたのですが、例外はJASDAQ指数で、対TOPIXで101bsものアウトパフォーム。ヤフーのおかげですネ。

● 記録。東証1部出来高は前週末比8868万株減の20億2577万株、売買代金は同488億円減の2兆5763億円。先週末に続いて、全日立会いとしては出来高で「今年2番目の薄商い」(1月10日の19億1620万株が最低)を更新。指数がこれだけ跳ね上がった割には、あまり出来高が盛り上がらなかった様子が分かります。東証1部値上がりは1420銘柄、値下がりは251銘柄。日経平均の日中値幅は246.64円(前場223.41円、後場135.43円)だったのですが、前場も午前10時以降だと50~60円程度の値動きでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な売り越し(5160万株売り/3670万株買い)でした。

2008年02月01日(金) .... 反落、週末控え見送り気分強い展開

 TOPIX : 1336.86 (-9.45, -0.70%)    日経平均 : 13497.16 (-95.31, -0.70%)    円ドル : 106.30  

● 今日から2月。明後日2月3日は節分の日です。この時期になると、どうしても「節分天井」という言葉が頭に浮かんだりするのですが、ここが天井ってのもあまりにも寂しいので、敢えて考えないようにします(^^;。

● 相場。今日も「米雇用統計や米ISM製造業景気指数を見極めたい」という絶好の言い訳があり、全体としては模様眺め気分の強い展開。マイナスで寄付いた後にプラスに転じ、期待を抱かせる局面はあったものの、10時前には腰砕け。ただ、今日に関してはそれほど下値をボカスカと売り込む雰囲気ではなく、結局のところ、前日比でマイナスながらも小安い程度をキープ。結局のところ、小安いままもみあって1日を終了。朝最初の1時間を除けば、ザラ場では日経平均の値幅は100円程度。後場はかなり「金曜日の午後」ムードでした。2週間に渡ってそれなりに荒れる相場が続いたので、皆さん、お疲れだったのかもしれません(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 決算発表が本格化していることで、力強く上昇する銘柄(パイオニア、富士通、松下など)と、徹底的に叩かれる銘柄(中外製薬、大日本インキ、ソニーなど)の明暗が鮮やかに出てきています。例えば指数ベースで見ても、日経平均は、ソニー、KDDI、ファーリテ、中外製薬、コニカミノルタなどの軟調さが日経平均の足を引っ張るなか、TDK、東京エレクトロン、日本ガイシ、スズキ、松下、パイオニアなどが上に引っ張る展開。TOPIXだと、ソニー、MUFG、みずほFG、地所、SMFGなどが足を引っ張るなか、松下、ミレア、TDK、富士通、村田製作所などが上に押し上げ。ただ、指数としてみると、個別のかなり派手な値動きをそれなりに打ち消しあっていたというか…(^^;。なので、指数ベースでは小動きな1日だったのです。

● しかし、個別には結構な値動きがありました。ソニーなどは、朝から弱かったけど後場中盤に突然の一段安。何があったのでしょうかね?ソニーの日中足も付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

ソニー(6758)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比2億7838万株も減って21億1445万株、売買代金は同3959億円減の2兆6251億円で、これは大発会を除いて、出来高で「今年2番目の薄商い」(1月10日の19億1620万株が最低)、売買代金では6番目の薄商いでした(^^;。相場的な意味はないんですけど、ちょっとメディアへの当てつけ的な書き方をするとこうなります(^^;。

● 東証1部値上がりは662銘柄、値下がりは961銘柄、日経平均の日中値幅は204.31円(前場183.66円、後場129.63円)と、ここ最近の荒さを考慮するとかなり小動き。今朝のSQ値を計算すると、前日比26.31円安の13566.16円(中外製薬以外は10時00分確定)でした。一方、今日も東証1部の中小型株が頑張った1日だったものの、昨日ほどの歪みはありませんでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(3220万株売り/3110万株買い)でした。

● 指数関連の話題を二つ。今日は月の第1営業日なので、浮動株比率の変更などが発表されています。今月は新たに東証1部にやってくる2銘柄(ソネットエンタテインメントと中山?)だけでした。東証HP内の 「浮動株比率」 をご確認ください。

● もう一つ。真柄建設(1839)ですが、現在、監理銘柄(確認中)に指定されており(旧称:監理ポスト)、2月4日までに半期報告書を提出しないと上場廃止となってしまいます。一応、東証1部銘柄なので会社に直接電話して確認してみたところ、「答えなくてはいけないですか?」と嫌そうに聞かれた後に、「週明けには提出するつもりです」との回答でした。また、IHI(7013)は現在、監理銘柄(審査中)。今日、決算発表だったので東証から何か発表があるかな、と考えていたのですが、現時点ではまだ何も発表されていません。訂正報告書そのものは昨年末に提出されているとのことで、まだ東証で審査中なんでしょう。監理銘柄などについては、東証HPの 「監理・整理銘柄指定状況」 をご参照ください。

● 雑談。国立天文台が2月1日付の官報に2009年の暦を掲載したことで、2009年の9月に「秋のゴールデン・ウィーク」が出現することになったとのこと。 「09年GW2回?=祝日法初適用、秋も4連休-46年ぶり皆既日食も・国立天文台」 (時事通信)などのニュースが流れていました。土曜日を入れると5連休となります。敬老の日が絡むので、「シルバー・ウィーク」という呼び方を提案する向きもあるようですが、まぁ、何でも構いませんワ(^^。もし手元にカレンダーがなければ、こちらから どうぞ。それでは、皆様も良い週末を!

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