このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

--年--月--日(--) .... スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Myカテゴリ一 : スポンサー広告 | Page Top↑ ブログパーツ
 TOPIX : 1616.62 (+1.47, +0.09%)    日経平均 : 16785.69 (-46.53, -0.28%)    円ドル : 115.20  

● 「昨日で終わりやったん?」って感じで拍子抜けの1日でした(^^;。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は引き続き大幅買い越し(4090万株売り/5190万株買い)。NY株高やCME日経平均先物高も加わって、マーケットはかなり強く始まったものの、ほぼ「寄り天」。指数は午前10時前後にマイナス転落し、その後は基本的に横ばい。昨日との比較感もあって元気の乏しさが目立つ1日になってしまいました。大引けではバスケット買いが入っていた(お化粧?)ものの、日経平均には影響がほとんど無く、TOPIXがピョコンと跳ねてプラスで終了。実質はチョビ安の1日でした。まぁ、昨日の大幅高を考慮すると、ズルズルと下落しなかっただけ底堅さを感じたのはありましたけど…。今日はTOPIXの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● さて、個別銘柄云々は一般的な相場解説にお任せするとして、こちらは少し違った視点から相場を見て行きます。ファクター面からは、今日もリバーサルが効いていたものの、朝最初の30分間では「すごく」効いていたのが、10時頃には「ちょっと」効いている程度に落ちぶれてしまいました。一方で、今日はバリューがリバウンドし、昨日の相場とはかなり様相が変化していたのが見て取れました。つまり、寄付き段階では昨日からの積み残しがあったものの、それを「やっちゃった」後は、静かな展開になったってこと。提灯筋にしても、寄付きは「行けぇ~!」状態だったものの、振り返ると「あれっ?青い眼、誰も付いて来てへんで?」という感じだったでしょうか(^^;。

● 月内に何らかの事情で決済しなければいけないポジションがあったのなら、最終日にピークを持ってくるようには行動しません。私が担当トレーダーだったら、最終日はいわば「予備日」で、その前日までに相当部分のメドを付けておこうと考えます。そして、この3日間に関しては、そう考えた方が相場の動きが見え易いように考えています。「信用不安が薄らいだ」なんてのは、ちょっと白々しい後付け理由と考えています(^^;。

● 某FM氏もおっしゃっていたのですが、「結局のところ、消費者金融なんかは、買戻しが入らないと上がらないってことだね。それが確認できただけでも、有意義だった」と。例えばアイフル(8515)の日中足を見ると、まぁ見事な「寄り天」(^^;。2日分続けて日中足を見ると「行って来い」状態がより鮮明に分かります。まぁ、何と言いますか、そういうことだったんでしょう(^^;。アイフルの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

アイフル(8515)日中足

● 話題変更。今日は日経平均銘柄入替えの基準日でした。新規採用のSUMCO(3436)とJフロント(3086)は、朝から何となく神経質な空気が漂う中を堅調な値動き。一方で、日清オイリオ(2602)とトピー工業(7231)の削除2銘柄は、朝方はそれほどの動きは無かったものの、前場終盤から後場に掛けて売りに押される展開。最後の15分間が"勝負"ってのは皆が承知のなかで、その時間帯に突入。さすがに出来高は相当に盛り上がったのですが、2銘柄集中だと大きなインパクトは出ませんネ(^^;。下記がまとめです。

銘柄終値(前日比・率) 出来高対20日平均
出来高比
[採用]3436 SUMCO 4680 (+60, +1.30%)5,468,200133.75%
3086 Jフロント 1130 (+36, +3.29%)20,140,000390.90% *
[削除]2602 日清オイリオ 486 (-30, -5.81%)16,582,0001011.07%
7231 トピー工業 307 (-10, -3.16%)13,762,000838.45%
* Jフロントは上場後まだ20日経過していないので、9月3日新規上場以降の出来高平均を使用

● データはBloombergを使っています。なお、上記は全て立会内取引の分だけで、大引後には立会外取引でバカスカと大口クロスが入っていたので、実際の本日の出来高という意味では、もっと膨らんだことになります。SUMCOはみなし額面が500円になったこともあって、商いが少なかった印象でした。もし50円額面だったら…というのは「たられば」ですね(^^;。本日のイベント代表として、Jフロントと日清オイリオの日中足を記録保存の意味も込めて付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。SUMCOはあまり「面白くなかった」し(^^;、トピー工業と日清オイリオは見た目は同じ感じでしたので…。

Jフロント(3086)日中足
日清オイリオ(2602)日中足

● 今日の記録。東証1部出来高は前日比2億1836万株も減少して18億6182万株と、再び20億株台を割り込んで「普段のペース」に(^^;。売買代金は同3792億円減の2兆5204億円でした。東証1部値上がりは720銘柄、値下がりは881銘柄とやや弱め。今朝のSQ値を計算すると、前日比79.61円高の16911.83円で、かなり「寄り天」に近い状態でした。日経平均の日中値幅は174.05円(前場149.87円、後場101.25円)と落ち着いた(^^;状態。

● ちょっと興味深かったのは、東証1部売買代金の分布が、前場45.1%、後場54.9%と後場に偏り気味で、もっと興味深かったのは、寄付10分間で9.7%の売買代金だったのに対して、大引10分間で13.5%もあったこと。日経平均銘柄入替えの影響もあったでしょうし、月末・四半期末を意識した売買があったことも想像させます。

● さぁ週末。2週連続の「4日勤務」だったので、来週が疲れる週になったりして…(^^;。今日の東京は、来週から10月とは思えないほど「ムッ」とした暑さだったのですが、少しは秋を感じたいところです。良い週末を!

スポンサーサイト
 TOPIX : 1615.15 (+39.13, +2.48%)    日経平均 : 16832.22 (+396.48, +2.41%)    円ドル : 115.55  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向を見て「えっ?!」状態(^^;。突然の大幅買い越し(6520万株売り/9710万株買い)で、市場筋によると株数ベースだけではなく、金額ベースでも大幅な買い越しだったとのこと。なんでも、2005年10月5日以来の数字だそうで、NY株高やシカゴ日経平均先物の堅調さも合わせて、朝から当然のように買い先行の展開。ただし、今日はそれだけでは終わりませんでした。ジリジリと上昇を続けた相場は、後場から一段高。ただ、何となく違和感というか既視感というか、不思議な印象を受けた1日だったのも事実でした。

● 今日も記録として日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場を一見すると、マザーズ市場を初めとして中小型株の好パフォーマンスが目立ったのは昨日と似通っていたのですが、違いは昨日はTOPIXや日経平均は小動きだったのに、今日はこれらの指数も大幅高となったこと。取り立てて大きな材料が存在しないなかでの大きな相場の動き、と言う点では、どうしても8月第2~3週を連想してしまいました。実際にお話ししたFM諸氏からも、「想い出したくないことを想い出した」といった声がかなりあったので、皆さん、同じようなことを感じていたのだと推察します。

● 昨日そして今日の急激な小型株上昇について、市場筋の間では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の「小型株投資開始の設定買い」との見方が出ていました。昨日の相場状況(如何にも突然来た)を考慮するだけでも、何らかのまとまったバスケット的な商いがあったことは想像できます。別にGPIFではなくて、どこかの外国人投資家だったとしてもおかしくないのですが、もし外国人投資家と考えると、新規設定ではなくアンワインドの可能性が高くなってしまい、「将来に繋がる話」ではなくなってしまいます(^^;。なので、GPIFという「公的資金」に登場して頂くと、とても将来に期待できる話が出来上がるということ(^^;。GPIFが何かを言ったというよりも、この辺から落ち着くところとしてGPIFの名前が挙がって来たのではないか、と勝手に推測しています。

● もう少し真面目に考えると、確かにGPIFは前々から1000億円程度を小型株に投資する意向を表明していたし、今年春には、そのための運用機関の公募も行っていました。GPIFのHPでは、新着情報のなかの こちら こちら に応募要綱などが掲載されています。ただ、その後、運用機関が決まったとは聞いていないし、決定したとはGPIFのHPには発表されていないのです。通常、運用機関を決めずにやる、ってことはないでしょうから、残念ながらこのストーリーには若干の無理があるかなと…。

● 個人的には、この2日間の動きは、ロング/ショート系ヘッジファンドのアンワインド(ポジション決済の取引)が入っているため、と考えています。中小型株の上昇もそうですが、皆に嫌がられていた(ショートされていた可能性が高い)消費者金融や証券株、さらに銀行株のぶっ飛びを見ていると、ちょっと8月第2週を想い出させてしまいます。ただ内容には少し違いがあるのも確か。8月は一方的にバリューが崩落したのが大きな特徴でした。今回もバリューがかなり弱いものの、あの時ほどの崩落ではない印象。また、この2日間は前回以上に短期リバーサルがギンギンに効いているのも特徴です。その程度は、8月と同様に 3σをブッちぎる動き(リスクモデルにもよるけど、5σ程度は行った)で、また「統計学的異常値」の世界に陥っています。

● ファンド新規設定の際に、ここまで無理な売買することは考え難いので、「後は野となれ山となれ」のアンワインドと想像するわけです。「お化粧」の可能性はもちろん否定しませんが、他人がやってくれるのは邪魔しないとしても、自分の資金を使ってどこまでやるか、というのはいつものジレンマ(^^;。他人のために使うお金をふんだんに持っている投資家なんて、今はそれほど多くないでしょうから…(^^;。今日のような動きが明日も続く可能性はあるものの、月末・期末を越えた来週はどうなるか分かりません。チャート的にも、そろそろボリンジャーの 2σ ですしネ。ただ、究極的な答えは永遠に分からないままでしょうから、ここに書いているのも、全く的外れの単なる想像ストーリーかも知れません(^^;。為念。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億3025万株も増加して20億8018万株と、ようやく20億株台乗せ。売買代金は同6104億円増の2兆8995億円でした。東証1部値上がりは1510銘柄に達し(値下がりは169銘柄)て「全面高」商状。日経平均の日中値幅も317.00円(前場144.77円、後場159.53円)とかなり広がり、しかも前場値幅+後場値幅≒日中値幅と、あまり重ならずに右肩上がりになったことが分かります。上記の日中足をご覧頂ければ、それが一目瞭然です。また、今朝のSQ値を計算すると、前日比183.40円高の16619.14円でした。

● さて、明日終値が日経平均銘柄入替えの基準値です。あまり大騒動にはならないでしょうけど、一応、頭の片隅に入れておいて下さい。当該銘柄については、大引け前15分ほどは、それなりに商いが盛り上がるハズ。VWAPトレーダーの方々は、当該銘柄をやっていると、非常に苦労すると思います。当該銘柄が何かって?それは、ちゃんと大元で確かめておきましょう。日経平均プロフィール内の こちら です。もっとも、今頃これをクリックしているようだと遅いんですけどネ(^^;。

 TOPIX : 1576.02 (+9.19, +0.59%)    日経平均 : 16435.74 (+34.01, +0.21%)    円ドル : 114.85  

● 朝から指数は小動き、中身も小動きの1日。妙にリバーサルが掛かった1日だったものの、首を傾げるような値動きもあちこちにあって、全体としては方向感が定まらないまま。相場の動きには、あちこちで違和感を感じるところがあった1日。色々と違和感を感じたなかでも、指数の動きと相場の空気がマッチしなかったのは、東証1部値上がりが1240銘柄にも達したこと(値下がりは385銘柄)。この数字だけを見ると、指数はもっと上昇していてもおかしくなかったのですが、日経平均は値嵩株(KDDI、京セラ、アドバンテスト、セコム、エーザイなど)の不振が足を引っ張り、TOPIXでは通信、商社、自動車、医薬品などの大型株が足を引っ張る状況。どう解釈すべきか迷う相場。日経平均の日中値幅はわずかに69.21円(前場69.21円、後場51.98円)。日経平均先物も昼間取引は90円しか動かず、小型株をやっていた方々はともかく、先物トレーダー連中などは、結構暇そうな1日でした。

● 今日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。パッと見では動いているようにも見えるのですが、Y軸の目盛りをご覧頂ければ、小動きだったのがお分かり頂けるかと…。

● 騰落銘柄数がこういう状態になるのは、銘柄数としては少ない大型株が足を引っ張る一方で、アリのような中小型株がよってたかって上昇することが背景。その結果として、今日はかなり急にサイズが小さい方向に振れたのも特徴。ただ、「何でそうなったの?」は良く分かりません。一般的な相場解説では、何かと後付けで名目的な理由を引っ張り出して来るとは思うのですが、マーケットを見ていた限りでは、誰かがかなり大きな売り買い(リバランス)をしたら、結果的にこうなってしまった、という印象でした(^^;。だって、ミクシィ(2121)がストップ高する理由なんてありましたっけ?また、マザーズが8.13%も上昇したのなんて、誰か綺麗に"説明"出来るものでしょうか?給料日翌日だから?!?化けの皮だったならば、明日、明後日で剥げ落ちるでしょうし、剥げ落ちないようだと相場の転機の可能性も十分に考えられます。いずれにしろ、ちょっと意外感のある1日でした。

● TOPIXサブインデックスで見ると、Core30が56bpsもの負け、Large70が12bps負けだった一方、Mid400が51bps勝ち、Smallはなんと102bpsも勝っていました。ちなみに、上記したように東証マザーズが8.13%も上昇したほか、大証ヘラクレスは4.59%高、JASDAQ指数は2.31%高、東証2部は1.39%高でした。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億4211万株も減って17億4993万株、売買代金は同3685億円減の2兆2892億円。東証1部を見る限りでは、全く盛り上がっていませんでした(^^;。今朝のSQ値を計算すると、前日比22.19円安の16379.54円。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(3120万株売り/3220万株買い)。本当にフローが目減りしているのが良く分かります。「ジャパン・パッシング」から「ジャパン・ナッシング」になりつつあるようで、少し心配しています。

● 雑談。もう黙ることにします。でも、黙ってても心を込めて応援してます。

2007年09月25日(火) .... 堅調、二極化気味の物色動向

 TOPIX : 1566.83 (+14.76, +0.95%)    日経平均 : 16401.73 (+89.12, +0.55%)    円ドル : 114.65  

● 寄付きこそは買い越しで始まったものの、前場はその後は水面下でもみあい。後場に入ってから昼休みバスケットの影響か、商社、海運、銀行、不動産などが上昇をはじめると、全体も背中を押される感じで上昇。一気に行く勢いはなかったものの、ソコソコ堅調な引け味でした。もっとも、物色されていたのは比較的限られた銘柄群で、見放されていたところはジリ貧状態の二極化気味の展開。建設やアドバンテストは格下げ爆弾を食らったこともあって、かなり軟調に推移し、この手の目先的な材料が結構なインパクトを持つ地合いが継続。こういうのは、参加者層の薄さを感じてしまう相場なんですけどね…(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 記録。東証1部出来高は前週末比4475万株減の18億9204万株、売買代金は逆に同256億円増の2兆6577億円。まだ盛り上がっているとは言い難いものの、落ち込んだワケでもなかった水準。今朝のSQ値は前日比37.85円高の16350.46円。日経平均日中値幅は1日通しで194.54円(前場76.93円、後場121.02円)で、前場の方向感の乏しさと、後場に入って相場に動きが出たことが分かります。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り越し(4830万株売り/4010万株買い)でした。

● 雑談。こんな土壇場で5連敗とは、全く元気が出ません(T_T)。あの負け方は、冗談抜きで日常生活にも影響を及ぼしてしまいます(^^;。と言う訳で、まともなコメントを書くのは、何はともあれ、一つ勝ってからということでご勘弁頂ければと…(^^;。

祝日(秋分の日の振替休日)のため休場

2007年09月21日(金) .... 小幅続落、連休控えて様子見ムード

 TOPIX : 1552.07 (-14.77, -0.94%)    日経平均 : 16312.61 (-101.18, -0.62%)    円ドル : 114.80  

● 最近はNYと為替を見れば、少なくとも寄付の雰囲気は誰でも想像できる展開。今日もそのパターンで、シカゴ日経平均先物が大証比165円安で、円が対ドル114円台と円高気味という外部環境を受けて、軟調スタート、軟調推移、そして軟調引けでした。ザラ場で何度か指数は戻り掛けたものの、朝から目立ったのが指数下落の度合い以上に大きかった下落銘柄数。大引時点では東証1部値上がりは488銘柄、値下がりが1142銘柄だったのですが、これは最後の方にバスケット買いが入っていた影響を受けてのこと。前場から1400銘柄程度の値下がりが続いていたので、指数が後場に入ってジリ貧になったところでも、ある意味で「やっと追い付いて来た」との印象でした。まぁ、連休を控えてまだまだ海外が恐いし、今敢えて無理するほどのことはない、といった様子見ムードの強い1日でした。

● 今日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。何て言うか、「やる気無し男君」(新庄選手の真似で(^^;)だったのがご覧頂ければと…。

● 個別には、鉄鋼や非鉄、資源株が強かったのは分かるのですが、その一方で、壮絶な売られ方をしていたのが消費者金融や銀行株。「ここからまだ売るか?」という印象がある一方で、これだけの勢いで落ちているナイフを怪我をせずに素手で掴むのは無理(^^;。どうしても傍観者状態になってしまうのは止むを得ない状況でした。消費者金融はともかくとして、メガバンクは自社株買いとか増配とか、何か世間一般が予想していないような好材料でもないと、なかなか下落モメンタムを止めることが出来ない状態に陥っています。たまに反発したら、「売りチャンス」とばかりに、狙い撃ちされているような印象もあります。

● ファクター分析してみると、銀行下落モメンタムのおかげもあって、今日もリバーサルがボロボロ状態。8月の「バリュー崩落」後の戻り局面でリバーサルは一気に勢いを取り戻したようにも見えたのですが、相場が落ち着いてくると共に、リバーサルは再びジリ貧状態。この2週間ほどは、勝つ日の方が珍しい、との状況に陥っています。8月の「バリュー崩落」まではこんな感じだったので、ある意味では、今は当時と似たような相場状況になって来ています。鉄鋼株の我慢比べなんかはあの当時と似ていますし、当時の逆リバーサル相場の象徴だった任天堂(7974)も、足元では強い動き。ただ、あの時は6万円越えまで行ったのですが、今回はその手前で止まってしまった感もありますけど…。

● 過去がそうだったからと言って、将来もそうなるとは限らないところが、相場の面白さでもあり意地悪さでもあります(^^;。ただ、このパターンはいずれ「何をやっても儲からん」相場になってしまいそうで、ちょっと心配している今日この頃です(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比2461万株増の19億3679万株、売買代金は同364億円増の2兆6320億円と、ほぼ昨日と同水準。今朝のSQ値は前日比150.81円安の16262.98円で、今日のレンジのなかではやや下の方。もっとも、今日の日経平均日中値幅は1日通しでも108.03円しかなく、前場76.82円、後場74.56円と、見送り商状を物語るような状態でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、株数ベースでは2日連続の買い越し(4470万株売り/4710万株買い)だったものの、金額ベースではかなりの売り越しだったとのこと。低位株(鉄鋼など)買い/値嵩株(銀行・消費者金融など)売りだったってことでしょうね。

● 話題変更。夕方に届いた The Gartman Letter を読んでいて、主に米国株の戦略について議論。Gartman氏は、現時点では基本的に、農業、資源、一部テクノロジーをロングで、ファンダメンタルズ最悪の金融株(代表選手はCountrywide Financial Corp (CFC) など)をショートとのこと。FRBの利下げでCFCなどは一斉に急反発したものの、日足チャートを見ると一昨日、結構な上ヒゲが出ているのですね。話題株ですから、一応、レーダー画面の端の方に入れておこうと考えています。そのCFCの日足チャート(3ヶ月)を付けておきます(出典:Yahoo! Finance)。

Countrywide Financial Corp (CFC)

● さぁ、2週連続の3連休です(^o^)。休む時はしっかり休みましょう。良い週末を!

 TOPIX : 1566.84 (-0.74, -0.05%)    日経平均 : 16413.79 (+32.25, +0.20%)    円ドル : 115.80  

● 今晩は業界関係者のちょっとした飲み会があって更新が遅くなりました(^^;。では行きます。

● 寄付きから30分間ほどは堅調な状態だったものの、その後はジリ貧。10時過ぎには指数はマイナス転落してしまい、その後は特にTOPIXはマイナス時間の方が長かったものの、大きくドスンとも来ないまま1日が終了。「昨日のあの勢いはどこに行ったのか?」ってのはあったでしょうけど、ドカンと下がらなかっただけマシと考えることにしましょう。鉄鋼株の一角などはそれなりに賑わっていたものの、全体としては方向感や盛り上がりに欠ける1日との印象でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、消費者金融が再びドカンと売られ、昨日あれだけ勢いがあった銀行株も軒並み安。商社は全体に堅調だったし、鉄鋼株や非鉄株(除くSUMCO)、海運株の一角など、懐かし銘柄群が賑わっていたのは確か。でも、テクノロジーの真ん中は駄目駄目マーク点灯中で、さらに、SUMCO(3436)がMSの格下げ/目標株価引き下げを受けてストップ安。先日の決算発表以来、SUMCOは下げ止まりません。「そんなんでストップ安するなよぉ~」ってのはあるのですが、今の市場のエネルギー欠乏状態のなかでは、イジメられている銘柄を助けに行く余裕なんてない、といった印象でした。また、配当付き最終売買日を明日に控えているにもかかわらず、電力・ガスがかなり売られたのも、配当よりもキャピタルロスを心配しているように思えてしまい、先行きの重たさを暗示させる動きでした。

● あまり雰囲気の良くない1日でもあったので、さっさと今日の記録(^^;。東証1部出来高は前日比1億3621万株増の19億1218万株、売買代金は同401億円増の2兆5957億円。東証1部値上がりは653銘柄、値下がりは975銘柄で、日経平均はプラスで終わっているものの、実際はチョビ安の方が印象にマッチする1日。今朝のSQ値は前日比116.39円高の16497.93円で、ほぼ「寄り天」。日経平均の日中値幅は147.17円(前場135.53円、後場83.09円)と小さ目でした。一方、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、8日ぶりの買い越し(2770万株売り/3730万株買い)。フローは少なかったですけどネ(^^;。

● さて、明日が配当付/権利付の月内最終売買日(3/9月決算銘柄)。ざっくり計算で、日経平均の配当落ちは約75~76円、TOPIXは8.2~8.3ポイント程度の見込み。もちろん、これは現時点での推算に過ぎないもので、今後、増配や減配が発表されることによって上下します。そのため、現時点では確定値ではありません。為念。ちなみに、Bloombergで12月限先物のフェアベーシスを金利0%で計算すると、日経平均で77.67円、TOPIXで8.59ポイントと出てきます。これは9月末だけではなく、10月末、11月末の配当を含むので、上記ざっくり計算よりも少し多い目に出てくるのですが、参考値としては使えます。

● 実際に指数がこの配当落ち分を下落するのは、連休明け(9月25日)になります。蛇足ですが、休み明けにこの配当落ち分をカバーする上昇があれば、相場用語として「配当落ちを埋めた」と言い、強い相場と解釈されます。もしそうならなければ、誰も話題にしないので(^^;、その場合の言い方はありません(敢えて言えば「配当落ちを埋められなかった」でしょうか)。科学的根拠があるかどうかは、全く検証していないので分かりません(^^;。

● ちょっと以前ならば、この時期には、配当狙い的な裁定買いが入ることもあったのですが、今回はそれほど増配期待が高くないことに加えて、サブプライム問題の余波で短期金利が上跳ねしていることによって、裁定買いが入りにくい状態が継続中。増配期待が高ければ「現物」でポジションを持つことにメリットが出てくるので、多少無理っぽいところでも裁定買いが入って、相場押し上げ要因になったりしていたものですが、今回はその雰囲気が盛り上がりません。なかなか色々なことがうまく廻ってくれませんねぇ~(^^;。

● 関連して、三菱UFJ FG(8306)が株式分割のため、9月25日(連休明け火曜日)から9月28日(金)まで売買停止になり、10月1日(月)から売買再開。つまり、明日、9月21日(金)が現状での最終売買日です。1株→1000株に分割されると同時に、単元が1株→100株になるので、最小売買単位としては現在の10分の1に下がり、10月からは約10万円チョイで売買できるようになります。基本的には、この分割+単元引き直しは株価にとって中立要因です。しかし、最小売買単位が下がることで、個人投資家などの小口売買が入りやすくなる点での影響は考えられます。もう一点。日本で売買停止になっている期間中もNYSEの同株ADR(ティッカーMTU)取引は継続されます。チラッと眺めつつ10月を待ちましょう。この辺の日程などの詳細は 同社ニュースリリース にてご確認をよろしく。情報は全て本家本元を確認するのが第一歩です!

● 大引後のニュース。シャープがパイオニアの筆頭株主ですか…。第三者割当増資ではなく、TOBだったらマーケット的には面白くなったのに…(^^;。一消費者としては、シャープの「画像」とパイオニアの「音」の融合には、ちょっとだけ想像を膨らませつつ期待しています(^o^)。

 TOPIX : 1567.58 (+56.63, +3.75%)    日経平均 : 16381.54 (+579.74, +3.67%)    円ドル : 115.85  

● サプライズかどうかはともかくとして、FRBの50bps利下げを受けて米国株は大幅高。シカゴ日経平均先物も大証通常取引終値比470円高。ひとまずシカゴの水準にサヤ寄せするのが予想できたし、実際にその通りの展開でした。9時30分時点での東証1部値上がりは1605銘柄(値下がりは58銘柄)に達し、文句なしの「全面高」状態。途中ダレるかなとも心配していたものの、今日は値持ちが良くて最後までこの調子で高値圏の引け。最終的に東証1部値上がりは1626銘柄にも達し(値下がりはたった70銘柄)、文句なしの「全面高」状態。日経平均採用225銘柄のうち、マイナスだったのは、明治製菓(2202)、アステラス製薬(4503)、日清オイリオ(2602)の3銘柄だけでした(^^;。

● 某市場筋氏によると、今日の日経平均上昇幅は、「昨年1月27日の569.66円高を抜いて2002年3月4日の638.22円高以来、5年半ぶりの上げ幅」とのこと。ちなみに、日経平均の上昇幅ランキングは、 日経平均プロフィール のなかにあるのですが、上位20位でも924.47円高なので、きょうは全然、記録には届きませんでした(^^;。

● 今日はあまりにも全面高過ぎて、個別銘柄でどの銘柄がどうの、というのは書き切れません(とサボる(^^;)。指数は「これでもかぁ!」というほどの上昇だったものの、その一方で、ちょっとした違和感というか、今一つ乗り切れない感が残ったのも事実。決して、今日の上昇にけちを付けるつもりはないのですが、その辺について少し書いておきましょう。

● 一つは、高寄りしてからザラ場の値動きが活発という印象がなかった点。今日の日経平均日中値幅は348.05円もあったのですが(前場335.60円、後場96.16円)、朝方買い気配ばかりの時間帯が入っているので、これはミスリーディング。今朝のSQ値が確定したのは9時20分(SQ値は前日比438.98円高の16240.78円)で、このときの日経平均が16265.87円。9時半で16300円近辺だったので、これらの水準を起点として考えると、実はザラ場はせいぜい100円程度の動きしかない小動き商状だったのです。これはちょうど後場の値幅ぐらいです。

● 日経平均先物12月限の日中取引部分だけを見ても、16270円で寄付いて、高値が16380円、安値が16230円、終値が16370円。つまり日中値幅は150円どまり。引けに掛けてダレ無かった点を見れば、それだけしっかりとした買いが入っていたからでしょうけど、ザラ場で一段高するほどのフォロースルーの買いも入らなかったということ。後日のためにも、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。朝方スコ~ンと上昇した後は、下がらないものの、上に跳ねるでもなかった状況がご覧頂けるかと…。

● もう一つは出来高面。東証1部出来高は前日比1億8659万株増の17億7597万株、売買代金は同1875億円増の2兆5556億円。閑散とは言わないまでも、指数がかなり派手に上げた割には、それほど商いが盛り上がらなかったことが分かります。銀行株などの商いが盛り上がると、株数ベースで伸びないのは理解できるのですが、代金ベースでも伸びたとは言い難い状況を見ると、昨日とは逆に、今日は売りが手控えられた印象がありました。本当の姿は、2~3日すると見えてくるとは思いますけど…。

● なお、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きかなりの売り越しが継続(4030万株売り/2760万株買い)。明らかに日本株から離れていく人々がいらっしゃるような感じが続いています。

● そうそう、ちょっとしたこぼれ話。昨日から大証で日経平均先物などの イブニング・セッション が始まったのですが、このイブニング分は取引日としては「翌日分」となります。これは海外の同様な取引と同じ扱いなんですが、そのおかげで、今日の日経平均先物(12月限)の四本値を普通に取ると、始値が昨晩の15810円になります。今日の通常取引だと16270円が最初に付いた値段だったのですけどネ。チャートもこの方式でやると、昨日分から繋がるので「大陽線」(^^;。TOPIX先物とは違ったチャートに見えるのが、何となく不思議な気分でした。もちろん、情報端末では別々の銘柄コードもあるので、通常取引と夜間取引を分けることは可能。要は「慣れ」の問題ですけどね(^^;。しかし、VWAPターゲットやギャランティーで「通し」と言われると困りますねぇ~(^^;。ちなみに今日のイブニングは少し軟調推移(80円安でスタート後、50~60円安)な推移でした。

● 最後に業務連絡。大引け後にランドビジネス(8944)の東証2部からの昇格が発表されています。東証HPの 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 にてご確認を。指定日は9月26日なので、TOPIX算入は10月末になります。

 TOPIX : 1510.95 (-33.76, -2.19%)    日経平均 : 15801.80 (-325.62, -2.02%)    円ドル : 114.90  

● ダマシでも良いからプラスにならんかなぁ~なんて安易に考えていた(^^;のですが、結構な下落になってしまいました。買い材料が非常に乏しい現状を考えると、マイナスだったことにサプライズはありません。でも、予想以上の下落になったのも否定できませんでした。前場にズルズルと下落した後、後場中盤までは安いながら落ち着いた雰囲気があったのですが、午後2時半頃から再び雲行きが怪しくなってジリ貧。安値圏での引けでした。今日は「FOMCが…」との不透明感から手を出しにくい1日だったのは確かですが、売られたというよりも買い意欲の乏しさが響いた印象。今日の東証1部出来高は15億8938万株、売買代金は2兆3681億円どまりだったことからも、全体に売られたというよりも、買いが手控えられた様子が分かります。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● メディアの相場解説では「先物に仕掛け的な売り」と書くでしょうが、先物主導であろうが無かろうが、相場の地合いが弱いことには変わりありません。基本的に、先物は現物市場の実体を包み隠さず表す商品なので、こちらが先行するのは当然と言えば当然の話。消費者金融は仕方ないとしても、銀行株があれだけボロボロ状態に陥り、不動産、証券などが軒並み大幅安になってしまうと、手の出しようがありません。かと言って外需銘柄群も海外市場や為替の不透明さから手掛け難く、結局は買いが見送られる状況下で売り先行。現物が色々な規制で売りから入り難いとなると、どうしても先物に圧力が集中してしまいます。スター的な存在の銘柄が出てくれば流れを断ち切れるのかもしれませんが、それがないのが今の相場の悩みです。

● 記録。再掲ですが、東証1部出来高は前週末比8億1346万株減の15億8938万株、売買代金は同1兆2934億円減の2兆3681億円。先週金曜日がビッグSQだったので、対比では大きく見えるのですが、SQ前日(9月13日)が15億6210万株/2兆2358億円だったことを考えると、商いが盛り上がらない状態に戻ってしまったのが分かります。今朝のSQ値を計算すると、前週末比123.82円安の16003.60円。日経平均の日中値幅は256.59円(前場220.56円、後場107.59円)でした。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し継続(3200万株売り/2070万株買い)。買いが本当に少なくなった状態が続いています。

● さて、FOMCで何が起こるかはともかく、市場関係者としては25bpsであろうが50bpsであろうが、その後のマーケットの反応が読み辛いのが不透明感に繋がっています。今回25bpsで「年内もう1回」の余韻を残した方が良いのか、それとも「断固たる」50bpsの方が良いのか、何よりも反応が読めません。今後のFOMCは、今晩(9月18日)の後、年内に10月31日(水)と12月11日(火)の2回あります。なお、FOMCの発表は日本時間で明朝午前3時15分頃です。過去の例では、米東部時間のだいたい午後2時15分前後に発表されています。もちろん、起きていて見たりはしません。私は朝のニュースで十分です…(^^;。

● 一方、日銀の金融政策決定会合は今日と明日の2日間開催された後、年内は10月10~11日(月、火)、31日(水)、11月12~13日(月、火)、12月19~20日(水、木)と予定されています、この予定は日銀HP内の こちら に掲載されていますのでご確認を。

● 加えて、今晩から米証券会社(投資銀行)の四半期業績発表が続きます(下表参照)。

会社名発表予定日
Lehman Brothers HD (LEH)9/18
Morgan Stanley (MS)9/19
Goldman Sachs Group (GS)9/20
Bear Stearns Co (BSC)9/20

● 米国証券会社(投資銀行)は11月決算の会社が多いので、四半期業績発表もこの時期になります。もう巨大爆弾はないとは思うものの、「何か隠れたものがあるのではないか?」との疑念がある限り、相場不透明感の一つであることは間違いないです。もっとも、皆が心配している時には、それほどエグイのは無いハズなんですけど…(^^;。今後、10月中旬に掛けて、欧州も含めて銀行決算がドンドンとやってきます(日本の銀行はもっと遅くて11月中旬以降)。次の山は10月中旬ですが、いくつか山を越えるまでは先が見えてこない可能性を頭に入れておいた方が良いのかも知れません。しかし、邦銀は何でこんなに遅いのですかね?毎回のことですけど…。

● そうそう、今日から大証で先物・オプションの「イブニング・セッション」が開始。日本時間で午後7時までで、各社の自己売買部門などで残っている方々もいるんでしょうね(もともとSGXで取引するために残っている向きも多いし…)。詳細は 大証HPのこちら へどうぞ。会社を出る前まで見ていたのですが、対本日終値で30~40円ほどプラスで推移していました。Yahoo!ファイナンスなどでは、どうやって見るのか良く分からない(^^;ので、現在、これを書いている時点の価格は分かりません(^^;。明日の新聞には記事が出るでしょうけど、継続的に掲載されるのかどうかは分かりません。大証さんがちゃんと「営業活動」をやっていたら載ることでしょう(^^;。

● 雑談。今日の「阪神×読売」@甲子園ですが、CSでもGAORAでしか中継がありません。普段はGAORAが生中継していても、SkyAで録画中継があるのですが、今日はそれもなし(T_T)。何で大騒ぎするかですか?実は、GAORAはスカパーのパックに入っていないので、どうしても見たければ単品契約しないと駄目な局なんです。1ヶ月945円ですが、GAORAだけの中継というのは、これまでの経験では年に数回程度。そのためだけに…というのは、どうも腰が引けるというか…。何で今日はSkyAで録画中継しないんですかね?で、ラジオとネットしか手段が無いのですが、初回からポコスカと能見が打たれて「何やねん?!」と思っていたら、ちゃんと1回裏に取り返している(^o^)。で、2回表も満塁のピンチになったものの0点に押さえて、もう2回裏にピンチヒッター。既に能見は投げていません(江草に代わった様子)。「なんじゃ、そりゃ」って感じ。まだまだ荒れそうな試合ですねぇ~。見ていないと余計に気になる(^^;。なお、甲子園でやっている時は、やっぱり 阪神タイガースサイト のスコア更新が速いです。ただ、時々アクセス集中で遅くなります(^^;。

2007年09月17日(月) .... 祝日(敬老の日)のため休場

祝日(敬老の日)のため休場

2007年09月14日(金) .... 大幅高、SQ後ジリ高、後場一段高

 TOPIX : 1544.71 (+21.84, +1.43%)    日経平均 : 16127.42 (+306.23, +1.94%)    円ドル : 115.15  

● 今日はビッグSQ。ただ、いつものビッグSQとは雰囲気が異なり、寄付き前にドカーンとマイナスになって、最後に買いバスケットが入ってチャラ、というパターンではなく、寄付き前からほぼチャラで推移という展開でした。例によって実況中継風に行くと、午前8時45分にはExcel上の日経平均速算は-230円程度。これが8時55分には-20円、8時58分にチャラ、8時59分に10円高、8時59分30秒に15円高。そして時計が8時59分57秒ぐらいになってスルスルと約100円高程度まで上昇。結局、SQ値は前日比69.76円高の15890.95円でした。

● 寄付前気配の雰囲気が違っただけではなく、最後にバスケットが入ったのが画面上で9時前に確認できたのも違い。いつもの某証券による8時59分59秒ってのではなく、8時59分55秒くらいには注文が入っていた感じでした。これまでとは参加者が違ったので、雰囲気が違うビッグSQになったと考えています。

● なお、9時15分時点での東証1部出来高は9億4743万株、売買代金は1兆5757億円でした。市場筋推計では、日経平均型で一銘柄あたり36万株ほどの買い超、加重型は若干の売り超だったとのことで、7億3000万株、1兆3000億円弱程度がSQ関連売買との推計でした。また、毎分の売買代金推移で見ると、後場にかなり商いがあったにも関わらず、前場が62.0%、後場が38.0%。前場最初の5分間で40.2%の売買代金があり、10分間で41.9%。ビッグSQらしい分布でした。

● SQ後の相場。前場は堅調ながらウジウジしていたところがあったものの、後場に入ってから上値追いの動き。先物が引っ張った感は否定できなかったものの、今日は今一つ背景が見え難い印象が残りました。色々な銘柄が上昇したものの、例えば化学やJR各社はずっとマイナスのまま。東証1部値上がりが962銘柄に留まった一方、値下がりが640銘柄もあり、「全面高」と言うには程遠い状況でした。

● ファクター分析面からは、バリューが後場に入ってから売られていたし、サイズも随分と大きい方に振れていたので、この辺のファンドのリバランス/アンワインドがあった可能性が考えられます。アンワインドという嫌なことを連想させるというか、そんな点もあって、日経平均300円高でもエキサイトできる状況ではなかったように感じました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● さて、「二番底」について、今日の上昇を受けて周辺はうるさくなっています(^^;。でも、結局のところ、この手の結論は後から分かるもの。ナヨっているようで情けないのですが、個人的には結論を急ぐ必要は無いと考えています。もっとも、評論家の一角は、とりあえず現時点で「二番底打った」と大声で言っておいて、当たれば後で大騒ぎ、外れればほとぼりが冷めるまで静かにしておく、ってことでリスクはありません。外れたからといって訴えられるワケでもないですから(^^;。なので、こういう日の後に騒がしくなるのは、ある意味で自然な現象と受け止めています(^^;。せっかくの連休ですし、急いで何かをして得になる感じでもないですしネ(^^;。

● さて、本日の東証1部出来高/売買代金を過去のビッグSQと比較しておきましょう。

東証1部出来高東証1部売買代金
2007年9月SQ 今回24億0284万株3兆6616億円
2007年6月SQ 前回34億4631万株5兆1325億円
2007年3月SQ 前々回31億9080万株4兆7580億円

● 今日だけを見ると、東証1部出来高は前日比8億4074万株増、売買代金は同1兆4258億円増と派手に見えますが、このところの相場状況を素直に反映した規模のSQだったことが分かります。日経平均の日中値幅は264.99円(前場139.16円、後場111.10円)でした。上記したように、今日はかなり大型株のパフォーマンスが良い1日で、Core30は64bpsもの勝ち。一方、Large70は23bps負け、Mid400は29bps負け、Smallは98bpsもの負けでした。新興市場もかろうじてプラスだったものの、出遅れ気味でしたしね。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し継続(3930万株売り/2660万株買い)。SQの割にはフローは普段とあまり変わらなかったです。

● 話題変更。今日は東洋経済の会社四季報と日経の会社情報発売日。既に事前にデータフィードや記事である程度の内容が流れているので、だからといってドタバタすることはないのですが、私個人は紙の媒体ではなくて、四季報CD-ROMはスクリーニングなどでいつも結構重宝しています。業績予想数値などでのスクリーニングでも便利ですが、それ以外にも「絶好調」とか「最高益」などの語句を使ってのスクリーニングもよく使う手法です。専門的には「テキストマイニング」とか「ワードマイニング」などと呼ばれる手法の一つですが、全体を見る場合にも使えるし、ある銘柄を時系列で見ると流れが分かってそれも興味深いです。

● 昔は紙しか媒体が無かったので、証券系の研究所などでは、四季報発売日にはそれこそ人海戦術で、四季報をバラしてこの手のことをやったものですが、CD-ROMになってからは、あっという間に結果が出せるようになったのです。ある意味では、証券系の研究所などと個人投資家の差がグッと縮まったとも言えます。その分だけ、証券会社などは付加価値が付けにくくなった恨めしさもあったものです。

● ちょっとだけ広告(^^;。Amazonで紙媒体の 東洋経済 会社四季報日経会社情報 はこちらからです。そして、個人的に一番使いでがあると考えている 会社四季報 CD-ROM です。おまけで、ちょっとおふざけのスクリーニング。一部上場企業のなかで、平均従業員年収が1000万円を超えている企業です。こんなことも出来ちゃうんです(^^;。まぁ、メディア関係はまだ「絞りがい」がありそうですネ(^^;。

● ようやく長い1週間が終わって3連休(^o^)。今年の9月は3連休が2連発でやってくるという嬉しい状況。ただ、そのおかげで月内最終日が21日(金)と、やや繰り上がっています。配当だの株主優待だのを気にする向き以外の通常の運用では、10月に入ってからの相場を考える時期。休み明けはFOMCと日銀政策決定会合もあります。FOMCは結果がどうあれ、相場変化のきっかけになる可能性を秘めているので、あまり休みボケしないように状態をキープしておかないと…(^^;。

● 皆様も良い3連休を!

2007年09月13日(木) .... 上値重たく反落、明日はビッグSQ

 TOPIX : 1522.87 (-5.40, -0.35%)    日経平均 : 15821.19 (+23.59, +0.15%)    円ドル : 114.30  

● 寄付きから日経平均はずっとプラス推移だったものの、TOPIXはプラスになったりマイナスになったりで、上値の重たさを感じる展開。後場はマイナスの時間の方が長かったです。相場全体を見渡しても、あまり盛り上がっているように見えなかったし、相場解説的には、「SQを控えて手控えムード」で全てが説明できる日でした。日経平均は最後までプラスだったのですが、実際の相場の地合いは明らかにマイナス。最後にバスケット売りが出ていたこともあって、TOPIXはモロ安値引け。東証1部値上がりは539銘柄、値下がりは1067銘柄だったことも考え合わせると、日経平均のプラスは「幻(少なくともミスリーディング)」ってことにしておきます(^^;。KDDI、エーザイ、ファーリテの3銘柄で+23.053円寄与だったので、この3銘柄が無ければフラットでしたし…(^^;。

● 今日はTOPIXと日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。グラフの上下動は似たり寄ったりですが、日経平均が「嵩上げ」されている感じがご覧になって頂けますでしょうか?

TOPIX日中足
日経平均日中足

● 個別には、銀行株が早くもズッコケ状態になり、不動産株も上値の重たい展開。商社は強かったものの、海運は今一つ。医薬品や飲料などが堅調だったものの、「ディフェンシブが買われても、なぁ~」というムードもありました。つまり、一言で言えば「面白くない相場」の1日。最近の相場展開では、確かにドカンと売られたところを勇気を持って買えば、ある程度の戻りは取れる状態にあります。しかし、ドカンと来る前の水準を回復するのにぜぇぜぇ言う銘柄が少なくありません。

● 例えば三菱地所(8802)。チャートからは、3000~3100円の水準を超えてナンボ、という状態だったのですが、ここまで3000円すら付けることが出来ない状況。他にも似たような銘柄はあちこちで見掛けます。商船三井、三菱重工、コマツ、JFEなどはそんな感じ。また、チャート的に足元を踏み外してしまったようなのもあり(ヤマダ電機、今日の東芝など)、銀行株、ゼネコン株などはチャートを見るだけ「目の毒」(-_-)。現状の相場展開だと、上値を限定的に考えざるを得ないため、ドカンと来ない限り戻りも取りに行けない事になってしまいます。だから余計に見送り族が増加してしまうのです。ホンマ、難儀になってきました。

● さて、明日はビッグSQ。何かと「緊張」する方もいらっしゃるかも知れませんが(^^;、先物関係者にとっては、大なり小なりワクワクする日です。現物だけやっている方にとっても、明日の寄付は流動性が非常に高まる1日で、例えて言えば「粗ゴミ回収車」がやってくるような1日。ポートフォリオの中に不要物があれば、明日の寄付で忘れずに出しておきましょう。細かいのから、ソコソコサイズまで持っていってくれます。「粗ゴミ」だったら再利用できるし、まぁ、「産業廃棄物」だったらリサイクル出来るのですが、時々、「放射性廃棄物」みたいな銘柄も投棄してくるので気をつけないと…(^^;。

● 基本的にSQ予想はしないのですが(どうせ当たらないから)、明日の注目点としては、これだけ短期金利が引き締まっている(特に外資系金融機関にとって)なかで、ちゃんと買い手が入ってくるかどうか、ってところ。あまり心配はしていないのですが、それでも損益分岐点が少し厳しくなっている可能性は考えておいた方が良さそうです。

● ロールについても書いておきましょう。基本的には昨日までで大きいのは終わっていた感じで、今日はTOPIX先物の限月間取引(取引所)は23,889枚と、かなり静かでした。ただ、スプレッドの水準そのものは、ボロボロと崩れてしまい、最後は-8.0/-8.5ポイント。えらく落ちたものです。日経平均の限月間スプレッド(取引所)も-30/-40円で終了し、こちらはプレミアム方向だったものの、当初水準からは下落して終了。単純に言えば、想定以上に買いロールが少なかったってことでしょうけど、背景にはやはり外国人投資家の「買い玉(ぎょく)」が減った要因があったように思えます。もっとも、今後の相場に大きな影響を与えるかと聞かれれば、「多分、ない」って感じだと思いますけど…。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億7696万株も減少して15億6210万株、売買代金は同2491億円減の2兆2358億円。数字の上からも、見送りムードが分かります。今朝のSQ値は前日比117.21円高の15914.81円で、今日のレンジからするとかなり上の方でした。日経平均の日中値幅は128.73円(前場111.28円、後場90.36円)と小さく、これも見送りの象徴。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し継続(3270万株売り/2940万株買い)。売りが減ったものの、フローは全体として静かなままでした。

● そうそう、TOPIXと日経平均の寄与度ランキングは、Bloombergなど専用情報端末で見れるのですが、ネット環境だと何度かご紹介しているQUICKのサイトが便利かなと。 TOPIX寄与度 日経平均寄与度 ランキングがあります。日経平均は株価さえ取れればExcelで計算出来るのですが、TOPIXは不可能ではないとは言え、かなり面倒です。なので、せっかくのサイトを活用するのもよろしいかなと。

● 雑談。ちょくちょく覗きに行くブログの一つに 「ずんちゃか株式投資雑記帳」 があるのですが、そこにあった「ブルもベアも儲けられますが、ピッグは儲けられないんです」との言葉。その通りだ(^^;。テイクノートです。こんな相場だからこそ、ピッグになっている場合ではないんです!さぁ、明日はビッグSQだ。

 TOPIX : 1528.27 (-4.12, -0.27%)    日経平均 : 15797.60 (-80.07, -0.50%)    円ドル : 113.90  

● 米国株が妙に高い翌日は、どうしても「寄り天」を想像してしまうところ(^^;。これが周知されてしまったのか、今朝は慎重ムードも(^^;。朝方は若干ウジウジしていたものの、午前9時半過ぎから「その気」になってスルスル上昇。先物に触発された面があったかも知れませんが、それなりに堅調な推移でした。ただ、全体として積極的な買い手が日計り族中心だと、どうしても伸び悩み感は否定できず、前引けに掛けて「行って来い」状態。

● 後場に入ってからもジリ貧基調だったところに飛び込んできたのが「安倍首相、辞意表明」のニュース。その瞬間はピョンと吹き上がったものの、またも「行って来い」状態。TOPIXは13時41分にマイナス転落し、日経平均も13時44分にマイナス転落。さらに、市場筋の間では「麻生関連銘柄リスト」(元ネタはニッカンゲンダイの大分前の記事)が飛び交う始末(^^;。まんだらけ(2652)はストップ高まで行ってしまったしねぇ(^^;。日経平均の日中足と、記念にまんだらけの日中足も付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

日経平均日中足
まんだらけ(2652)日中足

● 後継者は総裁選になるのでしょうけど、相場的な解釈としては、やはりもう一つ不透明要因が増えたというか、そういったところが嫌がられるのは避けられそうにありません。もっとも、国内だけだったら影響は限定的でしょう。でも、海外からこの状況を見たら、「いったい、日本は何をやっとるねん?」という気持ちになるリスクがあります。最近はやりの「日本株落とし」の継続も連想してしまうところ。しかし、日本が国際的信用を失って円が売られるならば、それはそれで結果オーライ???どちらにしろ、所信表明をやったすぐ後に辞めるってのも、どうなんですかねぇ~。細川元首相の「投げ出し辞任」を想い出してしまいました。

● 話を戻してロールオーバー状況。昨日から限月間スプレッドが弱含みだったのですが、今日は一段と下落。取引所での限月間スプレッド取引でも日経平均が9時36分に-30円がワンショットで20,000枚も売られて-30円ヤリになり、TOPIX先物も9時30分に-6.5ポイントヤリ。日経平均は元々ソコソコのプレミアムだったのですが、TOPIX先物はディスカウント状態に転落。「何で?」ってところが今一つ分からないのですが、結果は素直に受け止めざるを得ません。今回は裁定買い残高がかなり少なめなので、ショートロールの圧力が少ないと予想され、その分だけスプレッドが強含むのではないかとの見方もあったのです。しかし、昨日、今日とスプレッドがズルズルと崩れる様子を見ると、それ以上に買いニーズが少ない可能性を考えるしかありません。あ~あ、って感じ。最後は取引所取引でTOPIXは-7.5ポイントまで売られてしまいました。

● 記録。東証1部出来高は前日比1366万株減の17億3906万株、売買代金は同417億円増の2兆4849億円。今日は後場の売買代金が60.9%と、安倍首相辞任報道でかなり後場に商いが向かった格好だったのですが、それでもこの出来高。数字の上からも「乗り切れない感」が出ていました。東証1部値上がりは639銘柄、値下がりは965銘柄。今朝のSQ値は前日比114.69円高の15992.36円。日経平均の日中値幅は300.94円と比較的大きかったのですが、前場は74.07円と静かで、後場は「ピョコン→やっぱり下」のおかげで300.94円もあったためです。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ほぼチャラ(2340万株売り/2280万株買い)。売りが減ったものの、フローは全体として静かなままです。

● 話題変更。色々なサブプライムローン問題から波及した記事やコラムが出てきています。ちょっと目に付いたのが、富士通総研の 「サブプライムローン問題の余波~ヨーロッパ発の嵐が東証を襲う」 や、 「ウォール街の借り入れコストが急上昇-ベアーSはコロンビア並み」 など。他にもあちこちにあると思いますが、まだまだこの問題は尾を引く可能性が高いので、お忘れなきように。

● 雑談。こうなるから書かないでおこうと我慢していたのですが…(^^;。まぁ、久保田も藤川も休んだことだし、良い方向に考えないとネ。本当は10連勝なんてのではなく、「3勝1敗」程度のペースで行く方が妙なプレッシャーも少なくて良いと考えています。昨年の急激な追い上げよりはスローで十分です(^o^)。そういえば、ロイターに 「阪神快進撃で関西経済に刺激、年末高相場の期待も」 なんて記事。まだ早いっちゅうのに!

 TOPIX : 1532.39 (+7.17, +0.47%)    日経平均 : 15877.67 (+112.70, +0.71%)    円ドル : 113.75  

● 今日は前場と後場で風景が違った1日でした。米国株や為替はそれなりに落ち着いていたし、寄付き前に発表された機械受注も予想を大きく上回る数字。でも朝方は軟調な展開。どうも乗り切れない雰囲気が濃厚でした。後場に入る前から、やや開き直り気味(^^;に銀行と不動産株が反発。さらに、商社、鉄鋼、海運、証券、保険、繊維などへこの動きが波及し、終わってみればそれなりに堅調な1日。特に超低迷中だった不動産と銀行が戻りを引っ張ったのは、後場の印象的な風景でした。ただ、新興市場が軒並みマイナスのままだったところなど、それでも「乗り切れない感」は否定できませんでした。日経平均は3日ぶりの上昇だったのですが、TOPIXは7日ぶりのプラスでした。

● 物色動向としては、現物では銀行・不動産などのドメドメ系が頑張ったものの、日経平均先物に時折入った大口買い爆弾の影響も否定できない状態でした。SQ直前のロールオーバー時期なので、ロール絡みの大口売り買いが単品市場に出てくるのは、この時期には良くあるケース。ただ、それを見てマーケットが動くこともあるので、その辺が日経などに「仕掛け的な」と書かれることになります(^^;。

● 一方、今日の相場の参加者に日計り族が多かったのを物語っていたのが、大引前15分ほどでの伸び悩み。これも中長期の投資家が一斉に見送り姿勢で、オーバーナイトで何が起こるか分からん、という空気のなかでは、ある程度は仕方ないし、贅沢言ってる場合ではないんですけどネ(^^;。今日は日経平均先物(9月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。伸び悩み感を感じて頂ければと…。

● そのロールオーバー。かなり活況に商いされていたものの、業者間取引のスプレッド水準はジリ貧気味で、昨日と比較すると、日経平均先物で1円ほど下落し、TOPIX先物で0.2-0.3ポイントほど下がった格好。取引所取引の方は、特に日経平均先物の10円ティックが大き過ぎる状態で睨めっこになっているものの、TOPIX先物では限月間スプレッド取引は61,188枚と、単品取引(9月限=45,210枚、12月限=7,329枚)を大きく上回る状態です。取引所取引では-6.0/-6.5ポイントで終わっています。明日あたりがロールのピークですかね?

● 東証1部出来高は前日比1103万株減の17億5272万株、売買代金は同557億円減の2兆4432億円と、数字の上からも「乗り切れない感」が分かります。東証1部値上がりは774銘柄、値下がりは807銘柄と、指数とは若干違う動き。これは相場を引っ張ったのが指数に連動し易いLarge 70銘柄群に集まった結果で、特にSmallは24bps負け。ここが響いた格好です。今朝のSQ値は前日比37.27円高の15802.24円。日経平均の日中値幅は329.73円と比較的大きく、前場193.75円、後場192.89円とほぼ同水準でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き大幅売り越し(4060万株売り/2220万株買い)でした。

● ちょっと話題変更。最近の相場では、海外市場と比較して日本株の元気の乏しさが目立ちます。今日も最終的にはプラスになったものの、朝方はグズグズ状態だったし、震源地の米国株以上に下がることも珍しくありません。日本株について言えば、サブプライム問題が本当の問題ではなく、それ以上の暗雲があると考えるしかなくなって来た印象。で、それは何かとすると、結局は日本固有の問題、と考えざるを得なくなってきた格好で、各社から出てくるストラテジストのレポートにも、そういった論調が増加している印象があります。

● 多少は相場低迷からくるスケープゴート探し(^^;の面は否定できないものの、日本の政治のリーダーシップ欠如は、如何ともし難いとの失望・苛立ちはもっと大きいのでしょう。もっとも、最終責任はそれを選択してしまった選挙権保持者の国民にあるワケで、いまさら文句を言っても仕方ないんですけど…。ただ、外国人投資家にとってみれば「日本株やめた」も十分に有り得る話。国会が始まる前から「解散総選挙は時間の問題」なんて声が飛び交うなんて、外から見ていたら「おまえら、そんなことしとる場合か!」とも言いたくなるのは分かります(残念ながら)。改革がホンモノかどうかは別にして、改革メッセージを全世界に発信したことで日本株にプレミアムが付いていたとするならば、それが剥げると下落率が大きくなるのは筋が通ってしまうのです(再度、残念ながら)。

● 雑談。今朝、市場筋の間を駆け巡っていたメール。この 「ミューロ」 っての、確かに言われてみれば、昨日発表されたソニーのRollyに似ています(^^;。

● もう6年も経過したのですね、あの日から…。

 TOPIX : 1525.22 (-31.80, -2.04%)    日経平均 : 15764.97 (-357.19, -2.22%)    円ドル : 113.20  

● 先週末の米国株式市場やシカゴ日経平均先物水準を考えると、今朝かなり安く始まるのは誰でも分かっていたと思いますが、実際にスタートしてみると、シカゴ日経平均先物水準(15805円、対大証比295円安)をかなり下回る水準に落ち込んでスタート。円も対ドル112円台後半となればもう仕方ない感じでした。個別銘柄でも特別売り気配の嵐で、それなりに寄付いてきたのは9時15分を過ぎてから。一瞬戻り掛けた後、10時03分に日経平均は前日比470.93円安(-2.92%)まで下落。TOPIX安値は9時15分(同43.92ポイント安、-2.81%)だったのですが、いずれにしろ、かなりフォロースルーの売りが出ていた様子が感じられました。

● 最初にドカンの売りがあった後、前引けに掛けて戻し歩調。上記したようにちょうど10時頃に安値を付けていることも加えて考えると、「最初の1時間で執行」条件の付いたソコソコの規模の売り注文(バスケット)があったのかもしれません。これは、良くあるパターンとしては米国東海岸っぽいですね(^^;。私が米国で勤務していた時もそうだったのですが、時差の都合で「前場のみ」とか、他のアジア市場が始まるまでに日本株を片付けてしまいたい時などは、こういった時間条件付きの注文が結構ありました。特に投信系などだったら、前日終値に近いところで執行したい意向もあって、時間を待って得になることは少ないのです。もちろん、そうだと断言する気はないですけどネ。

● 昼休み立会外バスケット取引が買い越しとの見方が広がったこともあって、後場に入ってすぐに最大下落の半分程度を戻すところまで行ったものの、後場はこの水準でジリ貧気味にもみ合い。結局、TOPIXも日経平均も指数ベースで2%超の大幅続落になってしまいました。東証1部出来高は、前週末比1億7264万株増の17億6375万株、売買代金は同2266億円増の2兆4989億円どまりで、指数が大きく動いた割りには盛り上がりに掛ける状態。つまり、売り買いが交錯したというよりも、買いが手控えられた中を売り先行の展開になった、と捉えた方が良い1日でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 市場では「二番底」との言葉が多く出てくるようになったのですが、何よりも悩ましいのは、実際に二番底を付ける過程においては、そこが二番底かどうか判然としないこと(^^;。仕方なくチャートなどに頼ることになるのですが、前回の安値は意識したとしても、移動平均線などはほとんどブッちぎってしまっているので、あまり参考になりません(^^;。

● イメージとしては、この前の安値(終値ベースでTOPIXが1480.39ポイント、日経平均が15273.68円)を割れないながらも、「ヤバいんとちゃうか?」と思わせる水準を肝試しする、ってことを想定しているのですが、今日は正直言ってその印象はありませんでした。もっとも、バブル崩壊以降は、セリング・クライマックスとして発展しないままの「底打ち」もあるので、その点は含んでおく必要があるとは思いますけど…。

● 物色動向にしても、気迷い感いっぱい。アメリカが利下げするようならば、一段と円高基調が強まる可能性も考えられるし、「周回遅れ」のおかげで日本はサブプライム問題の「直接的」な打撃は少ないと見られているため、通貨として緊急避難先にもなりがち。これも円高方向のプレッシャー。さらに、米国雇用の悪化は、クリスマス商戦の不振にも直結しかねない話で、この辺を考慮すると、輸出系企業は買い辛くなってしまいます。ただ、かといって最近の銀行・不動産株の値動きを見る限りでは、内需とも言い難いところ。よって、結局は手詰まり感だけが残る状態になってしまいます。何らかのスター銘柄が登場して相場を引っ張る展開を期待したいところですが、なかなかスター候補すら見付からない状況です。

● 話題変更でロールオーバーについて。取引所の限月間スプレッド取引も少しずつ取引が増加(日経平均先物は1338枚、TOPIX先物は28,135枚)してきています。さらに、取引所取引よりも先に業者間取引は先週からソコソコ活発だったのですが、今週に入ってより活発に取引された様子。業者間取引の気配については、何かと支障がある「かも」しれないし、妙にエキサイトする方が出てくると困るので、ここにはあまり具体的には書きません。でも、いつも通り、日経平均先物がプレミアム、TOPIX先物はほぼフェア、という状態で推移しているのは確かです。なお、大引け時点でBloombergでを使って何も変えずにデフォルト状態でフェア・スプレッドを計算すると、日経平均先物で-54.19円、TOPIX先物で-6.32ポイントです。ご参考に。なお、ロールのピークは、明日か明後日になると予想しています(普段通り)。

● 記録。東証1部値上がりは201銘柄、値下がりは1457銘柄で「ほぼ全面安」となり、指数の動きと一致した印象。今朝のSQ値は、前週末比406.71円安の15715.45円で、この後、日経平均は前週末比470.33円安(-2.92%)まであったのですから、フォロースルーがあったものの、引けでは多少は戻したのも事実。日経平均の日中値幅は1日通しで254.69円と意外に小さく、前場が254.69円あったものの、後場は111.47円と落ち着いた動きでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(4120万株売り/2840万株買い)だったとのこと。

● ちょっと話題変更。郵貯が日本株を売っているという観測は、市場筋の間では夏前からかなり話題になっていました。そして、いつも大量保有報告データベースなどでお世話になっている 「考える株式投資」 で、 「郵貯の日本株・外国株・外国債売り」 との興味深いコラムを拝見しました。ぜひご一読を。

● そうそう、久しぶりに例の日米主要企業決算発表予定ワークシートを週末にアップデートしておきました。いつも通り、意図的に数日遅れのデータをアップしています。まだ実際の決算発表まではちょっと時間がありますが、最近は比較的早い時期に"Confirmed"のステータスになる銘柄が多くなっています。左側のメニューからダウンロードページにお進みください。 こちら からでも行けます(別窓です)。

● 最後に雑談。これまで努めて書かないでおこうとしていた(^^;のですが、「敵地で読売3タテ」、「25年ぶりの10連勝」で、「首位堅持」となると「もう、行かなしゃぁ~ない」状態(^o^)。あれだけ気合の入った試合は、見ている方も波動が同調して疲れる(^^;のですが、やはり面白いです。気合と意地のぶつかり合いだし、これだけ面白い試合が続くのは凄いことです。また、藤川球児投手はやっぱり「金の取れる選手」というのを再、再、再確認。

● 一方で、最近少し困っていることが一つ。今日の「とらのしっぽ」にも出ていたのですが、このところ、デイリー・スポーツが売り切れてしまうのがとても早いのです(^^;。以前は昼休みでもOKだったのですが、最近は下手すると朝でも売り切れ状態。コンビニやら駅売店をハシゴする羽目になります(^^;。今日も午前8時半前に行ったのに、残り1部でしたもんね。経済効果というほどではないにしろ、タイガースファンという仲間というかファミリーの存在が分かって何となく嬉しい気分になります(^o^)。

 TOPIX : 1557.02 (-11.50, -0.73%)    日経平均 : 16122.16 (-134.84, -0.88%)    円ドル : 115.15  

● 朝方から盛り上がらない展開。指数ベースでも方向感に乏しい展開だったし、何よりも「賑わっている」という実感が得難い1日でした。朝方はともかく、前場中盤以降から後場中盤までのズルズルとした下落は、やはり相場が「恐がっている」状態を良く表現していたというか…。米雇用統計発表を控えて、「実体経済の悪化が…」とか、「米国株が…」なんて想像しだすと、もうあきません(^^;。買いを入れろと言う方が無理な相場心理になってしまった印象でした。東証1部出来高は、前日比5億1266万株も減少して15億9111万株、売買代金も同5377億円減の2兆2723億円どまり。

● 個別には、どうもちょっと前に相場を牽引した鉄鋼や重工関連、建機、海運などが重たい印象。不動産は朝方の瞬間はプラスだったのに、終わってみればかなりのアンダーパフォーム。そして銀行はメロメロ状態。医薬品がプラスなどはあったものの、全体にはディフェンシブな空気が強い1日でした。来週、あっさりと切り返すような展開になればよいのですけど…(^^;。いずれにしろ、NY次第ってところなのが情けない状況です。

● さっさと残りの記録を行きましょう(^^;。東証1部値上がりは668銘柄、値下がりは933銘柄で、指数の動きと一致した印象。今朝のSQ値を計算すると、前日比102.04円安の16154.96円で、ここからあまり大きく乖離せずに終了。日経平均の日中値幅は1日通しで202.65円。前場が125.80円、後場が145.58円でした。ちょっと興味深かったのは、前後場の売買代金分布で、今日は前場が44.2%、後場が55.8%でした。普段よりも後場側に振れていたのですが、大引けでクロスっぽい商いもあったので、そのせいかもしれません。

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日ぶりに買い越し(2830万株売り/3760万株買い)。ただ、フローがまた減ってしまいました。さらに市場筋によると金額ベースでは小幅売り越しだったとのこと。いずれにしろ、盛り上がらない状況だけはあまり変わりありませんでした。

● そうそう、今日は伊藤園優先株(25935)を「捨てる」日でした。TOPIX計算上、今日の終値で外れるためです。Yahoo! Financeなどで優先株をどうやってみるのか不明なので(^^;、 こちらに両方の日中足 (正確には1分足、出典:Bloomberg Professional)のPDFファイルを付けておきます。

--- 日経平均定期銘柄入替え発表! ---

● 「面白くない相場やったなぁ~」とトレーダー連中とだべっていたところ、トレーディングルームに響く「出たぁ!」という大声。そうです(^^;。待ち構えていた日経平均銘柄定期入替えが発表されました。正式発表は 日経平均プロフィール にリリースが出ていますので、本家本元で事実確認をよろしく。後々のためもあるので、ここにリリースのリンクを張っておきます。まず、 「日経平均定期見直し、JフロントとSUMCOを採用」 が大元。さらに、 「三菱UFJの分割、みなし額面変更で対応」 というのも出ていますが、これは予想通りで、オペレーションとしては「何もしなくて良い」になります。

● ホンの軽く書いておくと、新規採用銘柄のJフロント(3086)とSUMCO(3436)は、いずれも各社レポートで大なり小なり候補銘柄として出ていたものなので、特にサプライズというほどのことはありません。Jフロントは「大丸」として入った格好だと理解しています。敢えて言うと、やっぱり小売りに小売りをぶつけてきたか、ということでしょうか。これで来年春に何が起こるかも、ちょっとだけ想像できるかもしれません(敢えてここには詳細は書きませんけど…(^^;)。一方、採用候補として名前が挙がりながら外れた銘柄としては、長谷工(1808)、SBI HD(8473)、ふくおかFG(8354)あたりでしょうか。長谷工やSBIなど、どうもこの辺の「イメージ」の銘柄は、何度も候補に挙がりながらナカナカ当選しません(^^;。ソフトバンク(9984)が採用されるまでに随分と時間が掛かった印象があったのですが、同じパターンに思えてしまいます。

● 一方で、削除銘柄は日清オイリオグループ(2602)とトピー工業(7231)にサプライズはありませんでした。新規採用銘柄よりも削除銘柄の予想の方がデータ中心でやりやすいので、大きく外すのは考えにくいのが現実です。しかし、熊谷組(1861)はいつまで入れておくつもりなんですかね?日経は…(^^;。

● 銘柄に注目が集まるところですが、実は「みなし額面」を日経がどう決めるかも、銘柄そのものと同じぐらい重要。で、今回は「みなし額面はJフロントが50円、SUMCOが500円」(日経)とリリースで発表されています。Jフロントの50円はともかくとして、SUMCOの500円は関西弁で言えば「なんや、おもろなっ!」って感じです(^^;。SUMCOの今日の終値は6130円ですが、みなし額面が50円だったらこの数字で日経平均採用銘柄の中でも値嵩株になります。ところがみなし額面が500円ということは、日経平均を計算する上では613円の株。普通の株になってしまいます(^^;。しかも、入替えの時に「買われる」株数も、えらい違いになってしまうのです。あの伝説の2000年春の「30銘柄入替え」以来、日経は「面白く」しないように、しないように、やっている印象です(例:スカパー)。というわけで、粛々とやる銘柄入替オペレーションになりそうです。

------

● 通常ペースに戻しましょう。そして話題変更。会社四季報/会社情報が9月14日(ビッグSQ日)に発売されます。今週に入ってオンラインでは四季報先取り情報が流れてきていますが、言葉だけを見れば、「増額」とか「拡大」などのポジティブ・ワードのオンパレード。ただ、相場がそれに反応するかは別問題(^^;。そこが難しいのですけどね。日本企業の決算発表は主要どころでは、10月23日の信越化学が筆頭でしょうから、まだ1ヶ月強あります。

● 一方、米国の金融機関、特に証券会社は11月決算が多いので、9月後半に四半期決算発表(6~8月末)が控えていることになります。Lehman Brothers(LEH)、Morgan Stanley(MS)、Goldman Sachs(GS)、そしてBear Stearns(BSC)などが9月18日から20日に掛けて決算発表予定となっています。もうあまり大きな爆弾はないと願いたいところですが、9月20日あたりまでは、FOMCもあって、やや神経質な展開になるかもしれません。ご参考までに、適当に選んだ欧米金融機関の決算予定を こちらに小さなPDFファイル にして添付しておきます(データはBloomberg Professional、加工は虎年の獅子座)。

● 今日は長文になってしまってスミマセン。指数ヲタク系の業務連絡。大引け後に東証から東証2部からの昇格銘柄が発表になっています。銘柄は平河ヒューテック(5821)で、東証1部指定は9月14日から。ただし、TOPIXに算入されるのは10月末ですので、お間違えないように。 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 にてご確認を。

● また、一昨日、 「株価指数算出上の取扱いについて(日本レストランシステム等)」 とのリリースが出ています。これもちょっと先の話ですが、一応、頭に入れておいてください。ついでに、今週初めに「上場会社の所属業種の変更について」 なんてのも出ています。クラレが繊維→化学になったりがあるのですが、業種別投信など以外には、それほど大きな影響はないと考えています。これも10月1日実施です。

● 最後に雑談。某ベテラン証券マン氏が今日のコメントで書いていらっしゃったのですが、「それにしても、領収書をコピーして二重計上して"単純ミス"と発言する人たち。何とかしてほしいですね。普通、領収書ってコピーして使うなんてあり得ないのでは?常識を疑います」と。おっしゃる通り(^^;。普通の民間企業でコピーした領収書なんか添付したら、一発でアウト。その場で業務上横領の疑いが掛けられ、良くて勤務評価激悪化、下手したら懲戒解雇(退職金なし)でっせ。これが永田町では違うんですから、その意識の差は恐ろしいまでに広がっていることが分かります。もっと恐ろしいのは、やっている当人がこの意識の差を認識していないこと。狭い世界だけで過ごすと、ロクなことが無いという例でしょうか。永田町から霞ヶ関にこんな感染が広まっていないのを願うばかりです。

● 書き過ぎて疲れました(^^;。台風一過で綺麗な空気の週末になれば嬉しいですね。良い週末を!

 TOPIX : 1568.52 (-0.95, -0.06%)    日経平均 : 16257.00 (+98.55, +0.61%)    円ドル : 115.35  

● 朝方はシカゴ日経平均先物の清算値(16105)をあっさりと割り込んでスタート。10時前後には、日経平均先物で大型爆弾が断続的に炸裂したこともあって一段安。これが「先物主導」って書かれる背景になってしまうのですが、先物が売られるにもちゃんと理由があるはず。「先物が下がったから全体も下がりました」じゃあ、ねぇ~(^^;。それはともかく、この断続的な大型爆弾炸裂を受けて、指数は一段安。TOPIXは-2.44%(-38.33ポイント、10時24分)、日経平均は-1.97%(-318.40円、10時25分)までありました。

● その後は、さすがに買い戻し先行の動き。しかも、前引けに掛けては「普通」の戻り以上に急激な戻り方で、バンジー的な戻り方でした。その後、多少はもみあう局面があったものの、大引け間際に一段と上昇。日経平均はこの段階で遥かにプラスゾーンにブッ飛んで行き、TOPIXもほぼ前日比チャラの水準まで戻して大引け。TOPIXも日経平均も完璧な高値引けでした。なんで最後の方はあんなに戻ったかですか?分かりませんねぇ~(^^;。かなりわざとらしさを感じたのは確かですが、それでもアレヨアレヨの戻しはご立派。これが続くようなら「認める」ことも出来るんですけど…。

● 今日は日経平均先物(9月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。10時前後に出来高が増えている様子などをご覧頂ければと。

● 戻りの中心が日経平均採用銘柄の大きなところに留まった印象も強かったのですが、東証1部値上がりは516銘柄、値下がりは1109銘柄と、これだけを見ると雰囲気的には日経平均130~150円安ってところ。今一つ広がりも無かったようで、某トレーダーは「誰かが売り買いしているのをテレビで見ている感じ」とボヤいていました。相場のうねりというよりも、限られた大口の売り買いに影響を受けている印象が避けられなかったのが本当のところかもしれません。

● 記録。東証1部出来高は、前日比2億9495万株増の21億0377万株、売買代金は同2208億円増の2兆8100億円。今日はさすがに日経平均の日中値幅も大きくて、1日通しで416.95円。前場が250.41円、後場が228.43円でした。今朝のSQ値を計算すると、前日比171.52円安の15986.93円。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、大幅な売り越し(4090万株売り/1960万株買い)。売りが多いのは多いのですが、それ以上に買いが非常に少ない印象。日本株から人が去っていっているのでしょうか…。売買代金の6割が外国人投資家なんだから、ここが減ってしまうと全体もそりゃあ減ります。中途半端なウィンブルドン現象は、どこかの新興国のようにも思えてしまう悲しさです。

● また、大引け後に公表された先物手口からも少し。実はそんなに巨大なのはなくて、日経平均先物ではCSが2619枚買い(売りは非開示)、カブドットコムが2586枚買い(同)。売りだとメリルが3459枚売り(買いは非開示)、ドイツが3015枚売り(同)程度でした。TOPIX先物はもう少し賑わいがあって、リーマンが6630枚買い(売りは非開示)、大和SMBCが1687枚買い(同)、バークレイズが1522枚買い(同)など。売りはカリヨンが差引 3618枚売り越し、GSが差引 1254枚売り越 し、UBSが差引 1137枚売り越しなど。リーマンのTOPIX先物買いが目立ったものの、日経平均先物が引っ張った印象が残ったとは、どういうことだったんでしょう?なお、これらは全て9月限の手口で、今後、限月間スプレッド取引の影響度が大きくなってくる時期なので、ミスリーディングになるリスクがあります。一応、為念。

● 話題変更。たまたま某米系証券の著名ストラテジスト氏が書いた、「懸念される外国投資規制の強化」とのレポートを読む機会がありました。この件は、国内ではあまりニュースにはならなかった印象ですし、日経では 「外国企業の買収、事前届け出対象を拡大・閣議決定」 程度の扱い。ニュース記事を読んで頂くとある程度までは分かるのですが、外国企業や外国投資家が日本企業の株式を10%以上取得する場合、事前届出(審査付)が必要な業種が拡大され、さらに連結子会社等の場合も届出対象に追加されることになったのです。

● 「軍事目的に転用可能な重要技術の海外流出を防ぐのが狙い」(日経)というのはあるにしろ、受け取り方によれば、「海外からの投資はいらんし歓迎しない」とも受け取られかねない政令改正。あちこちの国では投資歓迎で規制撤廃しているなか、日本は規制強化で我が道を行くってことでしょうか(-_-;)。さらに、このレポート内のリスト品目を見ると、ちょっと腰が引けてしまいました。何よりもタイミングが悪いです(-_-;)。

● 台風がやってきます。台風9号の予想進路図は、以下のリンクをご参考に。東京は今晩というよりも明日朝の出勤時が焦点ですね。

 TOPIX : 1569.47 (-27.27, -1.71%)    日経平均 : 16158.45 (-262.02, -1.60%)    円ドル : 115.70  

● 朝方こそNY株高に誘われるように堅調にスタートしたものの、寄付きがほぼ高値(TOPIXも日経平均も9時07分に本日高値を記録)。そこから後はひたすらジリ貧の展開で、TOPIXは10時30分前にはマイナス転落、日経平均も10時57分にマイナス転落。後場に入ってからは、一段と下げ足を速める展開に陥り、まともな戻りもないまま、意外感があるほどの下落。ほぼ安値引けでした。例によって"相場解説記事"は「先物の仕掛け的な売り」に責任を押し付けていましたが(^^;、万が一、本当に仕掛けの売りがあったとしても、それにあっさりと仕掛かってしまうほど、相場の地合いは脆弱と理解しておいた方が良いのかもしれません。加えて、最近のマーケット変動の原因は、国内要因というよりも海外要因の占める割合が大きいだけに、不透明感の強い状態が続いています。

● 今日はTOPIXと日経平均両方の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

TOPIX日中足
日経平均日中足

● サブプライム問題がどうのこうのというよりも、市場参加者の多くが「近いうちにドカンと来て二番底を付けに行く」と予想している状況だと、なかなか腰の入った買いは入ってきません(^^;。目先的にチョロチョロ買ったりしても、それはあくまでも目先の話。本当に二番底を付けに行く時に、それだけ勇気を持って行動できるかどうかはともかくとして(^^;、今日のように実際に市場が下がり始めると、一斉に買いが手控えられてしまい、「次に買いを入れるのはドカンと来てから」とばかりに「二番底」を待つ雰囲気になってしまいます。もっとも、皆が買えば需給的に二番底になるほど下がらないという矛盾もあるので、本当にドカンと来るのであれば、押し目買いを入れた向きが買えてしまって、そして資金的に厳しくなって「投げ」を考えた頃が本当の「二番底」なんでしょうけどネ(^^;。相場は意地悪です。お忘れなき様に。

● もう一つ今日の相場で特徴的だったのは、日中足をご覧頂くと一目瞭然ですが、ザラ場中、ほぼ真っ直ぐに右肩下がりの展開だったということ。俗に言うトレンド・デーで、これは需給のバランスが取れていなかった場合に発生し、はっきりとインパクトを与えてしまう程の売り買いがあったということです(今日の場合は売り)。今日は日中を通じてずっとこの形だったので、VWAP型トレードだったのも想像できます。個別銘柄では良く見掛けるのですが、今日は市場全体にインパクトを与えるようなバスケットの売りがあったと考えた方が良さそうですネ。多分、何らかのファンドの解約売りか投信の解約売り(ほぼ同意語ですが(^^;)があったと考えられ、何らかの材料に反応したとかではなかったとみています。いずれにしろ、重苦しい印象が避けられない1日になってしまいました。

● 日経平均で見ると、今日の日中通しの値幅は398.32円とかなりの大きさ。前場が140.20円で後場が240.98円と、後場に入ってから下げ足を速めた様子が分かります。。今朝のSQ値を計算すると、前日比111.13円高の16531.60円。日経平均はザラ場で132.75円高(9時07分)まであって、安値は前日比265.57円安(14時49分)でした。

● 記録。東証1部出来高は、前日比3億5092万株増の18億0882万株、売買代金は同6866億円増の2兆5892億円。昨日がかなり閑散だったので、それよりは増加したものの、指数の値動きの割には盛り上がりに欠けた印象。東証1部値上がりは161銘柄だった一方で、値下がりは1509銘柄。東証33業種は全てマイナスと、「ほぼ全面安」でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、4日ぶりの売り越し(4620万株売り/3700万株買い)。多少はフローが戻った感はあるのですが、フローが戻れば売り越しになるってことかもしれません(^^;。

● 話題変更。9月に入るとビッグSQが気になるところですが、今回は9月14日がビッグSQです。9月1日が土曜日のパターンだとSQ日が一番遅くなるのですが、多くの方々が9月7日と誤解しているようで…(^^;。そのせいかどうかは分かりませんが、限月間スプレッド取引も少しずつ板が出来てきました。まだ出来高は盛り上がっていないものの、大引時点で、日経平均先物では、-20/-30円のスプレッドで買い指値が23,396枚、売り指値が126,522枚。TOPIX先物では、-6.0/-5.5ポイントで買い指値が419枚、売り指値が22,828枚ありました。まだSQまで1週間半あることを考えると、ソコソコの水準です。

● Bloombergで何も手を加えずにデフォルト状態でフェア・スプレッドを計算すると、日経平均先物の9/12月スプレッドは-51.71円、TOPIX先物では-6.05ポイントってところ。リスクフリー金利が0.63%と出ているのですが、実際に取れる金利は皆それぞれ水準が違うハズなので、あくまでも目安です(^^;。なお、日経平均先物がかなりプレミアムで、TOPIX先物はほぼフェア・スプレッド近辺と通常ペースの印象です。もっとも、まだ時期が早いので何とも言えませんけど…。なお、日経平均先物は銘柄入替の発表を控えているので、あまり冒険できない時期でもあります(^^;。為念。

● 台風9号が接近中です。今日も日中、晴れたかと思うと土砂降りになったりと、東京も妙な天気でした。台風予想進路図などは こちら などをご参考にどうぞ。関東などは、明日夜に接近する模様です。進路予想を見ると、モロ直撃コースみたいなので、皆さんもお気をつけて。

 TOPIX : 1596.74 (-8.70, -0.54%)    日経平均 : 16420.47 (-104.46, -0.63%)    円ドル : 115.85  

● 米国祝日である程度は予想できたものの、覇気に欠ける1日になってしまいました(^^;。ドメドメ参加者だけでドメドメ相場を展開できれば、それはそれで良かったんですが、駄目でしたネ(^^;。東証1部出来高は前日比5996万株減の14億5790万株と15億株割れ。売買代金は同1351億円減の1兆9026億円。8月28日に13億3187万株/1兆8851億円という薄商い記録があったので、それよりはマシだったものの、ワクワクするような相場ではありませんでした。

● 物色動向については、あまり書くことがありません(^^; ので、さっさと残りの記録。東証1部値上がりは641銘柄、値下がりは935銘柄。日経平均の日中値幅は1日通しで119.43円(前場103.85円、後場83.70円)しかありませんでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、数字としては買い越し(2090万株売り/2480万株買い)だったものの、米国が祝日だったせいもあって、非常にフローが少ない状態でした。コメントをサボるので、埋め合わせ(^^;に日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 本題の指数ヲタク系の話に行きましょう(^^;。昨日も多少はあったのですが、今日も伊藤園(2593)の指数上の取り扱いについて、あちこちから質問が飛んでくるようになってきました。まず事実をきっちりと把握しておきましょう。東証からこの件に関しては、 「伊藤園の優先株式の無償割当に伴う権利落ち日のTOPIX等の算出上の取扱いについて」 とのリリースが出ています。ここに明記されている通り、TOPIX計算上、優先株式分として3割増加した株数は、9月10日からその分の株数が減少します。基準終値は今週金曜日(7日)終値。つまり、パッシブファンドなどは、減少分を理論的には7日終値(普通株)で売却する必要があります。東証の決めたルール通りに粛々とやれば良いだけなんですが、優先株の無償割当という新しいパターンなだけに、何かと厄介というか…(^^;。

● 権利を取っていれば増加分は伊藤園優先株(25935)で保有している事になります。多くの国内機関投資家のファンドでは、ユニバース外の銘柄を組み入れるのは面倒(許されていない場合が多い)なので、この優先株部分は売るしか選択肢が無い場合が大半です。そのため、この優先株を売却することになるのですが、そのためかどうか、この2日間、優先株がずっとディスカウント状態で推移しています。今日も終値では、普通株2845円(前日比85円安)に対して優先株は2760円(同35円安)。昨日よりも少し差は縮まったものの、まだディスカウントはディスカウント。TOPIXは普通株の株価で計算されているので、ディスカウントで優先株を売却せざるを得ないってことは、ある意味で、それだけアルファを失うってこと(損をする)になってしまいます。

● 今日の日経金融新聞にも記事が出ていましたが、議決権の有無、配当利回りの優劣で、株価形成がどうなるかは、日本市場では未経験。後で結果を見て、あ~だ、こ~だ論説・解説するのはいくらでも出来るのですが、先行きを予想するのは難しいです。現在は優先株がディスカウントですが、これにしても「議決権がないから」なのか、「パッシブファンドの売りが出ているから」のどちらが主たる要因なのかも判然としません。需給関係の理由が主だったなら、来週からはディスカウントが解消する可能性があります。そうなってしまうと、ディスカウントで売ってしまうことは、FMにとって説明するのが厄介なケース(^^;。

● その一方で、今週はパッシブファンドなどからの売りが出るのが分かっているので、優先株の方もそれなりに買いが入って商いが出来ているものの、来週以降に流動性がガタンと落ちる懸念もあります。流動性がガタッと落ちてしまえば、流動性リスクの分だけより大きなディスカウントになる可能性もあって、ダラダラと処理に時間を掛けた分だけ結果が悪化することも有り得ます。これも運用担当者としては厄介(^^;。FM諸氏にとっては、心配のタネには事欠かない状態です。

● その日経金融の記事中には、海外市場では優先株はディスカウントが当たり前、みたいな記述があったので、余計に未経験者ばかりのなかで不透明感が強くなってしまいます。もちろん、ある程度の水準まで株価が下がれば、個人投資家や好(高)配当利回り投信などが買ってくるのは分かっているにしても…です。なお、日経金融の記事は こちら(http://www.nikkei.co.jp/ks/topnews/20070904f1a94001_04.html) ですが、ここにはその記述部分は掲載されていません。為念。なお、本当に優先株がディスカウントでOKかどうかについては、全然調べていません(^^;。皆さん、何か分かればよろしく!

● 経済学の教科書には、証券としての株式には、「物的証券」、「利潤証券」、「支配証券」の価値があると書いてあるハズ。物的証券はPBRなどが代表的な指標だし、利潤証券はPERや配当利回りという尺度が存在します。でも、支配証券の部分は数値化する明確な指標がありません。今回の伊藤園のケースでその部分を数値化できるかもしれない、というのはワクワクするのですが、運用担当者などの実務者からすると、「なんでTOPIXに加えて、すぐに外すねん?最初から入れんかったら、えぇやんか」という恨み節にもなります(^^;。まぁ、優先株がプレミアムになっていたとしたら、大部分の方々がハッピーだったのでしょうけど、世の中、ナカナカうまく行かんモンです(^^;。

● そうそう、東証の情報サービス部指数担当部署にも電話していくつか質問してみました。最初に優先株分の株数を追加するかどうかについては、筋道が通る方向でそう決まったとのこと。もしこのやり方にしてなかったとすると、権利を取らないようにする、というようなオペレーションを行う必要があったかもしれないって事ですね。さらに、なぜ指数修正が10日なのかについては、9月3日に優先株の取引が出来るようになって、そこから5営業日は時間が必要、との考え方だそうです。9月3日に一気に大量の売りが出るような状況(株価に過大なインパクトを与えるような状況)にはしたくなかったとのこと。なぜ月末修正で処理しなかったのかも聞いてみたのですが、それは時間的に長過ぎるとの考え方だったそうです。

● しかし、この優先株の銘柄コードが「25935」だってことも知らない方が多いでしょうね。通常の4桁プラス5というのは、以前、ソニーのトラッキングストックで使われていたことがあったと思うのですが、それ以外は使った記憶がありません(^^;。Yahoo!ファイナンスでも、普通に25935って入れても出てきませんもんネ。色々な意味で厄介な銘柄です(^^;。

● もう一つ指数絡みの業務連絡。ジャパンベストレスキューシステム(2453)というマザーズ銘柄の東証1部昇格が発表されています。実際にTOPIX算入されるのは10月末ですが、東証HP内 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 でご確認を。マザーズ銘柄なので、ちょっと下のほうに掲載されています。

2007年09月03日(月) .... 小幅安、全般模様眺めで商い低調

 TOPIX : 1605.44 (-2.81, -0.17%)    日経平均 : 16524.93 (-44.16, -0.27%)    円ドル : 115.95  

● お久しぶりでございます(^^;。約1週間の休暇を終えて戻ってきました。ただ、あまり代わり映えしないというか、盛り上がっている雰囲気を感じることが難しい1日でした。先週も金曜日などを除けばこんな格好みたいだったし、「もう一度ドカン」があるかもしれないと考えるだけで、「何も今焦って動く必要がない」ということになってしまいます。さらに、月初リバランスは早くても明日以降だし、動くに動けない雰囲気が濃厚な1日でした。東証1部出来高は前週末比3億2220万株減の15億1786万株にとどまり、売買代金は同6320億円減の2兆0377億円。2兆円割れにならなくて良かったというか…(^^;。

● 個別銘柄について書こうかとも思ったのですが、エキサイトして書くほどの動きを感じないまま1日が終わってしまった感じ(^^;。加えて、休み中に届いたメールの山に埋もれてしまい、加えて容量リミットに引っ掛かってメールの返事が出せない状態(^^;。と言うわけで、今日はこの辺でマーケットコメントは終わりにしておきます(^^;。まだ浦島太郎気分が抜けないところですが、そろそろ「日経平均銘柄入替え発表」への警戒感を強めておく時期(^^;ですし、早急に普通の状態に戻して行きます!

● 記録。東証1部値上がりは807銘柄、値下がりは793銘柄ほぼチャラ。今朝のSQ値を計算すると、前週末比34.75円安の16534.34円で、結局はこの水準から大きく乖離することはありませんでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、2日連続の買い越し(2710万株売り/3580万株買い)。ただし、フローはかなり少ない状態でした。

● 今日の日経平均の日中値幅は1日通しで123.23円(前場117.92円、後場84.35円)。一時的に指数はプラスになる局面もあったのですが、基本的には水面下の動きがほとんど。もっとも深海に降りていく感触ではなく、水面近くでシュノーケルを突き出しながら、方向感に乏しくプカプカと流されるだけ(自ら泳いでいるのではなく)ってイメージでした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● さて、今日の米国はLabor Dayでお休み。基本的には、メモリアルデー(今年は5月28日)からレーバーデー(9月3日)までが「夏休み」ってことになるので、休み明けからは気分的にも「よっしゃ、やるぞ!」になります。子供の学校も始まりますしネ(先週始まったところも多かった)。

● そういったなかで、まったりと、夕方届いた The Gartman Letter を読んでいると、「September is the cruellest month」なる見出しが(^^;。1950年からのNYダウのパフォーマンスを月別に取ると、9月が最悪とのこと。グラフから見ると、ざっくり1%程度のマイナスに見えます。1980年からの数字だと約1.5%程度のマイナス。しかし、10月、11月とかなりパフォーマンスが盛り上がっているように見えるので、ある意味で「9月(後半)は買い場」なのかもしれません。自分では検証していないので現時点では伝聞に過ぎないのですが、時間があればチェックしておきたいです。朝起きてNYダウの前日比を見た瞬間に東京相場の動きが予想できてしまう情けない展開が続いているだけに、ちょっとだけ気にしておきます(^^;。

● ところで、この「買い場」という言い方は、フルインベストメントをやっていない方々にとっては、「おぉ~そうか」と素直に受け止めることが出来るのかもしれませんが、機関投資家のように、常にフルインベストメントを求められている運用担当者にとっては、「今月は買い場ですよ」と言われても、結構、空しく響くこともあります。「今月は買い場ですよ」はある意味で、「目先的には下がりますよ」と同意語。フルインベストメントでない自由があれば、事前にポジションを減らして現金にしておいて、買い下がるなりの手法が取れます。しかし、常に100%のエクスポージャーを取ることを義務付けられているFM諸氏にとって、100%張りながら、波をどううまく乗り切っていくのかは、腕の見せ所でもあり、悩ましいところでもあります。単純にベータ値を落とせば良いってもんでもないですからねぇ(^^;。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。