このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1728.16 (+1.48, +0.09%)    日経平均 : 17059.66 (+14.32, +0.08%)    円ドル : 117.40  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、2日連続でソコソコの買い越し(5190万株売り/7180万株買い)。売り買いの量が共にかなり増加している印象。ただ、このところ書いているように、以前ほど寄付前外国人売買動向が相場に影響を与えなくなっているのは、今日も同じ。寄付きこそは高かったものの、そこから後は、フニャフニャになってしまいました。まぁ、大きく下がるような感じもありませんでしたけど・・・。

● なお、寄付前にCPIがあり+0.5%とやや事前予想を上回った印象だったものの、は株式市場にとっては、特に影響はありませんでした。敢えて"相場解説"的に書けば、「デフレ脱却の期待が下値を支えた」のと、「金利面での心配が上値を押さえた」って感じでしょうか?まぁ、白々しい感じもするので、影響なしってことにしておきましょう(^^;。

● その後の相場は、まさに一進一退。ただ、この1週間ほどの上昇を考えると、良くこの水準で値を保ったとも感じます。大引け直前には、先物主導でスルスルとマイナスになったものの、最後の最後はバスケット買いで、TOPIXも日経平均もチョビプラス。やや余計な連騰記録になってしまいました。今日は素直に小幅安でも良かったのですけど・・・。東証1部出来高は、前日比で5億6864万株も減少して16億5610万株、売買代金は同5175億円減の2兆4164億円でした。昨日は、ちょっと首を傾げるような銘柄が大商いになっていたこともあって、ややその反動ですかね(^^;。でも、全体に模様眺め気分が強い展開だったことは、出来高面からも分かります。

● 相場について書くことも乏しかったので、週末の話題(^^;。4月1日から新年度入りすることに伴って、色々な制度変更や仕組み変更が施行されます。株式市場ではワンセグが一番の話題でしょうけど、ちょっとひねった方向と野次馬的な興味もあって「公益通報者保護法」に行きましょう(^^;。法律そのものは2004年6月18日に公布されており、施行が今年4月1日。対象になる法律には、証券取引法をはじめ、ありとあらゆる法律が含まれています。

● そもそも、これは「何やねん?」って事になるのですが、敢えて書けば「チクリ保護法」ってこと(^^;。企業内外に内部告発をしても、それを理由にして解雇や左遷されないようにする、って法律です。第一条の目的ってところでは、「公益通報をしたことを理由とする公益通報者の解雇の無効等並びに公益通報に関し事業者及び行政機関がとるべき措置を定めることにより、公益通報者の保護を図るとともに、国民の生命、身体、財産その他の利益の保護にかかわる法令の規定の遵守を図り、もって国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資することを目的とする」と書いてあります。

● この手の法律文も、昔に比べたら読みやすくなったとは言え、これ全部が一文("。"の区切り)というのが、何とも言えません。普通、こんなに分かり難い文章を書けば、例えばメディアの編集部などだったら、デスクに「書き直せぇ!」と一喝され、一瞬にして突き返されることでしょう(^^;。

● 法律論云々は専門家に任せるとして、相場参加者の立場からすると、この法律の施行を「待っている」向きがあるかもしれないってことは、少し気になるところ。内部告発をするにしても、現在よりも4月1日以降の方が圧倒的にプロテクションが強くなるワケで、実行は4月1日以降にしますよね。4月に入って、内部告発による不祥事が乱発されることになるのかどうかまでは分かりませんが、リスクとしては頭の隅っこに入れておく必要があるかもしれません。

● もちろん、これは典型的な地雷なので、事前に分かっていれば、敢えて踏みに行く人はいません。つまり、逆に言えば事前に分からないってことで、当然ながら、投資家としての対応策も限られてしまうのです。ただ、内部告発のきっかけは、社内での派閥争いや内紛だとかが遠因になるイメージなので、その辺が一般的な注意点でしょうか?業種的にも、ある程度、雰囲気がありそうですしね。

● ただ、マーケットのサプライズという観点から見ると、そういう周知されている企業・業種ではないところから、この手のネタが出てきたケースに、よりインパクトが大きいかもしれません。こちろん、これこそ本当の地雷ですから、もう、避けようがありません(^^;。でも、そうなった時にどう対応するかを自分で考えておくことは出来そうです。

● 公益通報者保護法について、内閣府のオフィシャルサイトは http://www5.cao.go.jp/seikatsu/koueki/index.html です。ご参考に。

● 雑談。阪神タイガースのサイトに行って、スコアを確認しようと思ったら、滅茶苦茶重たい・・・(^^;。試合速報の画面なんて、ホンマ、真っ白でなかなか開きませんもんね。凝ったページも良いけど、テキストオンリーの軽いページも装備して欲しいものです。なお、URLは、http://www.hanshintigers.jp/game/score/ です!開幕で、またデイリースポーツを買う日々がやってきます。それと、一応、怒られる前に書いておきます(^^;。今日みたいに負けていると、相手の攻撃中などにこのHPのアップをやりますが、乗ってきた試合だと、たとえ早く帰宅していたとしても、HP更新は試合終了後・・・ということになります(^^;。ご勘弁を!

[追記] 上記を書いて、もう一度、阪神タイガースのサイトに行ったら、昔の軽い画面になっていた・・・(^^;。

● そうそう、神宮で思い出したけど、今シーズン最後のお花見は土曜日が良さそうですね。日曜日は雨だそうですし・・・。良い週末を!

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 TOPIX : 1726.68 (+15.14, +0.88%)    日経平均 : 17045.34 (+106.93, +0.63%)    円ドル : 117.55  

● ちょっと肌寒いけど、すっごく良い天気(^o^)。もう4月だと言うのに、東北・北海道などは雪で大変みたいですね。今シーズンの東京は、土曜日の雪はあったものの、平日では何事もなく通過してしまった感じがします。年に一度程度は降雪パニックというのも悪くないんですけどネ(^^;。この寒さで、桜も週末まで持つかな?それとも、強風にやられてしまったのか・・・。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ソコソコの買い越し(4190万株売り/6170万株買い)。最近はあまり外国人投資家の朝の売り買いが相場に大きなインパクトを与えることはないのですが、それでも、量が増加している印象は悪くありません。要は続くかどうか、なんですけどね(^^;。CME日経平均先物も17075円と、対大証比で165円も高く、日中足を見ても高値引け。さらに、市場筋の間では寄付前からウン百億円の買いバスケットがあるとの観測が流れ、月末恒例の投信設定も皆が意識。「オラオラ、おまえら買わんかぇ!」と背中を押されている(^^;ような感じでスタート。

● 堅調にスタートした相場は、やや上値の重たさを感じる局面もあったものの、堅調なままで終了。日経平均は17000円台の引けで、2000年8月29日以来、5年7ヶ月ぶりの高値。TOPIXもようやく年初来高値を更新し、終値では2000年4月3日以来と、ちょうど6年ぶりの高値水準となりました。今日の東証1部出来高は前日比2億5890万株増の22億2474万株、売買代金は同4802億円増の2兆9339億円。このところの水準と比較すると、さすがにソコソコ商いが盛り上がった感じです。やっぱり相場が動かないと、商いも増加しません(^^;。

● また、今日は昨日と違って、大型株が引っ張る展開。Core30は何と56bpsもの勝ち、そしてそれ以外は全て負け(当然と言えば当然)。実は、もっと正確に書くと、大型株というよりも、銀行株と言ってしまった方が適当かもしれません(^^;。Bloombergで計算すると、今日のTOPIXは前日比15.14ポイント上昇したのですが、東証33業種の銀行業で+6.7052ポイントの寄与。これはTOPIX上昇分の44.29%を占有していることになります(^^;。次いで、電気機器、輸送用機器と続いたものの、銀行が圧倒的でした。

● 実は、今日はTOPIX月末修正の基準日。優先株転換のおかげで三菱UFJFGのTOPIXウェイトがかなり上昇するのは分かっていました。でも、前場中に上場来高値更新は、ちょっと・・・★◎△!☆・・・(^^;。往々にして、この手の話は市場筋の間で周知されてしまい、最後は逆の値動きになることが多いのですが、今日の三菱UFJFGに関しては、素直に最後までジリ高歩調。前日比で+4.09%という株価の動きもそうだし、最後のティックは下向きだったものの、大引け直前に180万円という高値も付けちゃいました(^^;。せっかくですので、今日の三菱UFJFGの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

三菱UFJ FG(8306) 日中足

● やはり、4bpsを超えるほどのウェイト変化で、しかもTOPIX銘柄の中で時価総額ランキングの第1位、第2位を争う銘柄(トヨタとMUFGでず~っと競っている状態)だと、それなりにインパクトがあることを再確認した格好。ただ、今日はメガバンク株は全部高かったので、そちらの方に吸い寄せられてしまって、あまり差が目立たなかったのも事実です。でも、やってる向きには分かったと思います。このTOPIX月末調整のおかげで、相場全体にファンディングの売りが出るのも分かっていたし、TOPIXの動きを見る限りでは、実際にある程度は出ていた様子。ただ、今日の相場エネルギーだと、「敢えて言うと」という程度で、ほとんど気付かないほどに吸収されてしまった感じでした。

● えっ?何の話かって?これが毎月20日に東証から発表される「新株予約権の行使等に伴う上場株式数等の変更」("http://www.tse.or.jp/news/200603/060320_a.html)という資料を読みほぐすと分かるモノです。優先株転換、転換社債、ワラント、ストックオプションなどの行使や自社株消却に伴って、企業の発行済み株式数は常に変動しています。そして、TOPIX採用株数(発行済み株式数×FFW)も、当然、連動して変動するのです。ただ、それに伴う調整を毎日はやってられないってことで、細かい修正は月末にまとめて実施されることになっています。東証は上記「新株予約権の行使等に伴う上場株式数等の変更」のような言い方をしているのですが、私は単純にTOPIX月末修正と呼んでいます。

● 今月も20日のコメントのところで書いたのですが、あの時に書いた、"「またかよぉ~」って感じの銘柄"は、三菱UFJFGのことでした(^^;。毎月、このTOPIX月末修正は200件以上もあるのですが、実際に何らかの格好でインパクトがあると考えられるのは、せいぜい数銘柄~両手程度です。資料をちゃんと読み解けば、それなりに中身も見えてくるはずです。決して複雑な話ではありませんから・・・。「No pain, no gain」のスピリットですよ!伝聞に頼らないように!よろしく!

● さて、明日は(も)ソコソコの投信設定があって、月末・期末。週明けにTOPIX浮動株関連の「調整係数」発表があって、国際帝石HDの取引が始まって、日経平均が225銘柄になって・・・って感じで進んでいきます。いよいよ4月ですね。

● 雑談。井川が髪の毛、切ったやんけぇ!たったそれだけのことでも、「今年は井川やるで。。。」と考えてしまうんです(^^;。こちらも、もうすぐ本番スタート!

 TOPIX : 1711.54 (+18.85, +1.11%)    日経平均 : 16938.41 (+248.17, +1.49%)    円ドル : 117.90  

● 天気は良かったのですが強い風が吹いていて、かなり満開状態に近い桜は散ってしまうかもしれません。週末まで待たずに、ちゃんと見に行かないと・・・(^^;。

● 相場。オーバーナイトでFRBがFFを25bps引き上げ。まぁ、これはほぼ全員が予想していたでしょうから意外感ということもないハズですが、なかなか打ち止め感が出て来ないのも事実。いつも感じるのですが、マーケットは何よりも「先行き不透明感」を嫌がります。打ち止め感が出ないというのも、この先行き不透明感の最たるもので、米国株式(債券も)がかなり下がったのも、ある意味では良く分かります。それを受けて、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ほぼチャラ(3830万株売り/3890万株買い)。最近はあまり影響はないですけどネ(^^;。

● 初っ端に、今日の日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。これを見ながらの方が、イメージも沸くでしょうから・・・。

● 寄付きから小安い水準でもみ合っていた相場が、午前10時半過ぎから急に上昇。先物主導だったと言えばそうなんですが、これも「先物を買った奴がいる」から。前引けに掛けて、あっという間に上昇して前場終了。「何があったの?」メールがトレーダー筋の間を飛び交っていたものの、往々にしてこの時間帯の値動きは、昼休み立会外バスケットを連想させてしまいます。その昼休み東証立会外バスケット取引は、単一とバスケットをあわせて510億円強。それほどサイズが大きいって事は無かったのですが、要は裸のデルタがどうなっているかなので、実際のところは発注者本人しか分かりません(^^;。

● 背景がそれだったのかどうかは不明ながら、後場に入ってからも、主に日経平均主導での上昇の感触が強い1日。こういう相場だと、機関投資家的には、「付いて行けない」ってことになってしまいます(^^;。ヤフーがストップ高になるわ、久しぶりにソフトバンクが大幅高になるわで、かなりドンちゃん騒ぎの様相を呈していました。もちろん、日経平均は年初来高値を更新。TOPIXはまだ少し届かないものの、それでもかなり力強い上昇でした。サイズ的には全体はまちまち。ただ、ソフトバンクやヤフーに刺激を受けたのか、今日はマザーズがかなり堅調で、指数も4.40%高。JASDAQもソコソコ強かったので、そういう1日だったのでしょう。

● 今日の東証1部出来高トップはニッシン(8571)・・・(^^;。「なんや、それ?」って感じですが、かなり低位株だったのに、分割したおかげで余計に株価が下がり、しかも売買単位は100株。今日の終値が133円ですから、ここまで条件が揃うと、何らかの理由で盛り上がってしまうと、トコトンまで行っちゃいます(^^;。この銘柄だけで、1億4522万株も出来ていたし、東証1部値上がり率もトップでした。もっとも、時価総額がそれほど大きな銘柄ではないのですが(TOPIXウェイトは5.9bps程度)、それでも無視できない程度のサイズ。東証1部全体の出来高は19億6594万株だったので、占有率は7.39%ですか・・・。困った銘柄です(^^;。

● がらりと話題変更。最近、今年5月から施行される「会社法改正」についてのレポートを良く見掛けるようになりました。もちろん、これが施行されるのは知っているし、ざっくりベースの内容も"知識"としては知っています。色々とレポートを読んでいるのですが、市場関係者として一番気になる「相場として何がどうなるねん?」について、今ひとつ、"イメージ"が沸いてきません(^^;。

● 表面的には、四半期配当が可能になるとか、敵対的買収の防衛策として種類株式が可能になるなどがあります。ただ、これは、どちらかと言えば表面的な事柄で、恒常的に相場や銘柄の評価方法に影響を与えるのかどうかは、何とも言えません。さらに問題は、マーケットとしてどの程度、この件を意識しているか、ということ。最近のレポートの増加を考えると、ある程度、存在は認知されつつあるハズ。ただ、相場への影響を考えて対応している向きがあるかどうかは、何とも言い難いのです(^^;。

● 個人的に恐怖感というか怖れがあるのが、実はこの辺を理解できないのは自分だけで、他の皆さんは、当然のように対応済みって考え方が頭をよぎること(^^;。もしそうだとするならば、ここにコメント書いていること自体が・・・何と言いますか、アホ丸出し、ってことにになってしまいますから・・・(^^;。

 TOPIX : 1692.69 (-1.15, -0.07%)    日経平均 : 16690.24 (+40.14, +0.24%)    円ドル : 116.75  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(2850万株売り/3010万株買い)。ただ、全体に量的にも少なくて、影響はあまり直には感じませんでした。今日の東証昼休み立会外バスケット取引も319億円とかなり量的に少なかったし、後場に入ってから、最後は日経平均型のバスケット買いが入って日経平均はプラスで引けたものの、それでも全体としては見送りムードの強い1日でした。

● 結果的に、日経平均は約75円の配当落ちを埋めたことになるんですが、TOPIXは約8.8ポイントの配当落ちだったので、これを全て埋めるまでは行きませんでした。ただ、配当落ちを考慮すると、TOPIXも日経平均も、実質プラスだったことになります。何事も、前向きに考えましょう(^^;。記録。東証1部の出来高は16億6062万株(前日比5577万株増)、売買代金は1兆9888億円(同500億円減)と、あまり盛り上がりは感じられませんでした。一方、サイズ的には、Core30が一人負けの46bps負け、Large70が33bps勝ち、Mid400が27bps勝ち、Smallは3bps負けとほぼチャラ。メガバンクとドコモが軟調だったのが、大型株に響いた格好。まぁ、あまり大きな傾向は見えませんでしたネ(^^;。

● チャート的には、胸突き八丁の水準まで来ているので、ここからレンジ上抜けになるのか、跳ね返されるのかには注目せざるを得ません。2日分の日中足をつなげてみると良く分かるのですが、昨日の特に後場はTOPIXで1695ポイント強、日経平均で16700円手前が一つの抵抗帯になっていました。今日も、後場1時半頃と大引け間際に2回ほどアタックしていたのですが、ここを抜き切れずに終了。もちろん、これを大袈裟に言うほどではないにしろ、一応、気にしておきます。もっとも、配当落ちの関係で先物がスコンと上昇したので、先物のチャート上は、ちょっと違った様相になっていますが、それでも16700円界隈が意識する水準になっているのは違いありません(^^;。個人的には、どちらかに賭けるよりも、動き出してから付いていく方がやりやすいのですが、この辺は個人個人の趣向次第ですネ。

● 話題変更。別に噛み付く気はないのですけど・・・(^^;。最近、「受渡しベースで新年度入りするので、年金基金の売り圧力が後退する」とのコメントが多く見受けられるのですが、凄く不思議に感じてしまいます。証券界は受渡ベースで話をすることが多いのですが(キャッシュフロー的な考え方)、年金などの運用の世界では、圧倒的に「約定日ベース」が主流。「受渡日ベース」でファンドを運用しているところは、ゼロとは言いませんが、かなり少ないと思います。

● 今日、お話した某信託銀行FM氏は、「毎年そうなんだよねぇ~。いつも"受渡日ベース"で新年度入りって言われるけど、何か意味があるの?」とおっしゃっていましたし、別の某シニアFM氏は、「受渡日ベースなんて、見たこともない」とのコメント。某信託トレーダー氏は、「受渡日ベースもあるにはあるけど、ほとんどない。比率では9対1以上で約定日ベースが主流」と。風物詩としての「受渡日ベース」は良いのですが、相場を語るときには、ちょっと違うと思うのですけどねぇ~。ホンマに(^^;。

● 当然ながら、外国人投資家も見事に「約定日ベース」で物事を考えます。そもそも、色々な国において取引する上で、「Tプラスなんぼ」が受渡日なんて、FMレベルでは考えていません(^^;。それは、プライムブローカーなり、アドミニなりが考えることと思っていることでしょう。もちろん、知っていることは価値のあることだと思いますが、それがトッププライオリティではないですもんネ。

● 一般論になりますが、既に多くの国内FM諸氏は、期末までにやるべき売り買いは基本的に終了しているでしょう(30日のTOPIX月末修正モノは別にして)。素人考えかもしれませんが、もしまだ「引っ張って」いる方々がいらっしゃるのであれば、何も昨日や今日に売り買いをするのではなく、最終日の31日にやるでしょうね。ここまで待ったのも、月末値との誤差を少なくしたいからでしょうし、それならば、27日や28日ではなく、31日に売り買いするのが、誤差を最小化するためには妥当な選択肢。そう思いません?もっとも、だからと言って、31日に大量の売りが出るなんてこれっぽちも考えてもいませんが、何につけても、間違った認識や知識は危ないと思うので、老婆心ながら・・・(^^;。

 TOPIX : 1693.84 (+4.50, +0.27%)    日経平均 : 16650.10 (+89.23, +0.54%)    円ドル : 116.70  

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(3270万株売り/4020万株買い)。ただ、ザラ場を見ていても、その影響はあまり感じませんでした。というか、寄付きの買いが一巡した後は見事に横ばい相場(^^;。期末権利・配当付き最終売買日ってこともそうだし、明日(3月28日)開催のFOMCが気になるとの"言い訳"もあって、かなり参加者が少なかった印象がありました。東証1部出来高は16億0485万株(前週末比1億4743万株増)、売買代金は2兆0388億円(同1096億円増)だったのですが、賑わっていた銘柄が"妙な"のが多かった印象で、全体としては見送りムード蔓延。まぁ、今日は仕方ないですね(^^;。

● 今日だけのチャートを見れば、因縁の16700円台を目前にして上ヒゲが出ており、チャートは上値の重たさを示しているような格好。ただ、そうは言うものの、相場はジリ高基調をキープ。あまり迫力がないし、ザラ場を見ている限りでは、今ひとつ方向感も乏しいものの、ジリジリと下値を切り上げてきているのは明確な事実。そして、20日移動平均線なども上向きになってきているし、ボリンジャーバンドの上1シグマに沿って上昇する形は、悪いものではありません。ただ、雰囲気的には、今ひとつ柱がないというか・・・(^^;。もっとも、相場に「柱」を求めるのは、バブル世代に育った証券マンの悪い癖だということも認識しているので(^^;、こうやってジリジリと上昇する相場も「アリ」なんでしょうね。

● さて、これでめでたく(何がや?)今期受渡の権利・配当付き売買も終了。配当落ちの概算についていくつかお問い合わせを頂いたので、再度計算して再掲。あまり詳細を書くのも何ですが、TOPIXで8.8ポイント程度、日経平均で75円程度の「配当落ち」見込みです。これはあくまでも現時点での「見込み」で、今後、配当異動が発表される可能性もあるので、本当の意味で確定するのは、6月後半の株主総会を経て実際にキャッシュが支払われてからとなります。

● これが何を意味するかですが、ご存知の方は飛ばしていただくとして、ちょっとご説明。株式分割による「見た目の株価下落」は、指数連続性を保つ為の修正対象になるのですが、配当落ちによる株価下落は、指数では修正されません。というわけで、明日朝は、この配当落ち分だけ下落して始まって当然となります。さらに、先物のフェア価格も配当分を含まなくなるので、現在の金利水準と6月限の最終日までの配当(これは、ほとんどない)を考慮すると、フェア価格はほぼ現物と一致する水準になります。その為、もし現物指数が「前日比変わらず」だとすると、先物は配当落ち分だけ、相対的に「上昇」することになります。分かってしまえば簡単な理屈ですし、ちょっと図を書けばすぐに理解できるのですが、マウスで図を書くのも面倒なので(^^;、各自でよろしく。

● もう一つのイベントとして、今週は投信設定も相次ぎます。もちろん、直接日本株に関係しないものもあるのですが、それでもソコソコの金額になりそうです。日本株関連で設定上限額が大きくて市場筋の間で話題なのは、明日設定予定の大和住銀投信投資顧問の「M&Aフォーカスファンド」が上限1500億円。他にも月内設定で500億円上限のファンドがかなりあり、否が応でも「スケベ心」が盛り上がってしまいます(^^;。QUICK、ロイターなどでも投信設定予定は見れますが、ネットではトレーダーズ・ウェブの http://www.traders.co.jp/stocks_data/data/fund_s/fund_s.asp あたりが便利かと・・・(^^;。

● 話題脱線。某証券マン氏がいつも送ってくださるコメントで、先週金曜日にローリングストーンズのコンサートに行って、「最初から最後まで立ちっぱなしでした」ですって(^^;。かなり羨ましいっす!ただ、個人的には、もうすぐ来日するBon Joviの方がより世代として合っているし(^^;、本音ではかなり行きたいんです。同じような主旨の方がいらっしゃればねぇ~(^^;。

● コンサートと言えば、大昔にQueenのコンサートに行ったことは鮮明に記憶に残っているし、米国に居た頃にMetallicaのコンサートに無理矢理連れて行かれて、「メタルロックなんて・・・」との先入観をぶち壊されてしまい、しばらくMetallicaにハマった記憶があります(^^;。今でもたまに聞くと、Metallicaやなぁ~って思うし、あの頃の記憶が蘇ります。この「あの頃の記憶が蘇える」ってのが、音楽の不思議なところですね。もちろん、今は毎日Metallicaを聞いているワケではありません。為念(^^;。

● もう一つ雑談。私たちのオフィスがあるビル前に、今日昼休み、レイザーラモンが登場。皆知らないのかと思っていたら、意外に黒山の人だかりでした。最後までは居なかったので、どんなトークがあったのかまでは知りませんし、大手町のど真中で「フォォ~~」とやったのかどうかも知りません(^^;。TEPCOのサイト(http://casty.jp/)で画像配信されているそうですから、興味のある方はどうぞ(^^;。私は見ていませんし、TEPCOの廻し者でもありません。為念(^^;。

2006年03月24日(金) .... 堅調、だけど全般は模様眺め

 TOPIX : 1689.34 (+9.25, +0.55%)    日経平均 : 16560.87 (+71.50, +0.43%)    円ドル : 117.95  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、見事にチャラ(2650万株売り/2650万株買い)。売り買いの絶対量も少なかったし、見送りムード蔓延ってところ。相場全体も、不動産や銀行、資源株の堅調に支えられて堅調に推移したものの、全体感としては、今ひとつ方向感の定まらない状況が継続。週明け月曜日が3月決算銘柄の権利・配当付き最終売買日。あと2日我慢すれば、配当やら分割権利が手に入るけど、それ以上に上がるのだったら売りたいし、買い手にしても、下がるんだったら買うけど、そうでないならば配当落ちてからで良いや、ってムードもあったのでしょう。

● 個別には、今朝の不動産株の寄付きは、興味深いものがありました。昨日の公示地価発表で、材料的にはフォローの風が吹いたのは事実。ただ、相場はそれをず~~~っと以前から話題にしていたし、当然ながら、株価にもある程度は織り込んでいたハズ。悩ましかったのは、今月は不動産株は全体にかなり調整していたこと。起点をどこに取るかで、「既に上がっている」と「調整した」の見方が分かれる状況にあったのです。寄付きは、三菱地所は前日比15円安、三井不動産は同5円高、住友不動産は同5円高。その後、フラフラとマイナスに振れる銘柄が相次いだことで、一瞬、「あかんか・・・」の空気。ところが、そこから猛然と切り返し、アレヨアレヨという間にプラス転換。

● 当然、先物や他の銘柄をやっているトレーダー連中も、今日は不動産株の値動きに注目していたでしょうから、このアレヨアレヨのプラス転換を見て、一斉に買い先行に。先物が走ったことで断続的な裁定買いが入って、指数もあっという間にぴょーんと上昇。不動産株がマイナスに落ち込んだのは、多分、5分も無かったでしょうけど、あの一瞬の「おい、どないするねん?」という見合い状態は、見ていて大変興味深かったです。

● ただ、これが相場解説の記事になってしまうと、上がっていたら「公示地価で大都市圏の土地価格上昇を好感」だし、下がっていたら「織り込み済み、材料出尽くし」のワンパターンになってしまいます。なので、新聞やメディアで、解説を読んだだけでは、なかなか緊張感とか面白さが分からないのですけどネ・・・(^^;。

● せっかくですので、この3銘柄の今日の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。そして、おまけで日経平均の日中足も。不動産3銘柄の寄付きとその後15分間ほどのボラティリティーは大きかったのですが、その後は何となくジリ貧。3銘柄のトーンは同じでしたが、パフォーマンスは少し差がありましたね。日経平均のトーンも似ているので、不動産株と日経平均は、今日に関してはかなり連動性が高くなっていた印象でした。

三菱地所(8802)日中足三井不動産(8801)日中足住友不動産(8830)日中足日経平均日中足

● ただ、この材料だけで全体を引っ張るのは無理なのは、多くの市場参加者が予想していたし、感じていたことでしょう。堅調といえば堅調だったものの、相場全体として上値を買い上がるだけのエネルギーもなく、全体としては、このところ見慣れた方向感に乏しい展開で、全般模様眺めムードが支配する1日でした。東証1部の出来高は14億5742万株(前日比3億1478万株減)、売買代金は1兆9292億円(同1988億円減)と、久しぶりに2兆円割れ。この辺からも、手控えムードがご覧頂けると思います。

● さて、週明け月曜日(3月27日)は、3月(9月)決算銘柄の権利付き・配当付き最終売買日。Bloombergで何もいじらずにデフォルトのまま先物のフェア価格を計算させ、そこから配当分を導き出すと、配当落ちはTOPIXで8.85ポイント、日経平均で75.92円程度と出てきます。

● ただ、今後、増配や減配を発表する企業が出てくる可能性があるので、まだ確定値ではありません。個人的には、権利付き最終日を過ぎて減配など発表する企業は、ひどい信義違反だと考えています。本来ならば、増配でも同じなんですが、基本的に現物保有という大勢の考え方から、増配はまだ容認するとしても、減配はやっぱりルール違反。もし減配するのならば、月曜日寄付までに発表するのが筋だと強く主張しておきたいです。もっとも、最近のように増配が"当たり前"になってきたところで、もし信義違反の減配など言い出そうものなら、それこそ袋叩きリスクが高くなります。なので、企業側もある程度は躊躇するでしょうけど・・・。

● 話題変更。今朝方発表された日銀資金循環統計(http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/sj/index.htm)で、家計の金融資産残高が2005年末に1509兆円となり、初めて1500兆円台に乗せたとのこと。へぇ~って感じですが、日銀のコメントでは「株価値上がりと投信が押し上げた」とのこと。日本の総人口は、総務省統計局によると今年3月1日現在の概算値が一番新しい数字ですが、推計で1億2765万人(http://www.stat.go.jp/data/jinsui/5.htm)。単純に割ると、一人当たりで1175万円程度(^^;。持ってます、その程度の「資産」???夫婦だったら2倍ですし、夫婦に子供二人ならばその4倍ですよ。ちょっと実感と違う印象があるんですけどねぇ~(^^;。

● 話題脱線。今週末は、桜が各地で見頃になりそうですが、ちょっとググッて見たところ、タウンページの http://sakura.itp.ne.jp/ や、日本花の会の http://www.hananokai.or.jp/meisyo/meisyo.htm、Walkerplusの http://www.walkerplus.com/hanami/ などがヒットします。ただ、この手の名所に出ていない「プチ名所」はあちこちにあるもの。大手町からは、千鳥ヶ淵とまで行かなくても、皇居前がやっぱりその場所でしょうか。兜町からは、隠れた名所としてお薦めしたいところが一つ。東証から永代通りを越えて消防局の方に向かって平成通りを歩いていって、東証会館を通り過ぎて、モスバーガーを越えて、なか卯が見えたら到着。東証健保会館のある通りですが、ここが見事に桜のアーチ状態になります(^o^)。意外な穴場だと思いますヨ!

● 良い週末を!

 TOPIX : 1680.09 (-6.26, -0.37%)    日経平均 : 16489.37 (-6.11, -0.04%)    円ドル : 117.25  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3日連続での買い越し(2290万株売り/4630万株買い)。株数ベースでも金額ベースでもソコソコの買い越しだったこともあって、相場は堅調にスタート。実は、ほぼ1日中堅調だったのですが、その割には何となく盛り上がり感に欠けた印象が残りました(^^;。鉄鋼も商いは多かったものの、株価はマイナス推移で今ひとつ冴えない展開。ただ、相変わらず大きく下がるような雰囲気はありませんでしたけど・・・。

● 東証1部出来高は17億7220万株(前日比2億6313万株減)、売買代金は2兆1279億円(同3709億円減)。これだけみても、煮え切らない状況が分かると思います。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も昨日に続いて、物色の中心は「きちゃない系」銘柄(^^;。東証1部出来高トップの新日本製鐵はともかくとして、第2位が長谷工コーポ、次いで、住金、学研、三菱自動車と、低位でかなりバカスカ商い出来そうな銘柄が並びました。その一方で、売買代金ではみずほFGがトップ、次いで、ソフトバンク、トヨタ、キヤノン、三菱UFJと値嵩株ばかり。なので、売買単価は思ったほど下がらなかったです。でも、何となく二極化の雰囲気もあるので、ちょっと注意しておきたいところです。

● 相場に「変化の兆しはあるか?」と聞かれれば、「あるんとちゃう?」と答えざるを得ない状況。ただ、何がどう変わっていくのかが、今ひとつ見えてこないのです(^^;。NT倍率などは見事に横ばいながら、Small/Core30レシオは、この2週間でかなり下げ基調(Smallがアウトパフォーム状態)になっています。

● ファクターで見ると、かなり好調だったリバーサルがやや陰り気味、同じくそれなりに好調だったバリューは行ったり来たり状態。でも、配当利回りファクターは、さすがにこの時期になると効いて来ます(^^;。とは言うものの、ファクターで見ても、今ひとつ「方向感」が見えづらい状況にあるのは、間違いありません。もっとも、よく見えることの方が珍しいと言えばそうだけど・・・(^^;。繰り返しになってしまいますが、動き出したときにちゃんと対応できるように、色々と考えておくって感じでしょうネ(^^;。FM諸氏は、レポーティングで忙しくなる時期ですが、ほんのちょっとだけ気をつけておいてください。

● 話題変更。今週末(3月26日午前1時)に欧州(EU)が夏時間(Summer Time)に変更になります。1時間繰り上がるので、日本との時差が短くなり、私達のような欧州系企業にとっては、コンファレンスコールが1時間早くなります(^^;。一方で、欧州筋からの注文に関しては、1時間早く出てくるようになるので、コンファメーションを急げだのと煩くもなりそうです(^^;。

● 相場的にも、少し変化があるかもしれません。例えばパリだったら、後場真ん中の日本時間午後2時は、現在は朝の6時。これが来週から、日本時間の午後1時(東証現物寄付)が朝の6時になるのです。つまり、欧州系の投資家がリアルタイムで東京に参加しやすくなる効果があります(特に後場)。なお、米国が夏時間入りするのは1週間遅くて、4月2日早朝2時から。この1週間のズレがかなり微妙で(^^;、この間はグローバルなコンファレンスコール(東京、ロンドン、パリ、ニューヨークなど)をやる際に、よく1時間間違える輩が出てきます(^^;。

● 余談ですが、米国のDST(Daylight Saving Time)は、来年は試験的な見直し期間が実施され、スタートが3月の第2日曜日午前2時となり、現在よりも3週間も繰り上がる予定になっています。これは、"Energy Policy Act of 2005"という法律に基づくもので、この繰上げで経済的効果があるかどうかを調査する目的になっています。なお、夏時間の終了は、米国が10月29日(日曜日、午前2時)で、欧州(EU)も同じ10月29日(同、午前1時)です。

● もっと詳しくという方は、http://webexhibits.org/daylightsaving/b.htmlhttp://www.timeanddate.com/time/aboutdst.html を参考にどうぞ。英語ですけど、読みやすいHPです。他にも、ググれば、かなり大量に出てくると思います。日本語ページは少ないですけどネ(^^;。

 TOPIX : 1686.35 (-1.87, -0.11%)    日経平均 : 16495.48 (-129.32, -0.78%)    円ドル : 117.25  

● WBC、凄かったですね。瞬間最高視聴率は関東地区で56.0%。関西で52.8%、名古屋で46.8%だったとのこと(平均は関東地区で43.4%)。視聴率の定義は、「あるテレビ番組をその地区の住民の何パーセントが視聴したかを表す推定値」なので、半分以上の世帯でWBCを見ていたということ。番組占有率が72.7%だったので、テレビがついていた世帯の4分の3がWBCを見ていたということ。こりゃあ、凄いです(^^;。もちろん、瞬間(毎分)の数字なので、ずっとってワケではないでしょうけど、紅白歌合戦が40%行くか行かないかなので、それだけ「国民的イベント」だったってことになります。日本人は、こういうのスキですね・・・(^^;。でも、そう言いながら、自分もしっかり観戦していました(^^;。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、日本の祝日をまたいだこともあって、2日連続での買い越し(4130万株売り/6080万株買い)。株数では大幅な買い越しだし、市場筋観測によると、金額ベースでもソコソコの買い越し。否が応でも期待感が強まったのですが、実際に寄付いてみると軟調。結局、外国人投資家の大幅買い越しの観測にも関わらず、ずっとマイナス圏での推移。後場に入って、中小型株先導で多少戻ったものの、相場の全体感としては、まだ方向性が定まらないというか、何となく良く分からない雰囲気の1日でした(^^;。大きく下がるような感じではありませんでしたが・・・。

● 足下の相場は、3月17日後場からモコモコと相場に動きが出た印象があるので、その前日、3月16日終値と今日終値を比較すると、TOPIXで+2.51%の上昇。日経平均は+2.48%の上昇。つまり、今日だけ見れば日経平均の下げがきついように思えたものの、これは凸凹に過ぎないってこと。直近数日という範囲でみると、両方の指数ともに2.5%ほどの上昇で一致しているのです。なので、今日は休み前に上昇した反動ってことにしておきましょう(^^;。

● 記録。東証1部出来高は20億3533万株で対月曜日比3億7977万株増加、売買代金は2兆4988億円で同3751億円増。指数のパフォーマンスが今ひとつだった割に、それなりに盛り上がった感触です。鉄鋼株が賑わった影響が大きいのですけどネ。また、今日はサイズが小さい方に振れていて、Core30は43bps負け、Large70は22bps負け。Mid400が36bps勝ち、Smallが77bps勝ちでした。

● 東証1部値上がりは923銘柄、値下がりは659銘柄。これだけを見ると、ざっくり日経平均で30~50円高でもおかしくない雰囲気でした。実は、Mid400もSmallも前日比でプラス引け。さらに書くと、東証2部、JASDAQ指数、マザーズ指数も前日比プラスで引け。中々焦点が定まらないのはともかくとして、シグナルを見落とさないようにしないと・・・(^^;。

● 今週は何かとスケジュールがあるのですが、色々な意味での注目は、明日発表予定の地価公示価格(公示地価)。午後5時予定なので、まだ明日は直接的にはマーケットには影響しないハズ。この話は、大分前から市場筋の間では話題になっていたし、不動産株も2月初旬の高値を付けに行くところは、このネタでした。そのまま高い水準だったら、この公示地価で「材料出尽くし」で良いのでしょうが、その後、1~2月の上昇分をほぼ失うほど調整したので、逆に読みづらくなっています。今日も不動産株は、商いはかなりあったものの売り買い交錯状態。でも、イベントとしては、注目しておきたいです。

2006年03月21日(火) .... 祝日(春分の日)のため休場

● 祝日(春分の日)のため休場

 TOPIX : 1688.22 (+24.24, +1.46%)    日経平均 : 16624.80 (+285.07, +1.74%)    円ドル : 116.25  

● 前週末に、私たちのオフィスのあるビル前に「桜の木」が運び込まれました。根っこごと掘り出してきたもので、高さはビルの4階分ほどもある木で、例年の恒例行事になりつつあります。もちろん、まだ花は全く開いていませんが、今週末か来週頃には開くのでしょうか?オフィス前でお花見とは、オツなものかもしれません(^o^)。しかも、大手町のど真ん中で!

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、2日ぶりの買い越し(2930万株売り/4030万株買い)。ただ、その割には日経平均がマイナススタートだったので、「???」状態だったのですが、その後は先物主導で一気に上昇。後場に入ってからも、ジリ高歩調は変化なし。最後は多少伸び悩み感もあったのですが、直近高値にかなり接近してきました。日経平均の日中足をつけておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● ザラ場中は、先物が先行して裁定買いを誘発していた感じが強かったものの、「じゃあ、誰が先物買っとんねん?」ってこと。まさか、逆ザヤを見て割安感で買っているのではない(^^;でしょうけど、そう思ってしまうほど、プレミアム状態が継続した1日でした。先週金曜日後場から、どうも雰囲気がおかしいのですが、内容は何でアレ、実際に高値アタックをしている事実は認めざるを得ない状況。でも、今日の相場で言えば、日経平均で100円弱程度の上昇なら理解できたでしょうけど、ここまでの上昇は、逆の意味で「???」状態でした。メディアの"相場解説"でも、「機関投資家の売り圧力後退の見方から・・・」などが中心で、要するに「よぉ、分からん」ってことだったのでしょう(^^;。

● 東証1部出来高は16億5556万株(前週末比1億2597万株増)、売買代金は2兆1237億円(同292億円増)。売買単価が86.53円も低下した(売買単価そのものは1282.78円)ことでも分かるように、今日はやや「きちゃない銘柄」に物色が行っていたイメージ。Core30が最後に妙なバスケット売りが出ていたこともあって、一人負け状態。ただ、マザーズはマイナスだったりと、一概に中小型株が強かったとも言えない状況でした。

● 一歩下がって眺めるまでもなく、相場上昇の理屈は分からなくても、実際のマーケットの動きは、それはそれで尊重すべき。いつもお世話になっている某ベテラン証券マンの方も、今日のコメントで、「WBCの2次リーグで米国、韓国に負けて、"こりゃあかん"と思っていたら、気がつくと準決勝進出。さらには決勝進出。相場の方も、なんとなく商いも細り市場関係者の多くが"上値が重い"と思っていたら、気がつくと新高値更新といった感じですね」と書いていらっしゃいましたが、その通りなのかもしれません(^^;。

● また、私がちょくちょく見に行く「ぽんぽこ」さんのブログ(http://blog.livedoor.jp/voltaire/)では、数日前にですが、「がらくたが詰まった段ボール箱をがさがさと上下に何度も揺すると、やがて軽いものは上へ、重いものは下へと集まっていくように、ふと気がつくと、上がる銘柄と上がらない銘柄がはっきりと分かれ始めていくだろう」と。絶妙な書き方ですよネ。

● 今現在は、新年度に向けて、パフォーマンスの良い銘柄と悪い銘柄、効くファクターと効かないファクターなどが、静かに選別されて行く過程なのかもしれません。そして、理屈で相場を考える方々からは見えない、何かが底流で動き始めているのかもしれません(私にも分かりません)。基本的な対応策としては、頭を柔軟に保って、相場の動きに対応できるように心の準備は怠らず、アンテナはちゃんと磨いて・・・って感じでしょうか。ここで浅はかに無駄な行動をしてしまうと、実際に相場が動き出したときに、負けポジション(往々にして浅はかなポジションはやられる)への対応で手一杯になり、本当にやらなければいけないことが出来なくなってしまいます。自戒の意味も込めて・・・。

● そうそう、忘れるところでした。今日は20日なので、毎月通り、東証から昇格とTOPIX月末修正が発表されています。昇格は、http://www.tse.or.jp/listing/1section/1sec.html ですが、今月は「該当なし」です。月末修正の方は、 を「No pain, no gain」のスピリットで読みほぐしてください。「またかよぉ~」って感じの銘柄が一つあります(^^;。また、3月末に適用される浮動株比率の変更も掲載されています。URLは、http://www.tse.or.jp/topix/float/rate/index.html です。あまり詳しくは見ていないのですが、それほどのサプライズはなさそうです。

● 話題脱線(^^;。明日は春分の日で祝日ですが、今年は祝日が土曜日と重なるケースが"異常"に多くて(^^;、実際の年間休日はかなり少ない1年です。今年に土曜日と重なるのは、2月11日(建国記念日)、4月29日(みどりの日)、9月23日(秋分の日)、12月23日(天皇誕生日)の4日。毎年、どこかで重なるので仕方ないのですが、今年は「損する」日数が多いのです。前後数年の立会い日数を眺めると(下記参照)、大体の年は245日か246日なのに、今年は248日(^^;。

2003年2004年2005年2006年2007年2008年
立会日数245246245248246244

● 「大した事ないやんけ?セコイこと言うなや・・・」って声も聞こえてきそうですが(^^;、今年は立会日数ベースで2~3日は多く働く1年ってことです。でも、給料には「調整係数」はありません(^^;。なお、祝日関連の話題なら、http://koyomi.vis.ne.jp/syukujitsu.htm が結構詳しいです。

 TOPIX : 1663.98 (+18.92, +1.15%)    日経平均 : 16339.73 (+243.52, +1.51%)    円ドル : 116.70  

● ホンの小さな翼があれば、飛んで行きそうな強風でした(^^;。昼前から強くなった強風のおかげで、私達のオフィスがあるビルも、ギシギシと微妙に揺れているようで、ちょっと気色悪かったです(^^;。

● 相場。全体には、「よぉ、ワケ分からん」相場でした。軟調かなと思えば高く寄付き、行けるかと思えば見慣れたジリ貧商状。アカンかと思えば、今度は一転して右肩上がりの上昇。何があったかを追跡するよりも、振らされない様に軸足をちゃんと踏みしめておく方が難しかった感じで、まったく今日の強風みたいなもの。追い風だったら楽チンですが、逆風だったら目を開けておくのも困難。しかも、風向きがコロコロと変わるから・・・(^^;。日経平均の今日の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。これをご覧頂きながら読むと、余計に雰囲気が分かると・・・思います(^^;。

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(3840万株売り/3480万株買い)。ただ、全体にフローが少なめなのは、このところの傾向と一致。儲かるマーケットでないと、どうしても興味が薄らぐのは仕方ありません。現在は、欧州株の方が面白いのかもしれませんネ。それでもプラスで始まった相場は、一巡後は見慣れたジリ貧商状(-_-;)。昼休みの立会外バスケット取引が「売り越し」との観測が市場筋の間を駆け巡り、後場寄り後に、ほぼ前日終値水準まで伸び悩み。

● ところが、あっとびっくり、そこからがサプライズ。午後1時半前を底にして、意外にもスルスルと戻して、午後2時過ぎには今日の高値を更新。何があったかは定かではないものの、SGXで誰かが日経平均先物をかなり買っていたとの声もあり、先物主導色が強い戻りだったことは確かです。ソフトバンクも久しぶりにそれなりの上昇だったし、この辺で心理が若干好転した可能性はあります。結局、最後まで息切れせずに、日経平均は見事に高値引け、TOPIXも高値圏での引けでした。

● ただ、やっぱり全体としては「???」があったのも事実。出来高トップ銘柄はダイワボウ、次いで、日本板硝子、新日鉄。売買代金では、トップがソフトバンク、次いでテンプスタッフ、みずほFGの順で、何となく複雑(^^;。東証1部出来高は15億2959万株で前日比2億4279万株減少、売買代金は2兆0945億円で同2009億円減。2兆円割れの目前でした。週末だし、あまり深く考えない方が良いのですかね?来週は祝日があって、月曜日が谷間なので、ここで売買代金2兆円割れになる可能性は十分にありそうです。ただ、その一方で内容はどうあれ、「下がらない」相場は事実として認めざるを得ないワケで、この辺はちゃんと分けて考える必要がありそうです。

● 話題変更。フジテレビがライブドア株を手放すことに関連して、銀行株も売却した(敢えて「した」と書きます)ニュースが流れました。会社のリリースを見てみると、売却金額は約130億円弱。「投資有価証券のうち、銀行株の一部を売却することといたしました」とリリースには書いてありますが、売却の日程という項目を見ると、「平成18年3月22日 その他投資有価証券(銀行株)の受渡し・決済」となっているのです。受渡日の3月22日から逆算すると、約定日は3月16日。つまり昨日だった、ってことです。それだけで、昨日の銀行株の弱さを全て説明出来る訳ではないにしても、一つのセクターに130億円の売りを食らえば、それなりのインパクトが出ることは、簡単に想像できます。なお、リリース文章は、Livedoorファイナンスの http://disclose.finance.livedoor.com/pdf/2006/03/16/23100790_20060316.pdf からどうぞ。敢えてLivedoorファイナンスで読むのもオツなもので・・・(^^;。もちろん、フジテレビのIRページからも、同じリリースがアクセス出来ます。

● 今週は何故か疲れました。来週は祝日のおかげで1日少ないし、東京では休み明けあたりが桜の開花予想。ちょっと期待しておきましょう(^o^)。今日みたいな猛烈な風が吹いたら、一瞬でアウトですけど・・・。開花情報については、ウェザーニュースでは、http://weathernews.jp/sakura2006/、tenki..jpだと、http://www.tenki.jp/skr/ あたりからどうぞ!気象庁には、http://www.data.kishou.go.jp/app-met/sakura2006_mankai.html というページがあるのですが、どうも色気に欠けるというか・・・(^^;。

● 皆様も良い週末を!

 TOPIX : 1645.06 (-21.72, -1.30%)    日経平均 : 16096.21 (-222.83, -1.37%)    円ドル : 117.80  

● 私達のオフィスがあるビルの前には広場があり、昼休みにはミニバンの弁当屋さんが並びます。テーブルも広場にあって、そこで食事も出来る格好になっているのですが、冬場はさすがに閑散としていました。でも、昨日もそうでしたが、今日も外で食事する方々が増加。気持ち良いですもんね!季節の移り変わりは、着実に来ている感じです(^o^)。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、4日ぶりの売り越し(3400万株売り/3100万株買い)。とはいうものの、フローが全体に減少している印象は避けようがありません。そういった中、堅調な寄付きだったものの、その後はジリ貧相場。特にこれといった悪材料があったのではないにしても、好材料も乏しいなかでは、なかなか覇気が出てきません。実は、今日は四季報・会社情報の発売日。とは言うものの、最近では事前に東洋経済の雑誌などでは特集が組まれるし、データフィードではどんどんと予想変更が流れてきていたので、以前ほどのイベント・インパクトはなくなっています。季節の移り変わりを感じさせる、という面はありますけどね・・・(^^;。

● 昼休みの立会外バスケット取引が売り越しとの観測が伝わると、再びスルスルと下落。実は、前場引け後のSGXでは、既に日経平均先物が安かったので、この辺で既に引き合いがあり、売り越しが見えていたのでしょうネ。後場中盤に若干戻りそうになる雰囲気の局面はあったものの、戻りそうになってその後に売られたので、心理的にはその方が痛かったです。ただ、最後は現物が引けてから先物に買戻しが入り、先物は結構なプレミアム引け。特に意味があってというよりも、それだけ先物には日計りディーリング族が多くて、オーバーナイトしたくない向きが買戻しを入れて、需給が一時的に歪んだだけかもしれません(^^;。

● 個別というよりも、業種的には、不動産やら銀行がボロボロだったので、金利と結びつけて考えたくなるイメージ。ただ、結論は無理に急がないでおきましょう(^^;。東証1部出来高は17億7238万株、売買代金は2兆2954億円。前日比で出来高が1億7000万株ほど増加し、売買代金は2800億円ほど増加したものの、まだ本調子には遠い状態でした。

● 今日1日で見れば引け味も悪かったのですが、1ヶ月ほどの枠で見ると、基本的には三角持合いです。先週、上抜けかなと思う局面もあったものの、まだ時間的にも、信用残の整理という需給面からも、ちょっと足らない感じを受けていました。なので、一歩下がれば、そんなに不思議な出来事ではないのですが、毎日相場を見ていると、それはそれで振られてしまいます(^^;。気をつけないと!

● ネタ切れになってきたので閑中話題(^^;。今朝の日経に、日興アセットの全面広告が出ていました。ただ、これが興味深いというか何というか、「私たちの投資信託をお客様にご説明くださっている、店頭のあなたに」というヘッドライン(^^;。商品そのものの説明は一切なく、イメージ戦略的広告なんでしょうか?何を狙っているのかが良く分からないので、逆に深読みしちゃいます。それでも、しっかりとWebサイトやらコールセンターの電話があるあたりは、やっぱり「広告」ですけど・・・。

● かなり大勢の方がHPにいらっしゃるのに、書くことなくてスミマセン(^^;。でも、そんな相場なんです・・・。

 TOPIX : 1666.78 (+0.99, +0.06%)    日経平均 : 16319.04 (+80.68, +0.50%)    円ドル : 117.45  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、これで3日連続の買い越し(3660万株売り/4280万株買い)。CME日経平均先物も堅調だったことも加わり、朝から堅調な推移。ただ、この相場エネルギーだと、上値をドンドン買い上がるようなのは無理で、堅調ながらも全般は模様眺め気分が漂う展開。後場に入ってからも、フラフラと上がるかと思えば、フラフラと先物に引っ張られて伸び悩み(^^;。結局、方向感が乏しい1日でした。

● 日経平均の日中値幅はわずか75.99円。手元の資料で調べてみると、これは昨年11月11日に72.25円の日中値幅を記録して以来の小動き。東証1部出来高は15億9527万株(前日比3768万株増)、売買代金は2兆0086億円(同772億円減)と、相変わらずの水準でした。ドカンとも落ち込まないものの、盛り上がる気配も感じにくいのが現状です。

● 動いていた銘柄を探すのも一苦労ですが、業界人として、証券株が妙に堅調だったのが目に付きました。まさか、あのGS(ゴールドマン・サックス)の決算を見ての連想だったんじゃあないでしょうねぇ~(^^;。GSの決算内容については、専門家のレポートをお読みいただくとして、GSのビジネスモデルと、日本に上場している証券会社のビジネスモデルは、同じ業界内で見ていてもかなり違いがあると思います。GSは、一つの成功しているビジネスモデルとしての尊敬と羨望は間違いなくあるでしょうけど、それをそのまま日本に輸入しても、すぐに同じように成功するとは限らないのは言うまでもないこと(^^;。お金という命の次に大事な"商品"を扱うビジネスでは、国民性や文化の違いは、かなり大きなハードルだと感じます。それを乗り越えようとするのは一つの選択肢でしょうけど、それよりも、ハードルを溶かして融合して見えなくさせてしまうような事が出来れば、もっと成功に近付けるのかもしれません。具体的に何をどうすれば、って事になると難しいのですけどね(^^;。

日経平均銘柄入替え発表

● と、仰々しくするほど(^^;の事はないのでしょうけど、せっかくですから・・・。大引け後に、やっとこさ、日経平均の銘柄入替えと、分割銘柄のみなし額面変更が発表されました。それぞれ日経平均プロフィルのHPに掲載されていますが、簡単に書いておきましょう。正式発表は、下記のHP記事をご参照下さい。

日経平均銘柄入れ替え・国際帝石と豊田通商採用
http://www.nikkei.co.jp/nkave/news/20060315d2d1500h15.html
JTとヤフーの株式分割、みなし額面の変更で調整・日経平均
http://www.nikkei.co.jp/nkave/news/20060315d2d1500j15.html

● 銘柄入替えそのものは、事前にマーケットの大部分が予想していた通りに、合併親会社の豊田通商と、合併新会社の国際石油帝石HDが採用となりました。このチョイスそのものは、日経平均採用銘柄基準の中に掲示されている「被合併による上場廃止では存続企業を採用することや、企業統合で新設される持ち株会社を採用するなど実態に促した入れ替えを行うことがあります」(http://www.nikkei.co.jp/nkave/about/rule_1.html)の通りなので、特にサプライズはありません。

● ただ、ちょっと注目していたのは、豊田通商のみなし額面がどうなるかってこと。トーメンがかなり安い株(^^;なので、ストレートに50円額面にするのか、"調整"含みで500円額面にするのか・・・です。結局、ストレートに50円みなし額面と発表されました。日経としても、あまり恣意的なことは出来ないだろうとは考えていたのですが、50円額面と決まったことで、次のステップに進むことになります。この辺は、あまり詳しく書くと、「妙にエキサイトする方々」が出て来そうなので、かなりぼやかして書いておきます。でも、筋道を立てて考えれば、誰でも分かることですので、いつも通り、"No Pain, No Gain"ってことでよろしく(^o^)。

● 何に注目すべきかは、要は、みなし額面換算後の株価水準。トーメンも豊田通商も50円額面で同じなので、株価そのもので比較すると良く分かります。トーメンの本日終値は194円。一方、豊田通商の本日終値は2840円。合併比率がトーメン1株に対し、豊田通商0.069株なので(豊田通商HP、http://www.toyotsu.co.jp/press05120601.cfm のPDFファイル参照)、もしある日経平均ファンドが一銘柄あたり10万株を保有していたら、そのFMは何をしなくてはいけないかを考えれば、答えは明白です。

● 今日は気分が乗っているので、計算式まで書いちゃいましょう(^^;。「10万株-10万株×0.069」ってことですね。お分かりになりますでしょうか?ここから先は、各自でよろしく。本当にこの程度の式で分かる話です。豊田通商はTOPIX的に言うと、FFWが0.35ということも、頭に入れておく必要がありそうです。ただし、トーメンで代用できる面がある点もお忘れなく。今日は書き過ぎですね(^^;。なお、同時に国際帝石HD(みなし額面は5万円)もあるので、こちらとあわせてファンディングは計算する必要が出てきます。真面目に計算すると、ちゃんとした答えが分かります(微分も積分も不要、四則計算で十分)。

● 日経の発表によると、「帝国石油とトーメンの除外、豊田通商の補充は28日、国際石油開発帝石ホールディングスの補充は上場翌日の4月4日に実施」とのことで、月末は休めなくなりました(^^;。実際には、27日終値が基準になるので、明日から数えて立会い日数ベースで7日しかないんですよね。だから、日経さんもSQ前に発表をしてくれていたらよかったのに・・・(^^;。

● もう一つの発表が、株式分割を実施するJTとヤフーについて、みなし額面の変更で調整するというもの。こちらも最近の日経の動きからは想定できたことで、特にサプライズではありません。具体的には、JTのみなし額面は5万円から1万円に、ヤフーは2万5000円から1万2500円に変更するというもので、ますますみなし額面がややこしくなって覚えられなくなり、日経平均も厄介になってきました(^^;。

● 最後に、いくつかお問い合わせを頂いた(^^;のですが、なぜライブドア(4753)について一言もないのか?って。まぁ、エッヂの頃からそうでしたけど、あまり書きたい銘柄ではないし、価値も感じ難いというか・・・(^^;。相場的には、もうあまり関係ない銘柄だし、社会的なドタバタは、ここで敢えて書くまでもなく、あちこちで特集されていることですし、そちらの方が読んでいて面白いと思います。なお、USEN(4842)はヘラクレス銘柄なので、私にとって基本的には、相変わらず「対岸の火事」です(^^;。

 TOPIX : 1665.79 (-8.87, -0.53%)    日経平均 : 16238.36 (-123.15, -0.75%)    円ドル : 118.50  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ソコソコサイズの買い越し(3030万株売り/4690万株買い)。やや「???」の感もあったものの、何はともあれ堅調にスタート。ただ、昨日もそうだったのですが、今ひとつ感は否定できない状況。商いも今ひとつ盛り上がりに欠けたし、方向感という点でも同じ。昼休みの立会外バスケット取引が「デルタ売り越し」と伝わると、それで先物がフニャフニャになってしまい、指数は後場寄付きから結構なプレッシャー。その後もズルズルと下落し、最後はバスケット売りで日経平均は安値引け(TOPIXはマシだった)。

● 昨日の上昇に今ひとつ乗れない気分になり、勝手に自己嫌悪していた面があったのですが(^^;、何となく今日は納得してしまいました。もっとも、大きくさがった感じではなく、全体は見送り気分のなかのジリ貧程度だったのですけど。

● 東証1部出来高は15億5759万株(前日比5016万株減)、売買代金は2兆0858億円(同235億円減)と、相変わらず盛り上がりに欠ける展開になってしまいました。サイズ的にも大きな動きはなく、Core30が4bps勝ち、Large70が17bps負け、Mid400が2bps負け、Smallが28bps勝ち。まぁ、まちまちだったことを象徴している格好です(^^;。

● 一歩下がって眺めてみても、足下の相場は、かなりエネルギーを失ってしまっています。そういった状況下で、市場関係者の「心の支え」は、ひたすら売り続けてきた信託銀行(別名:国内年金)が、この前のSQで期末までに必要な売買を終了した、との見方。これで売り要因が後退する分だけ、需給が改善すると予想する声は非常に多いのが現状です。個人的にも、そこらに出回っている情報から考えると、その結論に行き着くしかないし、当然そう考えてしまうのですが、これは多分、皆が同じでしょう(^^;。

● 皆が同じ事を考えて、同じ事を期待しているときに、果たしてその通りになるんだろうか?というのが、ここ最近のあまり考えたくない考え。年金の売りが一時的にスローダウンしたとしても、誰かが買いに来てくれないと、売り圧力が減少しただけでは、「下がり難く」はなるものの「上がる」も難しくなってしまいます。なので、その辺の説明を付ける意味もあって、投信の買いに期待する声は多いんですけどね、最近の色々なレポートでは・・・(^^;。あまり考え過ぎると身体に悪そうなので、この辺にしておきます(^^;。

● え~っと、大変申し訳ないのですが、今週は何かとドタバタしていて、あまりマーケットに集中している時間が取れない状況に陥っています(^^;。なので、コメントは短いですが、この辺でご勘弁を。そのうち、ちゃんと書きます・・・(^^;。

 TOPIX : 1674.66 (+27.39, +1.66%)    日経平均 : 16361.51 (+245.88, +1.53%)    円ドル : 118.90  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、数字上は4営業日ぶりの買い越し(3440万株売り/3710万株買い)ながら、量的にもかなり少なく、基本的には見送りムード。ただ、寄付き前から市場筋の間では、Core30系銘柄に海外からのバスケット買いが入っているとの見方があり、CME高(対大証比210円高)もあって、寄付きからスコーンと上昇してスタート。

● ただ、あまりにも順調に行き過ぎることへの警戒感もあったのか、その後は高度巡航飛行で基本的に横ばい。高かったことを否定する気は全くありませんが、何となく乗り切れない雰囲気も感じてしまった1日。なお、東証1部出来高は16億0775万株、売買代金は2兆1093億円。金曜日がSQだったことを含めて考えても、何となく今ひとつ感は残りました。

● 大変申し訳ないのですが、きょうはザラ場中にかなり雑用で忙しくなってしまい、相場があまり動いていなかったことを幸いに、他の仕事を一斉に片付けていました(^^;。FM諸氏でも、今週は休みとかの方々が増加中ですし、国内機関投資家は期末に向けての売買は何となく終わった雰囲気。というわけで、相場をあまり見ていなかったのに書くのも何なんで、コメントは短いですがこの辺で。

● それだけでは面白くないので、ちょっと話題変更。

● 前々から気になっているのですが、日経平均の銘柄入替え、いつになったら発表されるのでしょうか(^^;?もうSQも終わってしまったんですが、この先に日経平均採用銘柄が絡む合併・統合が二つ控えています。トーメン・豊田通商と帝国石油・国際石油開発です。トーメンは日経平均採用銘柄だし、帝国石油もそう。先週の金曜日大引後にでも発表があるかと予想していたものの、ウンともスンともない状態(^^;です。もっとも、両方とも合併絡みということもあって、市場筋の間では、ストレートに統合会社が採用されて、ノーイベントになる可能性が高いとの予想が優勢です。ただ、ノーイベントだとしても、それなりの時間的な余裕を持たせて発表をして欲しいものです。

● もしなんらかの調整商いが必要になるのだったら、SQ前に発表してくれればSQの流動性が高いところでその取引をやり、インパクトも押さえることが出来る発想になるところ。ところが、日経がSQ前に発表しなかったことが、逆に妙な連想(予想通り、ノーイベント)を起こしかねない状況にもなってしまいます。市場と対話しましょうね、日経さん!なお、発表があれば、日経平均プロフィルというHP(http://www.nikkei.co.jp/nkave/news/index.html)に掲載されるハズです。

 TOPIX : 1647.27 (+6.26, +0.38%)    日経平均 : 16115.63 (+78.72, +0.49%)    円ドル : 118.45  

● ビッグSQ。例によって実況中継風に行くと、8時半頃のExcel上の日経平均速算値は前日比で2000円超高(^^;。まぁ、これは誰も信じないでしょうけど、8時55分になってもまだ前日比で1580円高。8時57分で1420円高、8時58分で1380円高。最後の最後、PC上の時計が9時を回ってから「お約束の大口売りバスケット(^^;」のデータが入ってきて、チャンチャン。SQそのものは、前日比35.07円安の16001.84円で、想定通りSQは波乱なしでした。

● SQ関連の売買について、市場筋の集計によると、日経平均型では「売り144万株、買い151万株」だったとのこと。薄い銘柄で170-190万株程度の出来高があったので、便乗する向きも結構あった様子。市場筋集計のSQ関連売買は「出来高概算6.8億株、売買代金1.1兆円」とのこと。

● 今日1日の東証1部出来高は24億4043万株(前日比6億1926万株増)、売買代金は3兆7204億円(同1兆2360億円増)だったので、ここ最近の水準よりは多かったものの、ビッグSQの割には、あまり膨らまなかったとの印象。また、そのおかげか、心配された東証の注文・約定件数も、普段よりは若干は多かったものの、言われてみないと気付かないほど(^^;。ホンマ、商い低調が喜ばしいのかどうかは、複雑な心境になります(^^;。

● 相場の方は、SQそのものは若干の売り越しだったものの、SQ売買が一巡してからの上昇の方が意外感があったかもしれません。先物主導でボコスカと裁定買いが入り、ほんの15分間ほどで、アレヨアレヨという間に上昇。もっとも、9時半過ぎにはそれも落ち着いてしまい、そこからは巡航高度での横ばい。そして、午後2時の機械受注へと突入。事前予想よりも悪い数字が出たことで、ちょっと「ん?どうしよう?」があったあと、やや売り先行に。さすがの機械受注も、何かとイベントが重なって皆がお疲れモードの週末金曜日の午後だと、市場参加者のファイティング・スピリットに火をつけるほどではなかった、ということでしょうか・・・(^^;。今日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今後の展開について、FM諸氏の方々とも色々とお話させて頂いたのですが、どうも今一つ、クリアになりません。中長期的な上昇相場についてはあまり異論はなかったのですが、足下、3ヶ月程度の時間枠で見た場合にどうなるかについては、なかなか見えてこないのが実情の様子。「こんなに簡単に戻って良いの?」という声の一方で、「企業業績などを考えても、慎重な向きがまだまだ多い」と、何となく踏み切れない雰囲気を色濃く感じてしまいました。

● ただ、「マーケットもようやく霧がはれていくように、ひとつひとつ不透明要素が解消されてきています」とは、いつもお世話になっている某ベテラン証券マン。確かにその通りです。今回の日銀の件は、まさにそんな感じでしたし、私個人にとっても、この1週間は、先行き不透明感が如何に相場の足を引っ張り、そこで蓄積されたエネルギーが解放されると、如何にマーケットが動くかを再確認した1週間になりました(^^;。

● 今週は本当に何かと疲れました。来週も楽な週ではないと思いますが(^^;、その分だけ、ちゃんと週末に休みたいです(といいつつも、多分、オフィスに出てるだろうなぁ~(^^;)。良い週末を!

 TOPIX : 1641.01 (+35.43, +2.21%)    日経平均 : 16036.91 (+409.42, +2.62%)    円ドル : 118.20  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続きかなりの売り越し(4820万株売り/3030万株買い)。ただ、全体としてはこの影響は全くなく、「売り買い間違いやったんとちゃうの?」なんて冗談が飛び交うほどでした(^^;。実際のところ、「誰が買ったのか?」をピンポイントするのは難しいものの、印象としては、先物が走って上昇を主導した(しかも6月限が強かった)イメージ。朝から、今日のリスクは「日銀絡みで何もないこと」だと考えていたので、量的緩和解除は完全に織り込まれていたことは想像していたものの、「不透明感解消」でこれほど上昇するとは思っていませんでした(^^;。市場筋の間では、オイルの買い説から投信買いなどの見方があったものの、まぁ、それはよろしいでっしゃろ(^^;。

● もうちょっと細かく行くと、前場午前9時半過ぎからズンズンと上昇した相場は、午前10時半頃にピークを打って、その後は高値巡航状態の横ばい。「不透明感解消は買い材料」と受け止めていたとしても、やっぱりこれだけのイベントなので、最終確認したかったのか、午後2時前までは、売り買い共に積極的に動き感じではありませんでした。午後2時前に、NHKの「日銀総裁、金融政策決定会合で量的緩和政策解除を提案」のヘッドライン。10分ほど「おい、どないしよ・・・」的な沈黙(^^;があり、やや利食い売り優勢の局面も。その後、NHK速報で「日銀、量的緩和政策解除を決定」と流れ、踏ん切りが付いたのか、そこから大引けまでは、ほぼ右肩上がりの状態でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。がぁ~っと行って、横ばって、フラッと来かけて、最後もう一度がぁ~っと行った感じがお分かり頂ければ・・・(^^;。

● 結局、東証33業種別指数は全てがプラス。東証1部では、1576銘柄が値上がり、値下がりはわずか94銘柄で、文字通り「全面高」。ただ、東証1部出来高は前日比微増の18億2107万株、売買代金は前日比1573億円増の2兆4844億円と、それほど爆発的に多かったワケではありません。もちろん、明日はビッグSQなので、明日の出来高・売買代金は、今日と比較すれば、かなり増加することは間違いありません(^^;。

● Core30は上昇に付いて行けず、81bpsの負け。それをLarge70、Mid400、Smallが仲良く40bps強程度の勝ちで分け合う格好。日経平均採用の値嵩株は、かなり強かったです(裁定買いの影響)。ただ、マザーズなどは上昇に付いて行けず100bps強の負けだったので、一概に中小型株が強かったというのではありませんでした。

● さて、明日はビッグSQ。昨日までで、特にTOPIXはロールは山場を越えた状態でしたが、今日も興味深かったというか、初っ端からTOPIX先物の限月間スプレッドがズルズルと下落し、-9.5ポイントが売られ、-10.0ポイントまで売られてしまいました。増配・復配の流れで、6月限のフェア価格が相対的に下がったことが原因と考えられるのですが、それ以上に、意外に粘っていたショートロール筋が多かったのかもしれません。タイミングのズレが需給のズレを引き起こしたとしか説明できません(^^; 。

● 今回のTOPIX先物は、ロールオーバーのほんの1週間程度の期間中に、スプレッドが上下で1.0ポイント以上もぶれるという、珍しい展開でした。フェアスプレッドも、この短い期間中に0.5ポイントは動いたので、1.0ポイント以上のスウィングは当然と言えば当然かもしれませんが、何かと勉強になりました。もちろん、日経平均先物にも増配の影響は出ているのですが、こちらは相場観なのか何なのか(^^;、最後まで限月間スプレッドはプレミアム状態のまま。結局、日経平均先物の方は、最初から最後まで、取引所での限月間スプレッドのビッド/アスクは、-60円/-70円で同じでした(^^;。

● ビッグSQで、東証システムへの不安がないといえばウソになりますが、最近の相場状況を見る限りでは、何となく大丈夫かな、と信じています。ただ、リスクは頭に入れておきたいですけどネ。機関投資家の皆さんも、明日で3月末までの大きな売買は、ある程度終わると思います。実際、来週からお休みというFM諸氏も複数いらっしゃいましたから。期末までに、有給休暇をある程度、消化しておかないと、何かとうるさいらしいです(^^;。

● 一方、SQ前日に、今日のような派手な値動きだと、オプションをやっている方々(特に16000円ストライク物)は、大変だったでしょうね(^^;。残り日数がここまで少なくなると、モデルは「無限大」なんてワケ分からない数値を計算しちゃうので、それを現実的に通訳しつつトレードするのは、毎度ながら大変だったと察します(^^;。えっ?SQ予想ですか?いつも通りのことですが、「事前のコンセンサスの逆」ってことにしておきます(^^;。だって、まともに考えても、その通りになることは少ないんですから・・・(^^:。

2006年03月08日(水) .... 続落、全般は模様眺め気分強い展開

 TOPIX : 1605.58 (-12.29, -0.76%)    日経平均 : 15627.49 (-98.53, -0.63%)    円ドル : 117.75  

● 今日は暖かかったですねぇ~(^o^)。いよいよ春って感じになってきました。花粉症の方々にとっては辛いシーズンかもしれませんが、私は幸いにして、今のところ花粉症とは無縁。なので、素直に暖かい空気を外で楽しむことができます(^^;。

● 相場。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、3営業日ぶりの売り越し(4870万株売り/3660万株買い)。寄付前には海外から大きなバスケット売りの観測も流れていたのですが、結果的には、あまり大きな影響はなし。昼休みの立会外バスケット取引は売り越し観測だったものの、後場寄付きの段階でスコンと下落したあとは、基本的には模様眺め気分のなかでもみあい商状。最後はバスケット買いが入っていたようですが、あまり印象的なシーンがなかった1日でした(^^;。

● 東証1部出来高は前日比微増の17億3294万株、売買代金も同微増の2兆3271億円と、薄商いとは言いませんが、盛り上がったとは言い難い状況が継続。今日はマザーズやJASDAQ指数がプラスで終了したものの、TOPIX Smallは9bps負け。TOPIXで勝ったのはCore30(18bps勝ち)で、最後の大型株買い/小型株売りのバスケットがあったという事情があるにしろ、どうも分かりにくい相場でした。マーケット全体のムードもそうでしたが、結局、明日の日銀材料待ちですね。私はエコノミストでもないし(^^;、ましてや水晶玉を扱えるワケでもないので、事前の予想は出来ません(きっぱり!)。でも、マーケットが動いたとき、どう反応すべきかの心構えは、あらかじめ持っておく必要があると考えています。

● そして日銀後の金曜日はビッグSQ。その前にロールオーバーということになるのですが、今日もTOPIX先物の限月間スプレッドは、結構動きがありました(ヲタク基準での話ですが・・・(^^;)。朝方は、昨日の「TOPIX限月間スプレッド-8.0ビッド」の"衝撃"(は大げさか・・・(^^:)を引き継いで堅調に推移。ところが、後場寄付で-8.0ポイントビッドがほとんど売られ、あれよあれよという間に-8.0ポイントがヤリに変化。増配・復配でフェアスプレッドが下落するなかで、-8.0ポイントビッドだったのが少し不思議だったものの、これでようやく「それなり」の水準になりました。何が原因かを解明するのは無理だとしても、毎回、この辺の動きは興味と好奇心をそそられます。

● この時期、限月間スプレッド取引が如何に多くなるかを実感していただく為に、ちょっと出来高を表にしてみました(下記参照)。この出来高は、取引所でのザラ場取引分(立会外取引を除く)です。

3月限6月限限月間SP
TOPIX先物29,218枚16,845枚56,245枚
日経平均先物68,414枚14,138枚8,535枚

● 一見して分かるのが、TOPIX先物の取引所での限月間スプレッド取引が今日も活況だったこと。単品の3月限、6月限を合わせた出来高よりもはるかに多い量が限月間スプレッド取引として約定しているのです。当然、限月間スプレッド取引の相場が、他に与える影響もかなり大きくなることは、簡単に想像できると思います。限月間スプレッド取引と単品取引との間で裁定取引をやっているディーラー筋も多いので、限月間スプレッド取引で何かがあると、その影響は他にも広がります。もっとも、それで相場が動くとまでは言いませんが、少なくともこの時期は注意が必要、ということです。

● 一方で、日経平均先物の取引所での限月間スプレッド取引は、出来高からしてどうも低調。ここ数日同じなんですが、業者間取引の値段が-65円近辺でウロウロしている一方で、取引所ではちょうど-60円/-70円というティックのど真中(^^;。相変わらずの睨めっこ状態が今日も続きました。

● 出来高面の関連話題をもう一つ付け加えておくと、この時期は、立会外取引の存在にもそれなりの注意が必要ということです。例えば、今日の日経平均先物の立会外取引は、なんと143,952枚もあったのです。これは、ザラ場での取引を全部合わせたよりも多かった、ということ。ちょっとびっくりしませんか?大証の取引所日報を確認していただければ、私がホラを吹いているのではないと分かって頂けると思います(^^;。本日分のURLは、http://www.nippo.ose.or.jp/20060308/pdf/n_01.pdf です。一度、ご覧になって頂ければ、「ほぉ~」って感じになれます。もっとも、毎日見て楽しい資料ではありませんけどネ(^^;。

● 建玉残高の動きについても少し書いておきましょう。

3月限6月限
建玉残前日比建玉残前日比
TOPIX先物174,915枚-74,154枚342,492枚+116,780枚
日経平均先物341,086枚-16,182枚169,842枚+61,923枚

● 上記が、本日終了時点での、それぞれの先物の建玉残高と前日比です。一見して分かるのが、TOPIX先物においては、6月限の建玉残高がはるかに3月限を超えてしまい、数字の上からも、ロールは山場を越えたことが見て取れます。一方、日経平均先物では、最初の出来高面だけではなく、建玉残高の面でもTOPIXと比較するとスローペースが分かります。もちろん、3月限の建玉残高が減少して、6月限がかなり増加しているので、ある程度は、ロールが進んでいることは確認出来るものの、まだ山場通過とは言い難い感じが残ります。今回は、少なくともTOPIXに関しては、通常よりもロールのペースが早かった印象で、日経平均先物は、明日(3月限取引最終日)の動向に注目です。

● さて、今朝の日経一面にもデカデカと出ていたように、このところ増配・復配の流れは止まりません。先物価格にかなり大きな影響を与えるのはもちろん、市場全体のセンチメントにも影響を与えるのは当然。一方で、今この時期に減配・無配転落などと言い出すなら、それこそ、市場から袋叩きに遭いかねません(^^;。やせ我慢してでも配当継続という企業もあるでしょう。今はともかく、無理をしているツケはどこかで出てくるはず。もう少し先にしても、この辺を見抜く力も大切だと思います。今、あまり気にし過ぎると逆効果面があるかもしれませんが、一応、頭に入れておきたいです。

2006年03月07日(火) .... 反落、全般は模様眺めでジリ貧商状

 TOPIX : 1617.87 (-8.59, -0.53%)    日経平均 : 15726.02 (-175.14, -1.10%)    円ドル : 117.60  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(2450万株売り/3600万株買い)。ただ、全体にフローが減っている感は否定できず、外国人投資家もやや模様眺め気分に陥っていることが見て取れます。CME日経平均先物は対大証比で100円下。昨日の日経平均の上昇が「異様」だったので、それを修正する格好で東京も日経平均はマイナスでのスタート。その後も、基本的には右肩下がり。ただ、ドカンと下がるほどではなく、軟調なままジリ貧のイメージの1日でした。

● 今週は、明日から日銀の大事な会議はあるし、SQを控えているし・・・、よほどの自信がない限り、何かと参加しづらい相場になっているのは確か。相場は不透明感を何よりも嫌がりますから、こういう状況になると、下げ基調になるのは避けられません。なので、今日の下落相場そのものには、それほどのサプライズはなかったと考えています。昨日の上昇の方が、よっぽど「???」だったんですから・・・(^^;。

● 個別には、昨日ぶっ飛んだソフトバンクが、今日は一転して大幅安(終値で-8.46%、ザラ場中は-10.79%まであった)。ある程度は、市場のセンチメントを冷やしてしまったことは否定できません。「新規参入とちゃうんやから、携帯周波数割当もあかん」とのニュースを悪材料視したとの解説が有力でしたが、昨日の上昇を「???」状態で見ていた方々にとっては、「やっぱりやろ!」と、妙に納得感があったかもしれません(^^;。何やかんやで、東証1部出来高は前日比微増の16億4426万株、売買代金も微増の2兆2481億円。まだ基本的に模様眺め気分というか、手出ししたくない雰囲気を色濃く残した1日でした。

● 相場全体についてはこの辺で、もっとヲタク系の話に行きます(^^;。今日の相場で興味深かったのが、TOPIX先物の限月間スプレッド取引(取引所取引市場)。昨日からスプレッドに軟化の雰囲気が強まり、実際に業者間取引ではジリジリと水準を切り下げていました。ところが、後場に入ってから突然、パカパカと売り物が消えてしまったことで、急にスコンとスプレッドが強含みに。あれほど大量にあった-8.0ポイントの売り物があっさりと取引され(取消も)、あっという間に-8.0ポイントビッドに。色々と聞いてみても、需給的な話とか憶測しか出てこなかったのですが、かなり意外感のある動きでした。

● 先物の価格を左右する要因はいくつもあるのですが、現在は、金利と配当に注目。そのなかでも、現時点で、最もインパクトがあるのは、「配当」の動きってことは、既に皆さんもご存知の通りだと思います。このため、3/6月ロールは、9/12月ロール以上に配当に敏感になるのは分かっていたのですが、実際に増配・復配発表が相次ぐなかでは、先物のフェア価格に与える影響も半端ではなくなってきています。Bloomberg Professionalで毎日FVDを見てると分かるんですが、TOPIX先物では、昨日から今日のワンオーバーナイトで、0.2~0.5ポイントぐらいあっさりと動きましたから(商売上の件もあるので、この絶対値は、ぼやかしています(^^;)。

● 増配・復配が来ると、当然、配当含みの6月限の価格が低下するので(3月限は事実上、配当は関係無い)、限月間スプレッドは一層弱含む(マイナス幅が拡大)ことになります。金利が上昇すれば、逆に6月限が高めになるのですが、現時点では金利上昇分をはるかに上回る増配・復配パワーが効いています(^^;。

● この増配パワーを反映したのが、今日の午前中の限月間スプレッド取引の値動きだったのです。昨日からジリジリとマイナス幅が拡大していた限月間スプレッドを見て、ショート・ロール側には、「ちょっとヤバイかも・・・」という空気も流れていたし、ロング・ロール側は、「しめしめ」というムードだったのです。ところが、午後にスコンと上昇したので、関係者は「???」状態に(^^;。-8.0ポイントのビッドになってしまうと、計算上のフェアよりも割高にロング・ロールすることになってしまうので、ロング・ロールしなくちゃあいけない方々にとっては、「なんでやねん!」ってコトになったのです(^^;。明日、どういう動きになるか、注意深く眺めておきたいと思います。

● ちなみに、日経平均先物の限月間スプレッド市場は、相変わらず、スプレッドの水準がティックのど真中という状況から脱出できず、睨めっこ状態になってしまって、商いが盛り上がりません。どこかで雪崩のように取引が成立しそうですが、この睨めっこ状態のおかげで、結果的にロールが遅れている印象があるかもしれません(新聞も多分そう書く)。ただ、何かシステム的に取引を阻害する要因があって遅れているというのではなく、お互いに引くにも譲るにも出来ない睨めっこ状態で膠着しているからなので、商いが出来始めると、あっという間にロットが出来ることでしょう。その点で、ロールの遅れは心配していないのですが、マーケットの雰囲気としては、この話が出てくるかもしれません。

● えらいヲタクの話でスミマセン(^^;。

 TOPIX : 1626.46 (+13.50, +0.84%)    日経平均 : 15901.16 (+237.82, +1.52%)    円ドル : 117.00  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、若干の買い越し(3400万株売り/3800万株買い)。先週末にインテル(INTC)が売上高予想を下方修正したことで、ちょっと心配はあったものの、懸念というほどの動きではありませんでした。ただ、マーケット全体を見渡せば、全般に「やる気無し夫君状態」(某ベテラン証券マンいわく)って感じ(^^;だったのは確か。その薄商いのなかを、最後の30分間で指数はスルスルと上昇。何があったのかは定かではありませんが、何となく実感が伴わない上昇だった印象も否定できずに終了。

● 東証1部出来高は15億6509万株と前週末比で1億6615万株減。売買代金は2兆2211億円で同292億円増と、ほぼチャラ。それほど出来高が落ち込んだということではないにしろ、日経平均の上昇度合いからすると「???」な面もありました。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、注目は週末にメディアに流れた「ソフトバンクのボーダフォン日本法人買収」。ソフトバンクは朝方は買い気配で始まり、高いことは高かったものの、やや気迷い気分も感じる展開でもありました。マーケットに参入するための大きな武器を得たのは事実でしょうが、市場関係者としては、「どうやってファイナンスするん?」というのも大きなクエスチョンマーク。ヤフーのブランドとノウハウを使えばってのも分かるだけに、期待と心配が交錯していた印象がありました。KDDIやドコモは素直に売られていましたけど、そりゃあ、ボーダフォンよりはソフトバンクの方が手強いでしょうし・・・(^^;。いずれにしろ、正式発表を待つことになります。後日に思い出す為に(^^;、ソフトバンクの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

ソフトバンク(9984)日中足

● しかし、ソフトバンクの件で驚いていてはいけないんですね(^^;。今朝飛び込んできたニュースは、米AT&Tがベルサウス買収で合意、とのニュース。前々から、ある程度は観測記事も流れていたので完全なサプライズではないのですが、実際に合意するところが凄い(^^;。さらに、邦貨換算で約7兆8000億円強(67 bil USD)という金額も恐ろしい!もちろん、現金ではなく株式交換方式での支払いになるものの、これじゃあ、上記ソフトバンクの「2兆円」も霞んでしまいます(^^;。

● 一方、ソフトバンクが2兆円を用意できるとなると、何となくビビる企業も出てくるでしょうね。昨日終値時点での時価総額(TOPIXウェイトではなく、フルの時価総額)で見ると、現在の日本株式市場では44銘柄が時価総額2兆円以上。T&Dがそのギリギリ2兆円で、コマツはほんの少し割れる状況。1兆円とすると、111銘柄が該当し、ヤマトホールディングスがギリギリ1兆円で、大阪ガスはギリギリ割れる状況。それ以外はある意味では"標的"になり得るのです。もちろん、数字のお遊びはその通りですが、ソフトバンク(時価総額は3兆8000億円程度、第22位)が1兆円単位の資金が用意できるとなると・・・です。一応、頭に入れておきましょう。

● 指数ヲタク系としては、ソフトバンクが東証33業種で「卸売業」から「情報通信業」へと変更になるのは、この件がDONEすれば、ほぼ確定ですね。実は、この話はこのM&Aが発生する以前からあったネタで、既にかなりの方々は、セグメント的にも「卸売」の色彩はかなり薄くなっていたことを意識していたと思います。インパクトなどについては、もっと詳細が分かるまで何ともしようがないので、これも基本的には「待ち」になります(^^;。なお、業種変更の手順などについては、証券コード協議会のHP(http://www2.tse.or.jp/sicc/)からどうぞ。具体的な業種変更については、http://www2.tse.or.jp/sicc/category/ct_bm.html からです。

● 雑談。配当利回りを意識する時期になっているのですが、一般的な配当利回りランキングを見ると、決算期が考慮されていないモノがかなりあります。例えば、REITなんかは3月決算ではありません。東燃ゼネ石(5012)の配当利回りが高いのは皆が知っているのですが、これは12月決算銘柄(^^;。今慌てて買っても「期間利回り」的なメリットはないのです(もちろん、長期保有を前提とすれば筋は通る)。さらに細かく見れば、中間配当を実施したのかどうか(半年分の配当なのか、丸々1年分の配当が期末に出るのか)なども、この時期に投資するのであったら考慮すべきなんです。簡単に数字に飛びつかないで、ちゃんと宿題をやっておきましょうね!「No Pain, No Gain」です(^^;。

 TOPIX : 1612.96 (-19.28, -1.18%)    日経平均 : 15663.34 (-246.42, -1.55%)    円ドル : 116.45  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ほぼチャラ(3700万株売り/3610万株買い)。それよりも何よりも、今日は寄付前発表の1月の全国・消費者物価指数が注目。CPIコアって言い方をするんですが、出てきた数字は前年比+0.5%(事前予想は+0.4%)。このわずかな差が、エコノミスト諸氏によると、大きな差とのこと。これで、4月だと考えられていた量的緩和解除が早ければ来週ってことになり、先行き不透明感から全般に買いが手控えられ、「ちょっと売っておこう」が増加した格好。建設・不動産などの下げが目立ったことからも、金利の影響を連想させるところが軟調でした。ただ、消費者金融が堅調だったのは、ちょっと「???」でしたけど・・・(^^;。

● 今日も、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。戻りそうになって戻りきれず、最後は結局売られてしまったという感じがお分かり頂ければ・・・。

● 「金利が上昇する」という経験を持っているのは、ちょっと前から居る人限定なわけで(量的緩和政策は2001年3月スタート)、どうしても先行き不透明感は否定できない雰囲気。ただ、昨日は「"にわかエコノミスト"が激増して、何度も同じ話を聞かされた」(某FM氏)とのこと(^^;。つまり、CPIコアの数字だけに関しては、相場にもかなり織り込んでいた可能性が高く、だからこそ朝方や後場前半は、マイナス推移だったものの、戻る局面もそれなりにあったと考えています。しかし、時間が経過するにつれ、どうしても不透明感を払拭できず、加えて上値の重たさに嫌気して、大引けに掛けてジリ貧商状。相場は先行き不透明感を何よりも嫌がるというのを、かなり感じた後場後半でした。東証1部出来高は、昨日より微減の17億3124万株、売買代金は同じく微減の2兆1919億円。この面からも、手控え気分が見て取れます。

● 今後の展開については、ひとえに「不透明感」を何らかの形で払拭できるかどうかが鍵と考えています。それが、来週の日銀金融政策決定会合まで続くのかどうかまでは分かりませんが、最悪の場合は、その辺まで考えておいた方が良いのかもしれません。ただ、相場は往々にして、実際にコトが起こる前に動き出す事が多いので、そのシグナルには注意しておきたいです。

● ちょっと話題変更。日程的には来週本番になる限月交代。ロールオーバーは、今回は少し早い目に「板」が出来てきており、特にTOPIX先物は限月間スプレッドの取引所市場の方でも、商いがかなり出来ていました。もっとも、これには市場価格のティックが、現在の取引価格に近いところにある、という点が影響していると考えています。

● もう少し説明しましょう。承知の通り、先物のフェア価格は、金利の取り方や、配当予想の取り方で差が出てきます。一般的な数値を使って計算すると、TOPIX先物のフェアスプレッド(3月/6月)はざっくり-8.0ポイント程度。この水準が、ちょうどティックのところにあることで、立会外取引(0.1ポイントティック)を使わなくても、-8.0ポイントが取引所取引でもやり易くなっています。一方、日経平均先物はフェアだと-68円程度ですが、業者間取引では-64~65円近辺で取引されており、取引所限月間スプレッド市場の10円ティックからすると、これがティックの真中(^^;。つまり、-70円買い/-60円ヤリで睨めっこしてしまうのです。

● その業者間取引価格は・・・、あまり具体的には、ここには書かないでおきます(^^;。商売上の理由もあるし、妙にエキサイトする方々が出てくると困るので(^^;。ただ、それも味気ないので、ほんの少しだけ。一般的に、これまでの経験則だと、3月→6月のロールでは配当があるので、どうしても現物保有意欲が強くなります。そのため、ロングロール圧力が減少気味となり、結果的に、限月間スプレッドがフェアよりも弱含むことが多かったのです。ところが、今回は今のところちょっと違った感じで進んでいます。もっとも、限月間スプレッド取引が本格的に膨らむのは、来週水曜日か木曜日午前中がピークだと思うので、今日のところは、まだ「試しに・・・」という程度でしょうけど。

● ようやく週末。でも、来週も何かとイベントがあります。先物関連では、上記のロールオーバーを経て金曜日はビッグSQ。東証が取引時間短縮措置を実施してから、初めてのビッグSQ。皆さんもある程度は考えているでしょうけど、再び「件数制限」と「取引打切りリスク」に注目が集まる可能性はあります。SQ日には、午後2時に機械受注発表があるのですが、その頃まで"持つ"のかどうか、一応、注目です。それ以外にも、月曜日(3月6日)はIAEA(国際原子力機関)定例理事会があり、イラン核開発問題が注目されそうです。週半ばには日銀金融政策決定会合。量的緩和解除に踏み切るかどうかが注目されるのは、もう、誰もが知っていること(^^;。何かと、忙しそうな1週間になりそうです(^^;。

● なので、ゆっくり休む週末にしましょう(^^;。良い週末を!

 TOPIX : 1632.24 (-3.36, -0.21%)    日経平均 : 15909.76 (-54.70, -0.34%)    円ドル : 116.25  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ほぼチャラ(4550万株売り/4330万株買い)。市場筋観測だと、金額ベースでは小幅買い越しとの見方も伝わり、昨日の結構な売り越しが継続しなかっただけでもOK状態。NY株高やCME日経平均先物高もあって、ひとまずプラスでのスタート。ただ、頭打ち感は否定し難く、寄付きの買いが一巡した後は、ひたすら右肩下がりの展開。アカンとは思っていたものの、実際に指数がマイナス転落した後場は、思わず溜息漏れるムードでした。

● 溜息は漏れたものの、あまり期待度が高くなかった為か(それも情けない話だけど・・・)、あまりショックというほどではありませんでした。でも、その"情けなさ"をご覧頂く為に、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の東証1部出来高は17億9019万株(前日比3億1395万株減)、売買代金は2兆2720億円(同2849億円減)だったので、明日のCPIを控えて、全般に見送りムードだったことが分かります。また、今日も因縁の20日/25日移動平均線に接近したものの、そこで跳ね返されてしまったことから、この水準が上値抵抗線としての存在感を増してきたことも否定できません。TOPIXの20日移動平均線は本日終値時点で1646.46ポイント、日経平均は16121.82円で、現在は少しずつ下落傾向にあります。何かの材料でスッと抜けてしまえば、本当に気にならない数字だと思いますが・・・。

● 最近、公募・売出が妙に増加してきた感じも、地合いが悪化すれば気になる材料。金利上昇を目前に控えているので、企業の行動としては理解できるのですけど・・・。一覧して見るには、実は無料ページでも結構役に立つのがあります(^o^)。私が良く行くのが、専門情報端末ではなくて、トレーダーズ・ウェブのページ、http://www.traders.co.jp/stocks_data/data/sale/sale.asp だったりします(^^;。敢えて要望すれば、値決め日についての情報も、一緒に掲載してくれると、ありがたいんですけどねぇ~(^^;。

● 話題変更。明日のCPI発表を控えて、マーケットには「にわかエコノミスト」が急増している感がありました(^^;。全国CPIコア(1月)で前年比+0.4%がBloombergでもロイターでもコンセンサス数値。ただ、Bloombergでエコノミスト予想のレンジを見ると、下は0.0%から上は+0.6%までのばらつきがあります。ただ、Average も Median も+0.4%なので、一応、ここが基準点ということでしょう。市場では、「+0.5%を超えると・・・」との思惑が囁かれていたようですが、私はエコノミストではないので(^^;、直接、どんなインパクトがあるかは分かりません。でも、マーケット的には、+0.5%以上の数字が出れば「マーケットが動くかも知れん」ということを意識しておきたいです。

● 余談。実は、Bloomberg Professionalでは、個別エコノミストの"予想ヒストリカル"もグラフで見れるのですが、それを見ると、上記CPI予想で、上限と下限値を出しているエコノミストは、どうも継続性に若干の難あり印象もあったことを付け加えておきます(^^;。最近のBloombergは、ANRでもそうですが、この辺の個人成績のヒストリカルが興味深いです(^^。もっと全体をガバッとデータとしてダウンロードできると、使い道も大きく広がるのですけど(当たっているアナリストだけを抽出するとか)、何かと問題や障害もあるのでしょうね(^^;。でも、ちょっとだけ期待しています。もしBloombergの方々がお読みでしたら、よろしく!(^o^)

 TOPIX : 1635.60 (-24.82, -1.49%)    日経平均 : 15964.46 (-240.97, -1.49%)    円ドル : 115.75  

● 今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、一転して大幅な売り越し(5280万株売り/3610万株買い)。市場筋観測では、金額ベースでも大幅売り越しとのことで、NY株安(GOOG急落、景気指標悪化)、CME日経平均対大証比245円安もあって、初っ端から「シュン(T_T)」。寄付きでの売りが一巡してからは、"上値の重たい"横ばい推移。昼休みの立会外バスケット取引が多少は買い越しだったのか(量は少なかった)、後場前半はジリジリと戻す展開だったものの、午後2時頃をピークに、今度は一転して下値模索。特に悪材料があってというワケではなかったものの、雰囲気が良くなかったところで下がりだすと、スパイラル的に地合いが悪化してしまった格好。前場の安値を割り込むほどではなかったものの、どうも調子悪いですね。

● 一歩下がって眺めると、先物でも現物でも、20日/25日移動平均線あたりが上値として存在感を増してきて、なおかつ、これらの移動平均線の下落傾向が、少しずつながら明らかになりつつあります。この水準は、今日大引け時点で、TOPIX現物では1650~58ポイント近辺、日経平均では16150~200円近辺。もちろん、破ってしまえば何てことはないのかもしれませんが、ちょっとチャート的には、あまりよろしくない形ですね。

● 年初からの終値ベースでの高値と安値は以下です。

高値安値中間点
TOPIX1713.47(2/7)1574.67(1/18)1644.07
日経平均16747.76(2/6)15341.18(1/18)16044.47

今日の終値は、いずれも少しこの中間点水準よりも下で終わってしまったのですが、上記の移動平均線と併せて考えても、この近辺では、「投げるほどやられているのではないけど、利食いするほど儲かってもいない」というか(^^;、何となく居心地が良い(悪い?)水準ってことも、想像できてしまいます(^^;。信用買い残がかなり高水準を維持している件を考えてしまうと、「ポジションがほぐれてくるまでは、上値は、ちょっとしんどいのかな?」という発想も、ある意味では、当然と言えば当然かも知れません。もっとも、何かがきっかけで抜けてしまえば、その後はこんなこと、話題にすらならないと思いますけど・・・ネ(^^;。

● 相場も今ひとつなので、がらりと話題変更。以前、ちょこっと書いたのですが、預金保険機構が旧長銀・旧日債銀から買い取った株式について、旧長銀分の預金保険機構への移管が終了した、とのリリースが「理事長談話」(http://www.dic.go.jp/new/2006/2006.2.27.pdf)として、一昨日(2月27日)、預金保険機構のHPに掲載されました。既に移管されていた分を除いて、今回の移管額は1兆2354億円。ところが、買取累計額は2兆2693億円と出ているので(いずれも取得簿価ベース)、約1兆円は処分済みってこと?市場では売却されていないはずなので、自社株買いがあったか新生銀行が買い取ったかと想像します。

● 旧長銀分としては、この取得簿価ベースの1兆2354億円+既移管分1025億円=1兆3379億円が、今後の売り候補となります。また、旧日債銀分が現残高5834億円+既移管分2066億円=7450億円あるので(8月末に信託終了で移管予定)、合計で2兆0829億円が預金保険機構関連の今後の売り圧力と考えられます。

● その理事長談話によると、今後の「処分」については、基本方針を策定中とのこと。そして、「株式の処分は、当該方針を定めた後、おおむね10年を目途として適切かつ円滑に進めることとする」と。実際には、どこかの金融機関がフィナンシャル・アドバイザーに選定された(る?)はずなので、そこがアドバイスをして、行動に移すすることになるはずです。"おおむね10年"とのコメントがありますが、まぁ、10年ってことはないにしても、今日、明日の話ではなさそうです・・・(^^;。

● もう一発雑談。東証HPを見ていたら、「"一部指定"と"指定替え"の違いについて教えてください」なるQ&A。「えっ、昇格のことやろ?一緒とちゃうん?」って感じになりそうですが、東証の定義によると、この二つは違う意味だそうです(^^;。以下が模範解答。

「一部指定」とは、基本的に上場銘柄の市場区分が市場第二部から市場第一部に変更になることを言い、「指定替え」とは、逆に市場第一部から市場第二部に変更になることを言います。

● 何となく同じような意味で使っていたし、「指定替え」の方が正式っぽい言い方かと思っていました。でも、違うんですね(^^;。もっと一般的には、「昇格」という言葉の方を良く使っている気がします。私自身もそうだし、ぱっと見でワケ分からん専門用語よりは、「昇格」の方がイメージがパッと沸いてくるんで、市場筋の間でも「昇格」の方が良く使われている感じを受けます。上記を含めて、東証のFAQは、http://www.tse.or.jp/guide/siteinfo/qa.html からどうぞ。色々と知らない事は、まだまだいっぱいあります(^^;。日々勉強!

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