2010年12月31日(金) .... 2010年も色々とお世話になりました。良いお年を!
● 本当にお久しぶりです。ご無沙汰しております。
● 私にとっての2010年は、色々なことがあった1年でした。プライベートな話をしても仕方がないのですが、6月に前回のアップをした後に約1ヶ月間の入院をしていました。癌の再発です。前回は左側の腎臓を摘出したのですが、それが同じ左側の副腎に転移していることが定期的な検査で発覚し、左副腎を腹腔鏡による手術で摘出しました。自覚症状は全く無かったのですが、まぁ、仕方ありません。実際には手術の翌々日からは立ち上がって歩き回っていたものの、その後、発熱したり何やらで約1ヶ月間も入院する羽目になったのです。
● 癌の方は、その後、恥骨にも転移していることが発覚してしまいました。前々から「どうも股関節が痛い」とは感じていたのですが、まさか癌が転移したとは考えていませんでした。で、場所的に手術が出来ないところなので、放射線を当てて、インターフェロンの注射で免疫力を高める試みをして、そして、今は抗がん剤の投与を続けています。薬代が異常に高い他にも、何やかんやと副作用が出て、髪の毛も随分と抜けてしまいました(まだ”薄くなった”程度を維持していますが…(^^;)。
● 一方で仕事の方は、入院以前にも非常勤で手伝っていたヘッジファンド運用ビジネスを、8月から本格的に常勤でやることになりました。ヘッジファンド運用ビジネスと言っても、全くのスタートアップ、ベンチャー的な位置付けで証券業界の仲間達と一緒に始めたもので、まだまだ小さなよちよち歩きのファンドです。でも、これまでの業界経験、マーケット経験、そして人脈を生かして、お世話になった証券業界に少しでも何らかの貢献が出来れば、と考えた次第です。楽しみはそうですが、実際には圧倒的に苦労の方が多いんですけどネ…(^^;。
● と言うわけで、来年も何がどうなるかは先が見えない状態で歩んでいくことになりそうです。でも、それだけに楽観的で前向きな気持ちを忘れずに行きたいです。
● そうそう、ブログの更新はかなりサボっていますが、ツイッターは継続的にほぼ毎日書いています。アカウントは @torashishiza です。こちらは主にマーケット中の色々なつぶやきを書いていますので、よろしく。
● 皆様も良いお年を!
2010年06月07日(月) .... 補足・追加:ツイッター関連の話について…。
● 先日、このブログでアップした 『ツイッター、市場参加者として使っても意外に役立つと思う!』 のおかげかどうか、一気にフォロワーが増加して、正直言って、驚いています(^^;。それはともかくとして、色々な事柄や解釈が脱線する前に、少しだけ補足・追加です。
● ツイッターには、フォローという仕組みがあります。元々は、「この人の発言が聞きたい」って時に指定するんですが、敢えて端折って書くと、ブログやHPなどで使われる「相互リンク」的な使い方もされています。また、まるで、フォロワーの多さが「格」の高さのように感じる方々が居るのは事実です。ただ、私はそれにはかなり否定的な考え方を持っており、単にフォローしてもらったからフォローを返す、ということはやりません。
● もちろん、フォロワーが多いのは書いている方としては大きな楽しみではあるものの、だからと言って、フォロワー集めだけが目的のような方々に対して、無条件にフォロー"返し"するだけの人格はありません(きっぱり!)。自分でフォローするからには、それなりにちゃんとした内容が伴っていることが最低条件で、そして自分が素直に読みたいと感じる話題が中心かどうかが焦点となります。興味の無い話題には付いていけないし…(^^;。
● 時々、投稿が一桁しかないのに、フォローしているのが数百、フォローされているのも数百なんてアカウントを見るのですが、こりゃあ、どう考えてもおかしいですよネ。幸いにして、私は出会ったことがないのですが、フォローを強要する様な方方もいらっしゃるみたいです。まぁ、遠い世界で勝手にやってもらうには文句はありませんが、要は私を巻き込まんで下さい、ってことです(^^;。
● それと、フロントエンドというかクライアントソフトについて質問を頂いたのですが、私は、「HootSuite」 (http://hootsuite.com/)を使っています。実は、今朝、ITメディアの記事、「アクセスの4割が日本から カナダ製Twitterクライアント「HootSuite」日本語版公開へ」を見て気付いたのですが、言われてみればこれは英語ソフトですね(^^;。そこそこの時間、HootSuite を使っていますが、日本語ソフトではないってことは、これまで全く意識してこなかったのです(^^;。現状のままでも、使い勝手には全く問題はないと思います。日本語も普通に表示されるし打てますから…。日本語サポートサイトも新しく開設されたようですので、そちらもご参照。
● ツイッターに書き込んでいての弊害は、ツイッターで書くと「書いた!」と自分で感じてしまうのか、ブログ等に改めて同じ話題を書けなくなってしまうこと(^^;。まぁ、読者が違うからと考えれば重複しても問題無いんでしょうけど、それでも敢えて書こうとすると、結構な違和感があったりします(^^;。でツイッターで書いてしまうと書かなくなるので、結果的にブログ等の更新が緩慢になってしまうのです(^^;。ツイッターの方が構えない分だけ、その場でパッと書きやすいのは事実ですから…。
● 先日、このブログFC2の機能で"ツイッターまとめ記事"みたいなのが新設されたので試してみたのですが、赤面状態(^^;。あっという間に消しました。ツイッターは「構えないで書ける」面が強いのですが、逆に言えば、それだけ「考えずに書いてしまう」という弊害があることを自覚させられたというか…。まぁ、自分でもびっくりするぐらい、ど~~でもえぇことばかり書いていました(^^;。
● ツイッターの140文字以内って制限の中で深い事柄を書くのは無理なので、その辺、ブログとの使い分けが必要になってくるんでしょうね。その内、慣れてくるとは思いますが…(^^;。当面、ツイッターの方は、「ど~~でもえぇこと」で埋まっているリスクをあらかじめご了承の上、よろしく。特に阪神タイガースの中継のときにPCがパワーオンされていたりすると、かなり偏った方向性が発揮されていると思います(^^;。
2010年06月05日(土) .... ツイッター、市場参加者として使っても意外に役立つと思う!
● 皆さんも「ツイッター(twitter)」(http://twitter.com/)って言葉ぐらいは耳にしたことがありますよね。日本語では「ミニブログ」とか「簡易型ブログ」等々、かえってワケが分からんような"翻訳"がされているんですが(^^;、まぁ、何ていうかリアルタイムに更新する掲示板みたいなものです。アップされた文章はローカルな専門用語で「ツィート」と呼んでいるのですが、日本語では「つぶやき」。まぁ、この辺は適当にスルーしつつ先に進めていきましょう(^^;。
● twitterでは、1回に書ける文字数が140字以内と制限されているので、ダラダラと書いても駄目だし、省略しすぎても駄目ってことで、意外に短くクリスプに書く、という能力も必要だったりします。その辺にある掲示板と同様に、全くどうでも良いような価値に乏しいものが大部分だとしても、一般の人々としても、さらに市場参加者との立場からしても、意外に役立つものも結構あります。
● 掲示板との一つの違いは、twitterでは発言者が誰であるかが明確だってこと。「2ch」を見たことがない人は居ないでしょうけど、あそこは発言者がIDで表示されているんですが、実際問題、発言者が誰か分からないことの方が圧倒的に多いです。発言者が分かるように敢えて区別する際に「コテハン(固定ハンドル)」って呼び方があるぐらいですから、分からないってのが普通。一方で、twitterの場合は、ハンドル名だとしても、誰が発言しているかは明確に分かります。さらに、発言者で注目したい人(含団体等)だけを選択して見ることも可能です。つまり、ど~~でもえぇ発言は完全にスルーして、自分が注目したい発言者だけを読む、ってことが可能なんです。
● twitterの詳細な使い方は別の方々に譲るとして、私がtwitterを使い始めて感じるのは、「やっぱり便利」ってこと。市場参加者としての立場に限定して書いてみましょう。最近は色々なニュース発信者がtwitterでヘッドラインを流してくれます。一般紙はもちろんのこと、ロイターやBloomberg、さらにWSJやFTなどの経済専門紙(誌)等もドンドンとヘッドラインを流しています(なぜか日経は無い!)。そこにリンクが付いていて、クリックすれば記事本文を読める、という仕組みです。これが意外に便利なんですよね。自分だけのニュース画面を作れるというか、色々な情報元からのニュースが混在しつつも、画面が自動更新されて流れてくるというのは、かなり使い易いです。完全なリアルタイムではないものの、更新キーを押しても良いし、例えば5分毎とか30分毎など、更新頻度を設定することもユーティリティーを使えば可能。
● 大きな楽しみというかメリットは、実際にリアルタイムで市場に参加している方々の「つぶやき」が聞けること。これまでも掲示板等に似たような機能はあったし、プロフェッショナルの間だと、Bloombergのメッセージやチャット機能は同じように使われています。Bloombergはある意味で閉鎖されたSNSみたいなものなんで、お互いの身分も照会できる利点があるのですが、逆に言うと、プロ以外が入る余地は無かったんですよね。一方で、twitterの場合は、まさに玉石混交。視点も立場も様々だし、考え方も様々。使っているうちに、自分にとって有意義な発言者というのは見えてくるし、余程のアホでない限り、他の方々にとって自分が有意義な「Give & Take」が出来ているかも分かります(^^;。
● さらに余禄として、「実社会では会えない人々と会える(会話できる)」ってことはネットの面白い点です。もちろん、実際に顔を合わせるのではないんですが、それでもネット上で「会える」ってのは面白いことです。しかも、中には超有名人の方々もいっぱいいらっしゃるんですから(^^;。政治家のなかにはスタッフが書いているのがミエミエのアカウントもありますが、本当に自らが書いているのがすぐに分かる人もあります。日本語で書かれている方々だけでも本当に幅広いですし、英語を含めれば、恐ろしいほど幅広い世界になるんです!
● 各人によって、有意義な発言者は異なっているでしょうし、私が有意義に感じている方が合わないってのもあるでしょうから、ここで敢えて推奨などは書きません。最初はまず使ってみる、ってことでしょうね。自分に合わないんだったら止めれば良いのですから(twitterのアカウント取得は全て無料です)。
● 実は私もtwitterをやり始めてから、かれこれ半年ほど経過したことになります。で、なんで今日、急にtwitterの話を書いているかと言えば、
『ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2010年 07月号 [雑誌]』
のtwitter特集の「ベスト100」(http://twitter.com/ZAiClub/zaibest100)に取り上げられたらしいんです(^^;。事前に何の連絡も何も無かったし、私もツイッター上で他の方々から指摘されるまで知りませんでした(^^;。さすが影響力大というか、あっという間にフォロワーが1000人を超えてしまったと言うわけで…。
● これまでも隠していたってことはなかったんですが、ブログにはツイッターの件は書いていませんでした(^^;。まぁ、ここまで知られてしまったので、ブログでもちゃんとご紹介しておこうってのが今回の主旨です。というわけで、虎年の獅子座のツイッターは、http://twitter.com/torashishiza です。よろしく!
● 雑談。昨晩からのちょっとした話題は、浜崎あゆみさんがツイッター上でソフトバンクの孫正義社長に「犬のお父さんと共演したい」と直訴、孫社長が「やりましょう」と答えてDONEという出来事がありました(^^;。ツイッター上で衆目監視のなか即決でっせ!ちなみに、孫社長のアカウントは http://twitter.com/masason で、浜崎あゆみは http://twitter.com/ayu_19980408 です。あゆはファンと普通に会話してますネ(^^;。他にも、ダルビッシュ有投手 http://twitter.com/faridyu も、ふつ~~に会話してます(^o^)。皆さんも如何ですか?
2010年01月28日(木) .... 雑談:「JAL、デルタと業務提携」か…。
● 相場関連から話題が離れてしまうのですが、少し雑談。今朝の毎日新聞に『日航:米デルタと業務提携へ 「スカイチーム」に移籍』 との記事が出ています。もちろん、まだ正式発表ではないのですが、ここまで記事内容が詳細だと、日本独特の意図的なリークだと思います。
● デルタはスカイチーム。これまでは日本の航空会社が属していなかったアライアンスだけに馴染みが乏しいのですが、オフィシャルHPはこちらです。すでに完全に日本語化されていますね(^^;。
● そもそも、米航空会社の太平洋路線の権益は、主として旧パンナムと旧ノースウェストが持っていました。パンナムは破綻した後にユナイテッドになり、それが現在まで続いています。一方、旧ノースウェストはデルタと一緒になって現在に至っている状態です。JALが現在属しているワンワールドは、太平洋路線がそれほど強くなかった(JALがその分をある程度、担っていたと言えばそうだった)のも、この辺に理由というか背景があります。ワンワールドはアメリカン航空と英国航空(British Airlines)が主体だったので、アジアではキャセイパシフィックが主要キャリア。JALがスカイチームに入るとなると、その辺が手薄になる可能性はありますね。
● なんで今さらこんなことを書いているかというと、私が高校卒業したあと、米国に留学する際に、人生で最初の海外旅行としてニューヨークまで乗っていったのがパンナムだったのです(^^;。当時はロッキードのトライスターで、今から考えるとかなり長時間だった(確か16時間ぐらい?)のを覚えているのですが、それでも太平洋を一気に飛び越えることが出来たというのは、ある意味では感動モノでした(^^;。その頃からすると、パンナムはとっくの昔に消えてなくなってしまったし、移り変わりを見るだけでも、色々な意味で感慨深いのです…(^^;。
● 確かに「他人に頼らざるを得ない」というJALの破綻後を考慮すると、ワンワールドに居るよりも、スカイチームの方が筋に適っているのでしょうね。スカイチーム内には、設立当初から太平洋路線を担っている会社に大韓航空があり(スカイチームの創立メンバー)、ある程度の競合というか、ある意味ではアジアのハブを韓国・仁川国際空港に持って行かれることになるのは避けられそうにありません。JALがずっこけたのだから仕方ないのですが、個人的には、やはり複雑な心境です…。日本ジリ貧化の象徴になるかも知れませんね。
● 一方、最近、妙にシティバンクなどがワンワールド関連のキャンペーンを打っているようですが(日経に広告出まくり)、日本企業、特に電子マネー関連でどういった動きが出てくるかも、少しだけ注目しておきます(^^;。
2009年12月09日(水) .... えっ、うそ?!阪神・赤星選手が引退って…。
● このところ、比較的真面目な相場ネタが多かったのですが、ど~しても避けられない話題が…。午後になってネット上に流れたニュースが、『阪神・赤星選手、現役引退』の話。「えっ、うそ?!」って言葉しか出てこなかったのですが、デイリースポーツにもサンケイスポーツにも、そのほかのメディアにも、そう出ているので、まぁ、間違いない話なんでしょう。ロッキーズのマット・マートン外野手(28)の阪神タイガース加入が報じられていたのですが、これが伏線だとは考えてもみませんでした。
- 『阪神・赤星が現役引退』 (デイリースポーツ)
- 『阪神・赤星が引退を表明 5年連続盗塁王』 (サンケイスポーツ)
- 『阪神赤星が現役引退、首の痛みが原因か』 (ニッカンスポーツ)
- 『阪神・赤星が現役引退 盗塁王5回の俊足外野手』 (夕刊フジ)
- 『阪神・赤星が現役引退=盗塁王5度の外野手-プロ野球』 (時事通信)
- 『 阪神の赤星が現役引退 盗塁王5度の俊足外野手』 (共同通信)
- 『「レッドスター」阪神の赤星憲広外野手が現役引退、ファンに動揺広がる』 (Narinari.com)
● 右写真は、デイリースポーツに掲載されているものですが(直接"拝借"リンクしています)、2003年に優勝を決めたサヨナラ打の直後のシーンです。個人的には、これが一番、記憶に残っていますね。それにしても、かなり怪我というか首の故障の状態が悪いのは想像していたとは言え、残念です…。まだ33歳やで…。
2009年08月11日(火) .... ゴジラ松井選手が阪神タイガースに来る?!?!?
● 「休暇中」ってことで(^^;、調子に乗って阪神タイガースネタをもう一つ。今日の夕刊フジに『阪神熱望&巨人拒否?! ゴジラ衝撃インタビュー、移籍をめぐる4つの不気味な動き』との記事が掲載されています。元ネタは週刊ポスト(8月14日号)の記事ですが、確かに立ち読みしたところでは、「こりゃあ、本気でタイガースに来るかな?」との印象を抱かせるだけの記事ではありました。実は、今朝はサンケイスポーツにも『阪神・南社長が渡米…松井秀情報収集も』との記事があり、何となくざわついて来ているのは事実。
● 週刊ポストの記事のなかで、ヤンキース・松井秀喜外野手は背番号55番についても話をしているのですが、現在の阪神タイガースの55番は前田忠節内野手。本人も球団側も、松井が来るとなれば55番を移すことに躊躇はしないでしょうから、その点での問題はほぼゼロ。一方で、読売はルーキーの大田泰示内野手に55番を渡してしまったので、無理やり取り上げるというのも摩擦がありそうで、夕刊フジの記事でも書いてあるように、これがある意味で踏ん切りとも受け取れる発言まで出ているんです。
● 今年の阪神タイガースの戦いを見ていると、一部選手の調子が悪かったことがあったにしろ、得点力不足は否めない状態。今年だけではなく、ここ数年、そういった傾向が続いている印象。そして、ホームランの打てる外国人選手を無理やり取りに行って失敗するの繰り返し。昨年のフォード、今年のメンチなんて、いったい何を働いたのやら…(-_-;)。ブラゼルはまぁまぁ働いている印象があるものの、いずれにしろ、これだけ外国人選手を取りに行っては失敗の繰り返しだと、さすがに何が悪いのかをフロントも考えざるを得ないというか…。悲しいでっせ、ホンマ…。
● 一方、実際問題として、ゴジラ松井選手に働き場所があるかどうか?守備的には色々と爆弾を抱えていることもあって、一塁手とか外野手になるんでしょう。現時点では、外野の「空き」は敢えて言うと右翼だけど、まぁ、一塁手を主体にってことになるでしょうね。その場合、ブラゼルに右翼を守らせるってことになるんでしょうか。打順は5番あたり?何かと夢が広がるような印象があるけど、逆に、阪神タイガース生え抜きの選手にも、もう少し活躍場所を提供できるようにしておきたい印象も残ってしまいます。一時期の読売は"傭兵部隊"ばかりで構成されて、面白くも何ともない印象でした。ここ2年ほどで変化しつつあるのは分かるのですが、それと同じ轍を踏むのはマズイので、その点は気をつけて欲しいところですが…。
● しかし、シーズン勝利への希望が薄らぐにつれ、この手の話題が中心的になってくるのは、いつものパターンですなぁ…(^^;。
2009年08月11日(火) .... 阪神タイガース・今岡選手に『戦力構想外』報道…
● 相場は通常通り「開催中」だけど、世間は夏休み中(^^;。台風は接近するし(東京では全然大したことは無かった)、地震はあるし(これも東京では大したことは無かった)、何となく雰囲気はざわざわ。今日は「休暇中」ってことで、相場と全く違った話で行きます(^^;。
● いつかこんな記事が流れる日が来るとは予想していたものの、ついに…って感じ。何の話かって?今朝のデイリースポーツに『戦力構想外…今岡、今オフトレード要員』との記事。まぁ、実際問題、「今岡」の名前を聞かなくなって久しいし、現在の1軍でサードというポジションが固まっていないワケではないし、絶対に必要な人材との印象はとても希薄になってしまったのが本当のところ。今岡選手は34歳ってことなので、老け込むような年齢ではないんでしょうけど、若さだけで突っ走れる年齢ではないのは、それなりに本人も自覚していることでしょう。本来ならば、そこで何かを変えていかないと生き残れないのですが、それがうまく行かなければ去っていかざるを得ないのがこの世界。実は、証券界もとても似ているのです。特に外資系証券を中心とする世界では、昔から「35歳定年説」が非常に有力だし、それは今も変わっていないのです。
● もちろん、「35歳定年説」というのは、全員が去るという意味ではなく、そこで花開かなかったら二度目はない分岐点という意味。35歳というと、日本の普通の企業であれば、少しずつ頭角を現してきて、これから花咲く時期なんでしょうけど、外資系証券だと30歳になるかならないかで頭角を現し、35歳あたりで「自他共に認める」にならないと、40歳まで生き残れないのが現実。つまり、35歳で花開いていないと、その先は花が開くことは無い、というのが一般的な見方になってしまうのです。もちろん、外資系証券でも50歳まで活躍している人材は居るのですが、数からすると、非常に狭き門なのは誰もが認めていること。また、年収という観点からしても、ここで「波に乗れる」かどうかで、先々の人生は大きく差が付いてしまいます。
● まぁ、こんな話をしてどうなるってことではないのですが、「今岡選手」が年齢にあわせて変貌していけるかどうかは、ある意味では証券界で、自分も含めて多くの人間が感じていることかなと…。時代に合わせて、周りの環境に合わせて、さらに自らに合わせて、自らを対応させていけるかどうかは、生存競争の一つ。太古、地球上に初めて生命が宿った時から、恐竜の時代も、現在も、結局、同じなんでしょうね。ちゃんと心しておかないと…(^^;。
2009年03月29日(日) .... "地方"高速道路上限1000円のスタート、まぁ、こんなところか…(^^;
● この週末から「"地方"高速道路上限1000円」がスタート。事前にはETCが売り切れになったり、『高速道値下げが本格始動 渋滞などトラブル懸念も』(日経)といった格好で、ゴールデンウィーク並に大渋滞が発生するのではないか、などとメディアは賑やかだったものの、実際のところはかなり静かだった様子。今日も道路情報などを見ている限りでは、普段の土日と変化はない程度。例えば東名高速道路の大和トンネルで10キロや15キロの渋滞なんて普段から発生していることなので、特にサプライズというほどのこともないし…。現時点までの記事をいくつかピックアップしてみました(下記参照)。
● 他にも色々なニュース記事を見ると、どうやら地方高速道路で前年比で交通量が1.5倍とかに増加したのは確かだった様子。高速道路3社が「高速道路料金引下げ(休日上限1,000円)前後の交通状況(速報)」とのプレスリリースを発表しているのですが、(NEXCO東日本はこちら、NEXCO中日本はこちら、NEXCO西日本はこちら)、これを見ると、普段の交通量がかなり少ないところでは%で見る増加率は大きいものの、普段から普通に交通量のあるところでは、劇的に増加したのではなく、はっきり言えば影響は感じられない程度だったことが分かります。
● 交通量の比較対照として、例えば首都圏のドライバーだとイメージとして分かり易いのが、常に車がつながっている(渋滞とは言わないまでも)京葉道路は、今年2月の統計で1日当たり30万台を少し割れるところ(出所:NEXCO東日本「道路毎の交通量」)。上記高速道路3社が発表している数字は15時間分なので、京葉道路を換算すると18万7500台程度。ニュースリリースに出ているのは多くが1万台とか2万台程度で、多くても「八王子JCT~相模湖東」の4万5000台とか、「四日市東~四日市」の6万2700台とか。まぁ、桁が違いますわな…(^^;。
● それでも地方にとってはガラガラだった不採算の"地方"高速道路に他府県ナンバーが来てくれる事で、それなりの経済効果はあるんでしょう。ただ、1000円を新たにチャージされることを嫌がって高速道路から降りないドライバーが多いだろうから、街中に広く経済効果が広がるというよりも、SA/PAなどに経済効果が限定されるところも出てくるでしょうね。
● 実際にやって見て考えると、この結果はある意味で当然と言えば当然なのかもしれません。まぁ、それなりの特需があったのは間違いないでしょうが、その一方で、一般国民は踊らされてガソリンを無駄に使って長距離ドライブするほど馬鹿でもヒマでもなかった、という賢さも示したのかもしれません。
2009年03月22日(日) .... 『株屋は信用されていない…』って、それが経済大国首長の言葉?
● ご無沙汰しております。このブログは1ヶ月に1回、何かをアップしないと広告が出てしまうとのことで、ちょうど1ヶ月ぶりのアップです(^^;。
● 相場に引っ付いて見ているのではないのですが、それでも最近の相場の低迷状態というか、やや不自然な状態には、若干の懸念を持ちつつ眺めているところです。本当に戻る相場というのは、ちょっと違うんだろうなと感じながらも、入るタイミングが掴みにくい状態はもう少し続くように考えざるを得ないってイメージです。まぁ、焦ることがないってのは、その通りなんでしょうけど…(^^;。
● で、何か楽しいことを書こうかと考えていたところ、飛び出してきたのが『株屋は怪しい』というトンでもない首相の発言。まぁ、いまさら失言でドタバタするってことはないし、失望するほどのことはないんでしょうけど、世界第2位の経済大国の首長が吐く言葉ではないのは誰が見ても当然。
● 国民としての権利と義務には色々あるのですが、義務の代表的なところは納税の義務。一方、権利の代表的なものの一つは選挙権。権利を全く行使させてもらえずに、義務ばっかり課される状態にあれば、そりゃあ不満は溜まるばかり。昨年秋の早い段階で衆議院総選挙をやっていたら、もっと違った方向性があったかもしれないという気持ちは避けられないし、怒りが溜まってきたところで選挙をやろうってのですかね?
2009年02月20日(金) .... 今回もちょっとした雑談。ネットブックを買ってモバイルになった件(^^;
● まいどです。えーっと、最初に誤解がないように、為念。これからも時々、ブログを更新する可能性はあるものの、マーケットコメントは当面復活出来そうにありません(^^;。以前も書いたのですが、私のHP/ブログのコンセプトが、あくまで「主として日本で資産運用を職業とする法人顧客向け」としていることもあって、ヒマなときだけちらほら相場を見ているだけだと、やっぱり真剣なマーケットコメントは無理です。まぁ、永遠に辞めるってことではないにしろ、次の職場を探して、さらにその会社がOKしてくれないと復活できません。その辺、何卒、諸般の事情をよろしくご理解お願い申し上げます。
● 大きく話題変更で単なる雑談。先日のアップで「ネットブックPCとモバイル環境」について書いたのですが、いくつかご質問を頂いたこともあって、何をどうしたかを書いておこうかなと…(^^;。なお、これはアフィリエイトでも何でもないので、もし同じのをお買いになっても、私には全く何のメリットもありません(^^;。為念。
●
正直に告白すると、半分以上は衝動買いだったのです(^^;。昨年12月に年明けに入院することが大体決まって、その頃にたまたま家電量販店をウロウロしていて実際に見て触って見たのがネットブックだったのです。
● 入院すると完全にネット環境から隔離されるのは分かっていたし、今回の入院が手術などが絡まないのも分かっていたので、それなりに時間が余りそうだったのが一点。さらに、入院中は何か調べごと(薬についてや、指摘された症状など)をしたくても、病院内にインターネットを自由に使える環境がないのは前回の経験で分かっていたし、例えば近隣のインターネットカフェに出掛けるにしても(そんなに近隣ではなく、バスや地下鉄で出掛ける距離)、毎回、毎回、担当医からの外出許可が必要なのも分かっていました。そこで、モバイルな環境を持っておくのは悪くないな、と考えた次第。
● 意外に感じられるかもしれないのですが、これまでは、自宅ではデスクトップPCという全くモバイルではない環境だったのです。特に不自由を感じないというのが理由で、さらに自分で色々といじくるのも好きだったので、部品を取り替えたりアップグレードしたりは、デスクトップPCの方がやり易かったというのもあったのです。
● ネットで調べたり、量販店で実物を見たりしてみました。基本的な機能として欲しいのは、不自由なくインターネットに接続できることと、簡単なテキスト編集、ワークシート程度が出来ること。ただ、ヘビーな計算や編集をさせる意図はない、というあたり。ただ、ネットブックとは言いながら、それなりにキーボードが使えないと不便というのは、これまでも色々なラップトップを仕事で使った経験から分かっていたし、その辺は多少はこだわって見ようかなと考えていたのです。
● その辺の要求度合いで調べて見ると、ブラインドタイピングができる機種というのは、実際にはそれほど多くないことに気づいたのです。打ち易いかどうかは、キーの間隔(ピッチ)が意外に大事ってことも分かったし、それは基本的にスクリーンの大きさに横幅が依存することも見えてきました。で、結論からすると、やはり10型クラスのスクリーンが必要かなとあたりに落ち着いたのです。
● それと記憶装置の件。軽さと速さを考慮するのだったらメモリーベースというのは分かっていたものの、個人的な考え方としては、ややまだ時期尚早に感じてしまいました。で、記憶装置はHDD。CPUはネットブックで支配的な存在のAtomで十分以上だろうし、そうなるとVistaは避けてXPってことになったのです。で、2~3日ほどあーでもない、こーでもないをした後、結局、選んだのはEPSONの「Endeavor Na01 Mini」でした。上記写真がEPSONのページから拝借した写真です。大きさ、軽さなどはほぼパーフェクト。値段的にも良好だったのと、以前、EPSONダイレクトからデスクトップPCを購入したことがあり、その点もある程度の安心感がありました。
● もう一つは、イーモバイルに入り、モバイル環境を楽しめるようにしたこと。ベストエフォートで7.2MBです。既に数ヶ月使っていますが、少なくとも都市部では、ほぼストレスなしです。長くなるので、この辺はまた次回にでも書きましょうか…(^^;。何はともあれ、スターバックスなどでネットを見ながら相場を見るってのは、悪くないですよぉ(^o^)。ヘビーなネット証券系のシステムは無理でも、リストでの自動更新は、ほぼ大丈夫ですから…。
2009年02月17日(火) .... ご無沙汰しておりました。ようやくシャバに戻って…(^^;
● ご無沙汰しております。ようやくシャバに戻ってきて、少し時間が経ちました(^^;。
● 何があったかですって?とてもお恥ずかしい話でもあるのですが、年明けすぐから約1ヶ月間、入院しておりました。別に手術とかそういうのではなく、日頃の不摂生と健康状態無視の結果として、俗に言う「生活習慣病」の数々(高血圧、高血糖、高コレステロールなどなど)が悪化している状態にあり、その是正のために入院していたのです。この前のアップに「身体のケア」などと書いていたのがソレで、約1ヶ月間の入院生活、生活習慣是正のための「教育入院」期間を経て2月に入ってから退院した次第です。
● 入院は初めてではなかったのですが(以前、腎臓ガン摘出で3週間ほど入院。詳細は日記帳の2002年のあたりをご参照下さい)、まぁ、あまり快適なものではありません(^^;。何と言っても当然のことながら周りは病人だらけだし、さらに、これまで色々とビジネスの世界でそれなりに戦ってきた身としては、入院というのは、気持ちが落ち込むモノです。
● もっとも、実際に私が入院していた理由の「生活習慣病」などは本来ならば入院の理由にすらならないようなモノで、色々な治療をしながら(主に薬剤)、規則正しく管理された生活をすることで、色々な症状や数値がどれだけ回復するかを実感しつつ、今後の普段の生活に生かそうという主旨だったので、それはそれで目的意識を持って入院していました。ただ、どうしても浦島太郎状態になるのは避けられませんでしたが…(^^;。
● そんな生活のなか、実は昨年12月に衝動買いしてしまった(^^;ラップトップ(というかネットブック)のPCとモバイル環境を持ち込んだおかげで、多少なりとも相場もチラチラと眺めることが出来たのは、入院に伴う時間を持て余す状態からは多少脱出できた気がしました。もちろん、病室内では使えないので、使う際は毎回、公衆電話のあるラウンジまで出掛けて行って使っていたのですが、それでも何も出来ないよりは相当にマシだったのは事実です。
● 経済状況は、昨年の時点である程度想像していた通り、かなり酷いことになってきています。ただ、これも昨年の内に想像力を働かせていたら分かっていたことだし、私個人としては、現時点では大きなサプライズを感じるほどではありません。昨年9月~11月の方が、はるかに差し迫る危機感を感じていたのが正直なところなんです。実際にGDPなどの数字が出始めたことで、一般社会にはようやく実感として伝わってきた感はありますが…。
● ここから一段と悪化するか、それとも現状の沈滞ムードのまましばらく推移するのかが、今後の展開として重要。相場が膠着状態に陥っている原因も、その辺の先行きが今ひとつ見えてこないからだと理解しています。無理をすることはないにしろ、チャンスの光が見えてきたら飛びつく勇気も失わないでおきたいところだと考えています。時間が経過すると、どうしても余計なことを考えてしまうでしょうから…(^^;。