このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!
 TOPIX : 1297.88 (-0.14, -0.01%)    日経平均 : 13237.89 (-27.51, -0.21%)    円ドル : 106.85  

● 「今日はさすがに…」という気持ちと、「やっぱりアカン」が交錯する金曜日。寄付きは堅調だったものの、すぐにスコーンと下落する様を見ると、諦めの気持ちが先行する地合いに大きな変化は感じられませんでした。結局、今日も相場は小幅続落で、これで日経平均はついに12連敗。TOPIXは「たったの」8連敗です。過去の記録を見ると、12連敗は1954年4月28日〜1954年5月18日の15連敗以来。12連敗だけを取れば、1953年5月21日〜1953年6月3日以来。この12連敗は「スターリン暴落」の時だそうですが、当然、そんな昔のことは知りません(^^;。日経平均のサイコロ(サイコロジカルライン)は、モロに0勝12敗。これはめったに見れる数字ではありません(^^;。

● 今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比21.86円高の13287.26円(9時07分)。つまり、一応は、米国株堅調(NASDAQはマイナスだったけど)やCME日経平均先物高に敬意を表した寄付だったのです。ところが、5分後には、もうTOPIXも日経平均もマイナス。「今日こそは堅調です!」ってお客さんに電話するヒマもなく、第一声は「やっぱりあきまへんわ」でしたから…(^^;。この「やっぱり」が今の相場の空気を良く表しているというか、今朝寄付き前の段階でも、朝高でもあまり持たないだろう、が支配的なムード。日経平均12連敗と言っても、そんなにガンガン売られた感じではないので、パニック的な空気は感じません。

● 場中にあるヘッジファンドのFM氏とメールで話(^^;をしたのですが、同氏いわく、「ここで買うかどうかは全く別問題だけど、反発を狙うんだったら中国株などの新興国市場だろう。50%下落したマーケットは半値戻ししただけで50%取れる。日本はせいぜい年初来で12〜13%程度の押しなので、半値戻しでも6÷88でたったの7%も取れない」と。つまり100→50→75は、50の水準で入れば50%のリターンが望めるということ。もちろん、これはタイミングが非常に重要なので簡単な話ではないにしろ、タイミングが難しいのは日本市場でも同じ。どうせなら、大きく狙いたいのは人情みたいなものです(^^;。つまり、今の日本市場は底堅い点は評価できるものの、「押さないから買えない」、つまり反発狙いの買いが入り難くしているような感じも受けます。皮肉ですね。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の相場の話題は不動産、特に新興不動産株。これらの銘柄は朝から弱かったのですが、後場に入ってドカンと一段安。週末金曜日ということもあって、ただでさえポジションを持ち越したくないところで、こんな値動きをされてしまえば、心理的に市場全体に嫌なムードが漂うのは避けられませんでした。具体的にどこかがどうなるってのではなくても、マンションの売れ行きが鈍っているのは周知の事実だし、それを受けて、あちこちの不動産業者が苦しくなっているのも周知。「五・十日に注意」なんて声が聞こえてくると、連想ゲームも悪い方向に行くのは止むを得なかった感じです。「絶対に有り得ない」とは言い切れない時に、不安心理は増幅します。米国でも「GMに破綻の恐れ」なんてのが普通に語られる時代ですから…。

● 記録。東証1部出来高は前日比4億1041万株も減って18億2840万株、売買代金は同5688億円減の1兆9647億円とかなり閑散。見送り姿勢が多かったことを物語っています。東証1部値上がりは839銘柄、値下がりは748銘柄と、若干値上がり銘柄数が多かったものの、この程度は誤差の範囲内。日経平均の日中値幅は153.09円(前場70.12円、後場114.28円)とかなり小動き、特に前場はひどかったです(^^;。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、2日連続でかなりの売り越し(2820万株売り/1440万株買い)でした。

● 雑談。昨晩は、そんなにあっさりとは行かんやろうなと「冷静」に考えながら、「3タテやったらえぇなぁ〜」と期待も込めてテレビ観戦。矢野選手がやってくれました(^o^)。やっぱり今年の阪神タイガースは強いわ…ホンマ。これで2位中日と9.5ゲーム差、貯金は今シーズン最多の24で独走態勢。もっとも、昨年は逆に10ゲーム離されていて、一度は追い付いたのだから、逆も当然有り得る話。ただ、今の状態をそれなりにキープできれば、大きく崩れる雰囲気は全く感じません。そろそろ9月の甲子園の試合を手配しておかないと…(^^;。今日から対横浜3連戦。貯金シリーズだと舐めていたらやられるので、そこは気を引き締めて(ハマの番長は投げないみたいだけど…)。今週末の浜スタは阪神タイガースファンで埋まるのでしょうね(^^;。

● 良い週末を!

 TOPIX : 1298.02 (-3.13, -0.24%)    日経平均 : 13265.40 (-20.97, -0.16%)    円ドル : 106.15  

● 最後、大引間際に誰かがチョコッと日経平均型バスケット買いを入れておけば…(^^;。ホンのわずかとは言いながらマイナスで終了し、これで日経平均は11連敗、TOPIXは7連敗。日経平均プロフィール内の「下落記録」 によると、何と54年ぶりの記録。当然、私もそんな昔の記憶はありません(産まれてもいない(^^;)。朝方の安値から切り返してプラスになったあたりまでは良かったのですが、力強いと言うには程遠い状態だったのも事実。今晩の米国株は祝日前の短縮取引だし、明日は独立記念日の祝日。その辺で日本株が立ち直るきっかけになれば良いのですが、残念ながら、あまり自立性を発揮できない市場なモンで…(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日の東証1部出来高は前日比2億2658万株増の22億3881万株、売買代金は同1570億円増の2兆5335億円。まだ活況というほどではないものの、今朝最初の30分間ほどは、ファクターの動きなどを見ていても、「アンワインディング」系の多少慌てたような売買があったように感じました。皆が持っていそうなところがバカスカ売られ、持って無さそうな銘柄が堅調だったりしたので…。まだ昨年8月とか11月などとは比較にならないほどスケールが違う(今が小さい)ものの、どうしても敏感に相場を見てしまう状況(^^;。欧州で金利の上昇度合い次第、さらに金融機関の信用問題絡みの問題次第では、また「信用収縮→デレバレッジング」という流れが起こってもおかしくないのです。あまり不安心理に押されるのは好きではないんですが、頭の隅っこには入れておきます。

● その他の記録。東証1部で値上がりは541銘柄、値下がりは1077銘柄と、指数の動き以上に値下がりが多かった印象。これはサイズが再び影響しており、今日は昨日とは違って中小型株がしんどい展開で、銀行、保険、不動産などが堅調。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比126.91円安の13159.46円(9時10分確定)。この後で9時半頃に掛けて下げ足を速める局面はあったものの、その後は前場は戻り歩調。後場はほぼ横ばいでした。日経平均の日中値幅は208.06円(前場159.98円、後場84.43円)。後場寄付きギャップは49.81円もありました。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(3150万株売り/1590万株買い)でした。

● そうそう、昨日書いたTOPIXの続落記録が見付からない件ですが、某市場筋氏が調べてくれました。同氏によると、やはりTOPIXは戦後の取引所再開まで遡及して計算されており、日経平均の15連敗を超える16連敗という記録があったそうです。それは、「1954/04/28−1954/05/19」の16連敗とのこと。貴重なデータをありがとうございます。もっとも、TOPIXは「まだ」7連敗なので、この記録に挑戦するには、少し時間がありそうですが…(^^;。

● 話題変更。週明け7月7日は七夕。個人的に記憶に残っているのは、1995年7月7日に日興證券(当時)が創立77周年記念で7月7日にキャンペーン(業界用語で"ハッスルデー"かな?古いって?(^^;)を実施。その当時、相場はかなり低迷していて、業界でも冷めた目が多かったものの、実際にはそこが大底になった件。指数としては、正確にはその3〜4日前が底だったものの、7月7日のビョンという上昇で勢いが付いたのは事実だったのです。私自身、「そんなことで本当に底打ちするんだなぁ〜」と、かなり強烈に印象に残っています(^^;。もちろん、日銀が低め誘導を示唆する発言をしたり、円売り/ドル買いの協調介入という大きな「ファンダメンタル」要因があったものの、証券マンとしては、日興證券77周年キャンペーンで相場が底を打った、というのが妙に記憶に残っている次第です(^^;。

● 雑談。昨晩はハラハラ、イライラしながらも、気持ち良いエンディングで全て良し!しかし、甲子園って本当にライト側に高く上がった飛球はスタンドまで届かないものです。檜山選手の打球を見て、本当にそう感じました。打った瞬間はサヨナラホームランだったのに…(^^;。さぁ、今日勝てば3タテ!(そうは上手く行かんだろうけど…(^^;)。

 TOPIX : 1301.15 (-18.92, -1.43%)    日経平均 : 13286.37 (-176.83, -1.31%)    円ドル : 105.90  

● 米国株がかなり安いところから切り返してプラスだったこともあり、日本でも「今日こそは反発」の事前予想が多かったのでしょうが…。結果的に続落となってしまい、これで日経平均は10日続落(TOPIXは"たったの"6日続落)。日経平均の10日続落は、1965年2月19日〜3月2日に掛けて10日続落して以来、なんと43年ぶりのこと(!)。不安材料はテンコ盛りな一方で、「そろそろ反発するんとちゃう?」という感触以外に買い材料が見当たらないなかでは、一度マイナスになってしまうと支えきれなくなった格好。朝方の一瞬こそはプラスだったものの、5分と持たないでマイナス転落し、戻りらしい戻りのない寂しい1日でした。

● 東証1部値上がり186銘柄に対して、値下がりは1476銘柄にも達し、「ほぼ全面安」状態。その中で、東証33業種別指数では医薬品、その他製品(任天堂の別名(^^;。任天堂が業種で65.4%のウェイトを占める)、情報・通信がプラス。騰落銘柄数では、ほぼ全面安だったものの、それなりにプラスの銘柄もポツポツあったのです。ただ、それ以上に下げパワーが大きかった格好。海運、機械、保険などが厳しい状況でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● なお、日経平均の続落記録は、日経平均プロフィール内の「下落記録」 に掲載されています。プルダウンが最初は「下落率」になっているのですが、そこを「続落記録」にすれば出てきます。日経平均の10日続落は歴代4位タイ(既に更新されています(^^;)。同HPによると、過去の10日続落は「1965/02/19 -1965/03/02」と「1956/08/07 - 1956/08/17」なので、えらい昔の記録に並んだことになります。次のハードル(^^;は、「1953/05/21 - 1953/06/03」に記録した12日続落。これだけ書けば、「おまじない」効果も出て来て、記録が途切れることでしょう(^^;。

● ちなみに、TOPIXの連続騰落記録について東証のHPを探してみたのですが、どうやら掲載されていないようです。東証HPによると、TOPIXは「1968年(昭和43年)1月4日の値を100としてスタート」と書いてあるので、日経平均と全く同じ軌跡を辿ったと仮定しても、1965年は計算されていないかもしれません。指数としての動きはTOPIXと日経平均で異なる場合も良くあるので、正確には分かりません。東証さん、この際ですから記録を載せて頂けいると好奇心が満たされます(^^;。よろしくね!

● 記録。東証1部出来高は前日比1位jy5004万株増の20億1223万株、売買代金は同2589億円増の2兆3765億円。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比20.56円高の13483.76円(9時15分確定)と堅調。ただし、ここがほぼ高値でした。日経平均の日中値幅は242.82円(前場216.85円、後場124.40円)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し越し(2040万株売り/2660万株買い)でした。

● 話題変更。日経朝刊に 「日本版政府系ファンド、公的年金10兆円運用 自民検討チーム案」 との記事が掲載されたのですが、市場では気抜けするほど話題になりませんでした(^^;。まだ自民党案までも行っていない状況なのが一つ、既に何回か報道されている件だってのが一つ。そして大きかったのは、「上手く行くはずがない」との冷めた目が多いこと。まぁ、そうでしょうね。日本株に限っても、テレビ東京のニュースによると、「7割を国内の債券で、残り3割を国内外の株式や不動産などで運用」ってことなので、日本株だと3兆円に数千億円は足らない規模が予想出来ます。この程度だったら、それほど大きな影響がないと考えるのが普通。昨年(2007年)1年間で事業法人は1兆5555億円の買い越し。普段あまり話題にならない「事業法人」でも、この程度は買い越しているのですから…。まぁ、やるんだったらロスカットの方針はきっちりと守って欲しいものです(^^;。

 TOPIX : 1320.07 (-0.03, -0.00%)    日経平均 : 13463.20 (-18.18, -0.13%)    円ドル : 105.70  

● 米国株の落着きもあって堅調なスタート。ただ、それでガンガン行けないのが今の相場(^^;。後場寄付き直後にギャップ発生でスコーンとマイナス転落。もっとも、大きくも下がる感じではなく、その後は戻ったり押したりと方向感に乏しい値動き。指数がマイナスなのかプラスなのかは最後の最後まで見えなかったものの、結局、TOPIXも日経平均も小幅ながらマイナスで終了。TOPIXは5日続落、日経平均は9日続落となってしまいました。某市場筋氏調べによると、日経平均の9日続落は2004年9月15日〜29日に掛けて9日続落して以来とのこと。随分遡りました(^^;。そうそう、今日は日銀短観があったのですが、あまり株式市場では話題になりませんでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も石油と電力・ガスが同時に上昇するという、一見不思議な相場展開。金融株は消費者金融が堅調だった以外は駄目。不動産も駄目。この辺を考え合わせると、どうしても「配当利回り」という言葉が頭に浮かぶ物色動向で、昨日と似通っていました。例の「野村通貨選択型日本好配当株投信」の設定買いの影響が残っていると考えるのが素直な道筋でしょうが、ファクターリターンの日中推移を見ていると、確かに前場はかなりその傾向が強かったものの、後場は効果が薄れてきてた印象がありました。

● 市場関係者の間では、昨日、寄付直前の8時57分に132銘柄、約670億円の立会外バスケットが話題。想像の話のなかで、さらに想像力を逞しくする(^^;と、例の「野村通貨選択型日本好配当株投信」の設定買いとの考えが出来ます。寄付き前に仕切って、それを決めた自己売買部門が買戻しをザラ場で実施したと考えると、昨日のインパクトも、今日もそれなりに影響が継続していたところも合点が行くというか…。現在の市場出来高水準を考えると、1日で全ての影響を押さえ込むのは無理だろうし、2〜3日に渡って影響が出るのは納得。ただ、永遠に続くものでは無いのは皆が分かっている話で、この「化粧」が剥げたあとに、どんな素顔が見えるのかドキドキだったりします(^^;。今日も後場は、少し剥げ気味だったような印象がありましたので、明日に注目です。

● 記録。東証1部出来高は前日比2817万株増の18億6219万株、売買代金は同188億円増の2兆1176億円。まぁ、昨日と同様の低水準だったってことです(^^;。東証1部値上がりは871銘柄、値下がりは728銘柄と、若干値上がり銘柄数が多い状態。昨日かなり弱かった中小型株が今日はプラスだったので、その辺がこの騰落銘柄数に出ている格好です。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比20.30円高の13501.68円(9時20分確定)。日経平均の日中値幅は128.06円(前場80.30円、後場98.25円)と、かなりの小動きでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り越し(2520万株売り/2180万株買い)でした。

● 話題変更。昨日書いたS&P/TOPIX150シャリア指数についてですが、あるFM氏から「QUICKと指数値が違うので調べてみたのですが、QUICKは円建て、Bloombergはドル建てになっているようです」とのこと。確かに東証HPに出ているリリース 「S&P/TOPIX150シャリア指数の開発」 の下の方に掲載されているPDFファイルには、QUICKが円建てでロイターやBloombergはドル建てと書かれています。色々と聞いて見ると、QUICKは円建てとドル建ての両方があるようですが、ロイター/Bloombergにはドル建てだけ。興味深いところです(^^;。ちなみに、昨日書いた件はドル建の話です(QUICKは手元に無い)。

 TOPIX : 1320.10 (-0.58, -0.04%)    日経平均 : 13481.38 (-62.98, -0.46%)    円ドル : 105.75  

● 前週末の米国株は軟調だったものの、CME日経平均先物は堅調。市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、7日ぶりの買い越し(3130万株売り/5110万株買い)になったことも合わさって堅調なスタート。ただ、そこからは完全に方向感を失った格好で、ザラ場の大部分は前日終値近辺でのもみあい。皮肉にも方向性が出たのは大引前30分間で、方向は「下向き」(^^;。円高方向(105円台突入)に振れたこともあって、最後の最後にズッコケで大引け。これで日経平均は8日続落となり、TOPIXも4日続落。日経平均の8日続落は、昨年11月2日〜13日に8日続落して以来。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日は指数は結果的にマイナスだったし、新興市場はもっと冷たい空気が流れる展開。東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数は共に連日での算出来安値更新。主力どころで見ても、銀行株はどちらに行きたいのか良く分からないし、保険株はかなりの売られ方。テクノロジーも最後に円高気味に振れたことでスコーン。今日は例の「野村通貨選択型日本好配当株投信」の設定買いが入るとの観測が流れていたし、実際に入っていた感触はありました。ただ、「好配当」というだけあって、銀行や保険株は完璧に論外状態。電力・ガスや商社、鉄鋼などがしっかりしていた面を見ても、配当利回り系の雰囲気はありました。

● ザラ場の大部分で指数に大きな動きがなかった一方、ファクター分析からは「ほぉ〜」状態(^^;。今日はバリューがガンガンに効いて、多くのFM諸氏はご機嫌ムードでした(^^;。配当利回りとバリューは一般的に共通項が多く、想像力を逞しくすると、例の野村の投信設定が市場筋観測の通りに入っていたとすると、それがバリュー押し上げ要因になった可能性は考えられます。また、今日は月末。海外的に見れば半期です。それも多少はお化粧として効いていた可能性は考えられます。ただ、どちらかと言えば前者の影響が大きかったように感じられたのが正直なところ。6月はバリューは今一つの展開が続いていたのですが、最終日にこの好調。ただ、需給的要因でこうなった可能性もあるだけに、明日以降がちょっと恐いです(^^;。

● なお、この野村の投信については、QUICKで 「野村証券販売の外貨建て日本好配当株投信、約850億円の資産規模で運用スタート」 とのニュースが流れていました。ご参考に。しかし、いつも感じるのですが、野村の営業体は凄いです…(^^;。やっぱり一味違う。ホンマ。

● また、一部にはオイルマネーの買いが入っていたとの観測も聞こえたのですが、確かに足元だけを見れば、シャリア指数はTOPIXや日経平均をアウトパフォームしています。この手の話ではどこを基点にするかで結果(印象)が変わってくるのですが、例えば終値ベースでの直近高値(TOPIXで6月17日)を基点にすると、TOPIXは94.16、日経平均が93.96の一方、SPTPXシャリアは95.55で対TOPIXで139bpものアウトパフォーム(対日経平均では159bp)。この間に米国市場で金融株がズッコケた面はあるにしろ、結果的にこうなっているのは、もしかしたらオイルマネーの買いが継続的に入って該当銘柄群を支えている結果かもしれない、と考えることも出来てしまうのです。ちなみに、きょうのSPTPXシャリア指数は+4.72pt(+0.53%)と、周りがずっこけている中で堅調でした。

● もし百万が一、シャリア指数について知らないって方は、東証HPの中に 「S&P及び(株)東京証券取引所、イスラム投資家向けの日本株指数を算出開始‐S&P/TOPIX150シャリア指数の開発」 がありますので、こちらをご参照下さい。 S&P/TOPIX150シャリア指数の構成銘柄は、実は東証のサイトにはありません。S&Pのサイト内、 「株価指数>S&P/TOPIX150シャリア指数」 に載っています。TOPIX100採用銘柄なのに、このシャリアに採用されていない銘柄を見ると興味深いです。銀行、証券、保険などの金融株は全部アウト。酒類やタバコ関連、不動産、商社株なども除外されているのが分かるハズ。まぁ、もう知らないって方はいらっしゃらないでしょうけど…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億3176万株減の18億3402万株、売買代金は同1771億円減の2兆0988億円どまり。お世辞にも賑わったとは言い難い状態。東証1部値上がりは796銘柄、値下がりは816銘柄で、ほぼ指数並み。日経平均の日中値幅は144.20円とかなり狭く、特に前場はたったの88.96円しか動きませんでした(後場は140.49円)。

● 雑談。昨日の試合(対ヤクルト戦、秋田)は、テレビ観戦していても、かなりストレスが溜まる試合でした(-_-;)。そりゃあ、抑え投手として毎回パーフェクトってことがないのは理解しているものの、それでも「スコーン、スコーン、ドカーン」で4失点にはストレスが…(^^;。明日からは甲子園で対中日3連戦。頼んまっせ!

 TOPIX : 1320.68 (-24.11, -1.79%)    日経平均 : 13544.36 (-277.96, -2.01%)    円ドル : 106.95  

● 米国株が大幅安で、CME日経平均先物も大証比275円安(イブニング比で195円安)。昨日の大引後にGSが米シティを格下げした話は市場筋の間を飛び交っていたので、昨夕のイブニング取引に影響を与えて軟調だったことは想像できます。ただ、それに加えてGMとなると…。53年ぶりの安値ですか、GMは…(^^;。加えて原油がブッ飛び、円高気味となると、もう「しゃ〜ない」状態。当然のように東京も大幅安でスタート。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比347.04円安の13475.28円(9時17分確定)と、初っ端からかなりの売りが出たことが分かります。

● その後の相場は二部構成。後場中盤までは、SQ値確定の時間帯が一番安く、さらに少しだけながら「幻のSQ値」状態を維持。寄付きでドカンと売りが出たものの、少なくとも後場中盤までは、売りのフォロースルーは、それほど強く感じなかったのです。ところが、事態が変化したのは午後1時45分頃。後場寄付後の高値を取れないまま下げに転じた相場は、坂道を転げ落ちるように下げ拡大。日経平均の「幻のSQ値」はブッ飛んでしまい、本当にアレヨアレヨの下落でした。

● 最後の15分程度は、短期筋の買戻しでしょうか、スルスルと良く戻しました(^^;。想像力を豊かにして勝手に空想すると、まるで午後2時45分までの縛りでVWAP型のかなりの売りが出ていたような雰囲気。それに提灯売りしていた連中が、振り返ると売り方は「終了!」状態。買戻しに走ると売り板スカスカで、今度はアレヨアレヨの戻しだったのかな…なんて想像してしまいました(^^;。

● ただ、それでも午後1時45分頃からの売り圧力は、そこまでの相場では感じられなかった売りのフォロースルーがドカッと出た印象。週末を控えていることで、何かと警戒感が高まったのでしょうけど、それにしても「野村の投信買いはどこ行った?」(週明けになるとの観測が有力)との恨み節が聞こえてくる相場展開でした。はぁ〜(溜息)。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 記録。日経平均はこれで7日続落。昨日「おまじない」として書いたように、昨年11月2日〜13日に8日続落して以来の記録。東証1部出来高は前日比1億4839万株増の19億6578万株、売買代金は同2506億円増の2兆2760億円。前日よりは増加したものの、まだまだ基本は見送り姿勢というか参加者が少ない状態が継続。東証1部値上がりは328銘柄、値下がりは1329銘柄。日経平均の日中値幅は152.21円(前場123.78円、後場123.42円)で、前日比で指数が大きく動いた割には、ザラ場の値動きは小さかった印象。なお、後場SQ値は前引値に対して54.17円高と、昼休みギャップが発生していました。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、6日連続の売り越し(2180万株売り/1890万株買い)でした。フローはかなり減っているのですが、売り越しは変わらずです(^^;。

● 大引後に開示された先物の手口についても少し。日経平均先物では、CSが買い手口不明の4854枚売りと、暴れておりました(^^;。他にMSが1978枚売り越しだった一方、野村が1984枚買い、ニューエッジが1292枚買いなど。TOPIX先物では、CSが1374枚売り、UBSが1205枚売りの一方、ドイツが2518枚買い、LBが1197枚買いなど。こちらはそれほど大きなのはありませんでした。

● 記録として、TOPIXと日経平均のザラ場高安も書いておきましょう。ザラ場高値はTOPIXも日経平均も9時01分。この時点では、多くの銘柄は気配値で指数が計算される状況だったと推察されるので、実際はもっと下が本当の意味での「寄付値」です。ザラ場安値はTOPIXが前日比33.44pt安の1311.35pt(-2.49%、9時16分)、日経平均は同368.97円安の13453.35円(-2.67%、14時44分)とやや相場付きに違いがありました。

● 話題変更。ヘッジファンド・クルークで 『ゴールドマンの旗艦ヘッジファンド「グローバル・アルファ」リターンがプラスに転じる』 との記事。元々はダウ・ジョーンズで流れていた記事のようですが、やっぱり日本語の方が読み易いというか…(^^;。で、表題通り、かのGSグローバル・アルファの年初来リターンがプラスに転じたとのこと。「年初来」というのが何とも言えないところ(^^;ですけど、何はともあれ、1〜3月にクオンツ系ファンドがしんどかったのが、4〜5月で一気に取り返した様子が分かります。

● これは他のファンドでも似たり寄ったりのようで、日本株のロング/ショート系の投信でも似たような傾向が見て取れます(もちろん、ファンドによって差は結構あるけど…)。ヤフーファイナンスで「日本株マーケット・ニュートラル」で検索すると、その手の投信がズラッと出てきます。6月は多くのところで、チョビマイナス程度の雰囲気ですが、問題は7月以降。上記のGSグローバル・アルファが昨年8月の「バリュー崩落」相場の大きな引き金を引いたのは記憶に新しいところ。まぁ、1年で二度同じことは起こらないとは考えているものの、どうしても気になるのは仕方ありません(^^;。それでも儲けてナンボの世界。FM諸氏の皆さん、頑張りましょう!

● 来週から7月。その前に週末です。今週は平日に結構天気が良かった印象があるのですが、週末はどうも梅雨空みたいです。何はともあれ、良い週末を!

 TOPIX : 1344.79 (-1.29, -0.10%)    日経平均 : 13822.32 (-7.60, -0.05%)    円ドル : 108.10  

● 堅調に行くかと思えばダレるし、下値模索かと思えば意外に下がらない。要するに中長期でコミットする参加者が少なく、すぐに反対売買が入ってしまうのでレンジ取引の傾向が強まる印象。今日の下落で、ホンの小幅ながら日経平均は6日続落。某市場筋氏調べによると、これは昨年12月12日〜19日に6日続落して以来、約半年強ぶりのこと。なお、同氏によると、仮に明日もマイナスで7日続落となると、昨年11月2日〜13日に掛けて8日続落して以来とのこと。まぁ、こうやって書けばそうならないだろうから、「おまじない」みたいなモンです(^^;。もっとも、この6日間の日経平均下げ幅は合計622.90円。6月19日に322.65円安、6月20日に188.09円安を食らっており、この2日間で510.74円安。これがほとんどですけど…(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場の内容としては、ここまで引っ張ってきた銘柄に多少の「お疲れムード」が漂い、全体に利食い売り先行。一方で、これまで比較的見放されていたところが反発。ただ、ファクター分析すると、それほどリバーサルって感じの1日ではありませんでした。この2週間ほど、リバーサルが効かない状態が続いており、押し目買いは怪我のモトになっています(^^;。割安がより割安になり、GSユアサに代表されるようなイケイケドンドン銘柄が人気を集める状態。ただ、明日は週末なので、明日に今日のような雰囲気になると考えていたのですが、1日早く来た印象はありました。明日も続くかも知れませんが…(^^;。

● 話題変更。市場筋の間では、明日設定予定の「野村通貨選択型日本好配当株投信」が、「かなり」の金額を集めたと話題でした(具体的な額は書きませんけど…)。この投信、ロイターやQUICKなどの"投信設定予定一覧"を見ても載っていないのです。外国籍の投信だからとは想像するのですが、そのためか、意外に意識されていなかった様子。以前は野村証券のサイトに販売資料が掲載されていたものの、5月23日で販売が終わったためか、今は削除されてしまっています。ちょうどエアポケット状態で、何かと情報面での混乱があったようです(^^;。フジサンケイBusiness iにこんな記事がありましたので、ひとまずこちらをご参照(^^;。なお、蛇足だとは思うのですが一言。決してこの商品を薦めているのではありませんので、よろしく。もちろん、けなしているのでもありません(^^;。為念。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億6732万株減の18億1739万株、売買代金は同1418億円減の2兆0254億円。まだまだ見送りムードから脱出するには行きません。東証1部値上がりは682銘柄、値下がりは930銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比24.12円高の13854.04円(9時10分確定)で、日経平均の日中値幅は152.51円(前場104.42円、後場141.70円)と小動き。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日連続の売り越し(3120万株売り/2760万株買い)でした。

● さぁ、あと1日で今週も終わり。指数で見る限りではマーケットはあまり動いていないものの、どうも違和感が拭えないというか…。昨年8月とはまた違うのですが、どうも理解し辛いマーケットに感じてしまいます。具体的に何がどう、ってのではないのですが…。

● 何はともあれ、今週もあと1日。頑張りましょう!

2008年06月25日(水) .... 小幅反落、朝安後は下げ渋る展開

 TOPIX : 1346.08 (-3.11, -0.23%)    日経平均 : 13829.92 (-19.64, -0.14%)    円ドル : 107.90  

● ちょっとした飲み会で更新が遅くなりました。では、行きます。

● ある程度は軟調な値動きを予想していたものの、前場終盤の下落はちょっとヒヤリ。ただ、後場に入ってからは、それを忘れたかのように戻り基調となり、マイナスから脱出できなかったものの下げ渋る展開。今一つ勢いは感じなかったものの、大きくも下がらないことを、この2日間ほどで示唆している格好です。チャート的にも、ちょうど一目均衡表の「雲」の上限近辺でモジモジ。底堅いのが安心感に繋がる面はあっても、上値が乏しいと98%の市場参加者が考えているなかでは、逆に「下がらないから買えない」面もあって下値が乏しいのも痛し痒し。やっぱり方向感は見えてこないですネ。それやこれやで、TOPIXは小幅反落、日経平均は小幅ながら5日続落。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別には、昨日大引後に事実上の破綻を発表したスルガコーポ(1880)。それに伴う社債デフォルトを受け、特に新興不動産や建設株、さらに消費者金融の一角は、「ミニクレジットクランチ」状態。アーバンコーポ(8868)やゼファー(8882)などに加えて、アイフル(8515)がどっか〜ん。ただ、市場全体に悪影響を与えるほどのインパクトはありませんでした。昨夕のスルガコーポが出た時点で、この辺の銘柄が厳しい状態に陥ることは、多くの方々が想像できたでしょうから、それほどサプライズではありませんでした。ただ、これらの売り込まれた銘柄について、戻りを取りに行くかどうかは結構迷うところ。リバーサルやバリューにティルトしてシステム運用してると、この辺の銘柄が下がると「買ってちょうだい!」とモデル君が囁くので厄介です(^^;。

● 一方で、JR各社は軒並み大幅高。夏休みの鉄道旅行が増えそうとか、環境関連などが材料として指摘されていたものの、どうも後付けっぽいところ(^^;。相場全体に物色の行き場所が乏しくなっているところだけに、安定感を含めてこちらに向かった印象。実はJRだけでなく、陸運は軒並み高でした。何か陸運に特有の材料があってというよりも、不動産を避けているなかで、準不動産株としての陸運に一時避難的に物色が向かった印象でした。

● 記録。東証1部出来高は前日比3億5512万株も増加して19億8471万株。昨日が酷すぎたので前日比ではかなり増加したように見えるものの、それでも20億株に届かず。売買代金は同4380億円増の2兆1672億円。こちらは2兆円の大台を超えました(喜ぶほどのモノではないけど…)。東証1部値上がりは871銘柄、値下がりは760銘柄と、指数とは逆に値上がり銘柄数の方が多い状態。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比47.50円安の13802.06円(9時06分確定)で。朝からそれなりに安かったものの、その後、前引けに掛けてはもっと売られたことが分かります。日経平均の日中値幅は197.55円(前場185.10円、後場135.04円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(2710万株売り/1590万株買い)でした。

● 話題変更。東証の立会外取引のToSTNeTでは、「単一銘柄取引のうち売買代金が50億円以上」を超大口取引として、約定内容の公表遅延措置(1日遅れ)があります。それらの取引は、東証HPの 「ToSTNeT取引-超大口約定情報」 に掲載されるのですが、最近、三菱UFJ FGで36,000,000株(3600万株)というかなり大口約定が、この数日間に何回も成立しているのです。金額にして350〜360億円ほど。元々かなり大きな銘柄なので、この程度のロットだったら株主上位10位の誰でも出来るロットですが、ちょっと「???」で市場筋の間で話題(^^;。真剣に話を書くほどのストーリーもまだ探っていないのですが、誰かご存知の方いらっしゃいます?こっそりと囁きを聞かせていただければと…(^^;。

 TOPIX : 1349.19 (+1.26, +0.09%)    日経平均 : 13849.56 (-7.91, -0.06%)    円ドル : 108.10  

● 今日も米国株軟調などを受けて安く始まったものの、売り一巡後はすぐに切り返し、前日終値近辺で終日揉みあい商状。下値が売られなかった点では底堅いと言えるものの、前日終値水準より上はほとんど買われず、買い手不足はありあり。また、東証1部出来高は前日比1億9712万株も減って16億2959万株と閑散。売買代金も同2171億円減の1兆7292億円で、出来高は5月27日の15億6847万株以来、売買代金では同日の1兆7845億円を下回ってしまい、昨年大納会の1兆0829億円以来の低水準。全日商いとしては、その前日の1兆5192億円まで遡る記録になってしまいました。つまり、約半年ぶりの薄商いで今年最低の売買代金を記録してしまったってことです(^^;。

● 日経平均の日中値幅は139.10円と狭く、前場の139.10円はともかく、後場はたったの84.17円でした(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● こんな相場だと、あーでもない、こーでもないと語るのも空しくなります(^^;。なので、さっさと記録に行きます。東証1部値上がりは906銘柄、値下がりは700銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比92.34円安の13765.13円(9時10分確定)。その後、少し下に振れる局面はあったものの、昨日と同様に、基本的には寄付近辺がザラ場安値の展開でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(2020万株売り/1520万株買い)でした。この2週間ほどで、フローが売り買い共に目立って減ってきた印象があります。

● 雑談のネタも乏しいし、今日はこの辺にしておきます(^^;。「やる気出せぇ!」って声も聞こえてきそうですが、それほど気持ちが入らなかった相場だったんです…(^^;。

2008年06月23日(月) .... 3日続落、朝安後は戻すも商い閑散

 TOPIX : 1347.93 (-8.81, -0.65%)    日経平均 : 13857.47 (-84.61, -0.61%)    円ドル : 107.50  

● 先週末の米国株式市場軟調やシカゴ日経平均先物安から、今日はある程度安いことは予想できた状況。寄付きで売られたとして、どう戻すかが焦点とは考えていたものの、どうも答えがはっきりとしない1日でした(^^;。安値からはかなり戻したものの、出来高面などはどうも説得感に欠ける状態。結論は先延ばしになった、と理解しています(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● さて、今日のTOPIXと日経平均のザラ場高値・安値を抜き出すと以下の通りになります。安値を付けた時間に違いがあるものの、安値をつけてから後場中盤までの間に、かなり大きく戻したことをご覧頂ければ幸いです。

指数ザラ場安値ザラ場高値
TOPIX1329.98(-26.76pt、-1.97%、9時10分)1354.24(-2.50pt、-0.18%、13時54分)
日経平均13667.84(-274.24円、-1.97%、10時06分)13920.75(-21.33円、-0.15%、13時54分)

● ここで「下げ渋ったので強い」とシレッと言うことが出来ればどれだけ楽か…(^^;。東証1部出来高は前週末比1億9592万株減の18億2671万株と再び20億株割れ、売買代金は同1708億円減の1兆9464億円と2兆円割れ。贔屓目に見ても、買いが入って押し上げたというには無理がある展開で、敢えて言えば、売りたい方々は前場の最初1時間ほどで売ってしまったので、その後は戻り歩調になった、ってイメージでしょうか。フォロースルーの売りが強くなかった点は評価できるにしろ、もう一息、押し目買いで押し上げる印象が欲しかったところ。

● それと、今日気になったのは安値更新銘柄がグンと増加した印象があったこと。自分はBloombergを使っている(QUICKは使っていない)ので、52週高値/安値を見ているのですが、TOPIX500ユニバースだと、ここ最近は高値更新も安値更新も1日数銘柄(2〜3銘柄程度)の状態が続いていたのです。ところが、今日は52週高値更新が2銘柄(山崎製パンと久光製薬)だった一方で、52週安値銘柄は一気に28銘柄に急増。日本式の年初来高値/安値更新銘柄数でも似たような傾向が出ていると思いますが、指数で見る以上に個別で見ると痛んでいる銘柄が増えてきたのかもしれません。もっとも、今日みたいな日でも52週高値を更新する銘柄があるのですから、凄いもんです。そんな銘柄がポートにどっさり入っていれば言うことないでしょうけど、往々にして逆にショートになっていたりして…(^^;。

● 記録。東証1部値上がりは530銘柄、値下がりは1069銘柄で、ちょっと指数で見るよりは下げが多かった印象もありました。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比244.06円安の13698.02円(9時15分確定)で、その後少し下に振れたものの、基本的には寄付きが安値の展開でした。日経平均の日中値幅は252.91円(前場113.51円、後場137.24円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(2320万株売り/2100万株買い)でした。

● 今一つ燃えるものに乏しい相場だったし、雑談ネタも乏しいのでこの辺で…(^^;。

 TOPIX : 1356.74 (-18.86, -1.37%)    日経平均 : 13942.08 (-188.09, -1.33%)    円ドル : 107.90  

● 寄付きの瞬間こそ、米国株高、CME日経平均先物高を好感して堅調だったものの、それもホンの20分程度。寄付き前にムーディーズが米モノラインのMBIAとアムバックの保証部門を格下げしたことで、「今晩のニューヨーク、大丈夫かいな?」の不透明感。GLOBEXのS&P先物などは、軟調だったもののそれほど大きく下落したのではなかったし、中国株などは結構ブッ飛びだったのに、こちらはジリ貧もジリ貧。時間の経過と共に下げ幅を拡大する状況で、上記は理屈付けって印象。先物にかなり引っ張られた面はあったにしろ、寄付きが堅調だった分だけ下げが大きく感じてしまい、あまり地合いの良くない終わり方でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 一部市場筋の間では、CTA筋がロングになっている日経平均先物を損切りしているのではないか、との見方があったようですが、まぁ、無いとも言えないし、あるとも言えないって感じでしょうか(^^;。日経平均先物「だけ」に限定してみれば、買い方が足元で苦しくなっているのは誰でも分かります。ただ、CTA筋のやり方として、何らかの格好で他商品と組み合わせてポジションを持っていると推測されるだけに、単純には推し量れない世界があると考えています。

● ちなみに、大引後に開示された手口では、日経平均先物ではLBが4172枚売り越し、CSが3108枚売り越し、ニューエッジが1302枚売り越しなど。買い手はUBSが1638枚買い越し、JPMが1287枚買い越し、大和SMBCが売り手口不明の2218枚買いなど。TOPIX先物では、GSが1231枚売り越し、LBが880枚売り越しの一方、BNPPが1856枚買い越しでした。このところLBのお姿を良く見掛けるのですが、手口だけでは何をやっているのかは分かりません(^^;。

● 一方、ニュース記事によると、「ダイワ割安株チャンス2008」は564億0125万円の設定とかなりの金額。多少はバリューが効いていた印象はあったし、サイズも大型方向に振れていたものの、少なくともマーケットのデルタ的なインパクトとしては、この下げ相場では特に何も感じられませんでした。来週末は野村の「野村通貨選択型日本好配当株投信」の設定があるので、そちらに期待しておきましょう(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億0231万株減の20億2263万株、売買代金は同565億円減の2兆1172億円と、結果的に昨日とほぼ同水準。出来高が減ったのは、昨日賑わったテーマ系材料株に安いものが多く、商いの盛り上がりにやや欠けた格好でしょうか。東証1部値上がりは357銘柄、値下がりは1248銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比55.18円高の14185.35円(9時09分確定)と、今日のほぼ高値圏でスタートしたことが分かります。

● 日経平均の日中値幅は286.79円(前場207.43円、後場174.04円)でした。実は後場寄付きにピョコンと跳ね上がる昼休みギャップが発生しており、後場SQ値は前引値に対して80.39円も高かったのです。もっとも、ここが後場の高値(^^;だったので、今日は「寄り天」が2回もあったことになります。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(3460万株売り/2370万株買い)でした。

● 話題変更。朝から市場筋(主にセールス・トレーダー)の間で話題になっていたのが、読売新聞の 「クレディ・スイス証券、株自動売買で異常多発…処分検討」 との記事。この記事だけでは、単にアルゴリズムが「下手」でそうなったなのか、ダークプールに伴う問題なのか、詳細不明で想像するしかありません。アルゴリズムはホンの2年ほど前には、かなりの付加価値だったものの、最近では「当たり前」の標準装備になってしまい、「なければ不利、あっても優位にならない」って感じです(^^;。どの業界でも似たようなことは起こる(薄型テレビなんてその最たるもの)んです(^^;。ベテラントレーダーのノウハウを如何にプログラムに取り込むかが勝負ですが、これも「言うは易し、行なうは難し」の典型。開発競争とアイディア競争は行き着くところまで行かないと終わりません。でも終わる前に別の方向に進んでいくので、なかなかモトが取れません。はぁ〜(^^;。

● 今週末は全国的に天気が悪いようですが、雨の日には雨の日の楽しみを見出すしかありません。ネガティブに受け止めずに、何かポジティブを探したいです。洗車でも如何です?節水になるし…(^^;。何はともあれ、良い週末を!

 TOPIX : 1375.60 (-34.04, -2.41%)    日経平均 : 14130.17 (-322.65, -2.23%)    円ドル : 107.60  

● ある程度安いのは皆が予想していたでしょうが、今日はそれ以上に下がった印象。実は、この逆の書き方を今週月曜日に書いたのですが、ここ最近、「この辺やろな」を外す展開が多くなっているような…(^^;。単に自分が相場に合ってないだけかもしれませんが、今日は一喜一憂の「憂」だったと考えることにしておきます。簡単に相場をおさらいしておくと、マイナスで寄付いたものの、そこが天井。日中ザラ場は見事な右肩下がりを演じ、最後の30分間ほどは買い戻しで若干下げ渋って終了。東証1部出来高は前日比2億2494万株増の21億2494万株と20億株台を復活したものの、まだ低水準。売買代金は同1846億円増の2兆1737億円でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場全体がこんな状況だったので、個別はテーマのなかでも一握りの銘柄に商い集中(^^;。朝日新聞の 「肥料1.5〜2倍に値上げへ 全農が最終調整」 を受けて、農業関連があちこちでピョコン。日経朝刊の 「国際通信インフラ拡充 海底ケーブル増強、通信量の増大に対応」 を受けて、電線関連がブッ飛び(^^;。電池関連では、GSユアサは今日も上昇し、新神戸電機や古河電池は今日も大幅高。そして、三洋電機まで参戦してきました(^^;。ぱっと見て銘柄コードが頭に浮かばない銘柄も多いですが、端末を叩く回数が増えるので自然に銘柄コードも覚えてしまいます(^^;。

● 一方で、大型株はしんどい状態。ファクター分析をしてもサイズは小型方向に振れる状態が続いているし(大型が負ける)、Core30が25bp負け、Large70が13bp負け、Mid400が28bp勝ち、Smallが56bp勝ちってのを見ても、その状態が良く分かります。TOPIX500で52週高値を付けたのが3銘柄で、栗田工業、日立金属、日清製粉。安値を付けたのは、吉野家HD、大正製薬、日本通運、Park24の4銘柄。今日だけではなく、今週入ってから52週安値を付けたのは、他にも島精機、サンドラッグ、昭和電工、東北電力、日本テレビ放送網。相場がそれなりに戻り高値トライをしているところで、52週安値を更新するのは落ち込みます(^^;。ちなみに今週に入ってから52週高値を付けたのは、上記3銘柄に加えてパチンコSANKYOの計4銘柄。上手く泳ぎ渡るのは難しいです(^^;。

● 記録。東証1部値上がりは165銘柄、値下がりは1495銘柄で「ほぼ全面安」状態。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比148.97円安の14303.85円(9時10分確定)で、日経平均の日中値幅は255.55円(前場189.31円、後場131.09円)でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、ソコソコの買い越し(1900万株売り/3010万株買い)でした。

● 一方、大引後に開示された先物手口によると、日経平均先物ではCSが4420枚売り越し、LBが2351枚売り越し、ニューエッジが2208枚売り越し、UBSが1791枚売り越し。買いは大和SMBCが2050枚買い越し、ETradeが1289枚買い越し、GSが1232枚買い越しなど。TOPIX先物では、JPMが3926枚売り越し、ニューエッジが3430枚売り越し、CSが2858枚売り越し。買いはBNPPが4667枚買い越し、野村が2991枚買い越し、MLが売り手口不明の2528枚買いなど。毎度おなじみの面子が暴れていた様子(^^;。

● 話題変更で指数ヲタク向け話題。ここ数日、書こうと考えながら書きそびれていた(^^;のが、TOPIXニューインデックス関連の追加方法変更について。東証からは、先週金曜日(13日)に リリースが出ています 。簡単に書くと、これまでは構成銘柄が何らかの理由(合併など)で抜けた場合、7月の定期追加まで「抜けたままで放置」になっていたのです。これが今回の変更で、「TOPIXへの組入日と同日」にCore30やLarge70などへの追加が実施されることになりました。実施は今年9月1日以降に適用です。

● 何が変わるかと言えば、これまでは「TOPIXには算入されているけど、Core30などのニューインデックスには算入されていない」銘柄があったのが、新ルールではこれがなくなることになります。これまでがダブルスタンダードだったので、厳密に言えば、ニューインデックスの積み上げとTOPIXには乖離があったのです。もっとも、全体の金額からすれば、単位株の四捨五入の方が影響が大きい状態で、気になるほどの乖離ではなかったのですけど…(^^;。運用現場としては、TOPIX500をユニバースにしているファンドは結構あると推察するのですが、新規上場銘柄がかなり大きな銘柄だった場合、次の定期追加が来るまではユニバースに入らないというジレンマがあったはず。それが、上場日の翌月末だと現在のTOPIXと同じなので、その点で悩むことはなくなりそうです。

● 雑談。以前、携帯電話でポップコーンってYouTubeの画像リンクを貼り付けたのですが 「400万ビュー獲得:「携帯電話でポップコーン動画」の正体が判明」 ってことらしいです(^^;。要するに、企業マーケティングの一環だったと。見事に引っ掛かってしまった!

 TOPIX : 1409.64 (+7.66, +0.55%)    日経平均 : 14452.82 (+104.45, +0.73%)    円ドル : 108.05  

● 全体に堅調だったのは誰もが認めるとして、「今何をすべきか」については、かなり意見が分かれる1日でした。つまり、「しっかりしている」から買いで攻めるべきなのか、それとも「上値が重たい」と「嵐の前の静けさ」からポジション的に撤退モードにすべきか、ってところ。答えはまだ見えてこない印象で、悶々と煮え切らない相場が続くイメージが強いです(^^;。この不透明感がもう少し晴れてくるまで、薄商いと材料株一本釣りしかないのかも知れません。

● 朝方は軟調にスタートした相場も、終わってみればしっかりとプラス。一応、高値圏での大引けでした。もっとも、東証1部出来高は前日比3976万株増だったものの18億4666万株と20億株割れ。売買代金は同375億円減で1兆9891億円と2兆円割れ。これは5月27日に1兆7845億円を記録して以来なので、まだそんな遠い昔の話ではないものの、相場全体に漂う手控えムードは否定し難い格好でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 相場全体が手控えだったとすると、苦し紛れにしろ、手詰まり感にしろ、一部の銘柄に商いが集中します(^^;。今日のGSユアサ(6674)が大商いのなかブッ飛び大幅高(+12.48%)。出来高で東証1部トップ(しかもダントツ)になり、売買代金でも第3位でした。凄いものです。1億株以上も出来たのですから…(^^;。電池関連では、古河電池(6937)も元気モリモリ。新神戸電機(6934)はストップ高比例配分でした(前日比+10.58%)。「よぉ、やるわ…」って印象は避けられないものの、洞爺湖サミットを控えたタイミングも抜群で、久しぶりにテーマ相場を見た感じの1日でした。

● 一方、テレビ東京のモーニングサテライトで、 『TCI代表「日本市場から撤退も」』 とのニュースが流れ、それを受けてかどうか、J-Powerはかなりの下落(-5.34%)。もっとも、TCI代表がインタビューを受けたのも、今がまさに株主総会への権利行使真っ只中ってことを意識していたのは間違いないでしょうし、どこまで裏読みするかの心理合戦みたいなものですから…(^^;。

● ファクター面から見れば、昨日と違ってバリューは今一つ感が強かった1日でした。昨日は結構調子が良かったので、二匹目のどじょうを期待したものの、今日の動きを見る限りでは、「やっぱり、期待し過ぎか…(^^;」って感じでした。もっとも、こんな期待が出るのも、そもそもフロー系のバリューが今一つ儲からないから。アセット系のバリューはそれなりにOKです。ただ、アセット系バリューが儲かると言っても、実際に銘柄のリストでも出して見ると、思いっきり腰が引けるような銘柄がズラリ(^^;。機械的に感情を入れないでやらないと、手が出し辛いのです(^^;。まぁ、簡単な相場なんて世の中には存在しないんですから、毎日、あ〜でもない、こ〜でもない、は避けられないのですけどネ(^^;。

● 残りの記録。東証1部値上がりは892銘柄、値下がりは664銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比49.83円安の14298.54円(9時10分確定)で、米国株安などから寄付きでは売り先行でした。ただ、実際にマイナスだったのはせいぜい15分間程度。その後はズッとプラスで推移。日経平均の日中値幅は168.63円とかなり小動きで、前場は136.71円、後場はたったの65.90円しか動かず。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し(1840万株売り/2300万株買い)でした。

● 業務連絡。大引後にテー・オー・ダブリュー(4767)の東証1部昇格が発表されています(東証2部から)。指定日は6月25日なので、TOPIX算入は7月末です。この銘柄は昨年6月25日に東証2部に上場したので、ぴったり1年でご昇格。東証HPの 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 にてご確認下さい。実はこの銘柄、某社の候補銘柄リストには載っていませんでした。ただ、2月に立会外分売をやった時に、「クサイ」とは思ったんですけどねぇ〜(^^;。

 TOPIX : 1401.98 (+0.29, +0.02%)    日経平均 : 14348.37 (-6.00, -0.04%)    円ドル : 107.90  

● もう少し動きがあるかと考えていたものの、指数はプラスになったりマイナスになったりを繰り返し、方向感に乏しい1日。日経平均の日中値幅は、1日通しても87.33円しかなく、これは丸々前場の値動き。後場は77.87円しか動かず、この狭い値幅を何回か上下したものの、結局、上にも下にも行きませんでした(^^;。昨日あれだけ上昇した後だけに、今日の相場を見て「しっかりしている」と受け止めることが可能な一方で、昨日よりも上に行けなかった点から「上値が重たい」と感じたのも事実。どちらが正しいとも正しくないとも言えない1日で、結論は先送りです(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。グラフを一見すると上下に動いたようにも見えるのですが、Y軸の目盛りを見ていただければ、如何に「動かなかったか」がお分かり頂けるかと…(^^;。

● 個別には、あちこちでそれなりに動きがあったものの、その辺は他のマーケットコメントにお任せするとして、話題変更(^^;。今週金曜日(20日)に、大和投信の 「ダイワ割安株チャンス 2008」 が設定予定。昨日あたりから、一部市場筋の間で、募集状況がソコソコ良いのではないか、との観測が流れてちょっとした話題になっています。もちろん、本当のところは発表もされていないので分からないものの、期待感が徐々に高まっている感じです。

● 先月、野村アセットの 「野村日本割安好配当株投資0805」 が上限1000億円に対して706.9億円も集めて話題になったのは記憶に新しいところ。実はこの設定日(5月22日)までの数日間は、バリューがバリバリのパフォーマンスだったものの、設定日がモロにバリューのピークになった、という興味深い経験があったのです(^^;。今回の大和投信のファンドの概要には、「取得時においてPBRが東京証券取引所第一部上場株式の平均以下の銘柄」と明記されているので、バリュー系の銘柄だろうし、その中でもアセット系のバリュー銘柄との意味かもしれません。今日はバリューがかなり調子良かったのですが、明日、明後日、そして設定日とバリューがどう動くか興味津々で見ておきます。

● なお、誤解があるとアレなので敢えて書いておきますが、大和投信の商品を推奨しているのではありません。為念。投資行動はいつでも自己責任です。よろしく。

● 記録。東証1部出来高は前日比8208万株減の18億0690万株、売買代金は同1216億円減の2兆0266億円と2兆円ギリギリまで減少。まぁ、お世辞にも盛り上がった相場ではありませんでした(^^;。東証1部値上がりは890銘柄、値下がりは700銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比36.57円高の14390.94円(9時20分確定)。日経平均のザラ場高値は前日比32.63円高の14387.00円だったので、ホンの少しだけ「幻のSQ値」でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅売り越し(2210万株売り/2190万株買い)、というかほぼチャラでした。

● ちょっとだけ「広告」です(^^;。昨日発売された会社四季報ですが、CD-ROM版も同時に出ています。Amazonのリンクが昨日は出来ていなかったのですが、ようやく出来たようです。で、 会社四季報 2008年3集夏[CD-ROM] (2008) になります。紙媒体と違ってCD-ROMの優位さは何と言ってもデータとしてスクリーニングなどが可能なこと。ただし、東洋経済はちょっと意地悪をしていて、抽出したデータはコピーできない仕様になっています。もっとも、何事にも裏通りがあるんですけどネ(もちろん、ここには書きません(^^;)。ぜひお試しを!

● さぁ、今日から甲子園で対楽天2連戦。ピッチャーが早い回に崩れるのが続いているので、流れを変えてくれることを祈りつつ…。

 TOPIX : 1401.69 (+30.12, +2.20%)    日経平均 : 14354.37 (+380.64, +2.72%)    円ドル : 108.35  

● 今日はトレーダーの飲み会があって、更新が遅くなりました(^^;。では、行きます。

● 先週末の米国株やCME日経平均先物水準から、それなりに高いのは予想していたでしょうけど、それ以上に高かった印象。ただ、実際に上げたのは、昼休み中のSGX日経平均先物で、それが大証の日経平均先物の後場寄付に影響を与えてピョコン。この昼休みギャップが非常に大きく、後場SQ値は前引値に対して110.37円も高かったのです。その後15分間程度で上昇は一段落し、後場の多くの時間帯は巡航飛行状態。ダレなかったのは、それなりに買いが入っていたと前向きに理解しておきます(^^;。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。一目瞭然ですが、後場寄付きで階段のように上に跳ねています。

● きれいに理屈を付けるには「米国株高+円安」でしょうけど、値上がり銘柄のランキングを見ると、TOPIXにしろ日経平均にしろ、かなり先物主導(裁定買い)の色合いが濃い1日だったことも分かります。それでも上げは上げですけどネ。下がりそうになると戻すし、行けると思えば止まるし…。さらに、出来高/売買代金は今一つで、方向感が掴みづらい相場展開が続きます。

● 東証1部出来高は前週末比12億2001万株減の18億8898万株と20億株割れ。売買代金は同1兆8923億円減の2兆1482億円とかろうじて2兆円台を維持。金曜日がビッグSQだったので、前週末比の数字は大きくブレるのですが、SQ前日の木曜日が22億1946万株/2兆4563億円だったことを考えると、それよりもかなり商いが薄かったことが分かります。個別には、裁定取引の影響を強く受けたような銘柄以外では、日本電気硝子(5214)が大幅安(-6.18%)。マッコーリが二段階格下げしたからとのこと(^^;。それ以外では、どうしても出てくるのが地震関連銘柄。特に低位建設株は高い銘柄が目立ちました。東北ミサワホーム(1907)なんて+15.69%でっせ。ホンマ…。

● 残りの記録。東証1部値上がりは1314銘柄、値下がりは318銘柄と「ほぼ全面高」。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比184.96円高の14158.69円(9時15分確定)。日経平均の日中値幅は265.59円(前場101.84円、後場83.59円)と、前後場のザラ場はかなり小動き。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1910万株売り/2000万株買い)でした。なお、日経平均先物では、ニューエッジが4204枚買い越し、CSが3574枚買い越し、LBが3283枚買い越しと暴れておりました(^^;。

● 話題変更。今日から東証でミニTOPIX先物、Core30先物、REIT指数先物などの取引が開始。初日ということもあって、盛況というにはアレだったものの、まぁまぁってところ。かつては新商品が出ると「ご祝儀商い」なんて風習があったものですが、そういう時代はかなり昔に通り過ぎてしまいました(^^;。今は下手なことをすれば、仮装売買とかって言われちゃいますし…(^^;。それはともかく、新しい商品が増えることは歓迎するものの、閑古鳥が鳴いている商品は適度なところで撤退する勇気も必要な時代だとは思います。ファンドにリバランスが必要なように、取引所の上場商品(含上場銘柄)も一つのポートフォリオ。マーケットに合わせて変化するのが当然ってことです。

● 複数のFM諸氏ともお話ししたのですが、まだ新しい株価指数先物については当然のように様子見。流動性が伴わないと手出ししない、という至極当然の行動だと思います。ただ、「本来ならば、取引し難い商品こそが必要なのに、取引し易い銘柄を集めたCore30先物などは、どう使うのだろう?」という声がありました。これも至極当然の話で、運用側からすれば、TOPIX Smallなどのように、銘柄数が多く流動性に乏しくコストばかり掛かって手を出し辛い部分にこそ、簡単に出入りできる商品が欲しいところ。一方、流動性を供給する証券会社側からすれば、TOPIX Small先物などがあったとしても、裁定取引などが非常にやり辛いだろうから、マーケットメークが困難で流動性を確保するのが難しくなります。取引の面倒さは、機関投資家だけでなく、証券会社の自己取引部門でも同じですから…。

● 上記の議論(TOPIX Smallなど)は、先物でなくてETFでも経済効果としては似たり寄ったりに見えるのですが、ETFはそれ自体に運用・信託報酬が含まれているので、年金ファンドなどに組み入れれば、理論的には報酬のダブル支払いになってしまい、使いづらい面があります。REITにも同じ事情があって、なかなか難しい面があるんです。もちろん、流動性の不足分を支払っていると考えて、それ以上にメリットがあれば問題ないはずなんですけど…(^^;。いずれにしろ、まだミスマッチがあるのは違いないようなので、痒いところに手が届くかどうかで、市場の使い勝手は決まってくるのです。口で言う以上に難しいのですけどネ。

● 最後にもう一度、話題変更。今日は四季報発売日。既に先週からデータがどんどん流れてきていたので、昔ほどのエキサイトはありません。ただCD-ROMがあると、何かと検索が出来て面白いのも事実。「何が出来るか」の例として、会社記事情報で「最高益」を含む言葉がある東証・大証1部銘柄を抜き出してみました。(軽いPDFファイルです)。検索結果は、全部で32銘柄ありました。ただし、これを買ったとしても儲かるとは限らないところが、相場の面白いところ(^^;。出典は東洋経済の会社四季報CD-ROM(2008年3集、夏号)です。

 TOPIX : 1371.57 (+8.43, +0.62%)    日経平均 : 13973.73 (+85.13, +0.61%)    円ドル : 107.90  

● 今日はビッグSQ。例によって実況中継風に行くと、午前8時30分段階でExcel上の日経平均速算値は前日比で2200円高程度。この時点で日経平均は16000円超でした(って、誰も信じないけど…(^^;)。8時45分で2140円高、8時50分で2150円高、8時55分で2100円高と来て、8時59分45秒でも2010円高。最後の最後にお約束の売りバスケットが出てチャンチャン。

● 結局、日経平均SQ値は前日比164.43円高の14053.03円(9時28分確定)と、何だかんだ言いながら14000円台乗せで終了。なお、日経平均のザラ場高値は前日比152.74円高の14041.34円(9時32分)で、SQ値を上回ることが出来ずに「幻のSQ値」状態。TOPIXはSQ値が前日比4.15pt高の1367.29ptに留まったおかげで、「幻」にはなりませんでした(TOPIXのザラ場高値は前日比11.19pt高の1374.33pt(14時11分))。

● 大半の銘柄が寄付いたと考えられる9時15分時点で、東証1部出来高は13億1104万株、売買代金は1兆9881億円。一方、市場筋推計によるSQ関連売買は、合計11〜12億株程度、売買代金で1兆7000〜8000億円程度とのこと。日経平均型は一銘柄あたり12〜13万株弱の買い越し、410万株程度の食い合い。時価総額加重型は売り越しだったとのこと。また、この9時15分時点での売買単価は、1516.40円と前日比で409.66円高となり、ビッグSQ日の特徴が良く出ていました。

● 余談ですが、SQ確定時刻に一番近い9時30分時点での東証1部値上がりは623銘柄で値下がりは982銘柄と値下がり銘柄数がかなり多い状態。この時点で、TOPIXは8pt強高く、日経平均は150円近く高かったのです。どうも、今日は朝からかなりミスリーディングな相場だったってことです。この時点で、かなり違和感を感じていた向きもあっただろうから、その後の下落局面では、調子に乗って売ってしまったのかもしれません(^^;。

● そしてSQ後の相場。前場中盤に「幻のSQ値」を解消すべく上値トライしたものの、結局届かず、その後はジリ貧。指数は前場中盤にマイナス転落し、何とも言えない嫌なムードに覆われてしまいました。もっとも、市場参加者の多くが「寄り天」を多少なりとも想定していたでしょう。それでも、失望感は否めなかったです。ただ、それでストーリーが終わらないのが今日の展開。前引けから後場に掛けて、「えっ、何で切り返すの?」って感じで今度は右肩上がり。特に買い材料が出たというのではなく、先物主導で「何となく」というのが一番マッチするように感じたのですが、そう書くとアホに見えるので(^^;、「SQ通過で安心感」とか、「世界的な日本株見直し気運から下値は浅いと見る向きが多かった」あたりにしておきましょう(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● ただし、朝から続いた違和感は大引け段階でも継続され、東証1部の値上がり490銘柄に対して、値下がりは1152銘柄にも達し、指数が示唆する状態とはかなりの乖離がありました。この点は、来週に向けて多少気になるところ。直接的な原因は中小型株がかなり弱かったからで、TOPIXサブインデックスで見ると、Core30が対TOPIXで63bpもアウトパフォームしていたのに対し、Large70は3bp勝ちとほぼチャラ、Mid400は48bp負け、Smallに至っては前日比マイナス(-0.78%)で対TOPIXでは140bpもの負けでした。ただ、なぜそうなったのかは不明です。

● 記録。東証1部出来高は前日比8億8953万株増の31億0899万株、売買代金は同1兆5841億円増の4兆0405億円。出来高が30億株を超えたのは、3月14日に31億4890万株を記録してから(3月ビッグSQ)。売買代金の4兆円超は、あの昨年8月17日に4兆2391億円を記録して以来。思わずエキサイトしたくなるところですが(^^;、上記したSQ関連売買が「合計11〜12億株程度、売買代金で1兆7000〜8000億円程度」が正しいとするならば、増加分のほとんどはSQ関連売買だったってことになります。

● 大引時点での売買単価は、前日比192.88円高の1299.61円。高いことは高かったものの、寄付直後と比較すると大きく下落。日経平均の日中値幅は230.96円(前場230.96円、後場166.29円)と、後場は金曜日らしく比較的小動き。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1360万株売り/1680万株買い)で、フローは激減でした。

● また、SQ日らしく前後場の売買代金分布もかなり歪み、前場が68.5%、後場が31.5%。朝、最初の1分間で35.7%もの売買代金が集中し、寄付の5分間で43.9%。比較として通常日の5月12日(5月SQ翌日)〜6月12日(ビッグSQ前日)までの平均値を取って表にしてみました。改めて如何にSQで寄付に商いが集中するかが分かります。VWAPトレーダーの皆さん、お疲れ様でした(^^;。

東証1部売買代金の比率
比較前場後場 最初の1分寄付の5分間
6月ビッグSQ68.5%31.5%35.7%43.9%
通常日の平均44.1%55.9%3.1%6.3%

● また、以前もMSCIの時に付けたのと同じ「日中売買代金推移」グラフを付けておきます。いずれも軽いPDFファイルです。今日の「ビッグSQ」はこちらから、そして上記した1ヶ月間の「通常日」平均はこちらからどうぞ。かなりの違いが出ていることが見て取れます。もっとも、これはVWAP関連のトレードをやっている方は凄く興味があるでしょうけど、普通の方々にとっては「ふぅ〜〜ん」程度かも知れませんけど…(^^;。

● 業務連絡。来週月曜日(16日)から、ミニTOPIX先物、TOPIX Core30先物、東証REIT指数先物取引が開始。ほか、ETFやREITの個別オプションもスタートします。結局のところ、成功するか閑古鳥が鳴くかは流動性次第。ただ、流動性とは厄介なもので完全に「鶏と卵」(^^;。でも、流動性が付けば面白いかなとは考えています。詳細は、東証HPの 「ミニTOPIX先物取引等の上場について」 をご参照下さい。

● 今日は長文で失礼しました。天気の良い週末みたいです(^o^)ので、梅雨とは言え、楽しめそうです。良い週末を!

 TOPIX : 1363.14 (-26.89, -1.93%)    日経平均 : 13888.60 (-294.88, -2.08%)    円ドル : 107.30  

● 米国株安(NYダウは-205.99、-1.68%)でCME日経平均先物も13900円と昨日の現物終値(14183.48円)から280円強も下。こうなると、寄付きからかなり売られてスタートするのは誰もが予想。実際、今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比270.97円安の13912.51円(9時17分確定)で、ほぼCME日経平均先物を意識したかの水準でスタート。その後、多少の下値模索と戻りはあったものの、寄付きの売り買いが一巡してからは、基本的にTOPIXで1360pt弱〜1366pt程度、日経平均で13850〜13900円チョイの狭いレンジでの値動き。結局、その水準の中心近辺での大引けでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。あまり戻りらしい戻りが無かったことをご覧頂ければと…。

● 東証33業種は全てがマイナス。ただ、東証1部では値上がりが756銘柄、値下がりが901銘柄と、当然、値下がり銘柄数の方が多かったものの、決して全面安ではない状態でした。種明かしは、今日は中小型株がかなり頑張った1日だったため。例えばCore30が-2.36%とTOPIXを43bpもアンダーパフォームした一方で、Smallはたったの-0.17%。対TOPIXでは176bpもの勝ちでした。新興市場もマイナスはマイナスだったものの、それほど大幅安ではなく、対TOPIXでは、東証2部が102bp勝ち、JASDAQ指数が149bp勝ち、マザーズが142bp勝ち、ヘラクレスが96bp勝ちでした。ちなみに、日経平均採用銘柄だけでみれば、値上がりがたったの15銘柄、値下がりが201銘柄と圧倒的。昨日、日経平均だけが妙に高かった印象があったので、それを修正した感じです。

● 記録。東証1部出来高は前日比5503万株増の22億1946万株、売買代金は同1250億円増の2兆4563億円で、ほぼ昨日と同水準。まだ盛り上がりには欠ける状態です。日経平均の日中値幅は184.25円(前場172.59円、後場96.46円)。上記したように、実質上のザラ場は方向感に欠ける値動きでした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、かなりの売り越し(3140万株売り/2120万株買い)でした。

● 話題変更。大引後に東証から発表された投資部門別売買動向(三市場合計)について少し。ある程度、予想されていたものの、6月第1週も外国人投資家は買い越しとなり、これで10週連続の買い越し。

● もっとも、この書き方は、かなりミスリーディング。それは先物を全く含んでいないってことがあるんです。これだけ先物の影響力が大きいってこともあるし、ましてや裁定取引だったら、「現物買い・先物売り」でデルタとしてはチャラなのに、実際には現物買いだけを見てどうするんや?ってことです(^^;。で、TOPIX先物と日経平均先物をあわせたネットベースでみると、外国人投資家は、4月はソコソコ連続して買い越しだったものの、5月はところどころ売り越し週もありました。ただ、それでも合計すると、外国人投資家は継続的な買い越しです。この6月第1週も、先物はかなり売り越しだったものの、現物の買い越しが相当量多かったおかげで、ネットで買い越しになっています。

● 証券自己は、現物だけをみると売り越しが多く見えるものの、先物は結構な買い越しで、ネットでは売り越しは売り越しながら、現物だけみる印象ほど大きな売り越しではなし。一方、信託銀行は、先物をかなり売り越したおかげで売り姿勢が目に付いた印象。やっぱりTOPIXが1400ptとかの水準に近付いてくると、それなりに年金などから「スライス売り」が出ていることを想像してしまいます。

● ところで、日経が「先物に振り回される」といつも批判的に書く割には、この投資部門別の記事だけは、いつ見ても現物株式オンリー。どこで先物を合わせて掲載する方向に変化が見られるかと、ここ数年、密かに注目しつつ眺めているものの、全くその雰囲気すらありません(^^;。明日朝刊の記事に、ちょっとだけ期待しておきましょう(^^;。

● 雑談。10日はシアトルで雪が降った一方で、ニューヨークは猛暑。米東海岸全体が猛暑となる一方、中西部では竜巻やら大雨で、何かと大変そうです。ニュースネタ的に話題になるのはニューヨークやロスなどの大都市でしょうけど、商品市況(穀物や肉など)に大きな影響を与えるのは米中西部の天気。チラッ、チラッとだけでも見るクセを付けておきましょう(^^;。

● さぁ、明日はビッグSQ。3ヶ月に1回のお祭りです(^^;。